ネタのフリーマーケット 作:砂箱
オリ主の設定:ラクーン警察署に配属されてから3ヵ月くらい。今回は採用してないが、原作知識持ちの転生者でも面白いかも。
ラクーン警察署:経費削減のために署長の鶴の一声で銃の使用が禁止された。
俺は今日、朝から仕事に追われていた。
「やあ、〇〇。忙しそうだな。」
「ああ、昨晩ちょっと面倒な事件があってな。これから他の部署に行かないと。」
「そうか。ところで、アンブレラの社員さんがモチを差し入れしてくれたんだ。お前もどうだ?」
見ると、同僚たちはピンク色の丸い食べ物を食べていた。
たしか、日本の伝統的な食べ物だったか。
「悪い、急ぎで行かないといけないから、俺の分を取っといてくれ。」
「分かった。しっかり確保しておくよ。」
俺はオフィスから出ていった。
その後、用事が終わってオフィスに戻る。
だが、同僚たちの様子は一変していた。
「「「・・・。」」」
さっきまで和やかだった雰囲気とは反対に、静かに棒立ちしていた。
「どうした? 何かあったのか?」
「キ・・・ビ・・・。」
「うん?」
「キビ・・・キビ・・・。」
「な、なんて…?」
皆が俺の方を向く。
「「「キビキビー!!」」」
「!?!?」
皆は奇声を上げながら謎の踊りを踊り始めた。
呆然としていると、さっき会話した同僚がモチを持って笑顔で近づいてくる。
俺は本能的に危険を察知した。
「うわぁぁぁ!」
廊下に出ると、廊下にいる人たちもおかしくなっていた。
俺は警察署から外に出る。
外の市民にもおかしくなっている人たちがいる。
「一体、何が起こっているんだ!?」
「クソ、街の人たちもあの洋館の奴らみたいになっちまったか!」
声がした方を見ると、スターズのブラッドさんがいた。
「ブラッドさん、何か知っているんですか?」
「ああ、これはアンブレラの連中の仕業だ。こうなったら街から脱出するしかない。ついてきてくれ!」
ブラッドさんはどこかへ向かう。
「仲間が多い方がいいだろう。ジルがいれば心強い。」
ブラッドさんと共に街を走りながら、俺は数日前の出来事について訊いてみる。
「さっき言ってた洋館って数日前のやつですか? 何があったんですか?」
「よく聞け。これから人と会ったら、まともな奴かしっかり確かめるんだ。」
「分かりました。」
「もしモチを食べさせようとしてきたら、全力で逃げるんだ。」
「うん?」
「モチを食べてしまったら、もう助からないと思え。」
「???」
ブラッドさんは何を言っているんだ?
いや、そういえば同僚たちもモチを食べていたな…。
そんなことを思っていると、空から何かが落ちてくる。
「うわぁ!?」
「何だ!?」
それは巨大な箱のようなものだった。
空を見上げると、アンブレラ社のロゴを付けたヘリが飛び去っていくのが見えた。
箱には『ネメシス』と書かれている。
その時、箱が開いて中から大男が出てきた。
「なんだぁ!?」
「キビキビスターズ!!」
大男は持っているロケットランチャーをブラッドの方へ向けると、ロケットランチャーからモチが発射される。
発射されたモチは驚いているブラッドの口の中へ入っていく。
「キビキビー!」
「ブラッドさん!」
「キビキビ逃げろ…!」
目の前にはおかしくなってしまったブラッドさんと大男が並んで謎の踊りをしている光景があった。
「逃げるんだキビー!!」
「キビキビスターズ!!」
「うわぁぁぁ!!」
俺は全速力で走りだす。
ありそうだと思ったけど、見つからなかったので。