機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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もう 1 人の転生者

まさかの出会い

宇宙世紀 0080 年 2 月上旬。

 

木星船団との密約を終え、極秘旗艦『グワラン』がアステロイド・ベルトの奥深くへと移動する中、シン・マツナガ少佐の秘密回線を用いた小型艇がグワランへと着艦した。

 

ハッチから現れたのは、まだ 15 歳ほどの少年、ヴァール・レーベン少尉だった。

 

ヴァール・レーベン「初めまして、TTI 隊の皆さま。僕は、特務パイロットのヴァール・レーベン少尉です。シン・マツナガ少佐の命により、本日より貴隊に合流させていただきます」

 

フィッラ・ガンガン「ヴァール少尉。私は隊長、フィッラ・ガンガンだ。マツナガ少佐から君のことは聞いている。特殊な才能と、MA-05 ビグロのパイロットだと」

 

ヴァール・レーベン「僕の仕事は、『派遣先(ジオン軍)の要求する成果(勝利)を、最も効率的かつ安全に達成する』ことです。僕の分析では、部隊全体の戦闘力は 35%向上します。ただし、これは僕の『最低限のパフォーマンス』が出た場合です」

 

プロの要求と前世の同僚

ヴァールは、パフォーマンス確保のため、環境の整備を要求する。

 

ヴァール・レーベン「そのパフォーマンスを確保するため、恐縮ですが、マヨネーズと酢橘と酒の代替品(アルコール度数の低いもの)の備蓄量を、至急、確認・増強していただけないでしょうか。こんな劣悪な環境では、僕のパフォーマンスも出ません」

 

ゲネフェア・ガンガンは、その異常なマヨネーズと酢橘への執着と、プロフェッショナルな物言いに、前世の同じ職場のマヨラー同僚の記憶を重ねた。

 

ゲネフェア・ガンガン「(目を丸くして)お、おいおい待て!マヨネーズ好きで、異常なほどプロ意識が高い…!まさか、君、前世、俺と同じ職場の『寺さん』じゃないだろうな!?」

 

ヴァール・レーベンは、その「寺さん」という呼びかけを聞いた瞬間、凍りついたように動きを止め、動揺が走る。

 

ヴァール・レーベン「(驚愕し、声を震わせながら)……貴方は?その呼び方……何処かで、お会いしたことが……」

 

ゲネフェア・ガンガン「(興奮を隠せない)やっぱりそうか!なぁ、君、前世の職場で土田って男を知らないか?タグノバ乗りの」

 

ヴァール・レーベン「(目を見開き、一歩後ずさる)土田さん!?まさか、つっちーのことですか!?」

 

ゲネフェア・ガンガン「そうだ!つっちーだ!君、本当に寺谷さんなのか!?同じ歳で、ガラスの梱包をやってた寺さん!」

 

ヴァール・レーベン「(信じられない、という表情で)はい、寺谷です!貴方こそ、つっちー!?嘘でしょう、何故、つっちーがここに……」

 

ゲネフェア・ガンガン「(豪快に笑い)まさか、この宇宙で会うとはな!そうだ、俺がそのつっちーこと、ゲネフェア・ガンガンだ!まさか、あの酢橘とマヨネーズ狂いの同僚と、こんなところで再会するとはな!」

 

そんなゲネフェアとヴァールのやりとりを横で見ていたネオガバンは『寺さん』というワードに反応し話に入った。

 

ネオガバン・ガンガン「寺さんってなんのことや?前世で一緒に働いていた寺さんのことやろ?」

 

ゲネフェア・ガンガン「そうやで!(満面の笑みで)岩井さん♪。岩井さん驚かんといてよ、その寺さんがこのヴァールなんやよ!!」

 

ネオガバン・ガンガン「なんやて!?(目を見開き驚きの表情で)寺さん、ホンマにあの寺さんなのか???」

 

ヴァール・レーベン「岩井さん?まさか 12 工程の?本当に岩井さん!!」

 

ネオガバン・ガンガン「まさかココに前世の仲間が集結するとはな!」

 

ゲネフェア・ガンガン「そうだ!田村さんへ紹介しよう」

 

ネオガバン・ガンガン「そやな!前世で紹介しそびれたからな」

 

ゲネフェア・ガンガン「田村さん、ヴァールのことで話したいことあるんですがいいっすか?」

 

フィッラ・ガンガン「おっ、どうした?ヴァールが何か言ってきたか?・・・君の生まれの不幸を呪うがいい。とか」

 

ゲネフェア・ガンガン「・・・シャアの台詞やん!そんなことより(ネオガバンとヴァールの方を向いて)岩井さん、寺さん、こっちにきてや!」

 

ゲネフェアとネオガバンがフィッラへヴァールとの前世での関係を説明した。

 

実は土田と岩井は前世で寺谷を田村へ紹介して一緒に遊ぶ仲間に加えようと考えていた経緯も話した。

 

ただ寺谷は田村や岩井や土田みたいにガンダムの知識はない。

 

その代わりこの世界に転生する時に神様的な存在から生き抜くためのチート能力与えられていたことを寺谷から説明があった。

 

ゲネフェア・ガンガン「いや、でもカッコ良すぎるって!モビルアーマー乗りなんて」

 

フィッラ・ガンガン「本当やて、格好良すぎる」

 

ネオガバン・ガンガン「寺さんのキャラでビグロは最高やな!」

 

ゲネフェア・ガンガン「一緒に戦闘してる時に、寺さんかい?早い、早いよ!って言ってみようかな」

 

ヴァール・レーベン「(ハニカミながら)力になれるよう頑張ります」

 

ゲネフェア・ガンガン「寺さん!寺さんのビグロを隊のカラーにカラーリングしていい?」

 

ヴァール・レーベン「いいですけど、カッコよくしてくださいね」

 

ネオガバン・ガンガン「それに、あのシン・マツナガに育てられて、その下でやっていたなんて」

 

フィッラ・ガンガン「本当にそれも驚きだよな」

 

ヴァール・レーベン「はい、孤児の自分に衣食住を与えここまで育ててくれました」

 

ゲネフェア・ガンガン「寺さん、ビグロをグワランの後部にドッキングできるようにしておくから、ビグロに乗り換えてきてちょ!」

 

ネオガバン・ガンガン「ほんなら、寺さんが乗ってきた小型艇で、俺が送迎するわ」

 

ヴァール・レーベン「えっ、いいんですか?ならよろしくお願いします!」

 

更なる新たな仲間を加えて新生ラル隊は次のステージへ着々と準備を進めていくのであった。

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