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黒部ナノカ
カナタの項で言い訳している通り、お姉ちゃんとの絡みが難しすぎたために出番が少なくて大変心苦しかったですが、最初の章の「マーゴをうっかりお姉ちゃん呼び」だけは外せなかったところだったりして。
マーゴに手玉に取られる感じはおおよそ原作通りにといったところですが、ダリア編で突然現れては意趣返し兼自慢話にあることないこと話しまくるのは書いていて面白かったです。あれがないとあの話は暗すぎたので。
途中からフェードアウトしてしまうぶん登場させる時は大事にしたかったので、原作でもそうだったように「描写されていないところでどんなことをしていたか」は他キャラのセリフから摂取できるように心がけました。やっぱり裏では意外とはっちゃけた行動をする気がしますこの子。
余談1:姉が当時ナノカの姿をしていたので同期にめちゃくちゃ間違えられる。
余談2:「カナタと対面」「ナノカが帰った時期」「バレンタイン」「別作品(エマの誕生日)」を並べてみると実は時系列に時空の歪みが発生するけど誰も気づいてないし別にいいか。
余談3:カナタと連絡先を交換するのを忘れた。
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二階堂ヒロ
十日足らずで島を出て行ってしまったのに、彼女が残していったものは数多くて。
オリキャラたちは誰も直接は関わっていないのに、誰もが時折その名を口にするという存在感が流石はヒロちゃん、という感じにしたかったです。
最後に彼女が口にした「はのうら」への参戦は時系列や世界観がどうなるのか現時点では分からないので矛盾が起き得ますが、ちょっとだけの匂わせという感じで。
牢屋敷残留組ではないのにゲスト参戦したりと明らかに原作組の中でも特別扱いではありますが、それもこれも原作エピローグにおけるヒロとマーゴの会話こそが、この作品の設定の根幹そのものだからなんですね。
目覚めた少女たちをよろしく、と。
あのくだりがなければ構想自体無いと思うと、ヒロちゃんには感謝しきりです。
余談1:帰り際にノアから似顔絵をもらった。
余談2:ルカの名前は知らずじまい。
余談3:黙って1人で島の様子を見に行ったことは後日みんなに詰られる。特にエマに。
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城ケ崎ノア
気ままで可愛らしくて、普通に絵を描いていたりと一番なんでもないように見えて、言動や行動の端々には闇が見え隠れ。本当はもしかしたら誰よりも危うい状態。
そんな雰囲気は原作さながらに出来たかなあと思っています。けれど違いは、今ならその理解者がいること。
特にアンアンとの距離感はそういう微妙な感じで、お互いにちょっとそれを意識し、掴みかねてもいるけれど、時にはそれ自体を楽しんでいる。
幼い感じなのに時々すごく聡明なところを見せる彼女が笑ってくれる時の内側は、たぶんそういうのだったら良いな、と思います。
感受性の高そうな彼女は、きっとほかの少女たちや、アンアンやヒロ、そしてマーゴのことも、実は誰よりも、本人よりも理解していたりするんじゃないかなあと。
余談1:ヒロの似顔絵を描いたことがルカにバレないように細心の注意を払っている。
余談2:ギャル子の名前はまだ覚えてない。
余談3:落書きが増えてきたせいで清掃の是非をめぐってルコ対ルカの戦争の引き金となり間に挟まれたことがあるが、本人的にはどっちでもいいらしい。
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夏目アンアン
牢屋敷に残った少女の中で、彼女もまたスタンダードな立ち位置のように思います。人並みに傷を抱えたまま、さりとて何か行動を起こそうとするわけでもなく、怠惰に日々を過ごしていきたい。そして彼女は結構あけすけにものを言ってくれるので、そういう環境や周りのキャラの事情も語りやすくていい感じでした。
物書きとしての彼女は原作でもフューチャーされたところで、とてもとっつきやすい設定だと思います。そして加害者にも被害者にもなったことがあり、その理由も禁忌と浅からぬものだったことは、掘り下げるのに十分で。
ギャル子との会話で吐いた言葉は、本当に彼女がそう言ってくれたらいいなと思っています。
なお本編ではフウカとは良き好敵手として和解した感じに終わりましたが、実のところアンアンはそのときのライブ感で克己心を絞り出しただけなところがあり、彼女のことは依然として凄く苦手だったりします。ぐうたらは不治の病。
余談1:最近ギャル子やノアにメイクの練習台にされている。めちゃくちゃ迷惑している。
余談2:フウカの名前はまだ覚えてない。
余談3:現在ペンネームを募集中。
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宝生マーゴ
実質的にこの作品の主人公であるマーゴさん。
原作エンディングの姿が「先生」以外の何者でもなかったので、この作品におけるマーゴは大抵の場面でマーゴ先生と呼ばれています。違和感ないと思います。
一方でナノカやヒロ、ノアやアンアンにとっては、彼女は変わらずマーゴで、マーゴちゃん。
そうした区別にマーゴ自身が仮面を使い分けようとして、たまに被り損ねている瞬間こそが、彼女の魅力なのだと思っています。
そして最初と最後の章で描写していますが、この作品におけるマーゴさんはエマとヒロへの感情がめちゃくちゃデカかったりして。
今わの際にエマに遺した言葉、己が罪を暴いたヒロに手向けられた言葉。
それらは彼女の本音の中の本音であって、それを共有できた切欠である彼女たちへは殊更に思い入れが強いだろうと思っています。もちろん、その仲間であるみんなにも。
見返してみるとマーゴに限らず感情表現においては笑った、微笑んだ、という表現ばかりが出てくるのですが、その上でそれがどんな笑顔だったのか、さらに「自覚的に笑って見せた」のか「無意識に笑ってしまっていた」のかは明確に分けるように心がけています。そしてマーゴさんは、そのほとんどが「見せる笑み」だろうとも。
そんな彼女が嘘偽りなく、自然に笑える場面を描きたくてこの作品は始まり、そして終わったのでした。
余談1:同期ちゃんズが地味にお気に入り。
余談2:チヨコの名前はまだ覚えてない。
余談3:最近図書室でお昼寝しているところを目撃されるようになった。