機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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六色の矛先

宇宙世紀 0087 年 3 月 1 日。

 

グリプス戦役の幕が上がる直前、トリアイナ株式会社の経営陣「TTI 隊」は、旗艦グワランの奥深くで歴史を塗り替えるための最終盤面を整えてい

た。

 

フィッラ・ガンガン「商売の基本は、最高の道具と最高の人材を揃えることだ。……さて、トリアイナの『矛先』を最終確認しようじゃないか」

 

フィッラ・ガンガンの力強い声が、戦略ルームに響く。

 

職人たちの「亡霊」

ネオガバン・ガンガン「ディート、ロード。そしてケリィ。この 3 人の年長組部隊の名が決まりました」

 

ネオガバン・ガンガンが、端末に鮮やかな青の紋章を浮かび上がらせる。

 

ネオガバン・ガンガン「コバルト・ガイスト隊(C・ガイスト隊)。戦場を解体するコバルトブルーの亡霊です。彼らにはデラーズ紛争後に回収・修復された、シーマ艦隊のゲルググ M をトリアイナ最新 OS 搭載仕様にした 3 機を配備。トリアイナ・アセット重工業が放つ『ムサイ』は近日中に納品されます。ヤルングレイプルとメギンギョルズとミョルニルに続く、我が社の技術の結晶ですよ」

 

かつて MA ヴァル・ヴァロを駆ったケリィも、今は過去を捨て最新鋭の MS と母艦を得て、一人の「解体職人」としてコバルトの残像を宇宙に刻む覚悟だ。

 

美しき執行者たち

続いて、フィッラとネオガバンの直属部隊が発表される。

 

フィッラ・ガンガン「俺の直属は、アイシクル・ピアス隊。カラーはフロスト・シルバーだ」

 

フィッラが満足げに頷く。

 

エルザ、ヒルデガルト、シークリットの三人が駆る、霜の降りた鋼のような銀色の機体。

 

それは氷柱の如き鋭さでフィッラの盾となり、敵を貫く。

 

ネオガバン・ガンガン「対して俺の直属は、ラスト・インボイス隊。カラーはミッドナイト・ブラック。グレタたちには、『命の最終請求書(死)』を届けてもらいますわ」

 

ネオガバンの言葉通り、漆黒の機体群は闇に紛れ、事務的な冷徹さで戦場を清算していく。

 

この二部隊は地球基地レムナント・アイに到着後、ダカール工場から納品される機体を受領する。

 

フィッラとネオガバンは、その性能を楽しみにしておけと不敵に笑う。

 

ハマーンの薔薇と天頂の誠

ゲネフェア・ガンガン(通信)「アクシズとの絆も、より強固な色となりました」

 

ゲネフェア・ガンガンが、二つの部隊を指し示す。

 

ハマーン直命のデーモン・ローズ隊は、ハマーンの象徴色の一つである赤紫(パープル)を纏う。

 

ネイブルたち三姉妹は、戦場に咲く猛毒の薔薇として敵を誘い、散らす。

 

そして、ヴァーダリア・ゼニス隊の浅葱。

 

不退転の決意を秘めたこの色は、トリアイナの秩序を守る最強の象徴だ。

 

ハマーン直命のデーモン・ローズ隊には、支給された最新鋭の可変機ガザ C を一度回収しトライデントを搭載して配備。

 

シュペーア・シルト隊は、ヴァールのビグロ、ユーリとルカのリック・ドムIIを部隊カラーの藍色に統一。

 

そしてゲネフェア自らが率いるヴァーダリア・ゼニス隊は、信頼性の高いリック・ドムII をそのまま運用する。

 

終幕、そして開戦

ゲネフェア・ガンガン(通信)「ターコイズ、コバルト、インディゴ、シルバー、ブラック、そしてパープル……。六色の矛先が揃いましたね」

 

ゲネフェアの言葉に、ヌーベル・アッメール将軍が静かに頷き、立ち上がる。

 

ヌーベル・アッメール「よし。全艦隊、サイド 7 宙域へ。これより我々は、ティターンズの傲慢とエゥーゴの理想、その両方をトリアイナの資産として買い取る」

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