機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」〜潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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硝煙のモルガルテン ―偽りの家族と聖女の休息―

サイド 2 の観光コロニー「モルガルテン」。

 

補修のため停泊したアーガマの面々は、束の間の休息を得ていた。

 

しかし、その静寂の裏では、アクシズの精鋭ヴァーダリア・ゼニス隊と、エゥーゴの象徴となった男が、運命的な再会を果たそうとしていた。

 

「亡霊」たちの通信:クワトロからゲネフェアへ

コロニー寄港直後、クワトロ・バジーナ(シャア)は秘匿回線を用い、アクシズのゲネフェアへと連絡を入れていた。

 

クワトロ・バジーナ「ゲネフェアか。ダカールでの醜態は、そちらのモニターでも確認できただろう」

 

ゲネフェア・ガンガン「大尉、いえ、シャア・アズナブル。……お見事でした。おかげでハマーン様も、エゥーゴとの『交渉』に本腰を入れざるを得なくなった。今、私は彼女の護衛でモルガルテンに潜伏している」

 

クワトロ・バジーナ「……やはりか。あのコロニーに漂う奇妙な気配、貴公の部隊(ヴァーダリア・ゼニス)のものだったか。後ほど、顔を貸してもらいたい」

 

偽りの再会と「毒」の芽吹き一方、湖畔ではカミーユが「ロザミィ」と名乗る少女に絡まれていた。彼女が差し出した偽造写真。カミーユを「兄」と呼ぶその不安定な精神波は、潜伏していたゲネフェアたちにも届いていた。

 

エレン・モルゲン「隊長、あの少女……不自然です。強化人間特有のノイズが混じっている」

 

ゲネフェア・ガンガン「……バスクの仕掛けた『毒』だな。カミーユを壊すための。だが、今はハマーン様とミネバ様の安全が最優先だ。デーモン・ローズに周辺の封鎖を徹底させろ」

 

乱戦の再会:ハイザック排除の火蓋

哨戒に出ていたクワトロの百式が、農業プラントに潜伏していたティターンズの「隠れハイザック」と遭遇。戦闘は市街地、そしてカミーユたちがいる湖畔へと雪崩れ込む。

 

パニックに陥る観光客。その混乱の中、隠れハイザックの一機がハマーンとミネバが休息していた民家へ銃口を向けた。

 

ゲネフェア・ガンガン「させるか! ランス、ヴォルフ、叩き落とせ!」

 

民家の影から飛び出したヴァーダリア・ゼニス隊のリック・ドム II が、凄まじい連携でハイザックを無力化する。

 

そこへ、トリモチランチャーを構えたクワトロの百式が着地した。

 

クワトロ・バジーナ「……助かった。いいタイミングだ、ゲネフェア」

 

ゲネフェア・ガンガン(通信)「大尉、礼には及びません。……ですが、ここでの戦闘はこれ以上広げるべきではない。ハマーン様が機嫌を損ねる前に、これ以上の『邪魔者』は私が掃除しておきましょう」

 

クワトロとゲネフェア

二人の実力者が並び立つ中、デーモン・ローズの地上班が素早くミネバとハマーンをシャトルへ誘導。

 

同時に工作班が外壁の破損箇所をトリアイナの資材で緊急封鎖し、大気流出を食い止める。

 

別れ、そしてアーガマの「爆弾」

ハマーンたちはゲネフェアの護衛のもと、モルガルテンを脱出。

 

クワトロもまた、カミーユたちを回収してアーガマへと戻る。

 

しかし、その手には「ロザミィ」という名の、ティターンズが放った不安定な時限爆弾が握られていた。

 

ゲネフェア・ガンガン(離脱中の独白)「シャア・アズナブル。貴方は再び表舞台に立った。だが、カミーユがその代償を払わされることになる……ロザミア・バダム。彼女の存在が、この均衡をどう狂わせるか……観測させてもらうぞ」

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