東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

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巨大戦艦

 

 

アリスの洋館では戦闘がだいぶ長続きしていて、部屋は荒れて家具もグチャグチャ

アリスとシドーはあえて部屋に結界を張り生物を外に逃がさないようにしたと同時に館の崩壊を防いだ

 

 

シドー「グゥウウウ…何も効かねぇ!!」

 

アリス「落ち着いて、攻撃をよけるのは楽だし、考えるのよ」

 

目がたくさんついたキモい物体に苦戦する2人

白衣の裾をまくり魔力を込めるシドー

指を細かく動かし人形に動きを与えるアリス

 

《ガチャン!!》

 

そして、扉を勢い良く開き入ってきたシンタロー

 

シンタロー「ミラクルマター!」

 

 

 

シドー「おいこら!!何こっち来てんだ食うぞ!」

 

 

 

シンタロー「ソイツの能力と同じタイプの攻撃をしろ!それ以外効かねぇ!」

 

 

 

シドー「ふざけんな!無理に決まってんだろ!いや、いけるかも、いや無理!」

 

 

 

シンタロー「無理ならソイツが技を出したり何かにぶつかった時に出るオブジェクトを使え!」

 

 

 

シドー「なんだよそれ!!」

 

ミラクルマターと呼ばれた生物は青く光り氷の形になるとあたりに氷を散りばめ、それを回転させて攻撃してきた

 

アリス「同じタイプね、シドー!氷の呪文!」

 

 

シドー「氷の…マヒャドデス!!」

 

 

 

 

シンタロー「目に当てろ!!」

 

 

 

シドー「了解!!」

 

宙に浮くミラクルマターの足元(?)から鋭く巨大な氷が伸び、氷に覆われた体からうっすらと見える赤く丸い目を貫いた

 

氷が剥がれ、また赤い目がたくさんついた正二十面体の体に戻った

 

 

 

シドー「効いたのか!?」

 

アリス「目が一つ黒くなってる、効いたんじゃない?」

 

シドー「シンタロー!手伝え!クロハは!?」

 

 

 

 

クロハ「あ?」

 

 

 

 

シドー「そこのニート護衛しろ、ヲタクの力が必要だ」

 

 

 

クロハ「ヤダ」

シンタロー「ならいいんだ、最後に人の役にたって、アヤノに会いに…」

クロハ「わーかったわかった!!」

 

 

 

シドー「次は何だ?」

 

ミラクルマターはオレンジ色になる、そしてシンタローたちの方に少し近づく

 

 

シンタロー「まずい!串刺しになる!!!」

クロハ「串ざぬぁっと!!」

 

ミラクルマターの体から8本の針が伸び、壁に突き刺さった

間一髪、シンタローはクロハに担がれて高く飛び天井を蹴ってミラクルマターを踏み台にし倒れた本棚の影に入った

 

 

シドー「針?針か?」

 

 

アリス「それじゃあ私が」

 

赤いワンピのランスっぽいものを持った人形が何体かミラクルマターに突っ込んだ

すると3体だけミラクルマターに突き刺さりダメージを与えた

 

元の姿に戻ったミラクルマターの赤い目は4つ黒く変色した

 

 

シドー「よし!」

 

アリス「次行くわよ!」

 

シドー「あのキモい時は何が効くんだ?」

 

 

シンタロー「通常形態の時は無敵だ」

 

 

シドー「無てk」

 

 

シドーが何かを叫ぼうとしたその時、結界を施した壁を破って何かがミラクルマターに飛び込んだ

 

すると無敵状態だというミラクルマターに体当たり

 

続いて何体もの何かがミラクルマターに飛びかかる

 

 

 

シドー「な、生首!!?」

 

アリス「気持ち悪い!!」

 

クロハ「生首ぃい!?」

 

シンタロー「ゆっくり!!」

 

 

その何かは、霊夢の顔を緩くしたような生首

さとりの顔を緩くしたような生首

レミリアの顔を緩くしたような生首

 

生首たちはミラクルマターに体当たりを繰り返すと、あっさりと目が全て黒く染まり、ミラクルマターはそのまま体当たりでペシャンコになり、小規模爆発を起こして消えた

 

 

シドー「これもしかして!」

アリス「失敗作の人形!」

 

シンタロー「ゆっくりだー!すげえええ!」

クロハ「超キモイんだけど」

 

ゆっくり霊夢「ひきにーと!」

ゆっくりさとり「へんなはね!しゅみわるい!」

ゆっくりレミリア「アリシュたんかわいい!」

 

シンタロー「かわいいいいいいい」

 

3人「「「生首+αこわい!!」」」

 

シンタロー「+αって?」

 

シドークロハ「「お前だよ!!」」

アリス「なんの音?」

 

なにか飛行物体が近づいてくる、低い音が聞こえる

 

シドー「なんだ?いわゆる敵か?」

 

ミラクルマターがぶっ壊した窓のあたりから顔を出し外を見る

 

シドー「良く見えないな、普通に外でよ」

アリス「部屋ボロボロだわ、後で片付けなくちゃ」

シンタロー「俺も見に行こ〜」

クロハ「ちっ」

 

 

普通にドアから外に出ると、ドアの近くに黒い鉄の階段だ伸びている

 

 

アリス「何あれ……」

シドー「で、でけええええ」

クロハ「やべぇ、」

シンタロー「ハルバード!!」

 

 

冷たく硬い鉄で覆われた巨大な戦艦

大きく伸びるコウモリの翼をかたどった3対の翼、側面にいくつもついた砲台

てっぺんに一際目立つ二連主砲

迫力のあるボディから伸びた細い艦首にはメタナイトの仮面がついている

 

 

シドー「ナルシスト丸出しだ!」

クロハ「すごくメタナイト!」

シンタロー「う〜ん、ちょっとデザイン変わったなぁ」

 

 

鉄の階段から足音の静かな誰かが降りてくる

 

次第に足音は足音出ないことに気づく

 

プニョ、プニョ、プニョ、

 

 

シンタロー「す、スライム!?」

シドー「スライムかよ!!」

 

 

スラちゃん「どうも、現 戦闘型対暗黒物質用知能型多機能機のスラちゃんです」

 

シドー「は、はぁ」

 

スラちゃん「時間がありません、ご同行願います」

 

4人はスラちゃんに連れられハルバードに乗り込んだ

内装も外の世界観と変わらない鉄鉄鉄!

 

無機質な黒い廊下を渡ると、開放感と機械感と絶景が楽しめる艦首につく

 

シンタロー「すげええええええええええ」

アリス「な、なんなのこれ、妖怪の中なの?」

 

スラちゃん「皆様にお伝えしなければならない事があるのですが、他の方たちも集めてお伝えしたいと思います」

 

シドー「何かあったのか?」

 

スラちゃん「ええ、それと、皆様の今後についても話し合う必要があります」

 

シンタロー「今後?俺みたいなニートにあるイベントは死だけだな」

クロハ「お前大丈夫か?」

 

スラちゃん「それでは、発進!ハルバード!」

 

4人「「「なんかカッコイイ」」」

 

 

艦首の真ん中にある、赤いレバーがついた謎の台の上にスラちゃんがたち、指示を出す

 

 

シンタロー「てかハルバード無人かよ!誰が運転してんの!?」

シドー「運転って、車かよ」

クロハ「オート運転はやってんのか?」

シドー「バックで駐車しやすい感じのアレか」

 

スラちゃん「私がハルバードを少し改造致しました、電脳改造が施された私は今、ハルバードであり、ハルバードは私である状態です」

 

シンタロー「何それかっけえええええええ」

アリス「どうなってるの」

シドー「てかお前スラりんじゃね??」

 

スラちゃん「はい、改造前はそう呼ばれていたようです、それと私と同じ改造を施された2号機を代わりにカービィ様たちのほうに送っておきましたので、いつでも連絡が取れます」

 

シドー「え?すげえ」

 

 

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