機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」〜潜入と暗躍の軌跡〜 作:かりかりもふもふメロンパン
宇宙世紀 0088 年。
アーガマは地球の反地球連邦組織「カラバ」と行動を共にし、ダカールを挟み撃ちにするためにガンダムチームは別動隊として活動を開始した。
ジュドーたちガンダムチームは砂漠地帯からダカールを目指す。
だが、そこにはザビ家の再興を願って8年も待ちつづけた旧ジオン公国軍残党、ロンメル部隊が待ち受けていた。
ロンメル部隊は旧式ながら、砂漠における地の利を生かし、MSディザートザク、MSドワッジでガンダムチームを苦しめる。
しかし、ジュドーたちが子供だと知ったロンメル中佐は、時代から取り残されたことを痛感する。
ザビ家再興の夢と共に、ロンメル部隊はガンダムチームに破れ去ったのだった。
プリズム・レイの影
砂漠の戦闘が終盤を迎える中。
プリズム・レイの旗艦ザンジバルはレムナント・アイに帰還する。
シュテルン・アズール地球基地「レムナント・アイ」大会議室。
アイシクル・ピアス隊とラスト・インボイス隊の全メンバーが顔をを揃える中、戦場の外縁から静かに状況を監視していた。
フィッラ・ガンガン「ロンメル部隊は、もう限界だ。時代に取り残された残党……だが、使える人材は残っている」
ネオガバン・ガンガン「せやな。特にジャス・テイス。動きに無駄が少ない。口説ける余地はあるやろ」
戦闘の混乱に乗じて、彼らはジャス・テイスに接触した。
フィッラは冷静に、しかし確実に言葉を重ねる。
フィッラ・ガンガン「ロンメル中佐の志は理解できる。だが、このまま散っても何も残らない。我々と共に来ないか。生き残る道を、一緒に探すんだ」
ジャスは即座には答えなかった。
それでも、ロンメルが力尽き、部隊が瓦解していく光景を目の当たりにし、徐々に心を動かされていく。
グレミーとの接触
一方、ハマーンの命を受けたアルセド・ゼニス隊は、グレミー・トトの元へ向かっていた。
ゲネフェアは、直接グレミーと対面する。
ゲネフェア・ガンガン「アルセド・ゼニス隊、ゲネフェア・ガンガンです。ハマーン様の命により、これより貴官の指揮下に入ります」
グレミー・トトは、淡々とした態度の中に鋭さを秘めた男を興味深そうに見つめた。
グレミー・トト「……ハマーンの、帰ってきたばかりの側近の配下か。なるほど」
ゲネフェアの冷静な対応と、隊全体の統率された空気に、グレミーは明確な印象を受ける。
グレミー・トト(内心)「……良い。この部隊は、いずれ自分のものにしたい」
表向きは受け入れた形を取りつつ、グレミーはアルセド・ゼニス隊を「自分の手駒」として取り込み始めようと考え始めていた。
それぞれの影
砂漠では、ロンメルの夢が砂に埋もれ、ジャス・テイスは新たな可能性を示され、グレミーの元では、ゲネフェアが静かに牙を研ぎ始めていた。
トリアイナの影は、地上でも、確実に広がり続けていた。