機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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正式な参加

宇宙世紀 0081 年 12 月 25 日。

 

デラーズ・フリートが拠点とする「茨の園」では、重要な会議が開かれていました。

 

デラーズ・フリート総帥、エギーユ・デラーズの座す執務室。その前には、同年 9 月に正式に艦隊へ復帰したアナベル・ガトー少佐が立っていました。

 

アナベル・ガトー「総帥。彼らシュペーア・シルト隊の働きは、極めて優秀です。特に隊長であるディート・ボンの指揮能力、そして彼らの操縦能力と持ち込むトリアイナ・アセット重工業から提供されている技術と物資は、我々が目指す最終目標実現のための今後の作戦計画に必要不可欠と判断いたします」

 

ガトーは、シュペーア・シルト隊が持つ高度な技術力と物資調達能力をデラーズ・フリートの優位性を高めるものとして評価し、正式な参加を進言しました。

 

エギーユ・デラーズ「ガトー。貴官の信頼に足る隊であることは、戦果が証明している。いいだろう。本日をもって、シュペーア・シルト隊は我がデラーズ・フリートの正式な参加戦力として承認する。彼らを、貴官の直属の指揮下へ組み込み、作戦への貢献をより確かなものとせよ」

 

デラーズの承諾を得たガトーは、すぐにシュペーア・シルト隊の隊長ディート・ボンと、その付き人であるロード・バルトを執務室へ呼び出しました。

 

ガトーへの挨拶と指揮系統の確定

総帥への正式な参加承認を受け、ディート・ボンと付き人のロード・バルトは、デラーズ総帥とガトーの前に並んで立ちました。

 

アナベル・ガトー「ディート、ロード。デラーズ総帥の御意により、本日より諸君らシュペーア・シルト隊は、我がデラーズ・フリートの正式な一員となる。任務は変わらない。我々の理想、そしてジオンの残光を宇宙へ掲げるため、全作戦において私の指揮下に入る」

 

ディートとロードは、顔つきを引き締め、深く敬礼しました。

 

ディート・ボン「光栄に存じます、ガトー少佐。ディート・ボン、今後、デラーズ総帥、そして少佐の理想のため、我がシュペーア・シルト隊の全てを懸け、作戦を成功させます」

 

ロード・バルト「ロード・バルトも、ディート隊長と共に、この茨の園での活動に全力を尽くします」

 

これで、シュペーア・シルト隊の活動は、裏ではゲネフェアからの極秘命令(シュテルン・アズールの作戦)と、表ではデラーズ・フリート内部の正式な指揮系統(ガトー)の二重のラインに組み込まれることになりました。

 

ガトーは、彼らがトリアイナ・アセット重工業という優良企業の支援を受けている特殊部隊であると認識しており、その真の背景にある極秘作戦の存在は知らないままです。

 

デラーズは満足そうに二人を見据え、静かに頷きました。

 

エギーユ・デラーズ「期待しているぞ、シュペーア・シルト隊。君たちの献身が、宇宙の民の独立の未来を切り開く礎となる」

 

カリウス・オットーと隊員たちの合流

デラーズ総帥の執務室を出た後、ガトーはディートとロードを連れて、艦隊のオペレーションルームへ向かいました。

 

そこには、ディートの隊員であるヴァール・レーベン、ユーリ・ブルック、ルカ・ブルックの三名が、すでに待機していました。

 

アナベル・ガトー「ディート、ロード。そしてヴァール、ユーリ、ルカ。これから諸君らは私の直属となる。活動にあたっては、彼と密に連携を取ってもらいたい」

 

ガトーは、オペレーションデスクの横で待機していた、口髭を蓄えた風格のある一人の士官に視線を向けました。

 

アナベル・ガトー「紹介しよう。こちらは、我が艦隊でも随一のベテランパイロットであり、私の信頼する部下、カリウス・オットー軍曹だ」

 

カリウスは敬礼で迎えました。

 

カリウス・オットー「カリウス・オットー軍曹。シュペーア・シルト隊の諸君だな。ディート隊長、ロード殿、そしてヴァール、ユーリ、ルカ。少佐の直属として、共に作戦を遂行することになる。よろしく頼む」

 

シュペーア・シルト隊の面々も敬礼を返します。

 

ディート・ボン「ディート・ボンです。軍曹、こちらこそよろしくお願いします」

 

ヴァール・レーベン「ヴァール・レーベンです。技術と戦果で貢献させていただきます」

 

ユーリ・ブルック「ユーリ・ブルックです。よろしくお願いします。」

 

ルカ・ブルック「ルカ・ブルックです。よろしくお願いします」

 

アナベル・ガトー「カリウスは、MS パイロットとしての技量だけでなく、後方支援や索敵能力にも長けている。ディート。君の隊の持つ先進的な技術と、カリウスの経験が合わされば、デラーズ総帥の作戦遂行能力は飛躍的に向上するだろう。今後は、特に MS 運用計画と情報交換において、カリウスと密接に連携するように」

 

ディート・ボン「承知いたしました、ガトー少佐。カリウス軍曹、経験豊富な方にご協力いただけること、光栄に思います。我が隊の技術を最大限に活かすため、連携させていただきます」

 

こうして、シュペーア・シルト隊は、カリウスという強力なベテランパイロットと共に、秘密裡に進行するデラーズ・フリートの作戦へ深く関わっていくことになりました。

 

裏では極秘指令(シュテルン・アズールの作戦)と、表ではデラーズ・フリート内部の正式な指揮系統(ガトー)の二重のラインに組み込まれた彼らの暗躍が、これから本格的に始まります。

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