ソードアート•オンライン 槍使いの軌跡   作:おもちの木

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今回は主人公のユニークスキルの詳細と二つ名の由来説明回です!


それじゃ本編へどぞ。


番外編 ≪流星≫の理由

 

 

 

 

sideアーク

 

 

 

 

50層攻略後おおよそ3週間。俺たちはいつも通り次の層の攻略にかかっていた。…俺もその日の迷宮区のマッピングとレベリングを終えて、宿に戻りスキルの確認をしてた時、見慣れないスキルがあった。

 

 

 

   『無限槍』

 

 

 

能力は、、、!は?ソードスキル使用後の硬直を0で連発できる!?…それに、このスキルを使うことで使えるようになる専用のソードスキルもいくつかある、、。え?強すぎん?しかも専用のソードスキルのほとんどに副次効果としてクリティカル発生率アップの効果がある。

 

 

 

ソードスキルを使う時にネックなのは使った後の硬直時間だ。だから基本ソードスキルは連発できないし、モンスターに隙がある時しか皆んな使わない。…だって、ボスの前で硬直してたらそれはボスからすれば狙いやすい獲物になるから。

 

 

 

でも、このスキルはその硬直時間を無視できるから連発できるし、クリティカルアップの効果もあるからクリティカルを連発できるかもって、、、。…バランスブレーカー過ぎないか、、?弱点と言えば専用のソードスキルの間合いはそこまで遠距離じゃないから近接になるけど、そこはPSで補えばいいし、、。超攻撃型だから守りに入られたらダルいけどそこもこじ開ければ関係ない。、、うん、このスキルアホかな?

 

 

 

俺は槍を使ってるけど、こんなスキルは見たことが無く、情報屋のスキルのところを確認してもこんなスキルは載っていなかった。…これ、まさかやとは思うけど、あれか?団長とおんなじでユニークスキルの類のやつか?明らかに強すぎやし、しかも普通のエクストラスキルならデメリットのいくつかはあんのに、これにはそれがほぼ見当たらへんし、、。………うん。一回団長に聞いてみよう。あの人ならこれがユニークスキルなんかエクストラスキルなんか判断してくれるやろ。

 

 

 

 

翌日。俺は団長に無限槍のスキルについて聞いてきた。団長曰く、ほぼ確定でユニークスキルの部類だろうとのこと。……なんかあの時の団長少し変だったっていうか、、、なんていうか、、、何か自分の思い通りに行って嬉しいみたいな顔してたような、、。………まぁ自分と同じユニークスキル使いが出てきたらそら嬉しいか。まぁ団長のことは一旦置いといて、、、。

 

 

……今はこのスキルを扱えるようにするのが目標か。でもこれ、、あんまし人の前で使いたくないな。…ネットゲーマーの嫉妬って馬鹿怖いし。うーん。そうなると深夜に1人でレベリングか、、?…でも人に合わせてもらいたいし、、、キリトでも連れてくか。

 

 

 

そして、俺はキリトに無限槍の特訓に付き合って欲しいと言えば、あいつも『二刀流』っていうユニークスキルを持ってました…。はえ?なんでこの時期に一気に2人もユニークスキル使いが増えるんや?……なんか習得条件が似てたんかな、、、?…まぁキリトも俺と同じようなことを考えていたようなので、2人でユニークスキルのコソ練を始めた。

 

 

 

 

 

 

そこから月日も経ち今日は60層のフロアボス攻略だ。今回のボス部屋は海のような場所で、プレイヤーは問題なく立てるらしいがボスが下からの突き上げ攻撃を仕掛けてきたりする。そして、ボスの体は柔らかく強靭な筋肉がある蛇?龍?、、という設定らしいので一定の確率で武器がめり込むこともあるらしい。……めんどいな。うん、めんどい。…だって、武器がめり込んだら実質的に攻撃失敗だし、抜こうとしてる時に頭から噛みつく、、、とかになったらシャレならん。まぁ、能力がウザくてボスのステータスが低いことに少し期待しておこう。

 

 

 

 

 

「準備できてるか?ハル、ノーチラス、ヘメル、ミロス」

「もちろんです!」 「はい!」 「おう!」 「ええ!」

「ならよし、。…じゃあ、全員作戦開始!」

 

 

俺の合図でボス戦の幕が上がった。

 

 

「ハル!スイッチ!」

「了解です!」

「ふっ!」

 

俺たちはボスの突き上げを交わしつつ、噛みつきにはタンクで対応しながらボスのHPを削っていった。…ここまで一回も武器のめり込みは起こってないな、、。突き上げもやばいとは思ってたけど、しっかりと下を見てたらどこから上がってくるかは見えるから、対処しやすい。…もうすぐでボスの残りのHPも3割くらいだし、、、。このまま押し切りたいな、。

 

 

 

そして、ボスのHPが3割を切った時、ボスの体に異変が起きた。……なるほど、、脱皮か。そら蛇やから脱皮もするよな…。でも今は脱皮直後だ。おそらく防御力はさっきよりも落ちてるはず、、。一気に攻撃決めて、押し切る、、、、、、「ああ!?」……は?

 

 

攻撃力がさっきの比じゃないし、動きのキレも明らか上がってやがる、、、。…いや待て、そういうことか!?……脱皮直後は防御力が落ちる代わり攻撃と素早さが大幅に上がんのか!くっそ面倒なことしやがって、、。これじゃ突き上げの時も今までほどの猶予ないから避けんのだけで精一杯なる、、、、。それに全員いきなりのスピードアップと攻撃力アップに戸惑って混乱してる、。この状況を打開すんには、、。…あれ使うしかないのか、、?…最近ようやく実戦レベルまでは持ってこれたが、、。…迷ってる暇はないな。これ封じて人死に出たらそれこそ最悪だ。

 

 

 

「ハル!キリト!アスナ!ちょっとだけ時間稼いでくれ!」

「…わかりました!」

「アーク、。分かった!」

「、、分かったわ!」

 

 

 

急げ!急げ!急げ!無限槍は、、!あった!後はこれをスキル欄に入れて、、、!

 

 

「ハル!キリト!アスナ!もういいぞ!スイッチ!」

「「了解!………!?」」

「アーク、、」

 

「『ペドラブル・マインド』、、!」

 

 

俺のソードスキルは半円を描きながら、ボスの体を薙ぎ払った。それに驚いたのか、ボスは上へと行こうとしたが、生憎今の俺には硬直時間が無い。だから、、

 

「『メタフィジックス・ディジェネラシー』…」

 

俺は踏み込みからの突き上げ突き下ろし中段突きの三連撃をボスに命中させた。…ボスのHPは後1/4より少し少ないくらい、、、。怯んでる今!一気に押し切る!

 

 

「『プリズム•ペネトレイト』!」

 

 

 

無限槍専用ソードスキルのこれは踏み込みからの2連撃だけど、、無限槍専用のソードスキルには副次効果としてスキルの使用時クリティカル発生率が上がる。…そしてボスに命中する瞬間、ソードスキルはいつもよりも煌めきボスのHPを削った。 

 

 

 

「んだよ、、あれ、、」

「ソードスキルの硬直がない、、?」

「幹部長……」

 

 

 

後少しなら、、、手数とクリティカルで一気に決める!

 

 

「『エクストリーム•プリズム』!!」

 

飛び上がってからの上からの10連撃の突き。その全部にクリティカルが発生し、その煌びやかな雨は空中に流れ星のような軌跡を描き、ボスのHPを完全に削り切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

【congratulations‼︎】

 

 

 

その文字がボス部屋に浮かび、全員が歓喜の声を上げていた。まぁ後大体3/5くらいで100層まで辿り着けるんだ。少しずつ終わりが見えてきている。それをずっと最前線で見てきたならそら嬉しいだろう。

 

 

 

 

 

 

そんな感じでぼーっとしてたら、アスナがいきなり聞いてきた。

 

「ねぇ、アーク君さっきのスキルは何?」

 

そういや、なんにも言ってなかったな、、。

 

「…このスキルは『無限槍』つうスキル。情報屋のスキルリストなんかにも載ってなかったからおそらくユニークスキルだと思う」

 

「ユニークスキルって団長と同じ、、!」

 

「そ、50層攻略して少ししてからこのスキルがいきなり出てきた。それで同じユニークスキルを持ってる団長に聞いたらほぼ確定でユニークスキルだと」

「…なんで今日まで使ってこなかったの?」

 

「…なんでって、最近ようやく実戦レベルまで持ってこれたからだ。それ以上でも以下でもない。……でも副団長のお前にも言っとくべきだったな。悪いな、説明してなくて」

「…それならいいわ。…その代わりこれからもっと頑張ってもらうから」

 

アスナが満面の笑みでそう言ってきた。……こういうアスナは碌なこと考えてないから結構怖い。…まぁボス戦での負担が増えるくらいやろうし、それくらいならええか。

 

 

てか、思ったよりっていうかなんも言われんかったな。DDAあたりは絶対に「チートや!」とか言ってくるって思ってたのに。…ユニークスキルやからもうええかー、みたいな感じなんかな?まぁなんも言われへんならそれでいいけど、、、。

 

 

 

 

 

この翌日。アルゴが作っている『ウィークリー•アルゴ』には俺の無限槍のことについて書かれていた。

 

 

 

[貫くたびに鋭さを増す“無限の突き”!その名に等しく終わりなき連撃が戦場を貫き、ボスをも貫いた!]

 

 

 

……恥ずかし、、。…めっちゃ盛られてるやん。あかん、これから外歩く時注目されてまう、、。あんまし目立たんは好きちゃうし、、、…エギルの店に逃げるか、、、。

 

 

…ちなみにこの後、このフロアボス戦に参加していた1人のプレイヤーが俺のことを≪流星≫とか言い出して、さらに注目を集めたのは、また別のお話。

 

 

 

 

 






今回はここまでです。次回はラフコフ討伐戦でその中で主人公の過去にも少し触れていきたいと思います。


それではここまで読んで頂きありがとうございます。感想や評価などお願いします
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