ソードアート•オンライン 槍使いの軌跡   作:おもちの木

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月夜の黒猫団パートです。こっから二話くらいはシリアスな展開が多なると思うんでお願いします。今回は最初をキリト視点からその後主人公視点に戻します。


第五話

 

 

sideキリト

 

俺はその日武器の強化素材を集めに下層へと行っていた。その帰り、1つの少数ギルドがモンスターに追い詰められてたから助けたらそのギルドの泊まってる宿屋に連れられて今こうなっている。

「それじゃ、俺たち『月夜の黒猫団』を助けてくれたキリトさんへの感謝を込めて乾杯!!」

「「「「乾杯!!」」」」

「乾杯…」

 

俺は元々人とのコミュニケーションがあまり得意ではない。クラインやアークと会った時はそういうロールプレイでやってたけど、デスゲームが始まってからはまともに喋ってた奴なんてアークとアスナ後エギルくらいだったから、やっぱり初対面は難しい。

「いやー、本当にありがとうございます。キリトさんが居なかったら結構やばかったので」

そうお礼を言ってきたのは、このギルドのリーダーのケイタだった。

「いや、そんな大層なことはしてない。俺はたまたま素材回収で居合わせただけだし、冷静だったら君たちだけで十分対処できてただろうし」

「それでもだよ。キリトさんが助けてくれたのは事実なんですから」

「そうか、、、」

アークなら「お礼は素直に受け取っとくもんだぞ!」とか言いそうだな。

 

そんなことを考えてたらケイタが俺のレベルを聞いてきた。、、、普通ステータス情報を聞いたりするのは、この手のゲームじゃマナー違反なんだけどな、、 とそう思いながらおれはケイタたちに自分のレベルを教えていた。

「俺は20くらいだよ」 

本来よりも大分低いレベルを。

「そのレベルでソロなんてすごいですねキリトさんは」

「ケイタ、敬語はやめてくれないか?多分年近いだろうし。それとソロだっていっても効率は悪い」

「そうなんで、、、んんっそうなんだ」

ケイタは少し考えるそぶりをしてから俺に聞いてきた。

「あのさキリト、キリトが良かったらなんだけど俺らのギルドに入らないか?実は俺たちのパーティーで前衛ができるのがテツオだけで、そこでさ……こいつサチって言うんだけどサチを盾持ちの片手剣に転向させようって案が出てるんだけど、どーも勝手がわからないみたいでさ。キリトは片手剣使ってるぽいからさ教えてくれたら嬉しいし、それに皆んなで強くなって俺たち攻略組に入りたいんだ!だからどうかな?」

俺はその誘いを受けて1つの未来を想像した。今の攻略組は25層の攻略で甚大な被害を受け、殺伐とした空気が漂っている。そんな攻略組に月夜の黒猫団のようなアットホームな雰囲気のギルドが入ったら、、

 

そんな未来を想像したからか、俺はその誘いを受けた。これがあの悲劇を招くとも知らずに。

 

 

 

sideアーク

今日28層のボス攻略が終わった。結果は犠牲者0。はぁぁ、マジでしんどい。25層でALSが壊滅し攻略組を離脱、その穴を埋めるようにKobが入ってきたんだが、、DKBの奴らALSがいなくなってリミッターが外れたかのように暴れてる。あいつらいつも喧嘩してうるさかったけどコインの表と裏みたくお互いがお互いを抑え込みあってたんだな。マジでめんどくさい。Kobが出て来てなかったらガチめに攻略組半壊とかもありえんぞこれ。真面目にKoB、ひいてはヒースクリフにリーダーをやってもらいたい。、、そうそう今回のボス戦は我らがアスナさんの初めての副団長としてのボス戦だったんだよな。流石というべきかめちゃめちゃ指揮が上手かった。もうアスナがリーダーでええやろ。……まぁ後気になることと言えばキリトが最前線に顔を出さなくなった。フレンド欄の名前はまだあるから生きてはいるんだろうけど。

 

 

まぁそんなこんなで俺は29層を攻略のためレベリング中だ。今日はどんくらいやろーか「アーク君少しいいかね?」ん?

そう俺に声を掛けてきたのは血盟騎士団団長のヒースクリフだった。

「どうされたんですか?Kobの団長がわざわざ俺のとこまで来て」

「そう警戒しなくてもいい。今日来たのは少し君と話したかったからさ」

この人が俺と話すことねー?何もないでしょ。

「君はまどろっこしいことが嫌いらしいから単刀直入に言おうか。アーク君、我々Kobに入団しないか?」

「……」

そゆことね。大方ギルドの戦力増強が目的か。アスナが入ってキリトが最前線にあまり来ない今なら俺が入ると思ってなのか、そうじゃないのか。まぁ入ってみてもいいとは思うけど。てか俺がまどろっこしいこと嫌いだって誰から聞いたんだ、確かに嫌いだけど。

「我々も前回のボス戦では危なかったからね。そこで君というプレイヤーを勧誘したいと思っているんだ。、、確か20層のボス戦犠牲者が出そうな状況を打開したのは君だっただろう?アスナ君は戦況を見据える能力が高く統率力にも優れてるが、突発的な状況の対処はまだあまり得意ではないようだしね。そこで君というピースだ。君はアスナ君を支えながらそのような状況の対処に赴く。どうかね?これなら犠牲者0でなおかつ安全な攻略ができると思わないか?」

うーん。確かにその通りではある。俺自身突発的な状況の対処は得意だって言える、でもな、、

「それ、俺が入るメリットはあるのか?……安全な攻略っつー面で言えばそうだし、俺も入るのもやぶさかじゃないって思ってる。でもこっちにあるメリットも出してくれないとそう易々と決断はできない」

「そうか、、。まず役職としてKobの幹部をまとめる幹部長の役割、そしてギルドの団員に課しているレベリングノルマは副団長などと同様に君には課さない。そして、働きに応じてcolや戦利品等々をその都度渡す。今言えるのはそんなところかな?」

 

、、、なるほどな。こいつ本気で俺を欲しがってるのか。俺の能力だけを欲しがってるから速攻で断るつもりだったけど。

まぁ色んな経験積んだ方がいいし、アスナのことも気になるしな。

 

「…分かった。契約成立だヒースクリフ。俺はアンタの血盟騎士団に入らせてもらう」

「感謝するよ。アーク君」

そう言いながら俺はヒースクリフと握手をした。

 

 

その日俺は血盟騎士団に入団した。これから起こる色んなことを思い浮かべながら。

 

ちなみに血盟騎士団の本部でアスナが俺の顔を見た時、めっちゃ驚いた顔してた。ちなみに副団長の次に偉い役職ついたって言ったらもっと驚いてた。アスナの反応おもろいな。ちなみに自分の下に知り合いがついたからか分からんけどアスナはしょっちゅう俺に仕事を押し付けてくる。しかも地味に面倒なの。許さんあの副団長。

 

 でも少しはアスナの焦ってる感情も落ち着いたかな?

 

 

 

 




 はい五話でした。今回はキリトと主人公それぞれのギルド入団パートです。ただ次はがっつりシリアスです。作者のメンタルが持つように頑張ります。

 面白いと思ってくれた人は感想とか評価とかしてってください、、、お願いします。




現実で相手に、契約成立だな。とか言ってみたい。
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