今回からは74.75層です。
早めにアインクラッド編終わらせて現実側を書きたいと思う今日この頃。
sideアーク
俺がキリト達に過去を打ち明けて少し、今最前線は74層まで行っていた。今日は俺の部隊の皆んなでレベリングに行こうと思ってたんだけど、、。……何故かキリトとうちのクラディールがデュエルしようとしてるんやが、、。…いやほんまになんで?…状況が意味わからんし、とりあえずアスナいるしアスナに聞くか、、。
「ちょいちょいアスナさん」
「、、!なんだアーク君か、、。どうかした?」
「いや、なんでキリトとクラディールがデュエルすることになってんの?」
「…私たち幹部に護衛をつけるって団長が言ってたじゃない?」
「そーいや、そんなこと言ってたような、、」
「そう。それで私の護衛になったのが彼なんだけどね、、、」
「?どうかしたのか?」
「…うん。彼、私の家の前も守るのが護衛の仕事だー。って言い出して、、、」
「あー、ほぼストーカー紛いのことされてると」
「そう、それでね今日は団としての活動はオフでしょ?だからキリト君とパーティー組んで迷宮区行こうと思ったらクラディールがついてきて、「勝手なことをされては困りますアスナ様!アスナ様の護衛はこの私、クラディールです。その得体の知れない男では務まりません!!」とかキリト君に言い出したら、」
「…あー、キリトが自分のレベル見せて、それ見たクラディールがキリトに対抗心剥き出しにして突っかかっての今、、、って感じ?」
「すごいわね、正解よ。……というかアーク君は何でここに?」
「俺は皆んなに今日、迷宮区のマッピングしつつレベリングするべ、って言ったらなんか皆んな来るー。ってなっただけ」
「あれ?じゃあ他の皆んなは?」
「……ふっふっふー。……アスナ、俺が時間守れると思うか?」
「いや全く」
「うーわ、冷た、、、。…まぁ、状況はわかったし、俺は取り敢えず皆んなのとこ行くわ。…クラディールの処遇、決めたらメッセしてくれ」
「…分かったわ」
いやー、まさかクラディールストーカー気質があったとわ。結構びっくり。確かにアスナの事を崇拝してる感じあったけど、、、まさかそこまで行くとは。こりゃ除籍言われても文句は言えへんな。
まぁクラディールのことは置いといて、みんなのとこ行こか。
「ごめんねー皆んな!遅れちゃっ……ぐはぁ!」
「幹部長〜?何が遅れちゃった☆ですか?」
「ちょ、ハルさん。目が、目が据わってるから」
「何ですか?僕は至って冷静ですよ〜」
「ちょごめんやん!お願いお願い、、許してちょ?」
「…… 許しません」
「あ、、、あ、、、………ごめんちゃい☆」
「…遺言はそれで良いですか?」
「…すっー、、、、死んだーーー」
<ハル、アークに折檻する>
「あの、幹部長のこと助けなくても良いんですか?」
「あれはあの人が悪いから大丈夫だ」
「そうね、あれは遅れる幹部長が悪いもの」
「…まぁ、そうですね」
ちなみに彼に味方はいない。
「ほんとに幹部長は!いっつも副団長に怒られてんのに!何で直せないんですか!」
「ハル、、、これは直せないんじゃない」
「…じゃあ何ですか」
「ふっ、、直さないのs…かっ、、!」
「幹部長〜次ふざけたら速攻で副団長行きにしますよ〜?」
「ハル様今まで誠に申し訳ございませんでした」
「切り替え早!」
「まぁあの人からすればいつもんことだからな」
「そうね。幹部長いつも怒られてるもの」
はぁぁぁ、酷い目に遭った。…まぁ遅れる俺が悪いんだが、、。だって仕方ないもん。眠いんやからしゃーない。……………って
「分かれ道か、、」
「そうですね、、。どうしますか幹部長?」
「そうだな〜、、、よし!ノーチラスどっちか決めて!」
「僕ですか!?」
「幹部長、、すぐに後輩に押し付けようとしないで、ください!」
「いたい!……暴力はんたーい」
「幹部長がしっかりしてくれれば暴力振るわずに済むんですよ?」
「、、、ごめんなさい」
「はぁ、ほんとにこの人は」
「まあまあ、幹部長のことは置いといて。「置いとかないでぇ!」今はどっちに行くかだろ?」
「そうね、おそらくどっちかがボス部屋に繋がっているのだろうけど、、」
「あの、、」
「どうしたんだ?ノーチラス」
「2組に分けるのはどうでしょうか、、?」
「…確かにそうだね」
「さっすがノーチラス!俺が見込んだ男!」
「確かにそれを見落としていたな!」
「そうね、それなら効率もいいわ」
「じゃあ分け方は幹部長が左で1人、他の皆んなは右で異議ないー?」
「「「異議なーし」」」
「…え!?嘘でしょ?」
「嘘でも冗談でもないですよ幹部長!ほら早く行きましょ」
こいつ、最近俺の扱いめっちゃ雑くなってない?…え?雑いのは最初から?……確かに。…まぁそんな茶番も挟みつつ俺たちは分かれ道を進んで行った。(ちなみに結構ガチで1人で行かされた)
えー、分かれ道を左に進んで少し、今現在何も確認できてません!……え?ほんまにこっち何もないやん。これ俺外れ引かされた?もしかしてこれドッキリ?みんなだけボス部屋の方に行ってみたドッキリ?……そんなんはドッキリにはならへんか、、、。まぁこのまま進むか、、ガキン!、、?武器のぶつかる音?誰か居るのか?
「やぁぁぁ!」
おっとー、まさかのアスナとキリトじゃないですか、、。そういやクラディールの件はどうなったんやろか。
話はめちゃ変わるけど、…最近明らかにアスナのキリトに対する態度が恋する乙女のそれなんよな。……まぁキリトはクソボケの女たらしの唐変木やから気づかなさそうやけど。
……2人で組んでるぽいし、多分アスナが勇気出して誘ったんやろうから、あんまし邪魔はしたくない。……どうしよかな。でも、この服目立つしなーー。
「、、?誰だ!」
「誰か居るの?キリト君」
あっやっべ、バレた。まぁ別にバレても問題ないんだけどさ、、。
「よっす、キリト、アスナ」
「…なんだアークが、、。驚かせるなよ」
「アーク君かー。あれ?そういえば他の皆んなは?」
「…ハルにいじめられてボッチ……」
「それは遅れたのが悪いわよ」
「うう、、、。………てかそっちこそクラディールはどうしたんだよ?」
「、、。クラディールは護衛の仕事を解任して一度本部に戻らせたわ」
「ふーん、、、アスナなら除籍くらいやると思ったのに」
「…どこかの試験官さんと違って私は優しいのよ」
「…なぁ、どこかの試験官さんって?」
「ああ、それは「アーク君のことよ」って俺が説明しようとしてただろうが」
「ふふっ。ごめんね」
「……それで、アークは何やったんだ?」
「あれ?キリト機嫌悪い?」
「別に、、、」
「……?…まぁ何やったかって、2軍から1軍への昇格試験が結構前にあったんだけどさ、その時自分が受からなくて、他の自分が下に見てた奴が受かって嫉妬?憎しみ?かなそんなのが湧いてたぽかったから、そんなの置いておきたくないし、でも野放しにしてたらオレンジプレイヤーになりそうだから、除籍して黒鉄宮に入れた」
「…え?それマジか?」
「…マジマジ」
「…えっとアスナ、、?」
「……ええ、本当よ」
「え、、、」
何でそんなヤバい奴見るような目でこっち見てくんの?泣くぞ。
そんな感じで話しながらマッピングをしていたら何か重厚感のある扉の前までやってきた。……なんかの扉じゃなくて、確定でボス部屋やろうけど。…俺とアスナが考え事をしてる時、キリトが扉に手をかけながらおもむろに口を開いた。
「覗いていくか?」
「正気か?」
「……いいんじゃない?」
「うっそでしょ。アスナまで、、、」
「怖いんだったらここにいていいぞ」
「そうよ。私たちだけで行ってくるから」
「…はぁ、行けばいいんだろ行けば」
「そう来なくっちゃ」
「だな」
「まぁ万が一に備えて転移結晶は準備しておこう」
「それはそうだな」
「そうね」
キリトが扉を開けた。……少し奥まで行かないとボスの姿は見えないみたいだ、、、。俺たちは気をつけつつボス部屋に足を踏み入れた。
壁に配置された松明に火が灯り、青白い炎が部屋の中を照らした。その中心では、巨大な青眼の悪魔が俺達を待ち受けていた。
『ザ・グリーム・アイズ』
あっ、、、。これヤバい奴やん、、、、。…失礼しました、、、。
「…逃げろぉぉぉぉぉぉ!!」
「ちょ、アークおまぇぇぇ!」
「ねぇ!2人ともぉぉぉ!」
はぁぁぁぁ、、、やばかったなー。あれ近接だけだって舐めてたら、遠距離あってボコられるやつやな。
俺とキリトは息切れしながらもあのボスについて思ったことを言っていた。
「あれ、近接だけじゃなくて絶対、遠距離も持ってるやつ、やん」
「だろう、な、少なくとも盾持ちが、10人は欲しい、な」
「だな、、」
少し、息も落ち着いてきて、アスナがキリトに質問してた。
「前々から不思議だったのよ。……片手剣の最大のメリットって盾を持てるところでしょ?でも、キリト君が盾を装備してるとこ、これまで一緒にやってきて1度も見たことないわ」
「…それはだな、、」
「私はレイピアのスピードが落ちるから装備してないけど、キリト君は一撃一撃タイプだし、、、たまに見た目重視で持たない人もいるけど、君はそういうタイプに見えないし、、…怪しいなぁ」
流石のアスナにも二刀流のことは隠しておきたいんだな、、。しゃあない、助け舟出すか、、。
「まあまあ、アスナ。スキルの詮索はマナー違反だろ?」
「…それもそうね。うん、、、よし!この話は終わりにしよっか!」
はぁ、とりあえず話を終わらせれた、、。まぁ、次のフロアボス戦あたりでお披露目になるだろうけど、、、ギリギリまで隠せるなら隠した方がいいしな。
「そろそろいい時間だし、一度お昼でも食べましょうか」
「さんせーい」
「…って俺何も持ってないぞ」
「…ふふん。そんなキリト君にはこれを」
「な、、これは……」
「良かったやんキリト。アスナの手料理食べれて」
「お、おう、、」
キリトはどこか緊張した顔立ちのまま、その包みを開き、中にあったサンドイッチにかぶりついた。
「うま!うまいぞ!アスナ!」
「お口に合ったなら良かったわ」
……目の前でイチャイチャしんといてほしいやが、、、。何だこれ?錯覚か?今俺の前にはピンク色の空間が、、、ってなんかこれだとあっち系の言い回しみたいになるな……。まぁ、俺も自分のやつ食べるか。
「いただきます」
今日の献立は肉と野菜のサンドイッチ。ほぼアスナと同じようなやつ。…はぁ、誰かの作ったやつ食べたいな、、、。つーか2年か、、。もう少しで、、。俺たちがこの世界に囚われてから。……ここの所、皆んなが皆んな攻略!攻略!とはいかなくなってきた。多分皆んなこの世界に適応してきてるんだと思う。……俺もたまにあっちでのことを思い出せない日がある。……でも俺は帰りたい。まだ、向こうでやってないことがたくさんあるから。
「…?どうしたんだアーク、ぼーっとして」
「…いや、何でもない」
俺たちが安全地帯で昼飯を食べてる時、クラインたち『風林火山』とハルたちがやってきた。どうやら途中で合流したらしい。…クラインがアスナに近寄ってキリトにしばかれたり、俺が料理できることに驚いてたハルとクラインにサンドイッチの1/8をあげたり、そんな感じで穏やかに過ごしてた時、鎧の音が聞こえてきて全員が警戒体制に入った。
「ALF、、」
「軍の連中か…」
「私は、アインクラッド解放軍コーバッツ中佐だ」
「アーク、血盟騎士団の幹部長や」
「…キリト、ソロだ」
「何故、KoBとソロが一緒にいるのだ。……まぁいい。君たちはこの先まで、攻略済みなのか?」
「…ああ、さっきボス部屋の前まで完了した」
「では、この先のマップデータを渡して貰いたい」
「な!タダでよこせだと!?おめえマッピングの大変さを分かってねぇのか!?」
「我々は全プレイヤーを解放するために戦っている!ゆえに諸君らが協力するのは義務である!」
「…アークはどう思う?」
「…どっちでもいいと思う。別にこれで商売する気キリトにはないだろ?」
「ああ」
「じゃあ、キリトの好きなようにすればいい。…俺はこのパーティーにはほぼ飛び入り参加みたいなもんだし」
「…ほら、マップデータだ」
「…協力感謝する」
「ボスに挑むつもりならやめとけよ。さっき少し覗いたがあれは生半可なボスじゃない。ただでさえ今のあんたの部隊は疲れてるだろ。そんな状態じゃ危ない」
「攻略可能かどうかは私が判断する。そして私の部下はこの程度で根を上げる貧弱者ではない!……貴様ら!いつまで座っているんだ!進軍を再開するぞ!」
コーバッツ以外の軍の連中はフラフラしながら安全地帯を抜けてった。
「…キリト、あいつら絶対…」
「ああ、自分たちだけで挑むだろうな」
「じゃあ?もちろん?」
「…ついていく。死なれたら気分が悪い」
俺たちも軍を追いボス部屋へと向かった。……そして少しした後、
「うわぁぁぁ!」
「…悲鳴?」
「…これって、、!」
「…ああ、、!ボス部屋の方だ!」
ボス部屋の方から軍の連中であろう悲鳴が聞こえた瞬間、パーティー内でも速い方のキリト、アスナ、俺が一気にスピードを上げてボス部屋へと向かった。
「…!キリの字!…俺らも、、って!」
「…まさかここで湧いてきます?」
「仕方ないですね」
「だな!とりあえず幹部長が向かってくれてる。俺たちもここを抜けてすぐに向かおう!」
「ヘメルの言う通りだ!この人数ならすぐに倒せる!行くぞ!」
『おう!』
開いているボス部屋の扉の向こうでは地獄のような光景が広がっていた。陣形も何もない部隊。ボスに怯えている隊員。
……ってかさっきより2人くらいいなくないか?
「何してる!転移結晶を使え!」
「使えないんだ!何度言っても反応しない!」
「な、、、」
「…クリスタル無効化エリアか、、、」
「今までダンジョンにはあったけどボス部屋にも、、!」
まじかよ!ここにきてクリスタル無効化エリアはヤバい!ってか、じゃあいない2人は、、、。……考えるのはやめだ。とにかく今は1人でも多く助け「我々解放軍に撤退の2文字はない!進め!進めぇぇぇ!」
「な!あのバカ、、」
コーバッツがそう団員に指示を出した後、ボスの斬魔刀に切り伏せられ、こっちまで飛んできた。
「…あ、り、え、な、い、」
そう最後に言い残して、あいつの体はポリゴン片になって散っていった。……何がありえないだ、、。味方の命を蔑ろにしようとしたくせに、、、
「だめ、、だめ、、、ダメェぇぇぇ!」
「…!?アスナ!?」
「マジかよ!」
アスナが叫びながらボスの背中へと突っ込んでいった。
途中からハルたちも合流し、軍の連中は離脱できたけど、今度は俺らがどうやって離脱するかだよな、、。こっちも少しずつジリ貧だ。
「…アーク、、無限槍のソードスキル一発あいつに打ち込んでくれないか?」
「何で、、ってそういうことか?」
「ああ、あれを使う」
「……分かった。その代わり削り切っても文句言うなよ」
「誰が言うか」
「アスナ!ハル!クライン!スイッチ!」
「「「了解!」」」
3人とスイッチして、俺はボスの胴体に『エクストリーム•プリズム』を放った。ちょうど後3割くらいか、、。後は頼むぞ、、キリト!
「よし!アーク!スイッチ!」
「分かった!」
「はぁぁぁぁ!」
そう叫びながら、ボスに攻撃を加えるキリトの背中にはもう一本の片手剣が出てきた。
「『スターバースト•ストリーム』、、!」
キリトの2振りの剣は水色に発光し、そしてそれは見るものを圧倒する剣技。どんどんスピードが上がっていく。まるで夜空に輝く星を連想させるかのような綺麗な剣技でボスのHPを0にした。そして、キリトはどっと疲れが押し寄せたのか、地面に倒れた。
その後キリトが目を覚まして、クラインがキリトのスキルについて聞いていた。そして、アスナはクラディールの件などで少しの間団を離れたいと言い出したが、それをうちの団長は許さずキリトが団長とのデュエルで勝てばアスナの退団を認めるとのこと。……そして何故か俺も、キリトと団長のデュエルの前に団長と試合することになった。……うん。何で?別に俺は辞める気ないのに。なんでやねん。……団長に理由を聞いたら、「いい機会だ。君とも少しデュエルしたいと思ったまでのことだよ」だと。…俺はあんたの気分だったのかよ。…まぁ団長とやれることなんて滅多に無いからいいか、、、。
そして、俺とキリトはデュエル当日を迎えた。
今回も読んでくれてありがとうございます!後四話くらいでアインクラッド編も終わりやと思います。
それじゃ感想や評価などぜひお願いします!