東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

153 / 210
爽快な謎

 

 

ここは…何処だ…私の名は……___、何故だ?

忘れた訳では無いのに、何故名前が出てこない。

 

誰かの声が聞こえる。

 

何故。何故だ?

聞こえているのに聞こえていていないのか?

 

私は一体どうしてしまったんだ?

 

 

………なんだ、自分の声か、自分の声が聞こえるだけか

 

自分の声をBGMにここで独り言を呟いているのも、虚しいものだな

 

 

 

……いや待てよ?何故自分の声が聞こえるんだ?まずそこがおかしいだろ

 

…独りツッコミか……

 

 

 

何?今なんて言った?

 

 

その声は……___、___なのか?

 

 

何?え?ちょっと待てよ…?死んだのか?私死んだのか!?え!?死んだの!?

 

え?な、なんだ、死んでないのか、なんだなんだ…いやいや、じゃあなんで___の声が?

私はいわゆる痛い人になってしまったのか?

 

ぇ…?何?じゃあ幽体離脱的なアレなのか?

あ、違うの?え?ええええ??

 

心体離脱?何それ、___知らないよ?

おい、やっぱり名前が呼べないんだが、ナニコレ新鮮

___!___、________!!!

 

 

 

あら………

 

 

なんだかあたりが暗く………

 

 

いや明るく……

 

 

 

 

 

 

 

《ゴフォッ!!》

 

 

 

「わぁ何だ何だ!?」

 

「誰かが殴られたのか?暗くて目が慣れるのに時間がかかるな………」

 

 

多分私「死ね」

 

オルデミ「落ち着きなさい、何が起きたのか知らないけど」

 

 

 

「?私が見えていないのか、あれは、ピサロとオルゴデミーラ…あと、私が2人!?わ!てか浮いてるし!!私浮いてる!!」

 

「あら!?名前呼べたし!」

 

 

 

多分私「どけ」

 

オルデミ「やーだ♡ラリホーマ♡」

 

多分私「う、、」

 

変な私「眠った!?」

 

「眠ってる…私が眠ってる……」

 

オルデミ「やーん、かわいいーあなたは誰?メタナイトのそっくりさん?」

変な私「違うよぉ、メタナイトに化けてるだけ」

 

「化けてる!?」

 

ピサロ「四の字固めしたまま動き回らないでくれぇぇぇぇぇぇ…」

オルデミ「じゃあ幻想郷襲っちゃダメだからね?」

 

「??一体何が起きているんだ…?」

 

ピサロ「ちっ」

オルデミ「ちっ、じゃないでしよっ!」

ピサロ「イダァーーッ!!いてててててててててっ!!」

 

変な私「ぁわあわあわ!!」

 

「見るに堪えないリアクションの私だ……」

 

 

「それにしても何が起きたんだ……?」

 

 

《グァアァアアアアアァアァア!!!》

 

 

「次はなんだ!!?」

 

 

 

シドー「グハッ、、ゥググ……おのれ…………」

 

「し、シドー!大丈夫か!首が跳ねられたか、人の姿をしているからこうなるんだ……それにしても一体誰がこんな事を…って私!!寝てたんじゃなかったのか!!?」

 

「もう一人の私、いや、恐らく私の体がシドーにトドメをさしたのか…っ!ピサロ危ないっ!!」

 

「そんな……次はピサロが…私は一体何をしているんだ!…やめろ!霊夢逃げろ!私は、私は何故こんな事を!!」

 

 

 

 

 

「よ!まさかお前がこんな所に来るとはな」

 

「!!??お前は、___!な、名前が…」

 

「それ俺もだよ、かなり不便だよな、どうやら消えちまった奴の名はここでは言えないみたいだ」

 

「消えた?と言うことは、やはり私は死んでしまったのか?___」

 

「そんなわけ無いだろ、ほら、やり直すぞ」

 

「やり直すってなにを、」

 

「最善を尽くしてくれよ?」

 

 

 

 

 

 

ハルバード艦首

 

 

メタナイト「私が甘かった、この甘さが命取りになると言うことは一番知っているのにな」

 

メタナイト「魔族に同情のような、親近感のような、そんなものを抱いてしまった私が情けない」

 

 

ピサロ「何寝言を言っている、もっとマシな遺言は言えないのか?」

シドー「こんなブラコンに…」

 

メタナイト「…なるほどな…ありがとう、ゾーマ」

 

ピサロ「それで終わりか?」

 

メタナイト「ハハハ!ハッハッハハハハハ!なんて愉快なんだ!!」

 

ピサロ「何がだ」

 

メタナイト「今私はキサマにかなりムカつくハズなのだが、どうにもスッキリしている!知らないと言うことは幸せな事なのだな!!」

 

ピサロ「はっ!?」

 

闇の中で鋭く金属が擦れる音がした

 

 

ピサロ「!?」

メタナイト「動揺しているようだな、一通りの動きは覚えている、楽勝かもな、ピサロ」

 

ピサロ「っ!!」

 

ピサロの多彩な剣の技をスルリと抜けいつも以上に爽快なステップでピサロに歩み寄りもてあそぶかのように剣を交える

 

それどころかメタナイトは時々声に出して笑っている

 

 

ピサロ「な、なんだ、今日のお前なんか変だぞ!?」

メタナイト「何を言うかと思えば、今までの私が変だったのだ、ハハハハ!」

 

ピサロ「くっ、」

 

メタナイト「どうした?バックするのがそんなに好きか?いつもならもっと斬りこんでくるだろう」

 

 

メタナイト「こんなふうにな」

ピサロ「ぬあ!!」

メタナイト「いいぞ、その動きだ、剣を交えて学ぶのだ、ピサロの剣の腕は優秀だ、だが甘い、お前は調子に乗ると終わるタイプだ、フラグを立てるのは慎め」

 

ピサロ「っと、そうか?」

 

メタナイト「ほらほら無駄な動きが多いぞ?…それにしても本当に今日は気分がいい、ピサロ、決闘だ」

 

ピサロ「受けて立つ」

 

 

 

シドー「な、何言ってんだあいつら」

アカツキ「どーこ見てるのよ」

シドー「お前を見てる♡」

アカツキ「何それ照れる♡」

 

オウミ「何馬鹿なことを言っているんですかっ」

 

シドー「なになにヤキモチ?」

 

 

 

霊夢「盛り上がってるわね」

 

アリス「そうね、アンタも悪役らしくかかってきなさいよ」

 

霊夢「何言ってるのよ、主役は私よ」

 

 

 

残破「なーにやってんだか、よし!アタシらも急ぐよ!」

美琳「はい!」

 

 

メタナイトとピサロが決闘をするのを合図に

アカツキとオウミのタッグでシドーに挑み

霊夢とアリスが弾幕ごっこを始め

残破と美琳はハルバードに攻撃を仕掛ける極夜と0²の相手をしに向かった

 

 

シンタロー「あいつら仲いいな」

クロハ「で?お前幻想郷襲うんじゃなかったのか?」

シンタロー「んなわけ無いだろ中二臭い」

スラちゃん「あわわわわ!!次はシンタロー様っ!?」

シンタロー「思ったより抱き心地いいな、お前さっきはカッコよかったぞ〜〜」

クロハ「すげぇぷにっぷに」

スラちゃん「や、やめてくださいぃ」

 

シンタローとクロハはスラちゃんをいじりながら戦闘を見ることにした

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。