機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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サンフランシスコの未公表戦―巨星の裁定―

宇宙世紀 0087 年 5 月 24 日。

 

地球、北米大陸上空。

 

ブラン・ブルタークの駆るアッシマーが、その圧倒的な機動力でアウドムラを追い詰めていた。

 

カミーユ・ビダン「クワトロ大尉、このままじゃアウドムラが……!」

 

カミーユの Mk-II がアッシマーの高速機動に必死に食らいつくが、地上のしがらみに囚われたアムロはまだ本調子ではなく、アウドムラはサンフランシスコ沖で絶体絶命の危機に陥る。

 

クワトロ・バジーナ「ええい、アッシマーの機動力に翻弄されているというのか。これほどとはな……!」

 

カミーユのガンダム Mk-II、クワトロは金色の百式で空を舞い、カミーユを援護するが、空を舞う円盤(アッシマー)の変幻自在な動きに翻弄され、防戦一方となっている。

 

アウドムラオペレーター「高度維持限界! 敵アッシマー、来ます!」

 

アウドムラ艦橋に悲鳴が上がる。

 

その絶望を切り裂くように、戦域全体の通信回線が強制的に上書きされた。

 

ネオガバン・ガンガン「――アウドムラ、並びにエゥーゴの諸君。我々はプリズム・レイ。混沌の時代に現れ、歴史を正しき道へと導く『巨星の意志を継ぐ者』だ」

 

重厚なネオガバンの声。

 

クワトロ、ハヤト、アムロの三人は同時に驚愕する。

 

ハヤト・コバヤシ「何だ……この通信は!? 巨星の意志を継ぐ者だと!?……まさか、かつてのジオンや連邦の亡霊とでも言うのか!?」

 

クワトロ・バジーナ「……巨星だと? このプレッシャー……聞き捨てならんな。何者だ!」

 

アムロ・レイ「(このプレッシャー……ただの傭兵じゃない。まるで、かつての戦場を知り尽くした者たちのようだ……)」

 

雲海の中から、巨大な漆黒の翼――トリアイナ仕様のガウが滑り出す。

 

そのハッチからは、月光を反射するような銀のガンダム Mk-II と、闇に溶け込む黒のガンダム Mk-II が、重力に従い悠然と降下を開始していた。

 

裁定の開始

ネオガバン・ガンガン「フィッラ。名乗りは終えました。これより『巨星の意志』に基づき、この空域のバランスを調整する。そして、クワトロが不在のこの戦局、アウドムラを喪失させるのは『巨星の計画』に反します。不純物の清算を開始してください」

 

フィッラ・ガンガン「了解だ、ネオガバン! 巨星の名を冠する以上、中途半端な戦いは見せられねぇな。……クワトロ大尉、そこをどいてな! あんたらの負け戦、俺たちがひっくり返してやるよ! みんな、プリズム・レイの初陣だ! ティターンズの連中に、真の恐怖を叩き込んでやれ!」

 

銀翼の衝撃

銀の Mk-II(アイシクル・ピアス隊)が、一気に加速してブランのアッシマーの正面へと躍り出る。

 

ブラン・ブルターク「巨星の意志を継ぐ者だと!? どこの馬の骨とも知れん連中が、ガンダムをこれほど揃えて……! 貴様ら、エゥーゴの雇われ傭兵か!」

 

フィッラ・ガンガン「いいや。俺たちは、お前たちのような『小さき者』が歴史を汚すのを止めに来た、ただの管理者さ!」

 

空を舞う銀色の影が、ティターンズの編隊を翻弄し、その死角から漆黒の狙撃が正確無比に放たれる。

 

エゥーゴでもティターンズでもない、第三の巨星「プリズム・レイ」が、サンフランシスコの空を完全に掌握し始めた。

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