ISXD 仮面ライダーに転生した男   作:刹那クロスロード

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56話 目覚め

 

 

 

俺は目を覚ますと、海の中ではなく砂浜だった

傷口は塞がっており周りを見渡すとは見知った顔がいくつもありその中には『彼女』もいた

 

「…陽菜……」

「遊聖!心配したよ!」

心配そうに声をかける陽菜

だが、今の俺にとってはその言葉は偽りにしか聞こえなかった

 

「………ごめん……俺…全て思い出したんだ……」

「っ!!!!?」

 

俺はストレートに話した

驚くだろうと思っていた

陽菜はやっぱり凄く驚いていた

俺はあの記憶を封印に近い形で忘れていた

嫌だった

辛かった

心がえぐれるかと思うくらい

実際そう思っていたから

 

「そっか……思い出したんだね…」

「あらあら、二人だけでなんのお話ですの?」

「ん?何かよくわからないがその話に入らせてもらうよ」

「悪い。この話には入らないでくれ、俺と陽菜…いや、俺と前の世界の話しだ」

「なにを「意味のまんまだ」私には理解ができない…」

 

ゼノヴィアは本当に理解ができていないようだった

それもそうだろう、別の世界があるなんて誰も思わないだろう

 

「また今度話す。陽菜もあとからな。先にあいつを…福音を助ける!」

 

福音の居場所がわからない、だけど助けないといけない

そう思っているとISが俺の思いに反応するように待機状態の腕輪から小型のスクリーンが現れそこには福音の居場所が示されていた

 

「ここか、場所がわかった。いっt「ダメにゃ!」黒歌…」

 

黒歌は俺を止めた

それもそうだろう先程まで気を失っていたのだから

また、傷口が開くかもしれない

一応、聖母の微笑みにより回復はしている

 

「前にもあったにゃ!コカビエルの時も傷を負ったままで戦って倒れたにゃ!」

「そうです!翔にぃは頑張っています!今回はいいじゃないですk「黒歌、白音…俺は誰だ?」え?翔にぃは私達の兄妹で家族じゃないですか?」

 

それでも少し信用できなくなっていた

 

「そうにゃ、家族にゃ!それ以外に何があるにゃ?」

 

家族と思ってくれる

信頼できるかわからない…

友達だと思っていた人に裏切られたのだからそう簡単に信じることは出来ない

 

「そうだな、長い付き合いだもんな!だけど、俺は行くよ。俺は二人の家族であり兄妹であると共にIS操縦者で仮面ライダーなんだから」

 

口ではそう言っているが内心は変わらなかった

腰にロストドライバーを巻きつけ一本のメモリを取り出した

それは赤・黄・緑の3色に別れていた

 

OOO

 

「翔一は何でそこまで自分を犠牲にしてまで人を救うにゃ!」

「俺がこの世界に来た理由……いつか話すよ……」

 

俺はスキャナーを握りオーズドライバーの赤い三枚のメダルを読み込ませるようにスライドさせた

 

タカ クジャク コンドル タージャードルー

 

全身赤に統一され左手には円盤のようなものが付いていた

 

「じゃあ……行ってくる!」

 

クジャクウィングを開き空を飛んだ

 

「翔一は……自分勝手にゃ…」

「でも、翔にぃに関してはいつもの事じゃないですか黒ねぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そっちに行ったぞセシリア!」

 

専用機持ちは福音と戦っていた

 

「わかってますわ!くらいなさい!」

 

バシュゥゥゥン

 

一発のレーザーが福音の元へ向かった

だが、福音はかわす動作をしなかった

それどころか、腕でなぎ払うだけでかき消した

 

「くっ……効きませんわね」

 

こちらからの有効打はなく、福音の攻撃が段々と当たる

 

「lalalalaーー」

 

福音は手元に光の槍を作り出しセシリアに投げた

 

「クッ早いですわ!!」

セシリアと光の槍がぶつかり合う瞬間だった

 

Heat Maximum Drive

 

「ハッ!」

「えっ!?仮面ライダー!!」

 

右半身は赤、左半身がシルバーの仮面ライダーが破壊したのだ

 

「嬢ちゃん大丈夫かい?」

 

各部にガチャポンのようなものがついている黒と銀色の仮面ライダーもその後を追うようにやってきた

 

仮面ライダーW、仮面ライダーバースの二人が加勢に来たのだ

先ほどの攻撃はメタルシャフトによって破壊した

Wはハードタービュラーに乗っており、バースはカッターウィングを装備して飛んでいた

 

「さて、どうしたものか」

「どうしたもこうしたも、あいつを倒すんだろ?」

「倒すのは簡単だよ、だけどあれは…」

 

彼女達は知らないのだから言わない方がいいのだろうか

フィリップは少し悩んでいた

今まで無人機だと思い戦ってきたのにいきなり有人機ですと言われたら少し動揺するのではないかと

 

「アイツラなら大丈夫だろ!」

「なぜ君はそう思える?」

 

フィリップは問いかけた

 

「アイツラは専用機持ちだ、そんな事では動揺なんかしないだろ!」

 

伊達明は力強く答えた

人の心は脆い

だけど伊達はそれでも彼女達を押した

だったら僕は彼女達を信じよう

決心を決め、彼女達に声をかけた

 

「君達、福音が有人機なのは知っているのかい?」

「えっ!?そうなんですの!?」

「あんた気付かなかったの!」

「そうだよ、動きを見る限り人が乗っているとしか思えないよ」

「…ステラでも……気が付いた……」

「……私も気が付いた」

何人かは気が付いているみたいだ

心配して損したとはこのことだね

 

「lala…lalalaーー」

 

甲高い声と共にひらりと回り、72の砲口から高密度エネルギー弾を全方位に発射し始めた

 

「バーン!!」

「わかってる!」

 

バース1枚のセルメダルをベルトに入れ横のグリップアクセラレータを回転し

 

ブレストキャノン

 

胸のリセプタクルオーブからパーツが現れブレストキャノンを装着した

 

Luna Trigger

 

Wはルナトリガーにチェンジした

そして、トリガーマグナムにメモリを指しマキシマムモードにし、ブレストキャノンのセルバーストのため何枚もメダルを入れた

 

Trigger Maximum Drive

 

セルバースト

 

 

「トリガーフルバースト!!」

「うおおぉぉぉぉ!!」

 

ブレストキャノンからは砲弾のような強大な一撃が発射され、トリガーマグナムから何十発ものエネルギー弾が発射され半数以上の攻撃を相殺した

 

 

 

 

 

 

だが、残りは箒とシャルルだった

 

「(一夏!!)……か……いちかーーーー!!」

「翔一!!」

 

バババババン

 

ドンドンドンドン

 

箒とシャルルのいたところは煙で覆われていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箒side

 

 

 

「箒、無事か?」

「一夏?なぜ一夏がここにいるのだ!?あれだけの傷を追っていたのに!!傷の方は大丈夫なのか!!」

「起きたら治ってたよ。それよりアイツを倒そう」

「うむ、倒して操縦者を助けよう!」

 

 

箒sideout

 

 

 

 

 

一夏side

 

これが俺のISの……次の段階

全体的に変わった

それに新しい武装もついた

『雪羅』

クロー、シールド、荷電粒子砲の3種類が使えるのか

スラスターも増えたみたいだ

俺は……この力でみんなを守る!!

 

一夏sideout

 

 

 

 

 

 

シャルルside

 

 

「翔一!!」

「ハァァァ………ハッ!!」

 

バババババン

 

エネルギー弾は私に当たることはなかった

そして、後ろにいたのは赤一色の仮面ライダーだった

 

「翔一?」

「ああ、ただいまシャルル」

「なんで?ISの反応が無かったのに」

「なに?俺が死んだとでも思ってたのか?」

「思ったよ!!もう……心配させないでよ……」

「悪かったな、あとは俺に任せて休んでな」

 

翔一は頭を撫で飛んでいった

 

「ここからは俺のステージだ!!」

 

 

 

 

シャルルsideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

危なかった

 

あれは危なかったな

 

ギリギリクジャクフェザーが届いたからどうにかなったけど間に合わなかったら落ちてな

 

「W…バース…」

「やっぱり生きてたな」

「ああ、予想はしていたよ。でも、どこで何をしていたんだい?」

「海に落ちたんだよ。んでその後、黒歌達が助けてくれたみたい」

 

奇跡だよな〜

 

「それよりも、目の前の福音だ」

「ああ、そうだね。先に言っておくよあれは「有人機なんだろ」知っていたのかい?」

「嫌な思い出も含めて思い出したよ」

 

ヒュン

 

俺達は飛んできたものをかわし臨戦態勢をとった

 

「おいおい、話を待ってくれる相手で無さそうだぞ」

「んじゃいっちょ救出作戦でも始めますか」

 

Wはトリガーマグナムをバースはバースバスターを俺はメダジャリバーを持ち直し飛び込んでいった

 

「はぁぁぁ……はあ!!」

 

クジャクフェザーを放ち、福音のエネルギー弾と相殺した

その間に間髪入れず火力を誇るヒートメモリを使い攻撃

バースもバースバスターを使って移動しながら攻撃をしていた

俺が守り、2人は攻める

だけど2人の攻撃はかわされ、福音の攻撃は相殺もしくはかするぐらいでこっちが押されている

 

「これじゃあ埒が明かないぞ!」

 

バースは少し焦りが見えてきていた

それは誰が見てもわかる

俺でも少し焦り始めてきた

 

『だったら、元を叩けばいいんじゃないのかな?』

 

その声は……キラさん?

 

『対話をするんだ、翔一』

 

刹那さんも?

なんで?

 

『僕達にもわからない。だけど』

『仮面ライダーはISになった』

 

俺のISが仮面ライダーに、じゃあ前のガンダムのデータは?

 

『それはまた別のところに保管してあるよ。それにこれは完全にISになったわけじゃないんだよ。』

『ISのデータを仮面ライダーに転送している。ガンダムとしてのISは使えないわけじゃないが元のあの姿には戻れない』

 

それでも……いやいい

俺はこの力でこの世界を変えて元に戻す

これはフェルトとの約束だから

 

「それで、どうすればいい?対話と言ってもライザーシステムは使えない」

「どうしたんだい?」

「あいつと対話をすればいいらしいんだが、ライザーシステムが使えないからどうしようもないんだ」

「なるほど、ようは福音と対話をすればいいんだね?」

「まあな」

 

できるのか?

いや、フィリップなら俺がいなくても一人で何かやっていただろう

そしてフィリップは一本のガイアメモリを取り出した

 

Parlia

 

「このメモリの記憶は対話、話し合い。無駄な争いをしないためにと、君の能力であるイノベイターのデータを入れて作った」

「じゃあ、気づいていたのか?」

「ああ、福音が「「有人機だってこと」」

「何話してるかわからんが、やれることあるなら早くやってくれ!俺が持たん!!」

 

伊達さん……キラさんやり方を

 

『説明するよ。まず、彼とWになるんだ』

「フィリップ!」

「ああ!」

 

俺とフィリップは変身を解除した

 

 

 

周りに他の人がいるのに

 

「えっ!?仮面ライダーって」

「翔一さんとフィリップさんでしたの!?」

 

やべっやっちまった!?

 

「フィリップ!?」

「わかってる!!」

 

Cyclone

 

Joker

 

「「変身」」

 

CycloneJoker

 

仮面ライダーWCJに変身した

そして、鳥型のメモリエクストリームメモリがやってきた

そのままフィリップを取り込み、サイクロンとジョーカーの光のレールを通るようにエクストリームメモリが降りてきた

 

CycloneJokerExtreme

 

鳥形メモリを開くと金色の線がXへと変わりそれに合わせてWも変化した

顔、腕、足にそれぞれX字型に変わり、肩はW型

CycloneJokerとの違いはまだある

それは中央にクリスタルサーバーと呼ばれるものが出現したことだ

 

「ちょっと、どういうことだ!」

「あんた、仮面ライダーのサポートしてるんじゃなかったの!!」

 

あー面倒くさくなった

 

『翔一が周りを見ないで変身を解除したからだろ』

 

うっ……それは……ごもっともで……

 

「その話はあとからだ、翔一早くどうするか聞いてくれないか?」

 

忘れてた!

キラさんどうするの?

 

『コアに直接Parliaのマキシマムドライブをぶつけるんだ』

 

直接って…やるしかないよな

 

「フィリップ!」

「聞いていたよ」

 

WCJXは左手を突き出した

 

「「プリズムビッカー!」」

 

左手には盾に剣が刺さった物がにぎられていた

 

Prism

 

プリズムソードの柄にメモリを差しソードを抜いた

 

「バイクだからな、あんまり無茶はできないぞ」

「わかった、とりあえず福音のコアの位置を検索するよ…………でた、思っていたとおりの場所みたいだ。胸の中央にある」

「中央ね、了解!」

 

プリズムソードを片手にハードタービュラーを操作しながら福音に突撃する形で突っ込んだ

 

「やぁぁぁっあ!!」

「lalalalaーー」

 

スラスラとかわしていく福音

だけどこっちも

 

「翔一今だ!」

 

PrismMaximumDrive

 

「「プリズムブレイク!ハアァァ!!」」

 

福音の一瞬の隙を突きマキシマムドライブを当てた

50tの威力により海面に叩きつけられ沈んでいった

 

「フィリップ!?海面に沈んじまった!!」

「救出に向かおうか」

 

タービュラーを徐々に海面に近づけていく

 

「翔一そこから離れろ!!」

「え?」

 

一夏の声が届くと同時に海面が盛り上がった

そこから光の槍が雨のごとく降り注いだ

ギリギリまで接近していたため攻撃に反応できずエンジン部に一本当たり煙を出していた

 

「クソッタレが!全員防御に専念しろ!」

「二次移行か!」

 

誰もが予想していなかったと思われる二次移行

クリスタルサーバーに接続したとしてもわからなかったであろう

なぜなら『地球の本棚』は過去と現在のことしかわからないのだろうから

 

「クッソーー!上がってくれー!!」

 

タービュラーで限界まで上昇していた

 

「翔一どうするつもりだ!」

「しらん!」

 

理由なんか特にない

 

「空さえ飛べれば!」

 

その時、微かに見えた胸の装甲の傷

その奥にはコアが見えていた

 

 

 

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