東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
博麗神社では荒れ果てた地を元に戻す仕事が行われていた
モロに地面が吹っ飛んで無くなっているところは水をぶち込み橋をかけて池にすることで誤魔化すことにした
おかげで神社の近くは池だらけだ
川とかも作って金魚を泳がせたりと作業は変な方向にはかどっている
霊夢「ハイ集合ーー」
鳥居の近くに立ち叫ぶと池作りにハマりまくるアホたちが急いで集まってきた
霊夢「ゾーマお昼よろしく、あとの馬鹿どもはゴハンまで神社の掃除」
バカ一同「「「ハイッ!!!」」」
ゾーマ「ふぅ、俺だけ楽でよかった」
ピサロ「料理って大事だな」
真竜王「わしに今度料理おしえろ」
ゾーマ「ぜんぜんおっけ〜」
ゾーマは部屋に戻り自作のレシピ本を手に取り何を作るか考えていると一瞬、窓の外が真っ暗になった
ゾーマ「?なんだよぉ、オバケェ?天気はコロコロ変わるしオバケ出るし最悪ぅー!」
???「貰った」
ゾーマ「オバケ!?って何これちょぃ待ちストップタイムタイムタイムタァァアーーァアイムッ!!」
黒い雲がゾーマを包み込む
ゾーマ(え、なに?)
ゾーマ(ちょちょちょはぁ!?待ってよもぉ勘弁してわぁ、、、)
喋っても喋れないし体も思うように動かない
???(貴様、名はゾーマだな)
ゾーマ(嘘…心ん中で誰かに話しかけられた……もう末期だわ………妄想が激化し過ぎて聞いたことない奴の声まで脳内再生可能に……)
???(妄想じゃないっつの!我が名はダークマター)
ゾーマ(何その料理失敗したやつの名前みたいなの!)
ダークマター(ふざけんなコラ、てめぇの体を乗っ取った)
ゾーマ(俺の!?うそぉおん)
ダークマター(うそぉおんじゃねぇよ)
ゾーマ(飯作んなきゃ霊夢に殺されんだけどちょっといい?)
ダークマター(殺される!?うっそ、憑依するタイミング間違えた…)
ゾーマ(死にたくなかったら主導権を返せ、)
ダークマター(その手には乗らないぞ?)
ゾーマ(お願いだよぉ、俺も死にたくねぇよ、お前料理できんの?)
ダークマター(無理)
ゾーマ(あーはいはい、ほら返せよっ!)
ゾーマ「うぉおおわっ!?」
勢い良く後ろに吹っ飛びしりもちをつく
ゾーマ「ふぅ、よ〜し何作ろ」
そのまま台所へ行き残破のリクエストでハンバーグと霊夢のリクエストで茶碗蒸し
カービィのリクエストでトマトスープと魚介類たっぷりパエリアを作った
カービィは他の人の分も食べるのでカビゴンですら一口でお腹が膨れる謎のポロックと呼ばれる硬いグミブロックをみじん切りにした物を混ぜこんだ特別製だ
料理をこたつの部屋に運ぶとこたつが2つに増えていた
ピサロと真竜王がしまってあったやつを出したらしい
(もっと早く出せよアホ)
カービィ「ぷょよぉ〜〜」
メタナイト「本当に美味しいな」
霊夢「料理だけは文句無しだわ」
ピサロ「おいひい」
ロザリー「とっても美味しいですね」
ゼルダ「どうなってんのよアイツ…」
リンク「魔王すげぇ」
ナビィ「ほんとだおいし〜」
リンク「どうやって食ったの!?」
りゅうちゃん「ゾーマのクセに…」
真竜王「ほんと、ゾーマのクセに…」
残破「ゾーマ兄まじ最高ーー!」
糸蒟「☆そ☆れ☆な☆」
ゾーマ「どやぁ」
ダークマター(うまっ)
ゾーマ(え?何お前味感じるの?)
ダークマター(そりゃ、お前の体に憑依してるからな)
ゾーマ「なるほど…」
真竜王「何が?」
ゾーマ「ん?何も〜♪」
そのままスタスタ自分の部屋に戻った
ゾーマ「ふぐっ…!?」
ゾーマ「さぁ、これからが本番だ」
ゾーマ(待て待て待て、何が?)
ダークマター(クククク…幻想郷を暗黒の世界にするのさ)
ゾーマ(くっさww何それくっさwwwww)
ダークマター(うるせぇ!)
ゾーマ(ぇ!?それ俺の体でやるの!?)
ダークマター(当たり前だ)
ゾーマ(嫌だァーー!恥ずかしいぃいい!!そんな痛いこと痛いセリフ言いながらするなんて嫌だァーー!)
ダークマター(痛くない本気だ!!)
ゾーマ(嫌だぁあぁあ主導権返ぢてぇええ)
ダークマター(気持ち悪い黙れ!)
ゾーマ(喋ってねぇよぉおお前が主導権握ってるから口に出せないんだよぉお)
ダークマター(うるせぇな!黙んないと恥ずかしいことをしまくるぞ!)
ゾーマ(は、はぃい!!)
ダークマター(ったくこの野郎…)
ゾーマ(ちょっとまった!)
ダークマター(ちょっとちょっとうるせぇななんだ!!)
ゾーマ(服装がカッコ良くなってる…!!)
ゾーマの服装はネタを極めた変な格好だったのに
今は何故か普通に巫女服着こなして灰色のマントをはおっている
しかも髪型が超サイヤ人の黒髪で短いバージョン
ゾーマ(まってwww原型とどめてねぇww髪あるだけで俺こんなカッコイイのwwwww?)
ダークマター(あのままじゃダセェから憑依能力駆使して見た目をいじったんだよ!)
ゾーマ(まてそれ他の奴らに気づかれないの?)
ダークマター(あ…)
ゾーマ(あ!気づかれていいんじゃん!ヘルプミーーっ!俺の体に取り憑いてあんなことやこんなことを企んでる奴に取り憑かれたぁー!)
ダークマター(するかボケェエエエ!!!)
同時刻
カービィ「ぽぇ?」
メタナイト「…!」
2人の表情が変わった
霊夢「どうしたの?」
カービィ「ん〜、何でもないや」
メタナイト「………」
真竜王「メタナイト?」
メタナイト「いや、何でもない」
真竜王「ほんとか〜??」
メタナイト「ああ」
真竜王「だいたいそういう時って何かあるよな〜、気づいた時は間に合ったのに、気にした時にはもう遅い」
メタナイト「気にした時……ごちそうさまっ、」
素早く席を立ち廊下に向かって歩いて行った
ピサロ「ん?」
ロザリー「ピサロ様?」
ピサロ「独り言か」
ロザリー「え?」
ピサロ「いや、何でもない」
ゾーマの部屋
メタナイト「ゾーマ」
扉を開くとと冷たい風が吹いて来た
メタナイト「誰もいないのか?」
開いた窓に向かい外を眺める
こたつの部屋
ピサロ「誰もいない?」
ロザリー「どうしたのですか?」
霊夢「さっきからブツブツ気持ち悪いわよ」
ピサロ「お前たちには聞こえないのか、どうやらゾーマが居なくなったらしい」
霊夢「は?」
ロザリー「ピサロ様はとても耳がいいんですよ」
霊夢「なるほどね〜、それで、どうしたの?」
ピサロ「メタナイトがあっちに行く前、ゾーマの苦しむ声とかなり中2臭い言葉が聞こえた」
真竜王「アイツ…ついに闇堕ち(完全に中二化)したか…」
ピサロ「その前はオバケがどーのって言っていた」
りゅうちゃん「たった一人でそこまで…」
糸蒟「さすがゾーマの兄貴……!」
残破「一人でも中二を極めるなんて…」