機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜 作:かりかりもふもふメロンパン
宇宙世紀 0081 年 12 月 20 日。
トリアイナ・アセット重工業の重役会議が開催され、最高機密であるアクシズ工場の幹部人事が審議された。
カリモフ・サンライズ「全員揃ったな。先週の議案に基づき、アクシズ工場の主要責任者の候補が絞られた。テラー参与、報告を頼む。ただし、グワランのクルー、地球組のフィッラ一行、アクシズ組のゲネフェア一行、デラーズ・フリート組のシュペーア・シルト隊たちは、工場責任者からは除外する」
候補者の報告と審議
テラー・スタチバナ「はい。候補者は、すべてデラーズ派の指揮下にあった、忠誠心の高いジオン残党の中から選出しました。アクシズ工場長にはラッセル・アッカーマン、副工場長にはライル・グレイを推したいと考えております」
カリモフ・サンライズ「では、工場長のアッカーマンについて、皆の意見を聞こう。ヘヴィ相談役、技術面は?」
ヘヴィ・メタ「アッカーマンは技術士官としての経験が長く、現場を統率する能力は確かだ。アクシズ工場は革新よりも安定が重要。彼の保守的で堅実な手腕は、最高機密の生産ラインを守る上で利点となる。賛成だ」
セツナ・ダークタクト「グレイについて。彼は兵站管理に長けており、物資の監査を徹底させることができる。アクシズへの物資移動は極秘裏に行われるため、彼の裏の調達ルートへの理解は監査役として高く評価する。採用に賛成だ」
マルクス・ポーロ「財務の観点から、両名とも高い報酬を提示する必要
はないが、その技術は極めて高額な価値を持つ。費用対効果は極めて高い。問題ない」
アルフレッド・クルップ「グレイの軍事・兵站経験は、将来的なアクシズ市場の開拓と、新たな物資供給ラインの確立に役立つ。戦略的にも、残党兵の信頼を得る意味でも人選は適切だ」
システム責任者の決定
カリモフ・サンライズ「次にシステム部門だ。リーゼ責任者、アクシズでの IMPULSE システム開発担当者について」
リーゼ・ブラウニング)「はい。システム開発アクシズ責任者には、クローデット・オグマ、副責任者には、リデル・フェイを配置します。オグマは私の直属で、システム開発の中枢を完全に把握している。フェイは高度な暗号通信の専門家だ。この二名で、通信の秘匿性を完全に守る」
テラー・スタチバナ「セキュリティ面では、フェイの技術は不可欠だ。
アクシズ工場と医療センターの通信が外部に漏れることは、絶対に避けねばならない。二名の忠誠心は我々が保証する」
ナラモ・キブン「表の経営陣として意見を述べます。アクシズ工場は連邦政府の目から隠す必要があり、地球上の技術と完全に切り離すというリーゼ責任者の判断を支持します。この二重構造が、トリアイナの合法的な事業を守る」
シゲハル・ヨシタカ(連絡役)「グワラン艦隊の運用視点から見て、システム担当者が優秀であることは、宇宙での共同作戦の成功率に直結します。特に通信秘匿は生命線です。二名の採用に賛成です」
最終決定
カリモフ・サンライズ「全員の意見が出揃った。採用は満場一致と見なす。では、アクシズ工場の幹部人事を以下の通り決定する。工場長にラッセル・アッカーマン、副工場長にライル・グレイ。システム開発アクシズ責任者にクローデット・オグマ、副責任者にリデル・フェイ」
カリモフ・サンライズ「直ちに各員に通達し、工場の稼働を急げ。ダ
カールとアクシズ、二つの生産拠点が揃った。我々の歴史改変計画の基盤は、完全に盤石となった。解散!」