ソードアート•オンライン 槍使いの軌跡   作:おもちの木

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前からから言ってた通り、番外編です。血盟騎士団については自分の勝手な解釈や設定などがあるので、そこは気をつけてください。後時系列的には少し戻って、大体38層を攻略しようとしてるあたりです。それではどうぞ。


番外編 血盟騎士団幹部長の日常

 

 

 

これは血盟騎士団幹部長のある1日を綴ったものである。

 

 

幹部長の朝は早い。

 

朝7時に起床。

 

「、、ふぁぁぁ、今何時だ、?…なんだまだ7時か、、。まだ寝れるな。んじゃ、もう一回おやすみぃぃ…。」

 

いや、そんな事は無いかもしれない。

 

 

……朝9時半。ギルド本部に遅刻しながら到着。

 

「……はい!!ギリギリセーフ!!」

「、、あのアーク幹部長。先ほどアスナ副団長が本部に着き次第、会議室に来るようにと言っていました」

今アークに話しかけた男は、アークの側近であり血盟騎士団団員である『ハル』だ。

「、、、ねぇ、ハル」

「はい、何ですか幹部長?」

「、、俺の代わりに行って来て」

「いえ、これは幹部長の自業自得なので、早く行ってください。私に伝言を伝えに来た時ですら、怒っている様子だったので」

「なに!ハルは自分の上司が副団長にシバかれそうなのに助けてくれないの⁉︎」

「はい」

「…………。、、、、俺のこと嫌いなの?」

「……はい(^^)」

「………。俺血盟騎士団辞めようかな」

 

 

「ふーん。そうなんだね。アーク君?」

「、、あっはは!アスナ副団長じゃないですか!いやー奇遇ですね、、、、、、。………なぁハル」

「どうしました?」

「骨は拾っててくれ」

「嫌です」

「なぁ、アスナ」

「どうしたの?アーク君」

「俺って部下から嫌われてるんだな」

「、、多分直ぐに遅刻する癖治したらみんな着いてきてくれると思うよ」

「....そうか。……なぁハル」

「なんですか、幹部長」

「今までごめん」

「………。嫌です(^^)」

 

彼はしょっちゅう遅刻するためこんな会話は日常茶飯事だ。ちなみにハルは悪ノリが大好きなので、こういう時、自分の上司が傷付く言葉を言って笑いたいのである。そしてそういう事を言ってる時のハルはいつも満面の笑みをしている。彼はドSなのかもしれない。

 

<アークアスナからの説教中>

 

11時。ギルドのトップ3人が集まって行われる会議。

 

「アーク君、今日も寝坊して遅刻してきたようだね」

「いえ!団長あれは仕方ないです!僕は7時に起きたんですけど、ベッド君が僕を離してくれなかったからです!なのであれは寝坊ではなく正当な理由があったため.....がっ!!」

アークはアスナに殴り飛ばされた。

「すみません。団長。彼には今日、厳しく指導したつもりなんですけど、まだ足りなかったみたいです」

「……そうか、アスナ君ご苦労だったな」

「いえ」

 

「、、言い訳した俺が悪いけどさ、殴り飛ばすのは違くない?」

 

 

「さてと、本題に入ろうか」

「確か今日は、8日後の1軍昇格試験についてでしたよね?」

「ああ、その通りだ。最近2軍の子にも、光る物を持っている子がいるからね。ここらで一度、彼らを試したいと思ってね」

「なるほどね。まぁ、後最近1軍の奴でもたるんでる奴もいしな。…なぁ団長。これは2軍から1軍に上がった奴と入れ替えで今の1軍メンバーの何人かを2軍に落とすのか?」

「…そうだね。その落ちた1軍メンバーはもう一度やり直すきっかけと、初心を思い出してもらう。入れ替わりで入ったメンバーには1軍という実感と、その中で自分の価値を証明するという緊張感を与えられるからね」

「そうか。分かった」

「団長。試験なら合否を判断する試験官がいると思うのですがそれはどうするつもりで?」

「……それなんだが、…アーク君、君とハル君とゴドフリー、そして何名かの1軍メンバーで査定してくれないか?」

「それはなんでだ?」

「基本的にボス攻略などで顔を合わせるであろう1軍メンバー、そしてそのフォワード隊の隊長であるゴドフリー、私達幹部を除けば、血盟騎士団トップの実力を誇るハル君、そして幅広い視野を持っているアーク君、君たちが見るのが最適だと思ったからにすぎない。ああ、もし嫌なら拒否してくれて構わない。その時はゴドフリーに任せるからね」

「……了解です団長。その仕事きっちりとさせて貰います!、、、ところで質問なんですけど」

「なんだね?」

「もし仮に、俺の思っている1軍の基準に届く奴がいなければ、全員不合格でいいんですよね?」

「……ああ、それで構わない。それと試験の内容も君が決めてくれて構わないよ」

「わかりました」

「それと、明後日のボス攻略も査定の一つに加えて貰いたい」

「、、?というと?」

「私は先ほど言ったし、君も言っていた。1軍の中でも2軍にいるべき団員がいるかもしれないと」

「…あー、なるほど。つまりボス攻略では1軍を。そんでそのすぐ後に2軍を見て変えるべき奴を見極めろってことですね」

「その通りだ。、、アスナ君にはすまないが次のボス攻略ではアーク君は指示の立場に着けるのをやめてもらえると助かる。彼はどちらかといえば全体を見渡せるようなポジションに置いてほしい」

「……わかりました。まぁ最近ハル君やゴドフリーの指揮能力が上がってきているので、私も試験的に2人を使いたいと思います」

「サンキューな、アスナ」

「全然いいわよ」

 

 

 

 

 

14時ハルやその他の側近を連れてレベリングに。

その部隊の後ろの方でハルとアークは喋っていた。

 

「幹部長、今日はずいぶん長く話してましたよね?何があったんです?」

「…まぁ、ハルにも関係ある話だよ」

「俺に?」

「8日後1軍昇格試験があるってのは知ってるか?」

「ああ、団長が2軍の人達に伝えてたやつですよね。それが何か?」

「んーまぁ、簡単に言ったら俺とハル、後ゴドフリーと2人の1軍メンバーにその試験の試験官をやってもらうって言う話になってだな…」

「……んぇ⁉︎何で俺なんですか⁉︎」

「なんでって、お前、俺やヒースクリフ、アスナを除いた時の血盟騎士団でトップレベルに強いからだろ」

「……いやいや!俺なんてまだまだ強く無いですし!そんな!ゴドフリーさんとかの方が強いし、、、」

「、、はぁ。あのさ、ハル。これは団長もそう言ってたし、俺やアスナもそう思ってる。それに俺がお前を側近に置いてるのも、お前がめっちゃ強いからやしな。正直、ハルが攻略組に入らんがもうちょい早かったら俺とかアスナに並ぶプレイヤーになったと俺は思うぞ。やから、ちゃんと自分の実力に自信持てよ」

 

「………、そっすね。そうですよね!いやー俺やっぱ強いから試験官になったんですよね!仕方ないですねー。幹部長は俺がいないと何もできないしー?俺っていう優秀な側近が手伝ってあげますよ!」

「…やっぱ、そんくらい生意気な方がお前っぽいわ」

「それ褒めてます?」

「んなわけあるか」

 

 

(……俺はあの20層のボス戦の時、貴方に憧れました。大規模ギルドのリーダーが使えなくなって、攻略組が混乱してる時、めっちゃ危険な作戦とはいえ、あのボスに対して有効な手段を取り、そして自分で言ったことを有言実行したこと。はっきり言って、あの時の貴方はめっちゃくちゃかっこよかったです。そんな貴方に憧れて俺は強くなるために血盟騎士団に入りました。28層を攻略した後貴方が入団したって聞いてめちゃ驚いたし、でもそれよりも嬉しかった。貴方の動きを間近で見れるって、思ってめっちゃ気分が上がってました。なんで貴方が俺を側に置いてくれるって聞いた時は、本当に飛び上がるほど嬉しかったんです。……そして、そんな貴方に褒められるのは俺にとって何物にも替え難い喜びです。………俺はそんな貴方の期待に応えれるようにこれからも頑張ります。…なので見ててくださいね!俺の憧れの幹部長!)

 

 

 

 

 

17時。最前線の層の会議場にて2日後のボス攻略会議。

 

血盟騎士団副団長のアスナが会議の進行を行っている。

「先遣隊を派遣して分かったことは、まずこの層のボスの名前は『インヴィ•ザ•ブロプィンクス•ノクテ』。見た目は吸血鬼のような人型のボスです。武器に片手剣を持っていたため、ソードスキルの使用なども考えられます。それを踏まえて今回の布陣は———」

 

 

 19時。ハルやアスナと晩ご飯。

 

「いやー、まさか俺をいつもの幹部長のポジションに置くとはどういうことなんですか?副団長?」

「(ねぇ、明後日のボス戦は1軍メンバーの査定をするって言ってもいいのかな!?)」

「(アスナがわからんことが、俺にわかると思うな。…まぁこいつに関しては試験官だし、少しぼかすくらいで伝えていいんじゃないか?)」

「(そうだね……。そうしよっか)」

「あの…副団長?幹部長?」

「あのだな、ハル。実は明後日のボス戦も1軍昇格試験の査定に入れるつもりなんだよ」

「……?どういうことです?」

「最近、ハルの目から見てなんかたるんでるなー。みたいな1軍の団員いるだろ多分。そういうやつをみっけて、そんでそのまた2日後の試験でそゆな1軍メンバーと2軍の昇格組の入れ替えをしようと思ってるからな」

「あの、それ1軍の人達に伝えなくていいんですか?」

「ええ、むしろ伝えない方がいいわ。多分これを伝えたら次のボス戦だけ真面目にやってまた逆戻りっていう子が出てくると思うから」

「まぁ、確かにそうですね……。!?じゃあ俺にも伝えない方がよかったんじゃ……」   

「ああ、だって俺ハルの事落とすつもりはないし」

「え?」

「だって、俺の目から見てる限りお前めちゃ頑張ってるし、そんな奴落とすなんて馬鹿なことしない。それに、明後日査定すんのはこの頃たるんでやる奴だし。……そうそう、そういう事だから明日の1軍の演習には俺も出るから」

「……分かりました。てか、その演習に出ることは1軍のメンバーに言ってもいいんですか?」

「まぁ、それくらいならいいぞ。ただ、俺が査定してるって事はもちろん言うなよ」

「分かってますよ」

「ならええけど……」

 

 

 

 

 

 

 

「てか、そういや今更なんですけど、幹部長って料理できるんすね」

「本当に今更だな」

 

 

 

 

 

 

21時。宿屋に到着。

 

 

「はぁぁぁ。つっかれたー!早く風呂入って寝よ」

 

彼は大抵血盟騎士団の仕事から帰ってくると、すぐに寝る。何故早く寝てるのに、遅刻をするのかは、誰にも分からない。

 

 

「んじゃおやすみー」

 

 

こうして彼の1日は幕を閉じるのであった。

 

 

 




はい!番外編でした。これ書いててちょっと思ったのは三人称視点にすると、会話文の割合がめっちゃ多くなるってことに気づきました。まぁその辺は追々書けるようにしていきたいと思います。

 この話の中心?でもあった昇格試験は確かifの方で2軍があったとかそんな事話があったような気がするのでこうさせてもらいました。
 次回からはこの昇格試験の話になります。その話が終わったらオリパート、74層、75層と行きたいとおもいます。


それではここまで読んでくれた方、ありがとうございます!是非感想書いてってください。お願いします。


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