Project Moon RPG とある男が実況プレイ 作:下手好き
犠牲1で調律者を抑制したので初投稿です。
初回の私でも戦力万全で行けばクリアできるくらいの難易度だから、皆恐れずにやろうね!
犠牲0でやれとか逆行時計は反則とか言う奴はポップコーンマシーンにします。
「はぁ……。」
ヴェルギリウスは、かつてないほどの疲労感に襲われていた。
度重なる戦闘の影響も1割ほどはあるだろうが、それ以上に……
「あの服は俺のアンジェリカの洋服じゃ……」
「違う。」
「いやでもあの白い長髪に黒い衣装は」
「違う。」
時折血鬼に無防備に突っ込んでいこうとする青い残響。
「おや、また沢山来たね。じゃあ三人とも頑張っておくれ。」
「……お前に手伝おうという気概は無いのか。」
「私は、白い小娘と話がしたいだけだからねえ。」
話すだけ話して、敵が来るとパタリと消える紫の涙。
「ねえ見て!血鬼と血袋の付け合わせ!」
「人肉は、料理しないんじゃなかったのか。」
「あれらは人間としての運用はしておりませんので。私がそう判断した。」
「……そうか。」
「で、今回の料理で工夫したところなんだけど!」
「要らん。」
「血の臭いがどうしてもきつかったから、うざくないレベルで調味料を上手く使って飛ばして、」
「要らん。」
「召し上がれ!」
「要らん。」
ゲテモノ料理を押し付けてくるアローニィ。
3人の奇行に対応することが、ヴェルギリウスの疲労に直結していた。
彼と共に血染めの夜を討伐しに来たフィクサーが、彼らに迷惑をかけた(青い残響はある意味愉快犯だったが)こともあり申し訳なく思ってないことも無かったのだが。
そんな気持ちも何度目かの溜息と共に吹き飛んでしまった。
「(……帰らせてほしい。)」
赤い眼をしたフィクサーは、切にそう思うのだった。
なんやこの厨パァ!なメンバーで血袋共をコロコロするRPG、はーじまーるよー!
まあ、紫BBAは話すだけ話して、戦う時だけ「俺もうね逃げる(意訳)」する水差し野郎なんですけどね、初見サン。
働けよ!!(迫真)
しかも話の内容が親戚のおばはんのそれ。
最近友達はできたのかい?だとか、あんたのお母さんはこんなんだったのよだとか。
こんな胡散臭い人、親族にいないはずなんですけど。
「何か失礼なことを考えなかったかい?」
気のせいですよ、木の精。
難聴なら耳鼻科をお勧めするぜ。
「あんた、良い度胸してるね?」
「師匠を小馬鹿にできるなんて、やるじゃないか。」
照れるからや~め~れ~~!(WKKA)
「……随分と余裕そうだな。」
まあ実際余裕ですしお寿司。
そう言うヴェルさんは、どこか焦燥感を感じますけど?
「そうか。何でだろうな。妹の幻覚に飛びつく奴と、喋るだけ喋ってふらりと消える奴と、しばしば人の食べるべき物でない何かを押し付けてくる奴が、少しでも落ち着けば俺も余裕が持てるのかもな。」
落ち着ける(迫真)
「……。」
「それにしても……ここに来てから1年が経ちそうだけど、元凶はまだ尻尾を出さないね。」
「1年、ねえ。まあ間違いじゃないか。そうだねえ、これだけ派手なことをやっておきながら見つかりたくないというのも変に感じるけれど、元凶ってのは隠れてるものさ。」
「闇雲に突き進んでも意味はないだろう。」
「師匠、何か知ってるなら話してほしいなあ。」
「私がそう言われて話した試しがどれだけあったかい?」
「俺の目に映る人間が全て妹に見えるようになる前に、この事案は解決したいんだけど。」
脅し方が自己犠牲()の塊。
「いや、脅してるんじゃなくて、そろそろなんだよ。」
経験者は語る……??
もう写真でもペンダントに入れて片時も放さないでいろよ(呼吸ランク1ギフト感)
「青い小僧、お前も一人前なんだからいい加減妹から自立したらどうだい。」
「師匠、それは違うよ。妹こそが俺の生きる意味なんだ。妹から自立するってことは、俺の生きる意味を手放すってことになるんだよ。それって、すごく寂しくて悲しいことじゃないかな。」
「当の本人からは、過保護だどうこう言われながらしばしば殴られていたねえ。」
「照れてるアンジェリカも可愛いんだよね。」
このシスコン兄貴が自分の妹失ったらそりゃあ、ああなるかあって感じですね。今まで接してる感じだと。妹バカなこと以外は割と一般的です。
ピアニスト回避はできるのかな?とも考えてみたんですよ。
でも、それするなら9区の裏路地のさびれたバーに特定タイミングで行かないといけないんです。
めんどくちゃい
こんなことなら直接ねじれを叩いた方が楽。ですよねぇ!?
え?ピアニストはWAWの中でも上澄みの方で、しかもクリフォト抑止力効いてないからL社内のALEPH並の戦闘力だけどそんな装備で大丈夫か、だって?
大丈夫だ、問題ない(予測可能回避不可能)
アンジェリカさんが氏なないことが最重要ミッションです。ただ、兄貴の方が氏んだ時妹の方が黒キチになりそうなのでそこも気を付けなければ。
その世界戦のローランどうなるんだ?
……ママエアロ(先のことを考える前に今のことを終わらせようと頭を切り替える風属性魔法)
このまま進んでも埒が明かなそうなので、ここで目星を振ります。
アッ!
ドゥワァ!センナナヒャク!!
「お前、一人で何をやってるんだ。」
そんな目で俺を見るな!!
ところで(池沼)
何だこの細い血管!?多分黒幕の隠れ家に繋がってると思うんすけど(名推理)
「唐突だね。でも、確かにこれ、散らばってるものと違ってかなり奥まで続くほどの長さだ。手がかりもないし、辿る価値はあるかもね。」
「おや、行くべき道を見つけたかい。それじゃ、私はそろそろお暇しようかな。」
「え~。師匠も一緒に来ないのかい?」
「さっきから言ってるけど、私はこの依頼を解決する気なんて無いからね。」
「……俺も、抜けさせてもらう。」
なんで皆消えてしまうん?
オレたちが乗っちまったこの列車はよ、途中下車はナシだぜ(蝶野もどき並感)
「別に、この依頼を降りるという訳じゃない。俺の行くべき道じゃない、ということだ。」
「何だい、赤眼の小僧。お前はついて行けばいいのに。……『流れ』ってもんかい?」
「さあな。」
【気のない返事を返し、手をプラプラと敵牢に振りながらヴェルギリウスはどこかへ行ってしまった。】
「全く、思春期なんてとっくに終わってるだろうにさ。まあ良い。それじゃあ最後に、ちょいと耳を貸しな白い小娘。」
耳をすませば(名作感)
「あんたの進む道は、あんただけで歩まければならない道さ。誰かを引き込むようなことはしちゃいけない。誰かが介入できる領域じゃない。けれど、自分の罪から逃げずに向き合って、本当の自分を自分だと認めて愛することができれば――その時は、地獄の先で誰かが連れ去ってくれるだろうよ。そうしてようやく、あんたは一人前になる。」
【本当の自分なんて知らない方が幸せなことが殆どだけれどね、と言い残して紫の涙は空間を裂いてどこかへ消えていった。】
「……何なの!?あのおばさん!知ったようなことを言っちゃって!あいつは私の何を知ってるんだよ!!」
「まあまあ。師匠はあれでも良かれと思って言ってるんだよ。俺達には到底予測できないことまで、あの人は把握してるだと思う。」
アルガリアはそう宥めるけど、私はそんなことじゃなくて一方的に意味不明なことを言って消えられたことに腹が立ってる。
質問しても曖昧なことだったり、うやむやにされてきたんだから尚のことイライラする。会話のドッヂボールしかしてくれない。
「さ、お喋りもほどほどにして向かうとしようじゃないか、アロジェリカ。」
「混ざってるよ。」
ほっそくて、なっがい血管を辿っていくと、小さな家屋に着いた。
「うーん、こんな小さな場所に隠れるかなあ?だって、見つかった時に逃げ辛いし動きにくいでしょ。」
「見つからない場所という意味では合理的な判断だけど、確かにそうだよね。どれどれ……、成程ね。」
家屋の中を覗いたアルガリアに続いて私も覗いてみた。
「成程ね。」
「同じことを言わないでほしいなあ?」
「うるさい。」
中は大量の血管が張り巡らされていて、それらは一点に集中していた。その先は真っ赤で底の見えない空間があった。
「うええ、ここに入らないとかな。」
「お化け屋敷みたいで怖いかい?」
「……。」
思いっきり睨みつけてやった。
「はーぁ。これ以上時間かけると、アルガリアが無生物すら妹と認識しかねないし。行くよ。」
「それじゃあ、先に行って底がどれだけ深いか確認してきてくれ。」
「リスクが高い方を2級フィクサーに押し付けるなんて、特色としての矜持とか無いの!?」
「あ、それに俺が怪我しないように受け止めてくれよ。」
「体格差考えて!?逆でしょ!?」
「俺は妹を1人にするわけにはいかないからさ。」
「下手すりゃ二人とも死ぬんだけど!!?」
「俺は生き残るから。ってことでさっさと行け。」
「ちょっ!?まだ心の準備が」ドガッ
うわあああああああああああああぁぁぁぁ……
「ぁぁぁぁぁ……ふんぎゃっ!!」
乙女にあるまじき声が空間内に木霊した。恥ずかしい。多分今頃私の顔は前からやってくる血鬼の血よりも真っ赤になってる。
「こんの青いキチガイがぁ……後で絶対文句言ってやるんだから。」
「貴様……一体何のつもりだ。ここは聖地なるぞ。」
「あーー?うっさい、私は今そこそこイライラしてるんだよ。この面倒な依頼をさっさと解決して、あの青野郎に今までの借りを返してもらうんだから。」
「侵入者として、お前を殺す。」
「へえ、面白い冗談だね?」
コートを羽織った血鬼が銃を構える。
ズガァン
「私に早撃ちで敵うとでも?」
「……ハッ!その程度の威力で私を殺せるとでmガァンガァンズガァン」
なんで雑魚って無駄話が多いんだろうね?
「君の持ってるタイプの銃であれだけの出力の出せるものは、普通リロードに時間がかかるからね。」
いつの間にか来ていたのか、アルガリアが口を挟んだ。
私が受け止めるとか何とか言ってたのは何だったんだ。
「とはいえ、戦場で敵と駄弁るなんて自殺行為に等しいけどね。」
「でも逆に、強い人にもそういうことするイメージはあるなあ。」
「余裕があるのか、愚かなだけかってとこかな。」
「今の銃声はなんだ!?」
「もしかして敵襲じゃないのか!?」
「お、また来るみたいだけど。」
「俺達の敵じゃないだろうね?」
「フッ!」
「グハッ……!!」
最後の一体を斬りつける。
恐らく致命傷だったのか、血鬼はその場に突っ伏した。
「これで全部かな?」
「恐らくね。あとは親玉だけじゃないかな。」
強くはなってきてると言っても、所詮は雑兵。
あんななりだけど実力は確かなアルガリアと、散々神やら女神やら相手してきた私からしたら相手にならない。
前は油断して花火にされかけたけど。
「……な、何故……お母様の援護が無いのだ……!」
「何?負け惜しみでも言いたいの?」
「お母様が、これだけ敵が近づいておきながら察知できないわけが……!」
「ふーん、で、そのお母様ってのがこの奥にいるわけか。」
「勝って兜の緒を締めよって言うし、気を付けて行こー。あ、その前に一応止めは刺しとくね。」ズガァン
「……ねえアルガリア。」
「何だいアンジェリィ?」
「誰だよ。いやね、血鬼は見かけなくなったけどさ。」
落ちてきた先で血鬼共に襲われてから、血鬼を見かけることは無くなった。
無くなった、が。
「何このおびただしい量の矢。」
「誰かが俺たちを串焼きにでもしたいんだろうね。」
「いやそうじゃなくて……明らかに、これ狙って来てるよ?」
少し進んだ先で、大量の矢の嵐が私たちを襲った。
しかも、まるでホーミング機能でもついてるかのように正確に向かってくる。
「避けるのも面倒だし、こうやって叩き落してるけどさ。何本か当たって痛いんだよね。」
「それはかわいそうに。」
「武器が大きいって羨ましいなあ!!」
横で涼しい顔で鎌を回して矢を防いでるアルガリアが、なんとなく腹立だしい。
「どうせ傷は癒せるんだし、いっそ防がずごり押した方が良いんじゃないかな?」
「痛いものは痛いの!!」
「このくらいの痛みには慣れた方が身のためだと思うけどなぁ。」
「わざと喰らうのとは違うでしょ!」
あーもうイライラする。
痛みにはだいぶ慣れたとはいえ、防げるのは防ぎたいというのが人の性。
それもこれも、この武器がコンパクトすぎるのが悪いよ。
『私のEGOにあまりケチはつけないでほしいんだけど。』
今あんたに構ってる暇は無いから引っ込んでて。
『それはごめんなさいだけど、あなた周り見えてる?』
何よ、何が言いたいの?
『何って……もう矢は止まってるわよ。』
……あまりに必死だったからか、しばらくの間叩き落す物も無いのに銃剣を振り回していたみたい。
「フ、フフフフフ……。」
さぞ滑稽だっただろうね。
「笑うなぁ!!」
「あんな芸を見せられて笑わない方が失礼じゃないか。」
「その発言が何よりも失礼なんだけど。」
「おっと、その握りしめた拳は向こうにいるであろう親玉に向けてくれよ。」
アルガリアの指した方に、より一層赤みの増した空間が見える。
「……ふーんだ。あとでアンジェリカさんに言いつけてやるんだ。あなたのお兄さんにいじめられたって。」
「酷いなぁ、俺は君をそれなりに評価したうえで対等に扱ってるつもりだけだよ。」
「優しくしろっつってんの!」
そんな言い合いをしながら、私たちは痛々しいほどの赤に足を踏み入れた。
「……あんたが、血染めの夜か。」
「そう呼ばれてるみたいだな。」
大量の血管が張り巡らされた空間の中に、血鬼の親玉が佇んでいた。
「そして、そこにいるのがさっきまで俺達を射殺そうとしたアーチャーってわけか。酷く焦燥しているように見えるけど、熱でもあるんじゃないかい?」
「え?どこ?んーーーーーー、あ、あれ!?」
この空間にいる血鬼は目の前のボス一体だと思っていたけれど、目を凝らすと最早血の結晶で体中が侵食されて空間と一体化している血鬼が見つかった。
「……なぜ、お前は怯えている。今更、母の私が付いていながら何を怖がる。」
「い、嫌だ……、あれは、あの……子……うぅ……。」
「恐れるな。射れ。」
「あ、あぁ……」
何だか可哀想なくらい怯えてる。
「ねえ、敵である以上容赦はしないけどさ。戦う気が無いならさっさと首を差し出してくれれば楽に殺……」
「いやああああああああああ!!」
「……え、逃げたんだけど。」
「逃げたね。」
「チッ、この親不孝者めが。」
「血鬼の性質上、親子の関係って簡単に切れるものじゃないはずなんだけど。」
「……大体、お前たちが落ちて来てからのあの子の様子がおかしかった。矢を止めるなとも一言も言って無いのに、勝手に手を止めたりな。」
「そんなことってあるんだね?動揺するどころか、母親の命令に逆らって逃げ出すなんてこと。」
「今起こったんだから、あり得るんだろうな。……あの子は特別で、異常に感覚が鋭かったから重宝していたんだが。」
何と言うか、凄く居たたまれない空気。
「えぇと、それで。あんたはどうするのさ、お仲間の一人が逃げ出したけど私たちに勝てるの?」
「へえ。逆にお前たちは、私に勝てると思ってるのか。」
「何で俺たちが、お前に負けるのさ。」
「フ……。」
ズガァァァァン
私の銃声を開戦の合図として、互いが動き出した。
血染めの夜は思ったより俊敏で、私の銃弾は掠るばかり。
でもなあ。体術はあまり自信ないんだよなぁ。
アルガリアはあの馬鹿でかい鎌であいつの爪と肉薄してる。
「人の身でありながら、やるじゃないか。」
「そりゃどうも。ま、俺は敵から褒められただけで満足するような質じゃないんで……ね!!」
ガキンッ、と言う音と共に血染めの夜の爪が弾かれた。
「くっ、させるか!」
咄嗟に大量の血で壁を生成したけれど、それが防げるのは一方だけ。
「サンキューアルガリア。おかげで私も、介入できるレベルで相手の動きを見れたよ。」
血染めの夜に剣を突き立てる。
「俺は、自分に飛んでくる攻撃を防いでいただけだよ。」
そして、ガンブレードの要領で引き金を引いた。
「ガハッ!」
銃剣に激しい振動が伝わり、血染めの夜は短いうめき声を漏らした。
「……ま、この程度じゃ死なないよね。」
「私を甘く見られちゃあ困るね……。でも、お前に意識を割かなかった私が愚かだった。」
「反省文でも書くかい?」
「誰が。」
足元が不意に煮え立ち、私たちは咄嗟に飛び退いた。
「あぶっ!?」
張り巡らされた血管から、とんでもない勢いで血が噴き出てきた。
こんなの喰らったら血で体がちくわにされちゃうよ。
「さあ、ここからが本番だ。」
ここから、血染めの夜の攻撃は更に熾烈になってきた。
爪はなんかさっきよりも鋭くなってるし、それと一緒に血が飛んでくるし。
たまに死角から突っ込んでも、横や下から血が噴き出てくるから厄介のなんの。
「どこにでも攻撃できる範囲攻撃とかずるくない!?」
「それを言うなら、俺達も2人で1人を相手してるしなあ。」
「ぐぬぅ。」
おまけに向こうの回復スピードも尋常じゃない。
このままじゃジリ貧だ。
「よく避けるな。だが……いつまで持つかな?」
「お前が死ぬまでは、私たちは死なないよ。」
そう啖呵は切るけど、そこまで余裕があるわけじゃない。
敵の攻撃を防ぎながら考えを巡らす。
「(あいつの攻撃を防ぎながら、回復速度を上回るダメージを与えるには……。)」
……思いつく限り最悪な考えが閃いてしまった。
「でも、やるしかないよね。はぁ、嫌だなあ。」
「何か思いついたかい?」
「ん。アルガリアはタイミングを見て攻撃を仕掛けに来て。それくらいできるでしょ?」
「お安い御用だよ。」
じゃ、と言い残して私は血染めの夜に真正面から突っ込んでいった。
「おやおや、何か作戦を考えてくると思ったらまさかのゴリ押しかい?」
あざ笑うかのように言い放って、血染めの夜は両壁や床から血を飛ばしてくる。
これだけは当たるわけにはいかない。
「そんな見え見えの攻撃で私を捉えられるかっての!」
横や前に、体勢を崩されないようにしながら躱す。
飛沫で私の身体は血まみれだったけれど、そんなことはどうでもいい。
「細切れにしてやんよ!」
銃剣を構えて、血染めの夜に飛び掛かる。
「さっきのあんたの台詞を借りるなら、そんな見え見えの攻撃で私を殺せるとでも?」
血染めの夜は、右手の爪で私を待ち構える。
グシャッ
爪が、私の身体を貫いた。
「なっ!?」
「……へえ。やるじゃないか、アローニィ。」
私の銃剣は、血染めの夜の爪を叩き割っていた。
「あー、痛い。死ぬほど痛い。ああそうだよ、あんたの言った通り。ただの無策なゴリ押し。私の身を犠牲に、あんたのご自慢の武器を砕いてやった。」
「何故、何故そこまでして……」
「気づかないのかい?お前は今、万事休すだってことを。」
すぐそばまで、アルガリアが来ていた。
「くそっ!」
即座に私から爪を引っこ抜いて、片手で防ごうとするけど。
「俺の攻撃を、その程度で防げるとでも思ったのかい?」
バリンッ、と言う音と共にもう片方の爪も叩き割れ、アルガリアの鎌がみぞおちの辺りにクリーンヒットした。
「うぐっ……!まだだ、まだ死なない……!私たちの欲望を、渇望を理解しろとは言わないが……、根底の欲求を誰が止められると言うんだ、お前たちに否定される義理など……無いッ!!」
アルガリアの背後に血が集まっていく。恐らくあれをひとまとめにして、突き刺すつもりでもあるんだろう。
でも、
「別に、あんたの願いを否定しようというわけじゃない。ただ、私の追い求める理想を叶える道のりではあんたは邪魔な存在なの。それだけ。」
血染めの夜の顔に、銃口をピッタリとつける。
「お前……!?な、何故、あの一瞬で、満身創痍で動けないはずじゃ……、腹は貫かれたはずじゃ……!」
「何も、驚異的な治癒能力があんたらだけの専売特許とは思わない事だね。」
赤い空間内で、悲痛な断末魔と銃声が鳴り響いた。
血染めの夜の戦闘描写は当然7割方妄想ですよなんか文句あんのか(豹変)
ホクマー抑制でピエロ3連+紫深夜を引いたのは私です(10n敗)
ダイソン起動込みで犠牲4だから及第点だなヨシッ!(白目)
蜘蛛の巣ヨシヒデのご尊顔に交換で獲るという選択肢が一時消失してしまいましたが、30連でコムゲイサンがすり抜けてスンッ……ってなって、冷静さを何とか取り戻した賢明なる候補者、ワン・ダーウェイと申します。
誰が一番好き?
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シータ
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ノア
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ユルゲン
-
アリステア
-
マオ
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ミジャリー
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シャルル
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デライト
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ソントゥ
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ジーメイ
-
ジョンソン