ISXD 仮面ライダーに転生した男   作:刹那クロスロード

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55話 記憶

 

 

 

「ぜリャーーーー!!」

「クッ!」

 

俺は偽物を戦いながらとある場所に誘導していた

ガーベラストレート、タイガーピアス、タクティカルアームズⅡ、ⅡL、カレトヴルッフが地面に突き刺さしている

そして今俺の手にはカレトヴルッフが2本ある

 

「これで終わりだ」

 

俺は生身によるTRANS―AMを使った

本来はありえないが俺の精神世界なので使えた

紅い残像を残しながら地面に刺した剣から剣へ移動しながら斬って行った

 

「クッ!グッ!ガハッ!」

「セイッハーーーー!!」

 

乱れ切ったあとキラ(偽)は少しよろめいた

よしこのままとどめだ!

俺はそう思ったがキラ(偽)の様子が変わった

様子以前に見た目が変わった

周りに赤いオーラとよくわからない文字が現れそこにいたのは

 

「ロイミュード!!」

「チッ!正体がバレたが所詮人間だ。負けるわけがない」

 

奴らの胸には081と096とあった

081はバット型、096はコブラ型だった

ロイミュードはコアを破壊しない限り復活する

だけど今はドライブに変身することなんてできない

メモリもドライバーもないし、ここはISだから…使えない

 

「君は間違っている」

 

えっ?

 

「仮面ライダーとISは別々に使うしかないという考えは間違っているんだ!」

「そして、今使っているこのISは君のじゃないんだ」

 

え?どゆとこ?

俺専用なんじゃないの?

 

「本来、君の特典にはISの搭乗は含まれていなかった。彼女もそう設定していない。じゃあなぜ君のISはガンダムで搭乗が出来るのか。」

 

それもそうだ、俺が望んだ特典の中にはなかった

 

「君は前世でこの本を読んだ時、ガンダムを連想したんじゃないのかい?」

 

確かに

この作品の中にガンダムが存在すればいいなと思った

それと同時に仮面ライダーもいればいいとも思った

 

「君のその願いをこの世界神がが叶えた」

 

この世界の神が?

 

「だから仮面ライダーとISを別に考える必要はないんだ」

 

俺が願っていたから…願ったから俺はISを

そして、この世界の神は俺の願いを叶えてくれたのか

知らない俺のために

 

「なら二人の言葉を信じるぜ!」

 

俺はドライブドライバーを創造しようとした

 

 

 

 

現れなかった

 

「なんで?」

「それは私がここにいるからだよ」

 

後ろから声が聞こえた

振り向くとそこにいたのは40前後の渋いおじさんだった

 

「もしかして……?」

「その通りだ。私はクリム・スタインベルト。君がよく言うベルトさんだ」

 

ワオ……ホンニン?

 

「君という人は……本人だ」

「えっと……じゃあどうやってドライブに変身すればいいんだ?」

「何を言っている?ベルトはつけているではないか」

 

は?

腰を見るとドライブドライバーがあった

なんで?

 

「まぁいいか!」

「君の実力を見せてもらうよ」

 

俺はベルトのエンジンキーひねり赤いシフトカー━━━━シフトスピードをシフトレバーにし、シフトブレスに挿した

 

「変身!!」

 

ドラーイブ ターイプスピード

 

黒いスーツに赤いアーマー、斜めのタイヤが特徴の基本形態

 

「初乗りだ!ひとっ走り付き合えよ!」

 

右手首を掴みポーズを決めた

 

「こいつ仮面ライダーだったのか!」

「クソ!!」

「逃さない!」

 

シフトレバーを3回動かしシフトアップした

 

スピスピスピード

 

スピードを上げ081の前に周り連打をかました

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」

 

どこぞの紫の悪霊のように殴った

 

「お前もだ!」

 

096を後ろ回し蹴りで吹き飛ばした

 

「お前らを倒す!俺は決めたんだ。仮面ライダーとしてヒーローとして戦う!そして全ての人を守る!」

 

シフトブレスのシフトカーを取り外しオレンジ色のシフトカーに変えた

 

タイヤコーカーン マックスフレア 

 

その音声とともにスピードタイヤが弾かれそこにオレンジ色のマックスフレアタイヤが装着された

 

「お熱いのをかましてやるよ」

 

フレフレフレア

 

096を殴った

ただ、その拳にはフレアの能力で炎が付与されている

右、左、フック、アッパー

 

「グッ!!ウゲッ!……コノヤロ…」

「096今助ける!!」

 

081は096を助けようと加勢しにきた

だが俺は、081の顔に裏拳を決め怯ませた

 

タイヤコーカーン ファンキースパイク

 

今度は黄緑の刺々しいタイヤが飛んできてフレアタイヤと変わるように装着された

そして081の後ろに周り肩を抑え動けないようにした

 

「グガァァァァァァ!!」

 

スパイクタイヤを高速回転させ攻撃を開始した

うん痛そうだ

だけどこれだけじゃ終わらない

081をはなすとその場でグッタリと倒れた

 

「次はお前だ096!」

「クッ!!クソ!!!」

 

タイヤコーカーン ミットナイトシャドー

 

スパイクタイヤが弾き出されそこに紫の手裏剣のようなタイヤが装着された

手裏剣のようなじゃなくて手裏剣だろ

 

「さーてどうやって料理しようかな!」

「料理するのはこっちだ!」

 

手元にエネルギー状の手裏剣を作り出し投げた

 

「ハッ!」

 

その後も連続で投げた

これでもかというほど投げた

 

「痛!痛い!痛いって!!」

「まだまだ!」

 

もう一度手元に手裏剣を作り出し今度はそれで手刀のように使った

 

ビシィィィ

 

バチィィィ

 

「グアァァァァァ!!」

「最後だ!」

 

シフトブレスの赤いボタン━━━━イグナイターを押した

 

ヒッサーツ

 

シフトレバーを奥に倒した

 

フルスロットルシャドー

 

俺は4人に増えその場で飛び上がりスピードロップ(シャドーversion)を決めた

 

「終わりだーーーー!!」

「グアァァァァァ!!」

 

ドオォォォォン!!

 

096は爆発しコアはパリンと音をたてて壊れた

 

「うっ……くっ……っ!!」

「081!あとはお前だけだ!」

 

081は096がいなくなり少し焦りを見せた

 

 

だが

 

 

 

 

 

 

 

 

「あまり使いたくなかったが…使うしかない!!」

 

 

 

バイラルコアを取り出し自らの体に近づける

すると、コアは吸い込まれるように体の中に入り大きなコウモリに変わりレーザーをだして攻撃を仕掛けてきた

 

「デカイのは反則だろ!しかも早いし!」

 

さて、どうするべきか…

トライドロンを呼べるのかもわからない状態で巨大化されたから困ったな

 

「とりあえず……来いトライドロン!!」

 

シーーーーーーーーーーーン

 

マジか……

 

ドォォン!!

 

ドォォン!!

 

「嘘だろぉぉぉぉ!?」

 

ビーム攻撃が地面に当たり吹き飛ばされた

とりあえず動きだけでも止めないと! 

なにか!何か無いのか!!

そう考えていると1台の白と黒のシフトカーが飛んできた

 

「こいつは……?そうか、こいつを使えばいけるかも!」

 

すぐさまシフトカーを入れ替えた

 

タイヤコーカーン ジャスティスハンター

 

シャドータイヤがガコンと音をたてて外れそこにジャスティスタイヤがハマった

手にはジャスティスゲージと言われる鉄格子状の盾のようなものを手に持った

 

「ハンター。お前の力借りるぞ!」

 

ハンハンハンター

 

ジャスティスゲージを巨大なロイミュードに投げた

すると格子は大きくなり、ロイミュードの周りに鉄の柱が立ち蓋をするようにガチャンと閉じ込めた

 

「これで決めるぜ!」

 

エンジンキーをひねりイグナイターを押した

 

ヒッサーツ フルスロットル ハンター

 

目の前に2対の回転するタイヤが現れ俺はそこに向かって走った

 

「ジャスティス!!スマッシュ!!」

 

高速で射出され巨大ロイミュードに体当りする形でパンチを繰り出した

 

バギィィィィィン

 

ものすごく大きな音がなり巨大ロイミュードの体には大きな穴が空いていた

 

「ふぃ〜!」

「見させてもらったよ、よくやったな。やはり君になら託せるかもしれないシフトフォーミュラを」

 

シフトフォーミュラ?

俺の知らないシフトカーだな

 

「今はまだデータだがそのうち完成する。それと……君には知ってもらわないといけないことがある」

 

知っておかなきといけないこと?

 

「翔一は前の記憶を覚えているかい?」

 

前の記憶?

そう言えばあの日以来思い出せないな

シャルと出かけたあの日

あの日のボヤ以降だな

偶然…?

 

「偶然ではないんだ。君は日に日にこの世界に染まりつつある。だから思い出せないんだ。一つを除いて」

 

一つ?

そう思っているとベルトさんは片手を付き出した

そうすると先から光が照射され、それがプロジェクターのようにスクリーンとなった

何がながれるんだろう?

その疑問は一瞬で無くなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゴメーン!アタシたちアンタにこれっぽっちも友情とか見てなかったから!』

ギャルのような三人組がいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ながれたワンシーン

 

 

 

 

 

「ゔぉぇぇ……なんで…?…体が……ゔっ!!」

急に嗚咽感をおぼえた

だがあのシーンは見たことがある

 

「大丈夫か!?」

「ここまで拒絶反応が出るとは……」

「だからやめたほうがいいって言ったじゃないですか!!」

 

何か三人で揉めている

その話に入ろうにも嗚咽が止まらなかった

 

「これは君の闇であり傷であるんだ」

 

傷?

 

「君はあの人達に好意は無かった。だが、友達になろうとしていた」

 

友達に?なぜ?

あんなケバいやつなんかと友達にもなりたくないのに

 

「友達になろうとしていたんだよ。そして、この原因を作ったのが龍之介と陽菜だった」

 

龍之介と陽菜?

俺は少し記憶を呼び起こすように深く潜った

そこに見えたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽菜と龍之介がその女達と話している姿だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゔぉぇぇ!うっおぇぇ!」

「その後、彼らは謝りに来たよ。知らなかったと言って」

 

なんだよそれ…

 

「あぁ…アアァァァァァァァ!!」

「翔一!!」

「もうやめろ!こいつの精神が持たない!」

「だが、話しておかないと次へのギアは入らないぞ!」

 

俺は少し後悔した

聞かないほうが良かったんじゃないかと思った

 

頭が割れるように痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

内と外からハンマーで殴られてるような感じだ

 

「アアァァァァァァァ!!頭がーーーーーわ、割れるーーーーーー痛い!!痛いーー!!アアァァァァァァァァ!!!!」

 

その後も三人は話していた

俺は頭の痛みで聞き取ることは出来なかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから少したち俺の頭痛は和らいできた

 

「翔一大丈夫か?」

 

俺はフラフラと立ち上がった

 

「ああ……大丈夫だ…俺の記憶に対する情報処理が追いつかなかっただけだ。それと━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━全て思い出したよ」

 

そう、俺は全て思い出したのだ

あの記憶の全て

陽菜や龍之介と遊んだ記憶

ISとハイスクールDXDの記憶

そして、

 

 

「仮面ライダーの記憶も」

 

 

俺は忘れていた

たくさんの仲間と一緒にいたのに過ごしたのに

そしてみんなを信じていたのに裏切られた

それを上書きするようにこの世界の記憶を思い出としていった

だが一つだけわからない

 

「俺は一体、何者なんだ」

「そんなに考えなくてもいいだろう。今の君は仮面ライダーでIS操縦者だ」

 

仮面ライダー…

 

「そうだな、今はそうとしておくよ!」

「そろそろ時間だよ」

「翔一にはやることがあるだろ」

 

キラさんに刹那さん…

 

「一気にトップギアまで入れるぜ!」

「その調子だ翔一!」

 

俺は今までのことを振り切って次のステージに進むと決意した

 

「みんなありがと!」

 

そう言って俺は薄く消えていった

 

 

 

「私も元に帰るよ」

「あんまり無茶なことさせないでください」

「あいつがいなくなれば誰がこの世界を守る」

「そうだったな。だが、もうこんなことは無いだろう」

 

そしてスタインベルトも消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん……ガハッ!!ゲホゲホ!」

「翔一が起きたにゃ!」

「翔にぃ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が目を覚まし周りを見た、そこにいたのは心配している顔をしたいつものメンバーと

 

 

 

 

 

「陽菜……」

 

 

 

 

陽菜だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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