機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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超技術者の獲得

宇宙世紀 0082 年 8 月 6 日

 

夜、キンバライト基地の地下に眠るシュテルン・アズールの地球基地。その最大の秘密であるダカール工場との地下通路の存在を知り、フィッラ、

ネオガバン、リーゼの三人は興奮を抑えられませんでした。

 

現場監督としてこの離れ業を成し遂げたヴァルツ・メイソンの技術力と、その常識外の発想は、シュテルン・アズールにとってかけがえのない宝となります。

 

地下通路の視察を終え、指令室に戻ったフィッラとネオガバンは、以前から温めていた計画を実行に移しました。

 

フィッラ・ガンガン「ヴァルツさん。改めて、この基地の完成、心から感謝する。あなたの類稀なる能力は、我々シュテルン・アズールにとって、最も必要なものだ」

 

ネオガバン・ガンガン「ヴァルツさん。率直に聞きます。あなたの技術力と戦略的な思考は、現場監督という枠に収まるべきではない。我々シュテルン・アズールの一員として、我々と共に、地球連邦を内部から変えていく活動に加わってはくれませんか?」

 

リーゼも加わり、ヴァルツを見つめます。

 

ヴァルツは、笑顔を崩すことなく即座に答えました。

 

ヴァルツ・メイソン「もちろん、喜んで。フィッラ殿、ネオガバン殿。私がこの基地の設計と建設に関わったのは、トリアイナ・アセット重工業の技術が単なる金儲けの道具に終わらず、本当に世界を変えるための力となることを望んでいるからです」

 

フィッラは、ヴァルツの言葉を受け、ネオガバンへ視線を送りました。

 

彼らの目的は、決して単純なジオンの味方ではありません。

 

フィッラ・ガンガン「(静かながら強い口調で)ヴァルツさん、理解してくれていると信じています。我々がジオンの残党と協力し、彼らに技術を与えるのは、地球圏の勢力のバランスを取るためです。しかし、最終的な目標は、腐敗し、後に全人類を危機に陥れる連邦の独裁的な体制を、我々がコントロール可能な形に作り替えること。我々の活動は、連邦を内側から修正し、未来の災厄を防ぐためのものです。そのための優秀な頭脳が、あなたにはある。」

 

ヴァルツ・メイソン「ご心配なく。私が目指すのは、最も効率的で、最も安全な未来への道筋です。それはフィッラ殿たちの『シュテルン・アズール』の目標と完全に一致しています。私を必要としてくださるなら、どこへでも参ります」

 

フィッラとネオガバンは、互いに力強く頷き合いました。

 

超凄腕の技術者であるヴァルツ・メイソンの獲得は、地球圏における活動を一気に加速させる要因となります。

 

グワランへの報告と宇宙組への伝達

基地の全機能稼働開始、そしてヴァルツの加入という二大ニュースは、直ちに暗号通信で宇宙にいるシュテルン・アズールの中核へと報告されました。

 

報告を受けたのは、シュテルン・アズールの旗艦であり、トリアイナの極秘作戦艦であるグワランにいる艦長代理シゲハルです。

 

シゲハルは、基地の完成とヴァルツの加入を聞き、その場で歓喜の声を上げました。

 

シゲハル・ヨシタカ「素晴らしい! フィッラ、ネオガバン、君たちは最高の成果を上げた! 特にヴァルツ・メイソンの確保は、今後数十年の技術的な優位性を保証するものだ!」

 

シゲハルは直ちに、作戦に関わる全てのシュテルン・アズールのメンバーへとこのニュースを伝達しました。

 

デラーズ・フリート組(ディート、ヴァール、ブルック姉弟、ロード)へ。

「地球の秘密拠点が完成。キンバライト地下深くに拠点確保。現場監督のヴァルツ・メイソンが正式にシュテルン・アズールに加入。地球圏での作戦が本格始動する」

 

アクシズ組(ゲネフェア、ローゼ三姉妹)へ。

「地球の秘密拠点完成、ヴァルツ・メイソンがシュテルン・アズールに加入。計画は次のフェーズへ移行する。情報収集と資材調達の重要性が増す」

 

宇宙にいる各隊員たちは、このニュースを聞き、いよいよ自分たちの活動が、地球圏での大きな動きへと繋がっていくことを予感し、身を引き締めるのでした。

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