東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
八雲一家
紫「どうなってるのかしら…どう考えても…」
藍「紫様、先程からどうなされたのですか?」
紫「幻想郷の異変がありえないほどほんの少しづつ拡大化してきているの」
藍「少しづつ拡大化ですか?」
紫「まず一つ目、洩矢諏訪子」
藍「諏訪子様がなにか?」
紫「明らかにキャラがおかしいと思わない?」
藍「そういえばそうですね、この前お会いした時はプライドやカリスマ性が感じられませんでした、あ〜うーなんて言ってましたし」
紫「他にも輝夜や幽香にもおかしな点があったわ」
藍「そうですか…」
紫「恐らく私たちも含めて幻想郷にいる強い力を持った者たちほとんどに異変はおきているはずよ」
藍「私たちも…今おこっている異変と外界人たちの関連性は?」
紫「あるわ確実に」
藍「外界人の誰かが異変をおこしている可能性というのはあると思いますか?」
紫「詳しいことはまだわからないけど、彼らも異変の被害者だということは確かよ、彼らの世界を訪問したり資料に目を通したけど最近外界人の誰からもカリスマ性は感じられなくなってきたわ」
藍「そんな、それじゃあいったい誰が…」
ゴウセル「色欲の罪(ゴート・シン)ゴウセル参上」キュピン✩
紫「ゴウセル、また来たのね」
藍「何者ですか?」
ゴウセル「安心しろ、怪しいものではない」
藍「怪しい過ぎるわ!!」
紫「あなたに聞きたいことが山ほどあるの、分かるわね?」
ゴウセル「ああ、しかし紫の記憶を読むのは少々難しい、もう少しくつろいではくれないか?」
紫「今はくつろげる状態?」
ゴウセル「この状況では難しいな」
藍「この人なんなんですか?」
紫「今から話してくれるわよ」
ゴウセル「俺はゴウセル、ある者の頼みでお前たちのもとへやって来た、こちらの都合で少々手短に話すがそれでもいいか?」
紫「どうぞ」
ゴウセル「幻想郷でおきている異変は俺をここに来るきっかけを作った者の魔力によるものと他にもう一つある」
紫「外界人のことね」
ゴウセル「その通り、外界人が出番を独占したため幻想郷に住む者たちへ何らかの影響が出てしまったことだ」
藍「つまり外界人を追い出せば元に戻る?」
ゴウセル「不可能だ」
藍「どうして?」
紫「返り討ちに会うわよ、それに彼らのうちの殆どは自分の意志で幻想郷に来たわけじゃないの」
藍「え?」
ゴウセル「説明が長引くから単刀直入に言わせてもらうが、彼らが幻想になる原因を取り除けば自然に元の世界に戻る」
藍「すごく…単刀直入」
紫「その原因がいまいちわからないのよね…だってあの竜王とそのひ孫はお互いを探しあって来たわけだからもう解決してるじゃない」
ゴウセル「お互いを探す原因を取り除けていないからでは?」
紫「ぅ…もうどうすればいいのよ」
藍「ゴウセル、あなたはその原因を知っているの?」
ゴウセル「俺は何も知らない、俺の知っている情報と紫やここであった人物から得た情報を推理して助言を与えているまでだ」
藍(どんな脳みそしてんのよコイツ)
紫「私がその原因を取り除けば解決するの?」
ゴウセル「するものもある、ピサロの本体は今元の世界で怪物と化し大暴れをしているのを止めれば何とかなるだろう」
紫「じゃあまずピサロから片付ければいいのね」
ゴウセル「だがピサロは本体がここにないために異変をおこす事には関与していない、解決に時間がかかるだけだ」
藍(じゃあなんで先に話したのよ…)
紫「他に私が何とかできるのは?」
ゴウセル「堕天使エルギオスを神の国へ返すこと、竜王とそのひ孫を元の世界へ返すこと、眠っているリンクを目覚めさせること、シドーを元の世界に召喚させること、メカクシ団でおきている問題の解決、ポップスターでおきている問題の解決」
紫「元の世界へ返すのは簡単そうね」
ゴウセル「エルギオスは堕天使している、神の国には受け入れられない可能性が大いにある」
紫「問題はそこね」
藍「いっそ堕天使ではなく人間にでもなればいいのでは?」
ゴウセル「それもありだと思う」
紫「ドラクエの世界は全て繋がっているの?」
ゴウセル「ねじれている、だが性質はあまり変わらない」
紫「まずドラクエから片付けるわよ」
藍「分かりました」
紫「ゴウセルは手伝ってくれるの?それともこれでもう帰るの?」
ゴウセル「助言を与えることくらいならやってもいい」
紫「わかったわ、藍、橙、準備はいい?」
藍「はい」
橙「はーーい」
どこからかひょっこり出てくる
紫「それじゃあ、行くわよ」
スキマの向こうの小さな村へ4人は入っていった