のんのんびより ― ある田舎男子の日常 ― 【ばけーしょん編更新中】 作:NIZI
アニメ二期、第五話前編のプール掃除の話です。
夏の陽気が少しずつ顔を出し始めている、ある朝の越谷家。
小鞠は家を出る前の、いつもの習慣で妹の部屋の襖に手をかける。
布団の上には、すでに目は覚めている物の、まだ寝間着姿の夏海が、ちょこんと腰を下ろしていた。
「夏海、まだ着替えてなかったの? そろそろ出ないと遅刻するよ」
声をかけると、夏海は身体は動かさないまま、顔だけをこちらに向けた。
「わかってるって、今着替える」
そう言うわりに、布団から立ち上がる気配はない。その様子に小鞠は短く息を吐き、自然と視線を夏海の手元へ向けた。
「……何持ってるの?」
「ああ、これ? 前に駄菓子屋で買ったおもちゃのおみくじ」
夏海は楽しそうにそれを振り、からん、と軽い音を立ててみせる。
「姉ちゃん、占ってあげよっか?」
「いいって、別に……」
小鞠の返事など意に介さず、夏海はおみくじを振り、中から棒が一本出てくる。そこに書かれた文字を、わざとらしく読み上げた。
「えーっと……凶。『水に注意』だって。姉ちゃん、今日は一日、水に気をつけた方がいいよ」
その言葉に、小鞠の肩がぴくりと跳ねた。
「そ、そんなおもちゃの占いなんて、当たるわけないじゃん……」
「とか言いつつ、結構気にしてる?」
「してない!」
否定する声は、少しだけ強かった。自分に言い聞かせるように言い返した、そのとき――。
玄関の方から、聞き慣れた声が飛んできた。
「小鞠ちゃん! おはよ! なっちゃん起きてる?」
「あ、よっくん。おはよう」
その声に、小鞠は思わず顔を上げて挨拶を返す。
毎朝のように夏海を迎えに来る、よしおの声だ。気づけばそれは、目覚まし時計と同じくらい、越谷家の朝に溶け込んでいた。
「なっちゃん、起きてるならさっさと着替えなきゃ……」
「わかってるって……、そうだ! ついでによっくんも占ってあげる!」
廊下越しに呼びかけるよしおに、夏海は笑顔で応えながら手に持っているおみくじを振った。
「どれどれ……、お! よっくんも凶だ! なになに……、『口は"わざわい"のもと』、何か言う時は考えてからにした方がいいってさ!」
一瞬の沈黙のあと、よしおは胸を張るように言った。
「じゃあ問題ないな! オレほど思慮深い男も珍しいぜ!」
「いつも失言してる印象しかないけどね……」
得意げにフッと笑うよしおに、小鞠の静かで的確なツッコミが刺さる。
よしおは気にした様子もなく、話を切り替えた。
「とりあえず外で待ってるから、さっさと着替えな。おばさんが、おにぎり作って持たせてくれたから、一緒に歩きながら食べようぜ!」
「わかった!」
返事だけは元気よく、夏海はようやく布団を抜け出した。
だが、動きは相変わらずのんびりで、急ぐ気配はあまり感じられない。
その様子を横目で見ながら、小鞠はふと気になって口を開く。
「よっくんもごはん食べてないの……?」
「オレもついさっき起きて、五分で着替えて走ってきたから」
そう言って、よしおは肩にかけたバッグを軽く叩いた。
「おにぎりは幾つかあるし、小鞠ちゃんも食べる?」
「私はさっき朝ごはん食べたからいいよ……」
そう答えながら、小鞠はもう一度、夏海の様子をちらりと見る。
よしおはそんな彼女の様子をじっと見てから、少し首をかしげた。
「今日は、なんか元気ないな。どしたん?」
「別に……、何でもない」
そう答えながらも、胸の奥には、先ほどの言葉が小さな棘のように残っていた。
(水に注意……って言われても。今日は雨も降りそうにないし、水の近くに行く用事なんて――)
占いは占い。ただのおもちゃだ。そう、心の中で何度も繰り返す。
大丈夫。今日は何も起こらない。
――そのはずだった。
「今日はみんなでプール掃除をしたいと思いまーす」
朝の教室。一穂が、いつもと変わらないのんびりした口調で告げる。
「おぉ! プール!」 「プールなん!」 「いいな! 涼しそう!」
教室が一気に浮き立つ中、小鞠の思考だけが、ぴたりと止まった。
「……は?」
耳に届いた言葉を、頭が理解するまで、ほんの数秒を要する。
水。プール。掃除。
小鞠の胸の奥が、ひやりと冷えた。
セミの鳴き声が、容赦なく降り注ぐ昼前の校庭。
分校の生徒たちは、夏の日差しの下でプール掃除に勤しんでいた。
まだ水の入っていないプールの底では、夏海とれんげがデッキブラシを手に、やけに元気よく走り回っている。
「「どおりゃー!」」
掛け声だけは一人前だが、動きは完全に遊びのそれだった。
「れんちょん! 学校のプールって初めてっしょー!」
「初めてなーん!」
床に残った水が跳ね、ブラシの跡があちこちに散らばる。
「おーい、走るの禁止ー。滑るよー」
一穂はプールサイドから、いつもの穏やかな調子で注意を飛ばす。しかし二人が止まる気配はない。
少し離れた場所で雑巾を拭きながら、小鞠は肩を落としていた。
「あーあ……よりによって、なんでプール掃除なんか……」
ぼやきが口をついて出る。隣にいる蛍が、心配そうに顔を上げた。
「どうかしたんですか?」
「いや……夏海のおみくじでさ。水に注意、なんて出ちゃって」
言いながら、小鞠は視線を泳がせる。
「まぁ、占いとか信じてないけど? でも一応……用心しとくに越したことはないかなって――」
その瞬間だった。
「わ! わわわー! どいてどいて! 止まんなーい!」
夏海の叫び声が、嫌な予感と一緒に飛び込んでくる。
「――っ!?」
振り向いた時には、もう遅かった。
「ぎゃっ!! ぎゃああああ!! ふべっ!!」
足を滑らせた夏海が、そのままの勢いで突っ込んでくる。
小鞠の体は軽く弾かれ、濡れたプールの床を一直線に滑っていった。
水を張った底を、まるでカーリングのストーンのように――
勢いよく、壁へ。
どん、と鈍い音が響く。
「……ふぅー、危なかった……」
夏海は間一髪で踏みとどまり、胸をなで下ろしていた。
「せ、先輩! 大丈夫ですか!?」
真っ先に駆け寄ってきたのは蛍だった。
「いやぁ、姉ちゃんがいなかったら、転んでビショビショになってたよ。ありがと、姉ちゃん」
「私コケた! ビショビショ! 礼はいらない! あやまれ!」
小鞠はプールの底から立ち上がり、全身から水を滴らせながら叫ぶ。
「あんた、占いのこと怖がらせようとして、わざとやったでしょ!」
「わざとじゃないって。占いのことなんて、すっかり忘れてたし……」
その言葉が、余計に腹立たしい。
「蛍、プールの掃除やめて、外の掃除しよ。占い怖い!」
「え? 占い、信じてなかったんじゃ……」
「信じてないけど怖いの!」
理屈と感情は、必ずしも一致しない。
「……今、すごい音しなかったか?」
少し遅れて、よしおが卓と一緒に近づいてきた。
「よっくん? 別に大丈夫だけど……」
そう言った小鞠の周りを、よしおがぐるりと回りはじめた。
「……何してんの?」
「いや、やっぱり分校の体操着って、水に濡れても大して透けないなって……」
視線の位置で、何を見ていたのかは一目瞭然だった。
「私の心配じゃないのか!」
肌があまり透けてないことに、落胆した様子のよしおは、懲りずに続ける。
「あ、もしかして着けてなかったりする? それはそれで興奮して――」
「ふんっ!」
最後まで言い切る前に、小鞠は手にしていた雑巾を投げつけた。
「ぐわぁっ! 雑巾のゴミが目にぃ……!」
顔面に直撃し、よしおはその場にうずくまる。
誰も心配しなかった。自業自得だ。
小鞠は深く息を吐き、濡れた袖をぎゅっと握る。
(……やっぱり今日、水に関わるとロクなことない……)
占いの言葉が、頭の中で静かに、しかし確実に存在感を増していた。
プールサイドの端。
れんげは、目を洗うための低い蛇口の前にしゃがみ込み、小さな布で金属部分をせっせと磨いていた。
「ぬぬぬぬぬぬ……」
真剣な顔で汚れを拭っていた、その時だった。
――ジャバッ!!
「んなっ!」
何気なく二つ並んだ蛇口の片方を手で押さえた瞬間、もう片方から勢いよく水が噴き出した。
予想外の出来事に、れんげは目を丸くする。
もう一度、恐る恐る同じことをしてみる。
――ジャバッ!!
「おおー!」
今度は驚きよりも感動が勝った。
自分の動きに反応するように飛び出す水が、なんだか面白い。
「もう一回やるん!」
掃除のことはすっかり頭から抜け落ち、れんげは蛇口とじゃれ合うように、同じ動作を繰り返し始めるのだった。
一方その頃。
小鞠は、プールの端にある階段状の出入り口に腰を落とし、黙々と雑巾を持つ手を動かしていた。
水が薄く溜まった場所で、洗剤の泡がふわりと広がる。
「ここ、結構汚れてるな……」
だが、洗剤をかけてこすると、思った以上に汚れは素直に落ちた。
「あ、この洗剤、結構落ちる! よし、他の所も!」
小さく手応えを感じ、少しだけ気分が上向く。
その背後から、妙に力のこもった声が聞こえてきた。
「蛍ちゃん、どうしたの?」
「このハンドルが、動かなくて……」
蛍に呼ばれ、よしおが固くなった水道のハンドルに手をかける。
「どれどれ……って、うお、固っ! なんだこれ……先生ー! これ、全然動きませーん!」
一穂は状況を見て、苦笑しながら近づいてきた。
「一年間使ってなかったから、錆びちゃったのかもね。二人で回してみよっか。そっち持ってくれる?」
「了解っス」
小鞠はそんなやり取りを背中越しに聞きながら、目の前の汚れを落とそうと没頭する。
「ここも、綺麗になったし……次は――」
「「せーの!」」
掛け声と同時に、固かったハンドルが勢いよく回り
――ジャバアアア……!!
シャワーが一斉に噴き出して、その直下にいた小鞠の背中を容赦なく打った。
「冷たっ!? つめたいつめたいつめたーいっ!!」
突然浴びせられた冷水に、小鞠の悲鳴がプールに響く。
反射的に身をすくめるが間に合わず、体操着は一瞬で水を吸い込み、肌にぴたりと張り付いた。
「あ、こまちゃんいたの!?」
「ごめん! 小鞠ちゃん!?」
振り返った一穂とよしおが、ほぼ同時に声を上げる。
小鞠は濡れた体操着を押さえ、ぷるぷると震えながら立ち上がった。
さっきとは比べものにならないほど、全身びしょ濡れだ。
その姿を見て、よしおは一瞬、目を逸らしかけ――結局、逸らさないまま口を開く。
「……小鞠ちゃん、その……、やっぱり着けてないの?」
次の瞬間。
「どらぁっ!!」
「ぐふぉっ!!」
怒りのこもった頭突きが、よしおの鳩尾に叩き込まれる。
肺から一気に空気が抜け、その場に崩れ落ちた。
「う……うう……」
床にうずくまるよしおを見下ろしながら、小鞠は濡れた髪を乱暴に払った。
「ええっと、小鞠先輩! 大丈夫ですか!?」
状況を交互に見比べた蛍は、迷うことなく小鞠の方へ駆け寄る。よしおは当然のように放置された。
「いやぁ、よっくんも懲りないねぇ」
一穂はその一連の光景を、どこか感慨深そうに眺めていた。
びしょ濡れになった体操着の裾を、ぎゅっと握りしめながら、小鞠は肩をすくめた。
「うぅ、なんでこんなに水の災難が……。もっと水が無い所に行く……」
半分は愚痴、半分は本気だった。
占いなんて信じていない――そう言い聞かせてはいるが、ここまで立て続けに水にやられると、さすがに心が揺らぐ。
「私もそうした方が良いと思います……。次は何処を掃除しましょうか?」
蛍の言葉と共に、二人並んでプールサイドを見渡して、比較的安全そうな場所を探す。
その途中、小鞠の視界に、一本のホースを手にした卓の姿が入った。
ホースの先端からは、勢いよく水が噴き出している。
「……嫌な予感がする。……慎重に行こう……」
「あ、はい……」
そのときだった。
「ちょっと兄ちゃん! こっち手伝って! 一人じゃキツいんだけど!」
夏海の声が飛ぶ。
卓は反射的に、その声の方へ顔を向けた――ホースを持ったまま。
水の軌道が、ふらりと揺れる。
「うおっ! 危なっ! お兄ちゃん気を付けてよ! また水かかりかけたじゃん!」
放水を間一髪で避けた小鞠が、思わず怒鳴りつける。
卓は悪びれた様子もなく、謝罪の意思を示すように軽く手を振った。
「……ったく、注意しててよかった……」
胸をなで下ろしながら、小鞠は小さく息を吐く。そして、自分に言い聞かせるように、少しだけ強気な声を出す。
「でもこれで分かったよ。悪い占いなんて、ちゃんと注意してれば避けられるって!」
「そうですね。それじゃ、さっさと掃除しちゃいましょうか」
蛍も、その言葉に同意するように微笑んだ。
「うん、おっけ……ん?」
小鞠は返事をしかけて、ふと視線を逸らすと、目に入ったのは、プールサイドの端。
目を洗うための低い蛇口の前で、れんげが楽しそうにしゃがみ込んでいる姿だった。
「こっちの方も、押さえて見るん」
その無邪気な声と同時に――
――ビュバッ!!
「ンんんんんんん!?」
次の瞬間、小鞠の視界が真っ白になる。
「んぎゃあああ! 目が! 目があああ!! 占いの呪いだあああ!!」
両目に走る鋭い刺激に、反射的に悲鳴を上げる。
「先輩、落ち着いて下さい!? 呪いじゃなくて水です!!」
蛍が慌てて駆け寄るが、時すでに遅し。
れんげが両方の蛇口を押さえたことで、二本の水流がまるでレーザー光線のように一直線に伸び、小鞠の両目にクリーンヒットした。
目を押さえ、その場にうずくまる小鞠。
悶えながら転げ回る姿は、もはや占い云々を超えた不幸の形だった。
掃除がすべて終わり、プールには透明な水が静かに張られた。
そのプールサイドの片隅で、小鞠は体育座りになり、すっかり気落ちした様子で膝を抱えていた。
「うぅ……なんでこんなに水の災難が……」
「こまちゃん、ごめんなのん……」
肩を落とす小鞠の前に、れんげが両手を合わせて謝る。蛍も苦笑いを浮かべた。
「占い……当たっちゃいましたね……」
「やっぱ運命には逆らえなかったか……」
夏海は、達観した表情で頷いた。
少し離れた場所から、よしおがぽつりと呟く。
「そういえば、オレも今朝、占いで『口は災いの元』って出たんだけど、しっかり当たったみたいだ……」
「占いとか関係なく、よしお先輩は反省した方がいいと思います……」
「うぐっ……蛍ちゃんに言われると、いつも以上に心にクるな……」
蛍の一言に、よしおは胸を押さえる。
そんなやり取りを眺めていた一穂が、手を叩いた。
「はーい! みんなご苦労さん!」
「しつもーん! プールは明日から入れるの?」
「明日は創立記念日でお休みだよー。プール開きは明後日からだねぇ」
「創立記念日?」
転入してまだ日が浅い蛍が、不思議そうに首を傾げる。
「そっか! 明日、学校休みだっけ!」
「ちゅーことで、掃除はおしまい! みんな教室に戻ってー!」
号令とともに、空気が一気に緩んだ。
「はぁ……やっと終わった……」
「本当、お疲れさまでした……」
小鞠と蛍が並んでため息をつくと、夏海がにっと笑う。
「まあ、そうしょげるなって! 一足先にプール満喫できてよかったじゃん!」
――ドン。
勢いよく背中を叩かれ、小鞠はよろけた。
「わわっ!」
よろけた小鞠は、反射的に夏海の腕を掴む。
「へっ!? うわわ!」
バランスを崩した二人は、そのまま――
「「わあああっ!!!」」
水を張ったばかりのプールへ、そろって落下する。
一瞬、周囲が息をのんだ。
「ぷはっ!」
「うはー! すずしー! 気持ちいー!」
小鞠が慌てて顔を出す中、夏海は仰向けで水に浮かびながら笑っていた。
「あれ……? 気持ちよさそう?」
「ウチもやりたいのん!」
「うーん……よし! 今日は頑張ってくれたし、特別に入っていいよー」
「やったのん!」
「でも、水着も着替えも……」
「職員室に下着の予備があるから大丈夫だよ」
「そうですか! それじゃあ……!」
「いっくのーん!」
一穂の言葉に安心した蛍とれんげの二人も勢いよくプールに飛び込み、水しぶきが上がった。
その様子を、よしおと卓は並んで眺めている。
「おや? どうしたんだいよっくん?」
「“体操着があんなにズブ濡れなのに、誰の下着も透けて見えない……残念だ”って言いそうになったんですけど」
よしおは胸を張る。
「“口は災いの元”って占いがあったから、踏みとどまりました! な! 卓!」
よしおはそう言って隣の卓の肩を叩くが、卓は無反応だ。
本当に同意しているのかどうかは、怪しいものである。
「そう……、我慢できてえらいねぇ……」
一穂は、やや呆れた調子で、適当に褒めた。
「ふふ、ぶはっ!!」
得意げになったよしおの顔に水鉄砲の水が直撃した。
「よーし! 命中!!」
「やったのーん!」
「なにするん!?」
夏海とれんげが楽しそうにはしゃぐ中、よしおは顔を拭きながら一穂に尋ねる。
「……先生、替えの下着って、男用もありますか?」
「あると思うよ?」
「よし」
そう言って、助走をつけてプールへ飛び込んだ。
「じゃあ覚悟しろオラぁ!」
「逃げるぞ! れんちょん!」
「妖怪スケベオヤジが来たのん!」
「もっとかっこいい名前つけろオラぁ!」
よしおは二人を追い、輪の中へ。
卓も無言のままプールに入り、静かに潜って水を堪能し始めた。
笑い声と水音が絶えない中、一穂が眺めながら呟いた。
「元気だねぇ。若いって素晴らしいねぇ」
そしてふと首をかしげる。
「あれ? 職員室の下着……全員分あったかな?」
――引き出しの中は空だった。
「……ま、いっか。すぐ乾くっしょ」
その事実を知らない生徒たちは、動けなくなるまで遊び倒し、
セミの鳴く中、プールサイドで並んで日光浴をしながら、満ち足りた表情を浮かべていた。
よしおは、考えてはいるけど、自制心が追い付かなかったり、調子に乗ったりして失敗してしまうタイプです。
作者的には、話数を重ねる毎に「よしおが読者に嫌われないライン」を探りながら、チキンレースを楽しんでる感覚があります。
最近
・ここは、もう少し踏み込んでも大丈夫そうか
・この話は、ちょっとラインを超えていると感じるか
皆さんの感覚が少し気になっていたりします。