東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

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ドラゴンクエスト⑨ 隙間の妖怪たちⅢ

 

ゴウセル「この距離からグレイナルの背に乗った冴月麟を肉眼で捉えるとは、ガナサダイ様の視力は素晴らしいな」

ゴレオン「なんという視力!」

ガナサダイ「…ぇ?」

ゲルニック(もしかしてまぐれ…!?)

ギュメイ「流石は我が君」

ガナサダイ「ぁ、」

ゴレオン「私にはあのデカ物しか見えませんぞ」

ゲルニック(っ、ギュメイ将軍まで…ここは私がどうにかしなくては…)

 

紫「ちょっと〜アンタたち〜」

 

ゲルニック「あ、ぁあーー!グレイナルがこっち急接近してますよぉーーー!!?!」

ギュメイ「ど、どうしたゲルニック将軍、テンションが高いな」

ガナサダイ(助かった…)

 

ちょこちょこ雑談をしているとあっという間に冴月麟が人間にも見えるほどグレイナルは近づいてきている

 

 

ガナサダイ「ゲルニック!勢力を集めろ、兵は任せた」

ゲルニック「はっ!」

ガナサダイ「ここはもう限界だ!付いて来い!」

ギュメイゴレオン「「はっ!」」

 

ゴウセル「紫のスキマ能力を使った方がはや…」

紫「ちょっと、空気読みなさいよ、頑張ってるでしょ人間が」

ゴウセル「空気は読めません」

藍「世でいうマジレス乙ですかそれ」

橙「はやくー行っちゃうよーー」

 

本棚を蹴り倒すと定番の隠し通路が現れ

定番の石造りのグルグル螺旋階段が登場

スキマを使えばすぐなのに人間がなんか頑張ってるからここを使うことになった

 

 

ギュメイ将軍が剣を構え先頭を行きその次にガナサダイ

その後ろにゴレオン将軍、ゴウセル将軍

スキマ妖怪と愉快な式たち

 

階段はグレイナルの攻撃を受け上から崩れ落ちていく

 

 

紫「下を狙えば降りられなくなるのにどうして上から崩すのかしら」

藍「この時代の人たちの頭は相当悪いのでしょうね」

橙「疲れる〜、お腹すいたよ〜」

藍「お稲荷さんあるわよ?」

橙「食べるー」

紫「こらこら、走りながら食べるなんてお行儀悪いわよ?それに手も洗ってないでしょ?」

 

ゴウセル「スキマを使うのはダメで脱出中に食事をするのはいいのか?空気を乱していると思うが」

 

紫「腹が減っては戦は出来ないのよ?」

ゴウセル「なるほど、妖怪もいついかなる時も腹は満たしておかなくては戦えないのだな」

 

 

結構な時間階段を駆け下りようやく外に出るとゲルニック将軍が兵をまとめ上げ攻撃準備を整えていた

 

ギュメイ「流石だな」

 

ゲルニック「当然です」

 

 

紫「とても鳥になるとは思えないわね」ヒソヒソ

藍「少なくともフクロウですし、」ヒソヒソ

 

橙「で、どうする?ガナサダイの味方をするのか?歴史がまた真実からそれるぞ」

 

藍(橙が橙じゃなくなるタイミングが怖いわ…)

紫「…あなたはどうするの?」

ゴウセル「歴史が大きく変わらない程度に手伝わせてもらう、将軍になってしまった以上、ガナサダイの命に従うまでだ」

 

ギュメイ「ゴウセル将軍、1ついいか」

ゴウセル「俺に何か用か?」

ギュメイ「あんた、将軍じゃないよな」

ゴウセル「そうだ」

 

ゴレオン「なんだって!?」

ゲルニック「私もうすうす感づいていました」

ガナサダイ「やはりそうか、だが、私へのその忠誠心は本物と見た、頼んだぞゴウセル」

 

ゴウセル「おうせのままに」

 

紫「なにこれ」

藍「わかりません」

紫「資料には相当ひどい帝国だってボロクソ書かれてたけど、結構いい人の集まりなのね」

藍「きっと人間時代を知らなかったのでしょう」

 

橙「気を緩めるな!くるぞ!!」

 

紫藍「「ちょ!橙怖い!!」」

橙「なに?」

紫「心臓に悪いわ…」

 

 

ガナサダイ「撃てーー!」

 

グレイナルの炎の玉が降り注ぐ中必死の抵抗を見せる人間たち

 

圧倒的な力を前にまあ予定どうり軍はほぼ全滅

 

ゴウセルもちょこちょこグレイナルに攻撃を加えているが

彼の言ったとうり歴史に影響が出ないように痛みを与えているだけだ

 

 

紫「………」

藍「紫様?」

紫「行くわよ藍、橙」

藍「でも、」

紫「麟を葬るわよ」

藍「……はい!」

紫(麟を殺したら歴史にどう影響が出るか分からない、けどこの帝国を破壊しているのはグレイナル、その背に乗ってる麟は関係ないハズ、あいつだけでもこの国の敵をとりたい)

 

特にこの国に何の思い出もないが突然やる気になった紫は空高く飛び(普通ジャンプで)

グレイナルの背に乗る麟にミドルキックを入れ地面にぶっ飛ばす

 

 

ギュメイ「」

ゴレオン「」

ゲルニック「」

ガナサダイ「」

 

四人((((何だあの身体能力…))))

 

ゴレオン「って、ゴウセル将軍良く見たら腹貫通してるじゃないか!!」

ゴウセル「問題無い、俺の体はあるていど弄ばれても耐えられるよう…」

ゴレオン「そういう問題じゃないだろ!」

 

ゲルニック(ゴレオン…まずその状態でなんで余裕なのか気にしろ…そこが問題だ)

 

 

グレイナル「さぁ、」

 

 

 

 

紫「さぁ」

 

 

紫グレイナル「「これで最後だ」」

 

 

 

 

ガナサダイ麟「「ふっ、おもしろい」」

 

 

藍「どっちが味方!?」

 

※麟と紫たちはガナサダイたちから割と距離のある場所にいます

 

 

 

ゲルニック(シンクロした…敵とシンクロした……)

ギュメイ「ゲルニック将軍?やけにテンションが低いな」

ゲルニック「え?そ、そうですか?」(えぇーー!さっきと真逆ーー!?)

 

 

 

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