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雨衣チヨコ
魔法:【味変】ものを甘味に変える (魔女化進行で非可食物も対象にでき、より甘くなる)
原罪:チョコレート至上主義
どんなものかに関わらず、それを口に含んだときに甘い味に感じさせる魔法。ただこの甘味はチョコレートのそれには似つかないもので、本人は不満。
牢屋敷のゲキマズ料理をまだマシなものに変えることができたので同期のほとんどには好評だった。一方、見た目に反する味の料理を嫌った面子にも良かれと魔法を押し付けるなど、その性格は敵を作りやすかった。
そんな彼女のチョコレートに対する偏執は魔女化が近づくにつれて深刻化し、どうにか合わせていただけで実は甘いものが苦手だった友人との絆に亀裂を生んだ。
余談:処刑は自分が茹でられる中、目の前でチョコが焦げていくことの方に絶望した。
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裏話:
あたしのチョコレートを食べたのは誰か。
この作品を書き始めるにあたって、まず彼女からこの話は始まりました。
一方で実のところ、彼女は初めこのセリフ一つ以外に全く設定は考えられておらず、名前もキャラも魔法も何もかもが白紙の状態であり、「目覚めた少女達の最初の代表としてマーゴを困らせる」という役割以外には何も与えられていないモブ同然の存在でした。
そして一応、裁判の様子をある程度は描写しておこうと思った時に、そういえばこの子はなんでそんなにチョコレートに執着しているんだろう、だとしたら魔法も禁忌もそれ絡みになるのかな?と思い立ち、設定を考えてみようとしたのが、ある意味この作品全体の方向性が定まった瞬間だと言えます。
そうして期せずして肉付けをされたチョコちゃんは、その後も何度も登場しました。ぶっちゃけると私自身は自分勝手に下らん騒動ばかり引き起こすこの手のキャラクターはどちらかと言えば嫌いの枠に入るですが、中々どうして登場させてしまうのか。
どの話にも何故かどこかにチョコレートや甘味という要素が出てきてしまうのも本来は予定外だったのですが、それもこれも彼女が出張りやすいせい。
極めつけに投稿時期にバレンタインが被ったという縁を後押しに、彼女は覚醒してしまった感があります。
どうにも私の作品のプロットは大袈裟に始まってあっさり終わってしまう竜頭蛇尾になることが多く、毎回出てきては雑にシメられる彼女もまたその犠牲者ではありましたが、だからこそギャグオチとして大変扱いやすい子だったとも言えますね。
余談2:同期ちゃんズとは仲良しのつもり。
余談3:バレンタインで使おうとした大鍋はかつて自分が煮られたのと同じ鍋。メンタルが強すぎる。
余談4:「十五の夜に琴詩酒は」でハブられた。
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星見カナタ
魔法:【未来視】確定した未来を予知する (魔女化進行でより遠くの時間軸が見える)
原罪:未来への
物や場所に関わる未来の事象を予知する魔法。
ナノカと同じく発動が不安定だが、変えようのない確定した未来を視るタイプの強力な予知魔法だった。
幼い頃に安易に未来を予言した結果、身近な人が不幸に見舞われたため、未来のことは決して口にしないようにしていた。
予知能力のおかげでかなり終盤まで生き残っていたが、魔女化が進んで随分先の未来まで見えるようになり、ナノカ達の世代で訪れる結末を予知。
その一助になるよう、黒部ナノカに向けて置き土産のメッセージを残した。
そしてその独り言を魔法の銃の持ち主である友人に盗み聞きされてしまい、それを黒幕との内通と勘違いされたことで一触即発の事態に。
前から薄気味悪かったという心無い言葉と、ついに銃撃されたことでその場で魔女化。
銃の少女を惨殺、銃を隠したところでなれ果て化し、黒幕によって捕縛、封印凍結された。
余談:魔法発動中、未来視の中の沢渡ココに見つめ返されてビビり散らかした事がある。
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裏話:
黒部ナノカが何故か持っていた「魔法の銃」に関わるif設定みたいな存在として書いた子です。その元の持ち主の友人であり、その在処を伝えた少女。
原作のナノカがどんな【幻視】をしたのかというところに深く絡ませてしまったので、独自設定としては一番冒険をしたキャラではあります。銃の出所について原作で既に説明ありましたっけ?あったらすみません。
ナノカの【幻視】もまた、原作でも「私はこういうものを見た」という本人の独白でしか語られず具体的な描写が無いため、結構解釈の余地がありそうな魔法だと思います。
そこにかつての囚人の魔法と交錯したというイフをぶつけてみたら意外と面白いものが出来るのではないかな、と言うところから彼女は生まれました。
【未来視】の魔法の所有者ということで、彼女の台詞はあえて非常に分かりにくく書いています。一応会話が成り立っているのはあくまでナノカもまたそれを共有した仲だからであり、その内情を逐一説明はしない以上、二人の関係は表面上では何が何やらという形にならざるを得ませんでした。
描写しにくかったと言えばナノカのお姉さんの存在も大きかったりします。
この作品ではほとんどモブ同然でしか出てきていない彼女ですが、彼女はれっきとしたメインキャラクターの肉親であり、それでいてナノカ以外に対してはどんな態度を見せる人物なのかほとんど把握できない存在でした。
それゆえ好きに扱えるオリキャラとは違って、とても繊細な立ち位置に思えて動かせなくなってしまったんですね。迂闊に登場させてしまうとどうしても解釈違いを引き起こしてしまう気がして・・・正直な吐露として、作品通してナノカの掘り下げが少ないのはその煽りを受けています。
そんなナノカとしかほぼ接点を作れないカナタもまた扱いの難しい子だったため、設定されたのが2章と初期の割に登場回数が少ないのですが、「十五の夜に琴詩酒は」にて彼女もまた良い感じになってくれたと思います。ナノカへの矢印そんなにデカかったんだね君ね。
未来視を失った結果、超然とした雰囲気はあるけどその実なんも分かってないしコミュ力も無菌培養、みたいな天然属性は彼女が喋るにあたり書いていて楽しかったです。
余談2:存在感の薄さは自前の雰囲気が成せる業で、最近自覚してきている。
余談3:上記を悪用して他人の背後から声を掛けて驚かせるのを趣味にしだした。迷惑。
余談4:近視。