ハイスクールO×O ~目指せ!おっぱいドラゴン!~   作:貴司崎

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※この登場人物紹介には本編のネタバレを含みますのでそれが嫌な方は読み飛ばしてください。


登場人物紹介O×O編※ネタバレあり

 ◆Outsiders(アウトサイダーズ)×Organization(オーガニゼーション)

 略称は『O×O』。原作知識から“絶望の未来”を知ってしまった転生者達がそれに抗う為に第二次世界大戦終結後に結成した組織であり、表向きは神器所有者や超常の存在の血を引くハーフなど表の世界に居場所がなくなった“はぐれ者”を保護して居場所を与える目標を掲げている。原作知識持ち転生者は全員が神器所有者なので自分達が真っ当に生きられる環境を作る事も兼ねている。

 活動内容は表で生きられなくなったりした神器所有者やハーフの保護、保護した者達への教育や生活補助、異能者や異形が生活できる特別区域の運営、日本国内の異能者組織及び超常の存在の勢力との交渉、各種技術開発、所属エージェントによる様々な戦闘行動etc……など多岐に渡る。裏では所属転生者によって原作で起こり得る悲劇の阻止や介入も行われているが、非転生者の構成員も多いので表向きは不自然でない別の理由を付けて行動している。

 貴族悪魔であるダンタリオン家の最上級悪魔(転生者)がスポンサーになっていたり、古参の転生者を中心に各勢力に伝手があるメンバーが所属したりしていて、神器所有者の保護や技術開発などで成果を出しているので日本国内での影響力は大きい。また最近ではアメリカに支部を設立するなど世界進出もしている。

 

 

 ◆O×O所属転生者

 

 ◇土御門蒼月

 掲示板のコテハンは『石器マイスター』。この作品の実質的な主人公。転生者組織『O×O』が派遣した駒王町の人間側管理者である転生者夫婦の下に生まれ、原作主人公である兵藤一誠とヒロインの1人紫藤イリナと友人になるオリ主ルートを邁進している人物。

 両親が転生者の中でも上位に位置する実力者であり、それぞれ日本の有名な異能者家系出身なので高い才能を持つ。初めは半ば成り行きでいずれ来たる原作の為として鍛えていたが、とあるきっかけで『赤龍帝故に多くの困難に立ち向かう事になる一誠達と共に歩みたい』という目的を持った事で最近は精力的に修行に励む様になった。

 保有神器は様々な石器を作り出す創造系神器『黒石の創製(ストーン・エイジ)』であり、幼い頃からの厳しい修行と本人の才覚によって石で出来た武器や器物を自在に生み出せる様になっている。実は南米に伝わる伝説のドラゴン『創世の翼蛇龍(エレメンタル・ドラゴン)』ククルカンが封じられた神器の一つなのだが、まだ実力不足という両親の意向で本人には詳しく伝えられていない。

 作れるのはあくまで石器なので強度は然程ではないが創造系神器としては燃費が良く、両親から学んだ剣術・神通力・陰陽術を組み合わせれば下級の異形を倒せるなど小学生とは思えない戦闘力を有している……が、両親を始めとした幹部クラスが強すぎて自分の実力はそんなでもないと思ってしまっている模様。

 

 ◇土御門花蓮

 掲示板のコテハンは『聖剣巫女』。蒼月の母親でありO×O所属の転生者。現在は異能者・異形共存試験街である駒王町の人間側管理人であり、表向きは『駒王神社』の巫女として働いている。

 旧姓は『坂上』であり昔の日本の英雄『坂上田村麻呂』と『鈴鹿御前』の末裔である『坂上家』に生まれたが、色々あって旦那と出会い嫁入りした時に苗字を変えた。実家とは嫁入りを名目に出奔してO×Oに入ったので関係が多少悪かったが、色々と話し合ってO×Oとのコネなどの利益を齎して現在では普通に付き合っている。

 保有神器は凡ゆる属性の聖剣を創り出す『聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)』であり、禁手は『千変万化の神通剣(ブレード・メタモルフォセス)』という。坂上家に伝わる刀剣変化の神通力を神器と組み合わせた亜種の禁手で、創り出した聖剣を自在に変化させる。鍛え上げた神器から生み出される聖剣は生半可な聖剣を凌駕する質を持ち、伝説の聖剣に見られる様な特異な特性すらも自在に発現させられる応用性では最高クラスの神器。

 更に本人の才覚と実力が“鈴鹿御前の再来”と称される程に高く、一つ極めるのに通常は数十年掛かる神通力の秘奥である六神通の内『神足通』『天眼通』『天耳通』を習得済み。特に神足通を得意としており瞬間的な速度ならO×O最速、時空間操作により結界の擦り抜けなども可能。加えて純粋な剣技も超一流であり、これらの能力が合わさることで転生者内でも最強クラスの戦闘能力を有する。

 最近実家の方から家に伝わる伝説の聖剣『ソハヤノツルギ』を再び託されたが、前述の通り伝説の武器が必要無いぐらいに強いため、今後原作に関わるであろう息子に使わせてその戦力を強化しようと考えている。

 

 ◇土御門月下

 掲示板のコテハンは『結界師神主』。蒼月の父親でありO×O所属の転生者。現在は駒王町の人間側管理人の代表を務めており表向きは『駒王神社』の神主として働いている。

 大陰陽師『安倍晴明』の末裔の一つである『土御門家』の分家筋に生まれ、後に妻になる花蓮との出会いなどがあって家を出てO×Oに所属した。花蓮と違って実家にはちゃんと話を通した上で出て行っており、現在でも土御門家とは普通に付き合いがある模様。

 保有神器は攻撃を防ぐ立方体型の結界を創り出す『刹那の領域(インスタント・スクエア)』。結界系神器としては格はそこまで高くないものの、彼自身が“土御門家の神童”と呼ばれた程の陰陽師であり、特に結界術や風水術に長けているので発生させた結界に陰陽術で様々な効果を付与する事も出来る。

 陰陽術として卓越した能力を持ち実戦経験も多く転生者の中でも上位の実力者だが、現在は駒王町の管理者代表かつ町に張られた結界のメイン術者として働いて忙しいので実戦は花蓮やO×O駒王町支部のメンバー任せる事が多い。本人としても『結界を擦り抜ける妻とは相性最悪で夫婦喧嘩したらまず勝てない』と息子に訓練しながら言っており、基本的には結界の操作を含めた後方支援に徹している。

 尚、その妻とタッグを組んだ場合には“超強度の結界を多数展開して動きを封じて、そこに結界を擦り抜ける最強クラス聖剣使いが斬り込む”というコンボになる。また花蓮曰く『禁手を使った旦那は私よりもタチが悪い』らしい。

 

 ◇安倍輝夜

 掲示板のコテハンは『お狐占い師』。現在はO×O駒王町支部の1人として管理人の土御門夫妻のサポートなどを行っているが、本来はO×O幹部にして平安時代から生きている最古の転生者である狐憑き。

 大陰陽師『安倍晴明』の孫娘として生まれたが、曽祖母にあたる妖狐『葛の葉』の血を濃く引く半妖として生まれた。それから晩年の晴明に目をつけられて弟子入りして陰陽術や占星術を習い、訪れ得る“絶望の未来”に抗う為に同志である同じ転生者を探し始めて転生者を中心とする異能者互助組織『O×O』設立のきっかけとなった。

 保有神器は特定の対象の近い未来を内部に映し出す水晶球『先見の水晶球(フューチャー・スフィア)』。これ自体はありふれた神器だが禁手の『廻り巡る星見の座(リインカーネーション・アストロジー)』になると水晶球が砕けて未来の可能性を映す“星”へと変化し、無数の未来の可能性を閲覧して望んだ未来情報を知る事が出来るという亜種禁手となる。この禁手と本人の卓越した占星術の才覚から“星読み”と呼ばれる最高位の預言者として知られており、同時にこの預言の力で転生者を探し出してO×Oへと転生者達を集める役割を担っている。

 神器の使用には集中する必要があるので戦闘ではほぼ使えないが、長い年月で人間としての陰陽術に加えて妖狐の血に纏わる妖術や仙術を極めているので術者としては転生者最高位の技術を有しており戦闘能力も非常に高い。更に陰陽術・妖術・仙術を組み合わせたオリジナルの術法を幾つも開発している。

 かなり長く生きている実力者なので日本ではかなり有名で多くの異能者の家系や超常の存在と面識があり、O×O設立に際しての日本の異能者勢力各方面への繋ぎは彼女の伝手が多分に影響している。また昔から活動しているので各地に残る“狐”の伝承の幾つかが彼女の行動が原因になっている模様。

 

 ◇櫛橋青蘭

 掲示板のコテハンは『雷鳥使い』。現在表では駒王学園大学部に通っている大学生であり、裏ではO×O駒王町支部に所属するエージェントとして活動している。

 日本最大の異能者組織『五大宗家』の『櫛橋家』の分家筋に生まれて高い才覚から将来を期待されていたが、保有していた神器が家に伝わる“青龍”と相性が悪く実力が有っても持て余されて冷遇されていた。そんな折にO×Oの転生者スカウトが来て、実家に特に未練もなく、原作の未来に備える必要もあると考えたため出奔した。

 保有神器は北アメリカ大陸に伝わる精霊にして霊鳥『サンダーバード』を封じた独立具現型『天翔ける雷精鳥(サンダーボルト・ウィング)』で、神速での飛行を行い強力な雷撃を放つ上位神器。更に禁手である『天より降り来たれ(アドヴェント・サンダーバーズ・)雷神鳥(テウルギスト)』になるとサンダーバードが強化されて雷となって超神速での機動が可能になり、術者である彼女自身にもサンダーバードの力を降ろして同等の能力を発揮出来る様になる。

 高校時代に同級生の『クレーリア・ベリアル』と友人となり原作で彼女を襲う悲劇を止める為に尽力したが、自分だけでは暗殺を仕掛けた悪魔達からクレーリアを守りきれなかった事から力不足を感じ改めて鍛え直した。実家の青龍とは相性が悪かったが五大宗家の者が有する霊獣をその身に降ろす才覚自体は優れており、自らの神器であるサンダーバードの力を降ろす亜種禁手を目覚めさせる程。それ以外にも櫛橋家流の術法も高レベルである使えて近接戦闘の技術も高く、将来的にはO×Oの新たな幹部になる事を期待されている。

 

 ◇童門弘毅

 掲示板のコテハンは『水属性(爆発)』。現在は駒王学園の高等部に通いつつ、O×O駒王町支部のエージェントとして働きながら法術の研究者としても活動している。

 五大宗家の『童門家』の分家筋に生まれて本人が法術の研究が好きだったので幼い頃から術の修行に明け暮れていた。だが研究内容が家伝の術から外れた異質なものだった事、実家の霊獣『玄武』と相性がそこまで良くなかった事などが原因で家の中では浮いた存在であった。そこに現れたO×O転生者スカウトの話を聞いて、実家よりも様々な術が学べる環境に惹かれ童門家を出奔してO×Oに加入した。

 保有神器はオーラを込めた液体を水蒸気爆発させる『爆ぜる海嘯(オーシャン・ブラスト)』という状態変化系。液体がなければならずオーラを浸透させる手間や爆発の効果範囲が広過ぎて自分や味方を巻き込みがちになる使い勝手が悪い神器だが、彼自身の水を操る法術と組み合わせて弱点を補いつつ火力を上げている。

 ちょっとマッド気味でうっかり実験で失敗する事もあるが実力は確かであり、倫理観はまともで異能者としての仕事は真面目にしており支部でも頼りにされている。特にO×Oの研究班からは腕っぷしが強い研究者として仕事を頼まれる事が多い。

 

 ◇真羅高虎

 掲示板のコテハンは『ロボキチ』。現在は駒王学園中等部に通いつつプラモデル部でダンプラを作って遊び、O×O駒王町支部ではロボット式神の研究をしながら合間にエージェントとして活躍している。

 五大宗家の『真羅家』の分家筋の生まれであり、原作のシトリー眷属の女王『真羅椿姫』の兄として生まれた。幼少期は趣味のロボットで遊びながら異能者として修行を積んでいたが、真羅家が神器を制御出来なかった妹を排斥した事で不満を覚え始める。そして前世にしかないロボット作品の企業名を使っているO×Oを転生者の組織と推測して接触、妹の神器の制御法があることもあって家族を説得した上で真羅家を出奔してO×Oに加わった。

 保有神器は人型の非生物を自由に操作する『人形舞踏劇(マリオネット・ダンサーズ)』で、主に自作のロボット式神を動かすのに使われる。これらの式神は神器で動かす事を前提に設計された専用機であり、高い性能と本人の卓越したマルチタスクによる集団戦術が合わさって単騎で中級の異形の軍団に匹敵する戦力となっている。

 格闘戦が得意な真羅家出身であり人型ロボットの操作に必要な事もあって一通りの武芸に精通しており、式神を中心とした術者としての技術や機械工学系の知識を有しているので異能科学分野の研究者からは期待の新人と見られている。

 

 ◇朝日奈ミチル

 O×O所属の転生者であり駒王学園小等部教師、小学生男女の初恋泥棒になる巨乳美人。コテハンはないが駒王町関連で報告する時には『駒王学園小等部教師』のコテハンを使う。

 一般家庭に生まれた普通の転生者だったが制御しきれない神器の呪いによって家族を傷付けてしまい、関係が悪くなったので転生者スカウト要員に見付けられた事をきっかけに家を出てO×Oに加わった。それから義務教育を終えた後はエージェントをやっていたが、異能の影響で心を病む子供達を見て先生になりたいと言う夢を抱く事になり教員免許を取得。その能力と人格面を幹部達に評価されて原作の舞台である駒王町に派遣する転生者の1人に選ばれた。その後は表の教師としての仕事をしながら裏で異能に目覚めた子供達の面倒を見たりカウンセリングを行ったりしている。

 保有神器はヴリトラ系の一つ魔法力を削る領域を生み出す『漆黒の領域(デリート・フィールド)』で、本人が魔法をメインに戦うスタイルなのでエージェント時代は神器で敵の魔法力を削りつつ吸い取って自分が使うという対魔法使い戦闘を得意としていた。

 現在では早くに裏のオカルトを知ってしまったイッセーの監視などを目的に裏事情を知る小学生で構成された『放課後オカルトクラブ』の顧問に就任。蒼月を含めた所属している子供達の面倒を見ながら危ない目に遭わない様に誘導している。

 

 ◇枢木藤十郎

 掲示板のコテハンは『マスター仙人』。O×Oのトップであり仙術と武術を極めた最強の転生者。トップとして仕事はしているが基本的には象徴・兼・暴力装置であり実際の組織運営は信頼出来る部下に殆どを任せている。

 大体室町時代辺りに生まれた。同じ転生者を探していた輝夜が初めて出会った他の転生者であり、彼女とは本人達曰く“長い付き合いの腐れ縁”であるとの事。そこそこの名家の生まれで特に剣術が達者だったが、輝夜に出会ってからは仙術を教わり神器の効果もあって人間でありながら仙術を会得、そこから仙桃を食べてしまうなどのトラブルがあって寿命を克服した仙人になった。

 保有神器は通常の五感では感知できない魔力や妖力などのエネルギーを感知出来る様になる『第六感覚(シックス・センス)』。鍛えた異能者であれば普通に出来る程度の力なので神器としては最下級ではあるが、神器を鍛え上げた上で自身の第六感に上乗せする事で超精度の気配察知や仙術に必要な“気”の感知すらも可能としている。

 長い年月を掛けて鍛え上げられた武芸は超一流の領域であり、特に得意とする剣術においては新人エクソシスト時代とは言え最強のデュランダル使い『ヴァスコ・ストラーダ』を倒したり、かの『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』を両断するなど魔王クラス以上の戦闘能力を発揮する。その実力から日本でも相当に有名になっておりO×Oとしても“切り札”みたいな扱いになっているので中々戦闘に出る事がなく、普段は構成員に武芸を教える指導者として動いている。

 

 ◇レイラ・ブランシャール

 掲示板のコテハンは『半天使』。O×O最高位の治療師であり転生者内の二大ヒーラーの一角。人間と天使のハーフである“奇跡の子”な合法ロリ。

 第二次世界大戦期に中級天使の父とキリスト教信徒の母の間に生まれ、前世からキリスト教信者だった事もあり敬虔な信徒となった。占いで転生者だと気付いて来た輝夜達とも交流はしたもののあくまで教会の信徒である立場は崩さなかったが、第三帝国と天界の過激派が起こした死した聖書の神を復活させる『偽神降臨計画』の生贄に選ばれ両親を殺された上で攫われる。

 計画そのものは輝夜等転生者達と事態に気付いた三大勢力によって阻止されたが、聖書の神の死を知った事、主への信仰は変わらないが今の天界は信用出来ないと考えた事から出奔して後のO×Oとなる転生者達に合流した。現在では元キリスト教徒派閥の代表として同じく信仰を持ちながら教会を追放された信徒をO×Oに受け入れている。

 保有神器は自分の血から具現化する紅い槍『慈悲なる聖血槍(マーシフル・ロン・ブラッド)』であり、聖槍で貫かれた神の子から滴った血である『聖骸』の一端が神器となったとされる聖遺物(レリック)。槍から放たれる聖なるオーラによって重篤な傷や病を癒し、呪いすらも解除する強力な回復系神器だが聖なるオーラを使う関係上それが弱点の異形を癒す事が出来ない欠点もある。

 合法ロリなのは小学生時代に儀式の生贄にされ掛けた影響で成長が止まったからであり、その外見と回復役と言う事で戦闘能力は低く見られがちだが、奇跡の子であり聖遺物を宿すので発生させる光力は強力無比であり上級悪魔すらも一瞬で蒸発させる。勿論戦闘訓練もしっかり積んでいるので生半可な上級転生者以上の戦闘能力を有している。

 

 ◇ユリウス・ペンドラゴン

 掲示板のコテハンは『ロリコン聖騎士』。合法ロリハーフ天使のレイラにガチ惚れしてO×Oに入り、彼女の護衛兼側近を務めるO×Oキリスト教派閥のNo.2なロリコン。

 イギリスのペンドラゴン家の本家の三男坊として生まれたが聖王剣には選ばれず、それなのに宿していた聖槍によって当主に祭り上げられそうになって鬱屈した生活を送っていた。だがそこに転生者スカウト要員として派遣されたレイラと出会って封じられていたロリコン性癖が目覚めて一目惚れ、自分をヨイショしていた親戚や聖王剣に選ばれた兄をしばき倒してから出奔してレイラの忠実な騎士(ロリコン)にジョブチェンジした。

 保有神器はアーサー王が保持していた聖槍が神器化した『落日の聖槍(レヴェリー・ロンゴミニアド)』。その特性は聖槍版デュランダルと言える破壊力重視の聖槍であり、特殊な能力はないがシンプルに武器として強力。ユリウスは『かの聖槍そのものというより“アーサー王伝説”の一端が神器システムに取り込まれて生まれた“聖槍の影”の様な物では』と推測している。

 ペンドラゴン家では厳しい修練を積んでおり周りが当主に推薦してしまう程の本人の才覚もあって実力は高く、単純だが強力な聖槍と合わせれば純粋な人間の転生者としては花蓮に次ぐ実力を持つ。更に性癖はアレだがO×O内部でも立場が微妙なキリスト教派閥の実務面を一手に担い、派閥内部をレイラをトップとして完全に纏め上げてみせた。まあ本人としては彼女の側近としての立ち位置を確たるものにする為なのが主な理由だが。

 

 ◇イヴェルタ・ネルアス

 掲示板のコテハンは『半堕天使』。魔女であった母と最上級堕天使である『コカビエル』の間に生まれたハーフ堕天使であり、今はO×Oに所属するエージェントの中でも最強格。

 物心ついた時には父親は消えており、母親も彼女が中学生ぐらいの時に病気で亡くし、それから三大勢力間の戦争が起きた事によってハーフ堕天使である彼女は命を狙われたが輝夜達に救われて仲間となった。それから『とりあえず母さん捨てたクソ親父を一発ぶん殴る!』という目標を持って自らを鍛え上げ、最上級堕天使の娘という卓越した才覚もあって体術・光力共に非常に高い実力を身につけて神器を亜種変化させるまでに至った。

 保有神器は『蒼炎龍の手甲(ブルーブレイズ・アームド)』と言う元は『龍の手(トゥワイス・クリティカル)』だったが修行の末に中にいた『蒼炎龍(ブレイズ・ドラゴン)』の意識が目覚め、所有者を乗っ取ろうとしたので神器の中の精神空間で返り討ちにして舎弟にした事で変化した亜種神器。禁手は蒼色の全身鎧を身に纏い背に一対の龍の翼と五対の堕天使の翼を展開する『蒼炎龍(ブルーブレイズドラゴン)()堕天鎧(フォールダウンアーマー)』で、ドラゴン由来の蒼炎と堕天使由来の光力を合わせた超火力の『蒼炎光』を自在に行使出来る。

 戦闘では蒼炎のブレスを放つ遠距離攻撃や、光力を槍状にしての近接戦闘も駆使するが、最も得意なのは禁手の鎧で強化した肉体と磨き抜いた体術による格闘戦。純粋なパワーと近接火力であれば転生者でもトップで最上級堕天使にも匹敵する実力者。

 尚、コカビエルが彼女達の下を離れたのは三大勢力間の戦争に参加する為であり、彼女達に被害が出ない様に突き放して遠ざける意味もあった程度には情があった。その辺りは彼女も理解していたが『それはそれ』の精神で偽神降臨計画を追って来たコカビエルと交戦、容赦なくボコボコにした上で現在では偶に連絡を取り合う程度の仲を強制している。




※各種設定は本編最新話までの情報を元に書かれているので今後の更新次第で追記・修正を行う事があります。ダンタリオン眷属転生者については次話で。
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