「空さえ飛べれば」
「それはわかるが……落ちるーーーーーー!!」
うおおおおお!!
落ちてる落ちてる!!
ハードタービュラーがもたずそのまま自由落下
このままいけば海面と顔がキスしちまう
「ギャァァーーーー!!」
「翔一うるさい」
「ごめん……」
怒られた……
ってそんな事で落ち込んでる場合じゃない!
「どうするんだ、フィリップ?」
「風があれば…」
風?
「kyaaaaaa!!」
「「ガァァッ!!」」
福音は落ちている俺達の首を掴み全速力で飛び続けた
「ガァァッ!!」
「2人とも大丈夫か!!」
バースバスターを撃ちながらついてきている
だが、メダルはかわされダメージは無い
逆に
「アダダダダ!グハッ!!」
進化した銀の鐘によって撃ち落とされた
「kyaaaaaaaa!!!!!!」
「「ガハッッッッッ!!」」
そして俺達はどこかの島の砂浜に叩きつけられ砂が吹き飛びクレーターができた
「クソッタレ!!」
エクストリームメモリを閉じ再度開きマキシマムドライブを発動した
「「ダブルエクストリーム!!」」
「kyaaaaa!!」
両足にエネルギーが集まり蹴った
福音は真上に吹っ飛んだ
「やったか!」
「嫌、まだだ!」
「だよな!あたった感覚がなかったからな!」
福音め当たる直前に瞬間加速で抜けたな
「どうすんだよ…飛べないのに…」
「風があれば…」
「なんだよさっきから風、風って?」
「風の力があれば飛べるんだ…」
「風……あっ!ゴールドエクストリーム」
ゴールドエクストリーム
Wの劇場版で登場した最強フォームの上のフォーム
風都の風の力を得て進化したフォーム
「それがあれば…来るよ翔一!!」
「見えてるよ!」
無数の光の槍が飛んできた
CycloneMaximumDrive
HeatMaximumDrive
LunaMaximumDrive
MetalMaximumDrive
「「ビッカーファイナルイリュージョン!!」」
エネルギー状の巨大な盾を展開させ光の槍を防いだ
「翔一……」
「私達も行くぞ!」
「あのISにどうやって立ち向かうのよ!」
箒side
遠くで翔一が戦っていた
今、翔一が戦っているのに手も足も出せないでいる
いつでもほぼ圧倒していた翔一
そして、都市伝説の仮面ライダーだった翔一
私たちにできることはないのか!!
出来ること……そうか!
「出来る限り援護攻撃してこちらに目を向けさせる」
「その後はどうするつもり?」
「全員で交互に攻撃だ!」
「それはいけるのか?」
「行けるかわからないけど……やらないよりはマシかな……」
みんな!
「みんな行けるよね!」
「いけますわ!」
「僕もいけるよ!」
「私もいけるぞ」
「私も!」
「……ステラ…も…」
「俺もいけるぞ!」
「うむ。全員で仮面ライダー……翔一を援護するんだ!」
『うん!(ああ!)(おう!)』
専用機持ちはそれぞれ福音に向かって飛んでいった
待っていろ今助けてやるぞ翔一!
箒sideout
「「ガハっ!!」」
俺達は強制的に変身を解除された
「ガァァッ!!」
「ゴホッゴホッ…」
身体中に激痛が走る
フィリップもうグロッキーに近い
「……フィリップ…まだいけるか?」
「…無茶を言ってくれるよ…でも…やらないとね…」
そう言って立ち上がろうとした
が
「kyaaaaaaaaaa!!!」
無慈悲にも無数の光の槍が豪雨のように降り注ぐ
「フィリップ!」
俺はフィリップを庇うように立ち身体を張って守った
身体にいくつもの槍が掠り、刺さった
その度にグチャグチャと音を立て周りに鮮血をバラ撒いた
「……はぁ……はぁ……ケガは……無いか……?」
「無茶をしすぎだ!僕の事を放って下がればよかっただろう!!」
「……俺は…俺の目の前…で…傷つく…人を見たくな…いんだ…ゴホッ!!」
「翔一!!!」
身体から血が流れ口から血反吐を吐く
血が少なくなり考えることが難しくなった
俺は何してんだろう
そして、福音は興味がなくなったように何処かへ飛んでいった
「貴方はそこまで傷ついても戦うのですか?」
聞いたことのない女性の声
振り向くとそこにはやはり女性が立っていた
その傍らには男もいた
特徴を言えば、女性の方は金髪に短髪、白のワンピースのような服
男は同じように金髪に短髪、これまた特徴といえるオッドアイ
右目が赤で左が金色、服は黒のスーツだ
「あんたは?」
「…俺達はただの流浪人だ。…お前、その傷でも戦うのか?」
「当たり前だ!人が…世界を泣かせる奴がいる限り俺は戦う!」
「…そうか。…ならそこのお前はどうだ?」
次にフィリップを指した
「僕はこの世界の思い出は少ない。でも、たくさんの仲間が出来た!僕はその子達を悲しませるわけには行かない!」
「貴方達は覚悟が出来ているのですね。」
「「ああ!」」
「ならば、貴方達の思いに答えましょう。変身しなさい」
俺達は頷き、腰にダブルドライバーを装着した
Cyclone
Joker
「「変身!!」」
CycloneJokerExtreme
変身したと同時にエクストリームメモリが飛んできて一気にエクストリームまで変身した
彼女は空中に何やら文字を書き始めた
その文字は読めなかった
「では、行きなさい。自らの思いとともに!」
ブオォォォォォォ
その言葉とともに強風が吹いた
「これは…」「ゴールドエクストリーム」
クリスタルサーバーが白から金色に変わり背中には翼が生えていた
あれ?身体が痛くない?
「フィリップ!」
「ああ!」
俺達は飛び上がり
自分の思いを胸に抱いて
シャルロットside
パパパパパン
ドォン ドォン
ドドドドドドドドドド
ある地域でたくさんの銃声がなっていた
「セイヤー!」
「ハアァァァ!!」
気合のこもった一撃
だがそれは、福音には届かない
「下がって!ラウラ、更識さん!」
「「エイ!!」」
山嵐とレールカノンが再び襲う
だがそれらを後退しながらかわす
それを追うように近づいて盾殺しを使おうとするが読まれているのかかわされる
「シャルロットさん、下がってくださいまし!」
セシリアのスターブレイカーによる遠距離射撃
だが、これにも対応する
どうすれば……
「シャルロット!」
一夏!
一夏は僕の前に立ち雪羅をシールドモードにして防いでくれた
「ケガは?」
「大丈夫…」
「おいおい、ここで落ち込むなよ。士気に関わるだろ」
「そうだね…キバッていこう!」
無理だからって諦める訳にはいかない
そう思い正面を向いたそこには福音が放ったと思われる槍が近づいていた
「うそ!間に合わないよ!」
「「「「「「シャルロット(さん)!!!」」」」」」
翔一!!
ガギンッ
「バカヤロー!最後まで諦めるな!」
目の前にいたのはボロボロのはずの翔一だった
「えっ?翔一?」
「全員に伝えろ。ここからは俺がどうにかする。下がるか、邪魔にならないように援護してくれって」
「嫌だよ!だってまだケガ治ってないでしょ!」
「治ってないけど、今は痛くない。だから俺は戦う」
「これ以上は言っても無駄だよ。翔一は本気だから」
本気……でも!
「ケガ人を戦わせるのはムグッ!!」
「これ以上は言わなくても分かってる。だけど俺達がやらないと誰も止められないし助けられない。」
分かってるよ…分かってるけど!
「安心しろ。『すぐに』終わりてくる!」
そう言い残し福音に向かって飛んでいった
シャルロットsideout
「福音、覚悟しろよ!」
CycloneMaximumDrive
HeatMaximumDrive
LunaMaximumDrive
JokerMaximumDrive
「「ビッカーチャージブレイク!!」」
ビッカーシールドからプリズムソードを抜くと4色の光る球体がプリズムソードの周りを回るように付いていた
「ハアァァ!」
右手でソードを振るう
「kyaaaaa!!!」
ガギンッ
がそれを光の槍ではじこうとするがビッカーシールドで横に弾き胸の傷にもう一撃を与えた
ガギンッバキッ
二撃目にしてその装甲は外れコアが見えていた
そこに間髪入れずマキシマムドライブを叩き込んだ
ParliaMaximumDrive
右手に黒と緑のエネルギーが集まり
「OHANASIの時間だ!」
マキシマムドライブの一撃を放った
そして、俺達の意識はISへと吸い込まれていった
「ここは?」
俺は真っ白の空間に現れた
「フィリップ?」
「僕もいるよ。それにしても何も無いね。………へぇ〜ここからこのISがいじれるみたいだ。とりあえずこちらから不要なデータを削除するよ」
「なら頼む。俺は…………」
そこで言葉を止めた
少し先に小さな女の子がいたからだ
その子に歩み始めた
「君……は?」
「あなたはだれですか?まさかナターシャをいじめていた人ですね!」
ナターシャ………
この単語が出るってことは多分このIS何かなんだろう
「イジメていたってのは違うな。俺達は助けに来たんだ。それと、俺の名前は橘翔一だ」
「たすける?なぜ?わたしはてきがきたからこうげきしただけだよ?」
「君は………誰かににいじられて暴走したんだ」
「そんなことないもん!わたしをつくってくれたひとはみんないいひとだったもん!」
う〜ん…話が進まぬ………あっ!
「その作っていた人の中に黒い翼を生やした人いなかった?」
「う〜〜〜ん…………あっ!いた!いたよ!」
「どんな人だった?」
「メガネをかけたおじさん!そういえばあのひとにちょうせいしてもらったひからちょうしがわるかったな……」
怒ろうと思ったけど、この子は純粋だ
純粋すぎて俺、泣けちゃう
嘘なんかつかないし
「わかった、ありがとう!それと今の調子はどうかな?」
「うん?う〜ん…あれ?良くなってる?」
「なら良かった。俺の相棒がどうにかしてくれたみたいだな。にしも思ったより早かったな」
「それは」「僕達もいたからだよ」
「What!?キラさんに刹那さん!!」
「君は今ISとリンクしてるんだよ」
「そして福音と繋がった時俺達もこっちに来て手伝った」
「だからこんなに早かったのか」
「そういう事だよ」
なるほどね
これだけいればどうにかなるわ
「さて、俺達は戻るよ」
「かえっちゃうの?」
「ああ、なあに!俺達は会いたいと思えばいつでも会えるさ!」
「会いたくなれば、コアネットワークを使ってこっちにこい」
「そうすれば会えるから」
「わかった!」
なにやら俺のISの待機状態に新しい機能がついたみたいだ
なんだろ?
「んじゃ、帰るよ」
「バイバイ、福音」
「何かあったらいつでも来てね」
「うん!」
俺達は光に包まれその光がやむ頃には俺達の姿はなくなっていた
「よっと!」
「終わったね」
福音は解除され、操縦者のナターシャを抱くように持っていた
「みんなお疲れ」
「さっさと帰るぞ」