まほブロっ! ―伝説のスーパーサイヤ人をマホウ世界は受け止められるのか― 作:アマカル
今回も例に漏れず、稚拙な文章等注意してください。
自分の文章を完全に客観視できる能力が欲しい限りです。
...身につけられたからと言って、文章がまともになるかは別問題ですが…泣
改めてこの場を見返すと、木の周りには草木が生い茂り、その上には白い蝶がひらひらと飛ぶ。更に、木の枝には、その場に安らぎを与える小鳥たちの囀りまで聞こえる始末。
ここまで“命が溢れる”光景を見たことがなかったブロリーは、その全てが己の興味、好奇心を心地よく刺激してくれるモノだったのだ。自然と、警戒心によって身体から無意識に入った力が抜け、口角がほんの少しだけ上がる。
見ず知らずの土地にも関わらず、そこからリラックスし、尚且つ落ち着けられた。そんな事は今まで放浪し、どこかが荒んでいる星々では絶対にありえない経験である。
だが、何時までも此処に居ては、親父は愚か、自身が何処にいるのかさえ掴めなくなってしまう。
ブロリーは、一度リラックスし切った身体に、再び少しの緊張と力を憑依させ、歩みを進める。
(なんだ、この植物は)
歩みを進め、彼は、周りでただ一本生えている木へと近づき、疑問を持つ。何故そこへ行ったのかは自分でも分からない。普通であれば、一先ず同じ光景とはおさらばすべく、通路や出入り口ががないか探すだろう。しかし、“己と近しい何か”が、こちらへ行きたいと催促されたような気がし、その感覚に従ってしまったのだ。
一度、木に軽く手のひらを押し当ててみる。そこで、ブロリーは気づいていないが、胸のペンダントについている宝石が淡い光を微かに出す。これは、誰かに促された指示のようなもの、ではなく自分の意思でそうやっていたのであった。
と、その直後、足音と喋り声、誰かが近づいて来た。この惑星で生きる原住民かもしれない気が、本来の目的である出入口らしき所から、こちらに向かってきている。
咄嗟に身を隠す…にも、年齢に不釣り合いな身長と体格を有するブロリーには、周りに隠れられるようなモノはない。どうやってもバレてしまう。
なら、時には諦めも肝心だろう。それに、バレることで、何か新たな情報が得られるかもしれない。そう考えたのか、木に触れたまま、声と気配がする方へと顔だけを向ける。
数秒後、標的が姿を現す。恰好は赤を基調とした、唾が広く、細かい装飾がある大きな魔女帽子を両手や片手で持ち、それに似たようなデザインをしている整った制服を身に纏っていた。
どうやら、相手はまだまだ幼めな三人組の女のようで、ブロリーには理解できないが、後々自分たちに降りかかる試練のようなものを課された後らしい。三人とも声は落ち込み気味だった。
すると、ブロリーが聞いた時とは別のチュンチュンという囀りが、生きていることをアピールする様に聞こえる。
それを皮切りに、そんな3人のお喋りは、広場全体が眺められるこの場で
三人組の一人である橙色の髪色をしている、ケイという少女が、よそ見をしたおかげで、真っ先に気づく。
「え……えっえっ?」
明らかに動揺するケイ。それはある意味仕方がなかった。遠目で、はっきりと見える上半身半裸の大男が、何故か木に触りながら、こちらを凝視しているように見える。その威圧感は圧倒的で、恰好からも、この学校の常識から逸脱した風貌であり、正しく“不審者”という言葉でしか言い表しようがなかった。
「それでさー…。? ケイ、どうかしたのか?」
青髪の女の子、ジュンが様子の可笑しい友人のケイへ質問を飛ばす。
「あ、あれ…!あれ見て…!」
ケイが
「アレって…?」
ケイの言葉に反応したのは、三人組の最期の一人である、金の髪色に丸めの眼鏡を掛けるエミリーという子である。ケイの様子をジュンと共に疑問に思っていたが、指されている指先を見た直後、嫌でも理解してしまう。
…一方、ブロリーはというと、3人組に目視されたのを確認した後、落ち着いて、接触を図るべく、彼女たちの方向へ少しずつ歩き出す。ここに来てから初めての対面であり、そんな機会を生かすべきと考えたからだ。悪気は勿論ない。
信じられないものを見たような顔をして固まっていた三人は、ブロリーが無言で歩き出す様子を見た。その時、エミリーが最初に先手を切る。
「きゃぁぁーーっ!せ、先生っ!学校にふ、ふしんしゃ…不審者がぁぁー!」
手元にあった帽子そっちのけで悲鳴を上げながら、その場を急いで後にするエミリー。
「ちょ…!エミリーぃ!!一体どこにいくんだぁい?!」
そんな様子を見てか、混乱しながらも帽子を手に持ち、後を追いかけるジュン。
「え…?待って二人とも!!わたしをおいていかないでぇぇー!!」
エミリーの驚き様に少し冷静になったケイが、自分が置かれている状況を理解し、二人に遅れ、慌てながら後をついていく。
先程まで感じていた気配が遠ざかっていく。いつの間にか、出入り口には2つの大きな魔女帽子を残すのみとなり、その光景を足を止めていたブロリーが呆然と見る。
「なんなんだぁ…アイツらは?」
ブロリーは誰もいないこの場で一言、ポツリと呟いた。
第2話でした。
今回は短めな分、次回こそは5000文字くらい…掛けたらいいなの精神で頑張ります。
ちなみに、今更ですが、まほプリ原作話に入るときは、一話一話アニメを見返しながら書く予定ですので更新頻度についてはご容赦ください。
(私自身、なるべくキャラ崩壊しない様、想像しながら書きたい為)
ではまた。