機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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トライデントの真価 ―超常の機動―

サンフランシスコを覆う白い霧は、ただでさえ視界を奪うだけでなく、強化人間ロザミア・バダムが放つプレッシャーを増幅させていた。

 

翻弄される「素人」のカツ

独断で出撃したカツ・コバヤシのガンダム Mk-II は、防戦一方に追い込まれていた。

 

カツ・コバヤシ「索敵チェックモニタはどれなんだ!? ザクと違うから!」

 

カツの悲鳴が虚しく響く。

 

彼が知る「ザク」は 7 年前の遺物。

 

最新の Mk-II を操るには訓練が絶望的に足りていなかった。

 

翻弄された機体はドダイごと橋の残骸に激突し、海面へと転落する。

 

ロザミア・バダム「あのパイロット、昨日とは違うのか? でなくて何か作戦があるのか?」

 

敵のあまりの無様にロザミアは困惑するが、そこに作戦などない。

 

海面に落ちたドダイをギャプランが乗っ取り、急上昇をかけた。

 

IMPULSE:人機一体の衝撃

絶体絶命のカツを救ったのは、トリアイナの最新 OS「IMPULSE」を組み込んだクワトロの百式とカミーユのリック・ディアスだった。

 

カミーユは驚愕していた。

 

カミーユ・ビダン「……なんだ!? 狙いをつける前に、機体が勝手に動いているみたいだ……!」

 

敵の「気配」にスラスターが直結し、思考と機械のラグが消失している。

 

クワトロもまた、かつてトリアイナから預けられたザク II F2 型以上の、思考を追い越すほどの反応速度に戦慄していた。

 

クワトロ・バジーナ「(私の反応速度を、百式が追い越そうとしている……!)」

 

決着と、背を向ける英雄

戦場ではカミーユがカツを救出し、厳しく叱りつけていた。

 

しかし、カツは「見えない敵」を感じ取り、不意を突く一撃でギャプランを損傷させる。

 

そこへ百式の追撃、そしてカミーユのリック・ディアスがトドメを刺した。

 

クワトロもまた、かつてトリアイナから預けられたザク II F2 型以上の、思考を追い越すほどの反応速度に戦慄していた。

 

クワトロ・バジーナ(内心)「私の反応速度を、百式が追い越そうとしている……!」

 

冷徹な観察者と、震える英雄

アウドムラのブリッジでは、アムロ・レイがその異次元の戦いに釘付けになっていた。

 

ベルトーチカ・イルマ「……見える? あの子たちは、あなたの代わりに死ぬ気で戦っているわ。あなたは、まだここで震えているの!?」

 

ベルトーチカの叱咤が飛ぶが、アムロは壁を叩き、悔しげに俯くことしかできない。

 

その様子をデッキから見上げていたネオガバンは、表情を変えぬまま、隣に立つフィッラに小さく漏らした。

 

ネオガバン・ガンガン「……やはり、七年という歳月は残酷だな。かつて宇宙(そら)を統べた感応能力が、今は自分を縛る鎖になっている」

 

フィッラ・ガンガン「……アムロ。俺たちはあんたに無理強いはしねぇよ。……けど、あの OS は、あんたの力を受け止めるために作ったんだ。いつか、気が向いたらでいいからさ……」

 

フィッラは寂しげにアウトリガーの翼を見つめる。

 

彼らにとって、アムロが乗ることは「契約」ではなく「祈り」に近かった。

 

クワトロ、カミーユ、カツがアウドムラに帰ってきた。

 

そして、帰還したアウドムラのデッキで、ハヤトの鉄拳がカツを飛散させる。

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