【残念美人】☆-1サーヴァント安里真由ペロペロスレpart7何も不審な点などありません。無害です。安全です。不審な点など■■ 作:逃■ろそ■は■界■を喰■■■■絶■育■
(シャドウ・ボーダー、作戦室。モニターにはノイズ混じりの解析映像と、桁外れの数値を示すグラフが赤く明滅している。空気は重く、ゴルドルフですら脂汗を拭うのも忘れ、呆然とスクリーンを見上げている)
シオン
「……トリスメギストスⅡによる演算予測、ならびに現地残留思念の解析、その第1フェーズが完了しました。
結論から言います。これより共有する情報は、我々の『戦力評価基準』を根底から破壊するものです」
マシュ
「戦力評価基準の、破壊……ですか? それは、異聞帯の王(ロストベルト・キング)クラスという意味でしょうか」
ダ・ヴィンチ(小)
「いいや、マシュ。そういった比較対象が意味を成さないレベルだと言っているんだ。
今から再生するのは、およそ2000年前……この座標に存在した、とある『超古代文明』の最期を記録したデータだ。
……まずは、その文明レベルを見てくれ」
(モニターに映し出されるのは、白亜とクリスタルで構成された荘厳な都市。空には幾重もの魔法陣が惑星そのものを包むように展開され、人々は宙を歩き、物質を自在に生成している)
ホームズ
「驚くべきことに、この文明における『一般市民』の平均的な魔力出力は、汎人類史における神代の魔術師……いや、神霊すら凌駕している。
ここでは『魔法』と呼ばれる奇跡が、我々の世界で言う電気やガスのようにインフラ化されているのだよ」
ゴルドルフ
「な、なんだと!? 神霊級が一般市民!? 馬鹿を言うな、そんな無法な世界があってたままるか!」
シオン
「ええ、まさに。この世界では、我々が『神』と崇めるような存在ですら、単なる『非戦闘員』に過ぎません。
全知に近い演算能力、不老不死の肉体、因果律の操作。それらが当然の権利として保障された、全能たちの楽園。
それが、このロストベルト……いいえ、『かつてここにあった世界』の正体です」
藤丸立香
選択肢:
①そんな、全能の世界がどうして……
②誰が、そんな世界を滅ぼしたの?
ダ・ヴィンチ(小)
「……そこだ。この映像の後半を見てくれ。
この文明は、外部からの侵略に対して脆弱だったわけではない。
むしろ、全次元対応の迎撃システム、事象改変防御、概念装甲……考えうる限りの『無敵』を備えていた。
だが、そのすべては──たった『一体』の敵性存在によって突破された」
(映像が切り替わる。ノイズが激しくなる。美しい都市が、炎も爆発もなく、ただ『無』に変わっていく。
そこに映っているのは、闇色のモザイクのような、人型とも獣型ともつかない不明瞭な影。
その影が通るたび、全能たちが築き上げた防御結界が、紙切れのように裂けていく)
ネモ
「……映像解析。敵性体の行動パターンに、感情の起伏を示す波形なし。
威嚇、詠唱、構え、一切なし。
迎撃に出た文明側の『精鋭』──推定ランクEXの英雄級数百名が一斉攻撃を仕掛けていますが……」
ホームズ
「(パイプを強く握りしめる)
……ああ。これほどの手札の多さは異常だ。
魔術、科学、超能力、呪い、武術……体系の壁を超え、本来両立し得ないはずのスキルが、一つの個体の中で矛盾なく同居している。
それも、全てが最高ランク……いや、測定不能(エラー)の出力でだ」
「……さらに恐ろしいのは、この敵性体の『成長性』です。
映像を解析すると、戦闘開始直後と現在とでは、敵の挙動が変化しています。
底が見えません。この個体の保有する能力リソースは、文字通り無尽蔵です」
ダ・ヴィンチ(小)
「……全能の文明が、総力を挙げて抵抗した。
あらゆる封印術、あらゆる即死攻撃、あらゆる追放魔術。
数億の全能たちが、たった一つの『個』を殺すために団結し、世界の理そのものを書き換えて攻撃した。
だが、結果はこれだ」
(映像の最後。
もはや都市の痕跡はない。
瓦礫すら残っていない。
ただ、平坦にならされた荒野と、一切の生命反応が消えた静寂だけが広がっている。
シオン
「この敵、仮称『世界の宿敵(ワールドエネミー)』が何者なのか、その正体を示すデータは、この映像のラストに映る『遺留物』のみです」
(映像がズームされる。
敵性体が去った後、地面に一つだけ落ちていた物体。
それは、あらゆる光を反射し、黒くに輝く、極めて美しい──)
マシュ
「宝石……? いえ、これは……鱗、でしょうか?
ダイヤモンドのような輝きを持つ、一枚の鱗……」
ダ・ヴィンチ(小)
「……ああ。この文明を滅ぼしたのは、たった一匹の『何か』だ。
それ以外の情報は、現在すべて不明。
生物なのか、兵器なのか、それとも呪いそのものなのか。
確かなのは、全盛期の神々すら鎧袖一触にするほどの化け物が、かつてここにいたという事実だけ」
藤丸立香
選択肢:
①……解析を続けてくれ。
②……もしこいつと戦うことになったら……
ホームズ
「無論だとも。だが、現時点での解析はここまでだ。
このダイヤモンドの鱗……これに残された魔力情報はあまりに複雑怪奇で、かつてないほど高密度だ。
トリスメギストスⅡをフル稼働させても、その構成材質と起源を特定するには、一月(ひとつき)単位の時間がかかるだろう。
……いや、下手をすれば、我々の理解を超えた『何か』である可能性も高い」
シオン
「……ええ。ですが、解析を続けます。
この『災厄』が、今のこの世界にもまだ潜んでいる可能性があるのなら……
私たちは、何としてでもその正体を暴かなければなりません」
(モニターの映像がフェードアウトする。ダイヤモンドの鱗の輝きだけが、不気味に目に焼き付いて離れない)
■■■■
【FGO】Fate/Grand Order 考察・雑談スレ PartXXXX
1 名無しさん@カルデア
おいおいおい、更新分読んだか?
インフレ極まりすぎてて笑うしかなかったんだが
一般市民が神霊級ってなんだよ。神代の魔術師が原始人レベルじゃん
2 名無しさん@カルデア
> 1
> 読んだ
> 「電気ガス感覚で魔法がインフラ化」の時点で乾いた笑いが出た
> 魔法使い(笑)になっちまうよこんなの
3 名無しさん@カルデア
全能の神々が数億人いて、それが「たった一体」に殲滅される映像とかいう絶望感
これもう勝ち目ないだろ
グランド勢揃いしても無理ゲーじゃないか?
4 名無しさん@カルデア
新所長の反応が完全に我々
「そんな無法な世界があってたままるか!」←これ
5 名無しさん@カルデア
敵のスペックがおかしい
・感情なし
・魔術、科学、超能力、呪い、武術の全部乗せ
・しかも全部最高ランクor測定不能
・成長性あり
これ「ぼくのかんがえたさいきょうのキャラ」だろwww
6 名無しさん@カルデア
> > 5
> > 科学と魔術が両立してるのが一番ヤバい
> > 型月の設定的にお互い相反するもんだから、片方が強まれば片方が衰退するはずなのに
> > 「矛盾なく同居」って時点で、この敵は世界の理の外にいる
>
>
7 名無しさん@カルデア
最後の「ダイヤモンドの鱗」で心臓止まりそうになったわ
これ……アイツじゃね?
南米に落ちてきたっていう……
8 名無しさん@カルデア
> > 7
> > ORT(オルト)か……
> > でもORTって「侵略」とかするっけ?
> > あいつら星からのSOSがないと動かないんじゃなかったか?
> > しかも「武術」とか使うイメージないぞ
>
>
9 名無しさん@カルデア
水晶渓谷(クリスタル・ヴァレー)の亜種か、あるいは別個体のアルテミット・ワン(極限の単独種)か……
とにかく「鱗」ってのがキーワードすぎる
竜種ってレベルじゃねーぞこれ
10 名無しさん@カルデア
市民「不老不死です。因果操作できます。全知です」
↓
敵「へー(プチっ)」
この理不尽さよ
概念防御も紙切れ扱いって、ゲーティアの人理焼却ですら可愛く見えてくるレベル
11 名無しさん@カルデア
ホームズが「パイプを強く握りしめる」って描写、地味に珍しいな
あいつがここまで動揺するってことは、解析結果が相当「ありえない」ものだったんだろう
「底が見えない」とか言わせる相手、どうやって倒すんだよ……
12 名無しさん@カルデア
ぐだの選択肢が
「解析を続けてくれ」
「戦うことになったら」
で、割と冷静というか覚悟決まっててビビる
プレイヤーの俺はガクブルなんですが
13 名無しさん@カルデア
> > 12
> > もう修羅場くぐりすぎて感覚麻痺してる説
>
>
14 名無しさん@カルデア
シオンの「戦力評価基準を根底から破壊する」って前置きが嘘じゃなかった
サーヴァント数騎でどうにかなる相手じゃない
ブラックバレル撃ち込んでも「概念装甲? 知らんな」で弾かれそう
15 名無しさん@カルデア
この敵性体、攻撃のエフェクトが「無」ってのが怖い
爆発とかじゃなくて、ただデータが消えるみたいに都市が消滅していく描写
これ、倒すとか以前に「存在させてはいけない」バグみたいなもんじゃ……
16 **名無しさん@カルデア**
> > 6
> > 科学と魔術のハイブリッドってことは、鋼の大地系(Note)の技術体系に近いのかもな
> > エーテルライナー的な
> > でもそれにしたって出力がおかしい
17 名無しさん@カルデア
とりあえずゴルドルフ新所長を安全な場所に避難させたい
彼が脂汗かいてるうちはまだマシだけど、呆然とし始めたらマジでヤバいサイン
18 名無しさん@カルデア
次の異聞帯の王かと思ったけど、これ「異聞帯を滅ぼした何か」がそこに居座ってるパターンか?
もしそうなら、現地の王ですら餌扱いだった可能性が……
19 名無しさん@カルデア
運営、これどうやって収拾つける気なんだ
「実装されたら引く」とか言ってる場合じゃない、敵として出てきたらスマホ投げる自信あるわ
■■■■
カルデアの談話室、その一角。 不健康な姿勢でソファに体育座りをし、鬼の形相でスマートフォンの画面を連打する「絶世の美女(自称)」の姿があった。
その指捌きは神速、かつ殺意に満ちている。
安里真由 「はあああああああ!? 言うに事欠いてツイフェミだあ!? ふざけんな! 私がいつ男に迷惑かけたよ! むしろ男の方が私にひれ伏すべきだろうがこの美貌的に考えて!! あーもうムカつく! 論点ずらしやがってこの腐れ弱オスがぁ……ッ!!」
《神代の全能達は種族も愛憎も確執も投げ捨てて一団となって戦った、全てはたった一匹の■を滅ぼすために》
画面をタップする音が、まるでマシンガンのように室内に響き渡る。 彼女は今、Twitter(現X)という名の戦場で、見知らぬアカウント(アイコンは猫の画像)相手に泥沼のレスバトルを繰り広げていた。
安里真由 「おい見ろよマスター君! これ絶対相手中学生だって! 文章の偏差値が低すぎる! 『男性の権利が』とか言ってるけど、私の『働かない権利』と『パパに養ってもらう権利』を侵害してるのはそっちだろうが! 多様性を認めろよ多様性をッ!!」
藤丸立香 「ま、まあまあ真由さん、落ち着いて……。そう言う戦いは無駄だよ?」
安里真由 「無駄じゃない! これは聖戦(ジハード)なんだ! ここで私が引いたら『論破された』って思われるだろう!? それだけは私のプライドが許さない! ……あ゛っ!?」
《それは神代の全能達との戦いで死の直前まで追い詰められた。一般の人間以下まで力を失った。他者を■■い、積み上げたほぼ全てを失った》
真由の動きがピタリと止まり、その整った顔が般若のように歪む。
安里真由 「ブ、ブロック……しやがった……。逃げた……! 私という圧倒的強者から、尻尾巻いて逃げ出しやがったあああああああああ!! 勝ち逃げとか一番許されないやつでしょうがァァァ!! 複垢! 複垢どこいった私のサブ端末ゥ!!」
藤丸立香 「はいはい、もう終わり! スマホ没収!」
安里真由 「ああっ、私の聖剣(スマホ)! 返してよぉ! まだあいつに『効いてて草』ってリプ送ってないの! 最後のレスが私じゃないと勝ったことにならないの! ううう……悔しい……ムカつく……ストレスでハゲそう……」
《それは最初は一匹の■■ゲであった。それは他者を■■い、積み上げる事で全能を殺すに至った》
スマホを取り上げられ、彼女はダウナーな美女の皮をかなぐり捨ててクッションに突っ伏し、ジタバタと子供のように手足をばたつかせる。
安里真由 「はぁー……もう最悪。今のストレスで5000キロカロリーは消費したわ。これ労災降りる? 降りないならメシ。食堂行くぞマスター君。奢りで。 今の私は傷ついた繊細な乙女なんだから、大盛りのカツ丼とラーメンセットくらい食わせないと訴えるからね。パパなら『真由は元気で偉いね』って特上寿司取ってくれるところ? それくらいの待遇は当然の権利だ」
《失ったのならまた積み上げれば良い。それにとってそれは一度通った道なのだから》
その部屋には