8/2大規模改定を加えました。
列強・主要国家
統一帝国
首都:ベルン
正式名称はメレンブルクおよびシュヴァルツブルクの諸公国ならびに帝国の至高権の下に統合されたるルヴァーデン・ミヒャエルハウゼン・エーデルシュタインの聖なる印章の諸領による統一帝国
プロシア王国をルーツに持ち、陸戦において欧州最強と謳われる軍事・重工業国家。
「ライヒ」や「軍国」の通称で恐れられる。
新興国ゆえの効率的な経済システムと伝統的な封建制・軍国主義が高度に融合しており、人種や性別を問わない「理想国家」を標榜する。
かつては貴族や地方の力が強い封建的国家だったが、初代皇帝が国家機構の一部・軍の機構を近代化し、第二代皇帝が中央集権を断行。
家柄に相応しい栄達を求められるので文武の高官・パワーエリートの大部分を貴族階級が占める。
また,高位の官職に至らずとも中堅の役職で満足する平民も多く,富裕市民を除いてそこまで出世しようとする平民自体が稀有。
分離運動やスパイを取り締まるため、発達した秘密警察や情報機関を持ち,国内からは石炭、鉄鉱石、エーテル晶石が豊富に産出される。
過去の戦争でかつての欧州の覇権国フランソワを二度も手痛く打ち破り、現在は「ヴァルツィン外交」を展開。
圧倒的な国力、精強な帝国軍、統一された武器・工業規格をもって、国境を接するすべての国に潜在的脅威を与え続けている。
歴史が浅く豊かな国土を持つため東南アジア以外に大規模な植民地はほぼ持たず、世界各地の海上交通拠点や廉国・ヴァザンティン帝国の租借地を維持。
皇太女兼摂政宮ルイーゼの意向で宣伝省が設立された。イルドアとの間に帝国が実効支配を行っている「帝国領ティロル」、フランソワとはかつて併合した「帝国領ロタリンギア」の潜在係争地を抱える。
ルーシー連邦と秘密不可侵条約締結済み。
追記:ヴァルツィン外交とは
初代帝国宰相ヴァルツィンの名前に由来し,フランソワに復讐をさせないための同盟網の形成、これ以上の領土拡大を望まない充足国家の宣言、周辺国の対立を利用する勢力均衡を目指す。
アルビオン連合王国
首都:ロンディニウム
世界最大の金融ハブであり、国際決済通貨(基軸通貨)である「ホンド」を牛耳る世界最強の覇権国。
世界第一位の植民地帝国。
宮廷内の薄暗い政争の中で、老練な情報機関と他国を陰で操る手法を習得した。
質・量ともに欧州最強を誇る「王立海軍」は航空艦艇500隻以上、戦艦45隻(内,超弩級戦艦34隻)を擁し、航空艦隊の一大拠点であるアウルンダ湖やスカパフロー泊地は水上都市と形容される程の規模を誇る。
しかし、大半の陸軍戦力は反乱鎮撫や他国の侵攻への警戒として世界各地の海外領土へ派遣されている為,常備されている本国陸軍はわずか10個師団程度(戦力価値は帝国の軽歩兵師団並み)と極めて弱体で、第一海軍卿指揮下の海兵隊の方が戦力価値が高いという歪な構造を持つ。
大陸諸国(主に帝国と共和国)が共倒れするよう裏で糸を引く一方、統一帝国を利用したルーシー連邦の脅威封じ込めを命題とする。
自国優位の海軍軍事バランスを維持することで自国の「Pax Britannica」を維持している。
追記:本国陸軍の過小な戦力配置について
平時に常備される兵力の大部分はエイルランド正規軍として温存し,その経費はエイルランドの納税者に負担させたいます。
これは本国に極めて近いエイルランドの反乱を迅速に粉砕すると言う目的の他に本国議会の目に触れないと言う利点と必要が生じれば迅速に本国へと招集をかけれると言う利点があります。
(因みにこのような仕組みは『帝国の至宝』と呼ばれるアルビオン支配下のバーラト帝国でも行われています)
フランソワ共和国
首都:レパンド
世界初の市民革命を成し遂げた伝統ある西欧の大国であり、世界第2位の植民地帝国。
強力な火砲と砲兵部隊を組織化した精強な陸軍「大陸軍」と、植民地争奪戦で培った強力な航空艦隊を保有する欧州最大の農業大国。
統一帝国の初代皇帝戴冠式を自国の象徴「ヴェスパーヌ宮殿」で行わされたという国辱の歴史に端を発し、普仏戦争・羅仏戦争の二度にわたって帝国に敗北。
賠償金と引き換えに本国のロタリンギア地方や東南アジア植民地を割譲させられた因縁から、統一帝国への敵愾心が強い。
民主制の名を借りた恐怖政治、軍事的独裁、王政復古、そして現在の第三共和政へと政体が激変する中で政治不信や汚職(バナマ株式会社事件など)が蔓延。
1890年代には新大陸の穀物や寄生虫(葡萄を枯らす)による各種農業打撃、1900年代の出生率低下や共産主義勢力の浸透で意思決定能力が低下していたが、1910年代に入りかろうじて国内統制を取り戻しつつある。
高利回りの優良資産として,また統一帝国への対抗としてルーシー帝国国債を官民が大量に購入していたが革命でルーシー帝国国債が全額紙くずと化したことで経済に大打撃を喰らい更に金融パニックが起き、大手銀行が連鎖倒産の危機に直面。
アルビオンの金融街からの緊急融資(ひも付き援助)を受けた結果、アルビオンの金融・関税支配下に深く組み込まれ、アルビオン有利の秘密軍事条約の締結やアフリカの優良権益(鉱山、鉄道、港湾)の譲渡を余儀なくされている。
ルーシー連邦
首都:スミノフ
共産革命によって誕生した、世界第2位の産油国を誇る雪原の大国。徹底した監視統制社会のもとで旧勢力や反革命分子の内部粛清を進め、国外へは情報をほとんど漏らさない謎に包まれた国家。
レガドニア協商連合への侵略戦争に於いて想定以上に過酷な環境,大粛清による軍の質の低下,統一帝国の武器援助・義勇兵派遣により大敗を喫し軍の立て直しをしている。
現書記長の失策により小規模ではあるが再び政治闘争が発生し,その対抗として秘密警察による粛清が起きている。
国家戦略(欧州革命補完計画):周辺列強をすべて仮想敵としており、増大する統一帝国の圧に怯えている。帝国が西側との戦争に深入りし、二正面作戦に陥る瞬間を待ち構えており、機を見て帝国を吸収し欧州の覇者となる野望を持つ。また、レガドニア協商連合の併合や廉国の侵食も虎視眈々と狙う。航空艦隊や膨大な陸軍を持つが、艦艇の多くは帝政時代の旧式で戦力価値は他の列強に劣る。
肥沃なウクリエナ地方を穀倉地帯として持つ。
合衆国
首都:エンゼルス
特徴:伝統的な「メンロー主義(欧州不干渉・南北アメリゴへの勢力圏限定)」を掲げる世界第1位の産油国。
自由を標榜しつつも白人至上主義が蔓延し、1905年に有色人種隔離法(通称:ジムクロウ法)を制定(イルドア人は法の対象外ではあるものの二等市民扱い)。
国内の工業化と開拓が一段落したことで「過剰生産によるデフレ」の限界に直面しており、賃金の低下や地方銀行の連鎖破綻の危機にある。
破滅的危機を回避するため、国内生産の新しい消費先(市場)を求めて海外進出を開始。
要衝バナマ運河を軸に南欧諸国の植民地ではあるものの,アルビオンに支配されている南米経済をロンディニウムの金融から切り離して自国陣営へ引き込み、さらに秋津州皇国経由で満州の鉄道権益に資本を投下するなど、既存の欧州秩序を揺るがす「拡大志向型海洋国家」としての顔を強めている。
太平洋の要衝であるワイハ島併合後,近年東南アジアへと勢力を拡大中。
追記:合衆国経済の現状
合衆国経済は需要と供給のバランス限界を迎えておりこれ以上の製造業で過剰生産と薄利多売による恒常的な賃金低下が起きれば、労働者の購買力が下がり、食料への支出が減少する事が予想されている。
農作物価格が下落し,農家はローンが払えなくなり、企業は経済が冷え込み企業の利益も出ないため、新しい技術投資や賃上げができず停滞が恒常化。
農家や企業といった債務者からの資金回収が限界を迎えた場合,地方銀行が連鎖破綻すると予測されている破滅的な経済危機を抱えている。
秋津州皇国
首都:西都 (経済中心地:東吾)
極東の島国。神の子孫である帝が代々治め、最高司令官は有栖川宮成彦親王。極東随一にして世界第3位の強力な航空艦隊を保有する。
アルビオン連合王国と同盟関係にあり、将来の潜在的脅威である合衆国とルーシー連邦を仮想敵としている。
満州や廉国の租借地に特区を設け、合衆国資本を積極的に誘致したことで、秋累戦争(ルーシー帝国との戦争)の戦時国債の返還を進め、歳入を増加させている。
その一方で、海東半島や満州から流入する合衆国の安価な農作物によって、国内(特に東北地方)の農業は大打撃を受けている。また、ルーシー帝国の王室,ロマネフ朝宗家最後の皇族である第4皇女アナスタシア(7歳)を密かに庇護している。
ルーシー連邦と秘密不可侵条約締結済み。
中堅国・緩衝国・その他勢力
ヴォロノフ=オスタリッヒ二重帝国
首都:マルデブルグ / 最高司令官:レーム大公(上級大将)
正式名称は帝国議会において代表される諸王国および諸領邦ならびに神聖なるヴォロノフのセーケシュフェヘールヴァール王冠の諸邦
近代化に中途半端に失敗し、世界有数の石油・エーテル晶石を産出する斜陽の老大国。
人口の24%にすぎないザクセン人が特権を握り、20%を占めるヴォロノフ人と手を結んで多民族を抑え込んでいる。
現在は統一帝国の資本が入り込み再び近代化を推進している。
プロシア王国主導の統一帝国ならびにルーシー連邦という2つの大国に挟まれた地域で、小国が分立していては生き残れないことを自覚しているため「二重帝国」という枠組みでの自治を求める諸民族の思惑が渦巻いており、政情が不安定。
ハムエス半島の民族問題については、ルーシー帝国の崩壊や統一帝国のヴァルツィン外交により、直接介入は控えているものの最大の警戒対象としている。
追記 民族問題
ハムエス半島のルーシー帝国との民族問題(汎ミニエ主義と汎ザクゼン主義)についてはルーシー帝国が崩壊し,南ミニエ民族統一運動の中心地であるユーゴミニエが悲惨な運命を辿った為帝国内の南ミニエ民族の独立意欲を刺激せず,ミニエ民族統一の象徴になり得ない事,また三帝同盟の盟主である統一帝国がヴァルツィン外交を継続している為、『二重帝国を崩壊させる危険な民族運動の中心』として警戒しているものの,直接干渉は控えている。
イルドア王国
首都:ロムリア / 最高司令官:ヴァルバ元帥
近代イルドア統一の英雄ガレバルディの功績にもかかわらず、北部(工業中心)と南部(農業中心)の経済格差や、国民的帰属意識の希薄さに悩む。
その歴史的経緯から色濃く都市国家的な性格を残している北部イルドアに支持母体を持つ北部経済同盟党はイルドア経済の心臓部である北部勢力の支持を背景としてイルドア議会に強い影響を持つ。
対外侵略戦争を行うだけの力に乏しく、新興国の為海外領土獲得競争に出遅れ、有力な植民地(石油や鉱物資源,エーテル晶石の産出する海外領土)に乏しい。
統一帝国とは北東部の係争地(帝国領ティロル)を抱える。
レガドニア協商連合
首都:ヴァオン / 元首:シュリーヴェン公王
もともとは民主共和制だったが、現在は立憲君主制へと移行している。
しかし、実際の政治は依然として議会が担っており、最高決定権は「十人評議会」が保持している。
昨年、政権交代が行われたものの国内情勢は低迷が続いているが、現政権は「ルーシー連邦という共通の脅威から国家の独立を守る」という一点で国民の支持を集めており、支持率はそれなりに高い。
旧ルーシー帝国の領土だったが、革命期の混乱に乗じて独立した歴史を持つ。そのためルーシー連邦とは、統一帝国以上に険悪な関係にあり、かねてより東ガレリア地方を巡る領土問題を抱えている。
独立の際、統一帝国は内戦後に締結されたブレスト=リトフスク条約によってルーシー(ボリシェヴィキ政府)に協商連合の「独立」を再び認めさせた。
この条約後に協商連合はノルデン地方の領土請求を放棄し,統一帝国領統一帝国よりの中立を保つ国家となった。
当時、統一帝国の影響下で王制(君主国)への移行が検討されたものの、当時は実現しなかった。
近年勃発した「冬戦争(第一次ルーシー協商戦争)」では、統一帝国からの武器援助や、ザイトリッツ退役少将が率いる退役兵義勇軍の支援により、辛うじて領土割譲を免れた。
しかし現在は、君主国となり事実上の保護国・従属的同盟国として、統一帝国の対ルーシー防波堤の役割を担っている。
追記1:レガドニア内戦について
民族自決権の公約: ボリシェヴィキ政権は革命前からルーシー帝国支配下の「すべての民族の自決権(分離独立の権利)」を掲げており、自らの政治綱領を実践してみせる必要があった。
一度独立させても、現地で共産主義政権が誕生すれば、最終的には再び社会主義同盟(のちのルーシー連邦)として合流するだろうと計算していた。
ボリシェヴィキ政権の思惑通り、独立直後の1月にレガドニア国内で「白衛軍(政府・ブルジョワ派)」と、ルーシー連邦が支援する「赤衛軍(労働者・社会主義派)」の間で激しい内戦が勃発しました。
しかし、内戦は白衛軍(政府側)の勝利に終わり、統一帝国が介入してきた為にレガドニアの赤化(ルーシー連邦への実質的な組み込み)は失敗に終わりました。
追記2:義勇兵について
現役の軍人を送り込むと問題になるため,自発的に退役した兵士たちからなら義勇兵が援軍として派遣された。
なお戦争から帰還した兵士たちは即座に帝国軍へと復帰した。
そのためレガドニア協商連合は武器援助において旧式化した武器が格安で売り渡された他,帝国軍の正式採用する第一線級の兵器の売り渡しが認められるという破格の対応を受けた。
ベルグ王国
首都:ベルガエ
アフリカに広大かつ資源豊かな植民地を持つ小国。
フランソワ語圏とライヒ語圏に分断され、帝国とフランソワに挟まれているため国内情勢が不安定。有事の際にはフランソワ侵攻を行う統一帝国軍の「通り道」になる事が予想される為三国協商寄りの中立を保っており、アルビオンの独立保証を受けている。
ダキア大公国
首都:ノザーク
帝国の南東に位置する中小国。
軍事力は列強に比して時代遅れなものであり,圧倒的に劣るが、一箇所にまとまったそれなりに大規模なエーテル晶石鉱床と油田を持つ。
大公家はアルビオン王室と遠縁のつながりを持ち,その中は極めて親密。
廉帝国
首都:南慶
かつて廉は「眠れる獅子」といわれ大国の権威を保っていたが、秋廉戦争の敗北によって1276年4月、西都条約を秋津州皇国と締結。
燎島半島は三国干渉で還付されたが、その弱体化を世界に晒す結果となった。
かつての権威を失い、今では近代化に失敗して腐敗と横領が蔓延する巨大半植民地国家。
秋廉戦争の敗北(西都条約)により燎島半島、七龍諸島、東寧を割譲。
トーマス戦争以降、列強(連合王国、帝国、ルーシー、秋津州、フランソワ)からの借款を通じて鉄道敷設権や鉱山採掘権、各地の租借地を奪われ、切り刻まれている。
ヴァザンティン帝国
欧州列強の圧力と内部の民族主義の高まりにより衰退しており,巨額の予算を投じた近代化にも失敗し『南下政策』を掲げるルーシー帝国との累毘戦争(1902年)の敗北によりハムエス半島の広大な領土の大半を割譲した。
帝国の存続すら危ぶまれる状況に陥ったが、ベルン会議で領土の一部は修正され,ルーシー帝国,二重帝国,アルビオン連合王国への領土の割譲,ハムエス半島の自治領の独立を承認し、かろうじて生き残った。
しかし弱体化は決定的となり「ヨーロッパの病人」と呼ばれ,ハムエス戦争でハムエス諸国に一斉に攻撃され欧州の領土を全て失った。
現在は保守派と改革派が権力闘争を起こし激化している。
その為第二次ハムエス戦争不介入。
追記
近代化に失敗し,列強から借り入れた巨額の借金を返済できず、借金漬けになり、返済不能に陥り、融資国(列強各国)に利権や重要インフラの運営権を譲り渡し政治的・経済的な影響力を行使されている。
白ルーシー亡命政府
ルーシー連邦の共産革命から脱出した旧帝国の亡命貴族たちによる政府。軍務大臣はシコルスキー子爵(元帥)。第2皇子シュタコフスキーが脱出時の傷の悪化により死亡したため、第4皇女アナスタシア(7歳)を新たな旗印に立てようと動いているが、アナスタシアの保護を行っている秋津州皇国との間で膠着状態にある。
残存兵力は聖ゲオルギウス近衛連隊の2個中隊のみ。
森林三州誓約同盟
首都:ベルス
列強に囲まれながらも、険しい山岳地形と精強な国軍で主権を守る武装中立の小国。
かつての傭兵業からシフトし、現在は金融業、精密機器、酪農、そして高級腕時計の製造が盛ん。
歴史的に中立を掲げており,中率の維持は欧州列強によって保証されている。
ヴァティカヌス市国
教皇選挙で選ばれた最高位の聖職者が元首を務める専制君主制の宗教国家。イルドア統一で教皇領を失ったが、ラテファン条約によりイルドア内に世界最小の国家として存続。
世界中のカトリック信者に対して絶大な精神的影響力を誇る一方、水面下では巨額の赤字財政に悩まされている。
イスパニア王国
王室と国王こそいるものの国家の象徴として存在するのみ。
南欧に位置するかつての覇権国であり,共和国南方に国土を持つ列強の一角。
南方大陸に多数の植民地を有している大国だが、その内実は市場をアルビオンに侵食され,現地は経済的にアルビオンの支配下に置かれている。
現在国内では政治的闘争が苛烈を極めており、大戦や南方大陸での戦闘には一貫して中立を保っている。
ルシタニア
王政が崩壊したものの、10年間で20回以上も内閣が交代し、クーデターや暗殺が日常茶飯事。
また新政府がカトリック教会を弾圧したため、伝統を重んじる地方の農民や保守層と激しく対立し,国家体制が崩壊しかかっている。
南方大陸に広大な植民地を有している国だが、その内実は市場をアルビオンに侵食され,現地は経済的にアルビオンの支配下に置かれている。
アルビオン連合王国との間に世界最古の同盟関係を持つ。
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三帝同盟
統一帝国,イルドア王国,ヴォロノフ=オスタリッヒ二重帝国,(旧ルーシー帝国)の軍事同盟。
中世欧州を支配した大貴族マルデブルグ家の王族達の同盟でもある事から通称マルデブルグ鉄血同盟とも言われ、統一帝国を中心とした、強力な軍事力(特に航空艦隊)と工業力を背景とする統一帝国が盟主を務める同盟。
統一帝国が現在二重帝国の改革を急速に推進しており,二重帝国への統一帝国の影響力は経済,政治共に非常に強い。
三国協商
ダキア大公国,アルビオン連合王国、フランソワ共和国の同盟。
統一帝国率いる三帝同盟の拡大に対する防御的な同盟。
アルビオン連合王国が資金・情報面で共和国・大公国を支援し、帝国を牽制する構図。
フランソワ共和国は統一帝国と直接的な係争地を抱える最前線。
ベルン海軍軍縮条約
統一帝国主催で1913年帝都ベルンにて採択された。
航空艦隊主力艦(戦艦と生まれたばかりの空母。巡洋艦は入らない)建造を10年間停止、保有比率を
アルビオン連合王国8、フランソワ共和国4、統一帝国5、イルドア王国,二重帝国各1.6とした。
この条約により,フランソワ共和国の主力艦建造は停止した。
またフランソワ共和国に対抗するべく主力艦建造を進めていた統一帝国の主力艦建造も停止した。
そして二国標準主義(世界第2位と第3位の海軍力の合計よりも強い海軍力を維持するという方針)を掲げ,主力艦建造を進めていたが徐々に財政への負担が増大していたアルビオン連合王国も主力艦建造を停止した。
条約下に於ける巡洋艦の規定
戦艦の補助戦力として整備を行わない様に20㎝砲を上限とし、基準排水量も1万tを超えぬ事が定められた。
1839年 ロンディニウム条約
フランソワが統一帝国を攻めるなら、あるいは統一帝国がフランソワを攻めるなら、両国の要塞線と要害に守られていない広大な平野であるベルグ王国を必ず通ることになる。
ベルグ王国の中立をアルビオン及び統一帝国が公式に保障したことで、「統一帝国或いはフランソワが中立を破る=ベルグ王国という無抵抗の小国を侵略する悪の国になる」構図を作り,さらに侵攻側はアルビオンを敵に回すという構図を構築した。
帝国は二度大敗させ,帝国への復讐の機会を虎視眈々と狙うフランソワを封じ込める一環としてアルビオンと協調し,アルビオンは大陸近郊政策に基づき,統一帝国と協調した。
これにより、依然として帝国は国境部の二重の要塞線が突破された場合に西部工業地帯が占領される危険性は依然としてあるものの,近代化を推し進め,膨大な動員兵力を持つルーシーに注力する環境を構築した。
そしてアルビオンは大陸近郊政策の維持をより強固な物とし,アルビオンへ有力な橋頭堡を築かれるリスクを低減し,欧州大陸と貿易を行うための「最大の玄関口」であるベルグ王国領アンテルワープ港の安全を確保し,統一帝国を欧州を狙うルーシーへの防壁とする事に成功した。
中立
合衆国,森林三州誓約同盟,秋津州皇国,タングート,廉帝国,タクシーン王国,南アメリゴ大陸諸国,イスパニア共同体,ルシタニア
三帝同盟寄り中立
レガドニア協商連合,セルディカ
三国協商寄り中立
ベルグ王国,ヘレネス
孤立
ルーシー連邦,ユーゴミニエ,ヴィザンティン帝国
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世界観解説
エーテル
空気中に満ちている物質。
高高度になればなるほど空気中濃度が上がる。
飛行石
飛行船の燃料。
地下に蓄えられたエーテル晶石の事。
専用の容器に充填しないと瞬く間に気化していく。
値段が高い。
エーテル凝縮技術
現状ではほんの僅かなエーテル晶石を作る為にも莫大な費用と設備投資がかかる。
飛行炉
空気中に満ちているエーテルよりも高い濃度のエーテルを維持すれば浮力を得られる法則を利用した魔導具。
炉のエーテル濃度が高いほど得られる浮力も上昇するが、それに比例して炉を劣化させ、耐用年数が縮まるデメリットもある。
軍用飛行船(どこの国も大体海軍の管轄)
空母(航空母艦)
役割: 艦載機(航空機)を搭載・運用し、発着艦させることで、航空攻撃や弾着観測、索敵を行う。
特徴: 航空機の運用が最優先されるため、艦載機のための広い甲板が特徴。
戦艦
役割: 戦略兵器でもある。大火力を敵の叩きつけ、重厚な装甲で敵の攻撃を受け止め敵戦力を真正面から粉砕する。
特徴: 維持コストが非常に高く,対艦攻撃に特化している。
巡洋艦
役割: 居住性及び航続性能を十分に備え長距離航空任務にも十分に対応できる準主力艦。
艦隊防空、水上打撃、対地攻撃、通商破壊など、幅広い任務をこなす。
特徴: 駆逐艦よりも大きく、強力な兵装と高い防御力を持つため、主力艦の護衛の他にも,旗艦としての役割を担うこともある。
駆逐艦
役割: 対空・対地攻撃,主力艦・商船団の護衛など、多岐にわたる任務を担います。
特徴: 比較的小型で,長距離航空に適さないが速力と機動力に優れ、対空・対地能力を兼ね備える。また多連装ロケット砲を装備することも多く,条件が揃えば瞬間的に戦艦を超える攻撃力(瞬間投射火力)を出せる事も。
ヘリウム式飛行船
一部の変人が開発しているが、積載量もエーテル式飛行船よりもはるかに劣り、引火の危険性も高く,コストが安い(エーテル式と比べて)事しかメリットが無い。
水上艦艇
主に民間の商船や客船。
軍では主に沿岸警備隊や商船警護に使われる。
飛行船より安いが、飛行船には相性的にほぼ勝てない。
水雷艇
魚雷を装備した小型艇
海上駆逐艦
主に船団の警護や沿岸警備隊等を担う艦。
飛空艦隊の多連装ロケット砲枠として魚雷を装備することもあり,また居住性及び航続性能の強化等の遠洋航海能力を付与された大型駆逐艦もある。
対空,対艦艇の船。
水上巡洋艦
居住性及び航続性能を十分に備え長距離航海任務にも充分に対応できる性能を持ち、シーレーンの海上警護や水上艦隊旗艦を務める。
水上戦艦
かつては水上艦の華であったが,軍用飛行船の登場により高高度から一方的な爆撃の的にされる為現在では絶滅危惧種。
潜水艦
一部の国(統一帝国)が開発に成功した潜ることも出来る船。
その性質上,脆く,鈍足で、武装も魚雷(と機関砲)しか無い。
資料調べて思ったけど,ほんとに史実の欧州情勢複雑怪奇過ぎない?
追記 欧州については大体の国家の国境はモデルにした史実と同じですが、統一帝国は史実のドイツ第二帝国より少し大きいです。
またアイスランドは統一帝国領です。
初回投稿時より設定を一部書き換えました。