東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
順調に戦いが続き、残破もメタナイトも生き生きと戦闘を楽しんでいた
が、余裕だった残破の顔がひきつり始めた
目がキョロキョロしていてかなり挙動不審だ
時々メタナイトの目を切なすぎる目でガン見したり
マルクソウルとマホロアソウルに何がボソっと呟いたり
戦闘中にも関わらず窓から空をのぞき見たり
メタナイト「どうした!」
残破「……やるしかない…」
メタナイト「…何をするつもりだ?」
残破「ダークマター族は生かしてはいけない、根絶やしにしなければ…」
メタナイト「敵から目をそらすな!」
残破「! ご、ごめん」
ダークマター族の魂に攻撃を撃ち込みマホロアとマルクへのダメージを減らし分離を試みるがなかなか離れないダークマター族
そろそろしびれを切らしてせん切りやみじん切りにしないかメタナイトが残破の行動を不安に思う
残破「しつこい奴ら…こうなったらマルクとマホロアの魂を喰って……」
メタナイト「おい!ソウルをイーターするつもりか!」
残破「ゴッドをイーターする方が好き」
メタナイト「もうなんなんだコレ…話が無茶苦茶だ」
残破「それにしても……メタナイト!ちょい話を聞け」
メタナイト「なんだ?」
マホロアソウル「まじめにこい!」
マルクソウル「一気に方を付けるよ!」
残破「一度黙れ腹黒物質共」
ソウル二人組「「暗黒物質だ!!」」
マルクソウル「ぬぅ!」
マホロアソウル「動かないっ!」
残破「今のうちだ、よく聞いて、マホロアは魂の損傷が激しい、ゴミが出て行っても助かるかどうかわからない」
メタナイト「くっ…」
残破「だがアタシはゾーマ兄の最後の頼み事を失敗するわけにはいかない、そこで提案がある」
メタナイト「なんだ」
残破「アタシが2人の魂を喰う、そうすれば魂に憑依したアイツらは離れざるおえない」
メタナイト「喰うって、大丈夫なのか!?」
残破「わからない、魔力をフル活用すれば、戦闘力こそ落ちるけど消化はかなり抑えられる」
メタナイト「消化って、マホロアの魂は!」
残破「わかってる!だけどこのまま叩きのめして救っても消滅するだけだ!もしかしたらマルクも…」
マルクソウル「ごちゃごちゃいってんじゃねえ!」
マホロアソウル「キルニードル」
マルクソウル「シード!」
マルクソウルが植物の種載ようなものをまくと一瞬にして何本の白い刺がついた太いイバラがグネグネと生え
その間にマホロアソウルのキルニードル、黒い針が伸びる
残破とメタナイトがジャンプするとマルクソウルとマホロアソウルが激しく発光している
マルクソウル「マルク砲!」
マホロアソウル「マホロア砲」
ジャンプした2人に巨大レーザーが迫る
メタナイト「まずい!」
残破「マジックロック」
突如目の前に鍵の空いた小さな黒い南京錠が現れると
二つのレーザーが混ざり合い細くなり南京錠の鍵穴に吸い込まれていく
残破「ロック!」
残破の掛け声とともにガシャリと音を立てて南京錠に鍵がかかる
メタナイト「今だ…やれ!残破ぁ!」
メタナイトがその隙にマルクソウルを押さえ込んだ
残破「王位から降りてもらおう、虚言の魔術師」
マホロアソウル「な、なにを!」
残破「デモンズイーティン」
残破の白目が黒く染まり金色の瞳が強く輝く
左斜めに傾いて生える黒い翼を瞬時に生やし口角をあげて笑いながら黒い吐息を吐いてマホロアソウルに頭から突っ込む
マホロアソウルは即座にガードするが残破はマホロアソウルにぶつかると透けて貫通し背を向けて背後に立った
マホロアソウル「な…に……を…ォオオォ…」
今の攻撃では傷一つ付かなかった
なのに禍々しい体は消滅していき、ダークマター族が姿を現した
残破「裁定の結果だ 貴様は死、すらも値しない、もがき苦しみながら永久に消え続ける哀れな火となれ」
発言をする前に黒い炎で焼き、火だるまになったそれを先ほどのマジックロックの鍵穴に吸い込んだ
マルクソウル「離せ!……よくも!よくも俺のゥグハッ!!」
残破「裁定の結果だ 貴様に終わりは訪れない、永遠の時を独りさまようがいい」
同じように突っ込み、身体が消滅して現れたダークマター族をマジックロックに吸い込んだ
メタナイト「2人は…2人は無事なのか!?」
残破「…………」
メタナイト「残破……残破?」
残破「ん?何?」
翼が消えるといつものやる気のないニヤニヤ笑顔で振り返った
メタナイト「2人は?」
残破「消滅はまぬがれたけど〜、ヤバイね、スラちゃんに繋いでもらわないとアタシに消化されるか消えてなくなる」
メタナイト「スラちゃんは何処に…」
残破「ハルバード」
メタナイト「来ているのか?」
残破「うん、スラちゃんの電波信号を読んだから…」
メタナイト「何かあったのか?」
残破「……後で、誰かが教えてくれるよ」
メタナイト「…そうか」
残破がローアの窓を割って外へ飛び出すとメタナイトもマントを翼に変えてその窓から外へ飛び立った
廊下の突き当たりの扉前
カービィ「決着ついたかなぁ」
リンク「さぁ」
シャドーカービィ「入ってみようよ」
突入
カービィ「おーい兄さ〜ん、残破〜っていないし!」
ホイホイ「何かが近づいてきます」
糸蒟「我輩のことかな?」
ホイホイ「いえ、別の世界からです」
糸蒟「why?」