今回からはノーチラスの救済ルートです!作者はノーチラスの事結構好きなんで救いたいとおもっちゃいました。今回はノーチラス視点→主人公視点→ノーチラス視点の順で行きたい思います。ちなみに前回の番外編とも少し繋がってます。
それでは本編へどうぞ。
sideノーチラス
僕は起きて、朝ご飯を食べるため、下へと降りていた。
今日は血盟騎士団の1軍昇格試験、絶対に失敗できない。
「おはよう!ノー君」
「ああ、おはようユナ」
この子はユナ。僕の現実の時からの幼馴染だ。
「今日確かノー君にとって大事な日なんだよね?」
「…ああ、今日の試験で1軍に上がれれば、攻略組入りも見えてくる」
……そして、ユナを守るためにもっと強くもなれる。
僕とユナは現実世界でも仲がよかった。僕らはユナのお父さんからナーヴギアをもらい、一緒にログインをした。ユナはゲームをあまりしてなかったからか、操作に慣れるのに時間が掛かっていた。
ユナのお父さんにお礼も言いたいし、そろそろログアウトしようかという時にあのアナウンスがあった。
「しかし、十分に留意してもらいたい。今後ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。HPがゼロになった瞬間、諸君らのアバターは永久に消滅し、同時に、君達の脳をナーブギアが破壊する」
そのアナウンスを聞いた時、僕は理解ができなかった。そんな事が本当にできるのか?や、どうしてこんな事をしたんだ?という気持ちでいっぱいだった。そんな時自分の袖が引っ張られてるのに気づいた。その方を見ると、ユナがとても怯えた様子でいた。
「……ねぇ、エー君。あの人の言ってる事本当なの?」
ユナは声を震わせながら僕に聞いてきた。そして、少しずつ現実を理解する事ができた。
「多分、やろうと思えば、できるんだと思う。……実際ナーブギアの犠牲者はさっき茅場晶彦も言ってたけど、すでに213人もいるから」
「………こんな事して何の意味があるのかな………」
ユナはその時とても怯えていた。そして、そんなユナを見て僕はユナをこの世界に連れてきた自分を責めた。
僕が誘わなかったら…ユナはこんな怖い思いをしなくてよかったんじゃ無いか?
そんな事を考えていたら、茅場はすでに演説を終えていた。周りから聞こえてくるのは、プレイヤー達の怒号や悲鳴、悲しみに明け暮れて何も言えないプレイヤーもいた。
僕はユナを落ち着かせるために人の少ない場所にやってきた。
「……ユナ、少しは落ち着いた?」
「…………うん。ありがとうエー君」
……ユナのこれは多分強がりだ。きっと僕に心配をかけたく無いんだろう。取り敢えず、今日は落ち着く必要がある。僕はユナに気を配りながら、近くの宿屋へ向かった。
ある日僕とユナはフィールドに出ていた。そこで僕らは衝撃的なものを見た。
僕らは、あるクエストで洞窟に向かっていた。そこで見たのは5人くらいのパーティーだった。僕とユナはおんなじクエストを受けたひとなのだと思った。……でも、少ししたら様子が変わった。どうやら彼らは宝箱を見つけたらしい。それを意気揚々と開けたが、、、。それはアラームトラップだった。幸い、僕とユナはその範囲外にいたから、逃げ切れたけど、その時、ユナは助けようとしていた。…僕も本当は助けれるなら助けたかった。でもできなかった。僕が弱かったから。
「ねぇ、ノー君………。あの人達死んじゃったのかな」
そう、僕に問いかけてきたときのユナの表情はとても暗かった。
「茅場晶彦の話を信じるなら多分……」
「…私ね、今日のあれ見て怖かった。もしかしたら、私もああなるんしゃないかって。……私は弱いから」
…ユナをこんな表情にしてしまった自分が情けない。そもそも、ユナをこの世界に連れてきたのは誰だ?………僕はそんな事を考えながら気付けば自分の思いを口にしていた。
「ユナ!君のことは僕が絶対に守る!そしてユナを現実世界に帰す!絶対に……!」
「……ありがとう。ノー君、そう言ってくれて。…じゃあ頼っちゃおっかな?」
「ああ…!」
この日僕の決意が固まった。
……昔を思い出したら思ったよりも時間が経ってるな…。周りを見たら30人より少し多いくらいの人がいた。…時間を確認したらもうはじまる時間だった。僕は自分の頬を叩いて気合いを入れた。
そして、今日の試験を見てくれる人が来た。その人は血盟騎士団のイメージカラーの白のコートを靡かせ、背中に刺してある長槍は何度も強化を重ねたのだろう。輝きを放っていた。
「やっほー、2軍の皆んな。今日の試験の査定をさせてもらう、血盟騎士団幹部長のアークだ。よろしくな」
そんな軽い調子で挨拶をしたのは、攻略組の中でもトップの実力を誇るアークさんだった。
sideアーク
とりま、こんな感じの挨拶でいいかな?俺は今30人ほどいる2軍メンバーの前に立っていた。
「今日は前々から告知されてた2軍の昇格試験だ。2軍のみんな頑張ってね!それと、横にいるのは今回の試験で俺の他に査定してくれる子たちだよ!まず、このガタイがいいのが1軍フォワード隊隊長のゴドフリー」
「ゴドフリーだ。よろしく頼む」
「それで、横にいるこの茶髪が俺の部下のハル」
「ハルです、お願いします」
「そして、あっちの2人は1軍メンバーのグアドとアヤカだ」
「グアドだ。よろしく」「アヤカです。よろしくね」
「それじゃ、自己紹介もほどほどに今回の試験の説明をさせてもらう」
そう俺が言ったとき、2軍の子らの顔つきが変わった。
「今回の試験内容は、、でん!!次のフロアボスの情報を持って帰ってきてもらいます!!」
「…………?」
ありゃ?全員何言ってんのあいつみたいな顔してんだけど。あれ?
「はぁ、幹部長ちゃんと説明してあげてください。2軍の子たち何言ってるか分かんないって顔してますよ」
ハルにもそう言われたか、、。しゃーないちゃんと説明すっか。
「つまりだな、39層のフロアボスの情報がどこにあるかを君たちには5パーティーに別れて探し、情報を持って帰ってきてもらう。俺たちは既にこの層のボスの情報を手に入れてるからそれと照らし合わせて、正確な情報か見る。ああ、時間に関してはあまり問わないよ。…後団長や副団長と判断するために記録結晶で君たちの様子とかも撮るからよろしく」
そう説明した後、1人の2軍メンバーの子が手を挙げた。
「そこの子、質問?」
「…はい。…あのこの試験ではどの能力を見られてるのですか?私たちの戦闘能力を見るものではないのでしょうか?」
「…そうだね。この試験じゃ俺は皆んなの情報収集能力を見たいと思ってる。俺たち攻略組では…っていうかこの世界だな。この世界じゃ情報の価値はとても高い。それがフロアボスのものともなればとても。何てったて人の生死に関わるものだからね。そして、その情報が早く収集できればできるほど、攻略のスピードは上がってくる。そうなれば、俺たちが現実世界に帰るのも早くなる。だから俺はその能力が見たい」
「ちなみに、君たち5パーティーに1人ずつ試験官を配置するから、戦闘能力もそこで測るからね。まぁ、試験官は基本見ることに徹する。危ない状況になったら、助けに入るけどそれは実質的に不合格を表してるって思ってくれ。そして、記録結晶で撮ったやつとそれぞれの試験官からの評価を踏まえて、最終的には俺と団長と副団長で合格者を決める」
「そうなのですね。ありがとうございます」
「いや全然いいよ」
「それじゃあ、パーティー分けはこんな感じで行くから、各自で確認しておいて。30分後に試験開始するから、パーティーでどこに行くかとかも相談してていいよ」
俺はそう言いながら、パーティー分けを貼り付けた。…さてと俺は3班の試験官だな。えーと、メンバーは……ノーチラス、サンザ、テオ、カナ、セリナ、グリフの6人か。…しっかりと見定めないとだな。……この子達がどんな風に情報を集めるのか、そして即席のパーティーでどんね風に戦うのか見ないとね。
そう考えながら、俺は3班のところへと向かった。
sideノーチラス
僕らはどこに向かうべきかなど今からの試験について話し合っていた。そうしたら、そこにその人は唐突にやってきた。
「おーおー、真剣にやってて何よりだねー」
その時、僕らのパーティーは全員驚いた。だって来た人は、、
「あの、なぜ幹部長がここに?」
訓練はとても厳しいと聞く、幹部長だった。
「なんでって、俺がこの班の試験官だからだよ」
「え、、、、」
そう、満面の笑みで答える幹部長。……正直、幹部長の前で試験をするのはとても緊張する。この人はとてもフレンドリーな感じがするけど、訓練なんかはとても厳しく、めっちゃくちゃに絞られると聞いていたから。だから、今からでも何か言ってくるんじゃ無いかと思ってたら………
「………そんなに俺のことやなの?」
なぜか拗ねてしまった。??何でだ?周りのパーティーメンバーを見ても全員が頭にはてなマークを浮かべていた。
「いえ、その幹部長がここに来るとは思っていなかったもので、、」
そう答えたのは、パーティーのタンクを努めるサンザだった。
「あー、そういう。実はこの試験の試験官の割り振りはさ、団長に適当にやってもらったから、俺もさっきこのパーティーを見るって知ったとこなんだよね」
「そうなんですね………」
「、、、あのさ、そこまで怖がられると俺もやりにくいんだけど」
「あっ、すみません…」
「あーあー、別に怒ってないよ。…ただ、何か俺のせいで皆んなに試験落ちて欲しくないからね、、うん、俺始まるまではちょっと別のとこ行っておくね、、、」
そう言った時の幹部長は失礼だけど、寂しくて死にそうになってるウサギみたいな顔をしてた。少しかわいそうに思えた。
ちなみに、この後僕らのパーティーは幹部長が試験官だということをしっかりと受け入れて、歓迎しようと思った。
歓迎している様子を見せたら幹部長はすごく喜んでた。少しかわいいと思った。
そんな事もありながら、僕らの試験が始まった。
次回はノーチラス君の活躍が見れますよ!はぁ、あかん。書きたい内容は出てくるけど、文章に落とし込むのが難しい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。評価、感想是非是非書いてってください。