ソードアート•オンライン 槍使いの軌跡   作:おもちの木

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第十三話

 

 

 

 

sideアーク

 

 

 

俺たちは救援要請をしたパーティーを転移門まで送り届けて、一度本部まで戻っていた。

 

 

 

「——そして、ユナの背後にモンスターがいて、もう攻撃されるという時に、幹部長が間に合ってユナが助かってそのままボスを倒せた、、、という感じです」

 

「…了解、報告ありがとうな。……で、今の話を聞いた様子だと…どうやら持てたみたいだな。『無意識すらを超越する鋼の意思』を」

 

「…はい。……でも、持てただけです。僕は自分の体を動かせた。でも、その時には遅くて、幹部長が助けてくれなかったら確実にユナは今この世界にいなかったです。…僕は弱い。大事な人が死にそうになっても、ギリギリまで動けない臆病者だから、、、」

 

「…それは違うんやないか?」

「..え?」

「これまでのノーチラスはまずその意思を持てても、それを実行しようとすら出来なかった。でも、今回は遅かったけど、動けるようになった。…それだけはめちゃくちゃ大きい一歩やと俺は思うで」

 

「……はい」

 

 

どうやら、ノーチラスはフルダイブ不適合を克服出来たみたいだ。自分がユナのことを助けれなかったことを責めてるようやけど、動けなかった時と比べればほんまにでかい一歩や。…この調子なら次かその次の層あたりからノーチラスを攻略メンバーに入れても大丈夫そうやな。

 

 

あ、そうや。もう一個聞きたいことあったんや、、。

 

 

 

「なぁ、ノーチラス。悪いんだがユナのこと呼んできてくれないか?」

「ユナを…ですか?」

「そ。少し話したいことあるからさ」

「わかりました」

 

 

 

 

 

「……こんなとこまで来てくれてありがとな。ユナ」

「…いえ。私も少し話したいことがあったので」

 

 

「…吟唱の効果についてもう少し詳しく説明してくれないか?」

「……へ?効果ですか、?」

ん?何でそんなに驚いとるんや?なんか変なこと言ったか俺。まぁユナの反応は一旦置いといて、、。

 

「そう、効果。あの時ある程度の効果は聞いてたけど、具体的にどんなバフがあるのか。それでモンスターのヘイトを買う範囲も分かるなら教えて欲しい」

 

「…あーはい。バフ自体は結構種類があります。でも、どの歌を歌うかによってバフの種類が変わるので、、多分、毎回かかるものは攻撃力UPと防御力UPのバフだったと思います。後はその歌についてくるバフがいくつか、、。みたいな感じです。…それでモンスターが寄ってくる範囲なんですけど、、多分バフの効果範囲と同じで私の歌が聞こえる範囲だと思います……」

「なるほどね…」

 

 

歌が聞こえる範囲に強力なバフをかけれるというメリットに対し、その範囲内のモンスターがユナに向かっていくっていうデメリットがあるのか、、。…でも攻略なら基本ボスは一体だし、タンクが挑発のスキルとか使ってヘイト稼ぎまくればユナの方にいく可能性は低いな、、。…それに何人かのサポートをユナの護衛に回せばユナが死ぬ確率は大分低くできる。、、、うん、言うか。

 

 

 

「あのさ、ユナ。……攻略組に入ってそれ活かさないか?」

「攻略組ですか…」

「そう。…ボスは基本一体だからユナのスキルのデメリットで寄ってくるかもだけど、タンクや俺たちが挑発とかでボスのヘイトを稼ぎまくったらユナの方に行く可能性は低いし、何人かをユナの護衛に回せば君が死ぬ確率は低くなる。…だからどうだ?」

 

 

これで別に断られてもそらそうだってなる。…でも、もし入るってなったら、、。今まで以上のスピードで攻略が進むと思う。

 

 

「……アークさん、その話受けてもいいですか?」

「…まじ?」

「はい。もう私は1人でも大丈夫ってノー君に示すために、私は攻略組に入りたいです」

 

 

「……そうか。ありがとうユナ。…じゃあ一旦はレベルを攻略組の安全マージンくらいまで上げるのを目標に頑張ろか!」

「はい!頑張ります!」

 

 

まさか入ってくれるとは、、。でもまさか、入る理由がノーチラスに自分は守られなくても大丈夫って、、、、めっちゃ青春してるやん。…ノーチラスもユナの事気になってるっていうかほぼ好き言うてるみたいなもんやろあれ。こいつら両思いかよ。早よ付き合えや。…なんや?幼馴染やから今さら、、、みたいなやつか!?…俺はそう言うのも好きやで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後の攻略では攻略組は50層で被害を受けるも、25層よりは全然マシで、死者が4人だけで留まった。死者を出してしまったのは良くないと言えばそうだが、それでも25層の1つのギルドが壊滅状態になるよりはマシだと言える。…その時団長がボス相手に1人で10分間耐えるとか言う人間離れしたことをしてた。あれも団長のユニークスキルの神聖剣のおかげか、、、。

 

 

 

 

そして、この50層攻略して少し、俺のスキル欄に『無限槍』っていうスキルがあった。効果は…まぁ追々説明しよう。

 

 

 

 

そこから少し経ち、69層攻略後俺たちはレッドギルド『ラフィン•コフィン』討伐作戦を決行する。

 

 

 

 







 今回はめっちゃ短めです。

次回なんですけど、次回は主人公の二つ名の理由とユニークスキルの解説に使おうかなと。まぁ番外編です。その次はラフコフ討伐戦で、74層みたいな感じで行きたいと思います。


圏内事件とか心の温度あたりは書ければ書きます。

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