東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

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死者を作り直す

 

真竜王とりゅうちゃんが突然部屋で騒ぎ出し、まだ寝たりない奴らもあまりのうるささに目を覚ました

 

スラちゃんとホイホイは昨夜非常電源まで稼働ししばらくシャットダウン状態になってしまい

 

昨日の反省と朝から騒ぐアホ二人をしばくためみんなこたつの部屋に集まった

 

ピサロ「ぉえ、」

ロザリー「朝から大丈夫ですか?」

 

リンク「ピサロだいぶ飲んだからね、」

ゼルダ「魔族って以外と私たちと変わらないのね」

 

ロザリー「ええ、魔族もエルフも人間も、またほかの種族もみな同じなのです」

ピサロ「ぅ〜ぐわいわるっ、んでなんで竜王たちは騒いでたんだ?」

 

りゅうちゃん「じい様がなんかね」

真竜王「え?わし!?このアホ臭い挑戦状のせいじゃろ」

 

ピサロ「なんだ?見せてみろ………?」

ロザリー「どうしました?」

ピサロ「……私には読めないな」

ロザリー「………私にも…」

 

リンク「わぁ、これはひどい文字だね」

ゼルダ「真竜王は読めたの?」

 

真竜王「ざっとな、今日の昼2時くらいに白玉楼階段にて待つ的な」

 

メタナイト「他にも書いてあるな」

 

リンク「よ、読めるの?」

 

メタナイト「ああ、どれ………むのうな おまえたち の ために オレさま が このちに でむいてやった いげんなき まおうよ きょうのひる 2に じ § ф 臼 白玉楼階段 にてまつ」

カービィ「白玉楼階段だけ凄まじく字がきれいだ…」

ギャラクティック「その前に2つ謎の文字とちょっと惜しい文字が」

ダークメタナイト「書いてもらったんだな…」

 

霊夢「あなたたちよくこの壊滅的文字を読めたわね、どうしてなの?」

 

真竜王「りゅうの字とさほど変わらん」

メタナイト「カービィの字よりマシ」

 

カービィ「ぽ、ぽよぉ、ぺゆゆぅ」

りゅうちゃん「え、ほら、小学生でしゅから」

 

ピサロ(なんだろうこの見た目はそうだけど何か一致しないこの感じ)

 

ギャラクティック「アイドルに真珠だな」

メタナイト「…!?」

ギャラクティック「麗しき者に美しい物を添えてもなんかウザイってか何と言うか、かわいいけどなんかアレな感じ」

ダークメタナイト「何かわかる自分が悔しい」

シャドーカービィ「某ゴーリキーはキモイ」

メタナイト「あれアイドルなの?なんかちがくね?」

 

真竜王「よし、白玉楼階段行ってくる」

 

霊夢「早くない!?」

 

真竜王「先に行ってこの餓鬼を待つ、偉大なる魔王と言うものは常に挑戦者を待つ者なのだ、待たれるのはプライドが許さんのじゃ」

 

カービィ(かっこいい…ちゃんと正装してたら凄く魔王なのにこのショタ…)

メタナイト(なんか惚れた…)

りゅうちゃん(じい様が…かっこいい……)

ピサロ(これが私たちの知る竜王…闇の覇者……)

 

真竜王「それじゃ」

 

ピサロ「一人で行くのか?」

残破「体は大丈夫?」

 

真竜王「問題ない、子どもの戯れに付き合ってやるだけじゃ」

 

真竜王は身だしなみを整え、今のありのままの姿で神社を後にした

 

 

ピサロ「なあ、あれじゃ誰も気付かなくね?」

霊夢「………」

メタナイト「手紙置きに来ってことは知ってるんじゃないか?竜王のすっぴん」

ピサロ「そうかなぁ、」

 

 

 

 

巨大な体、それを空へ仰ぐ強靭な羽

太くて長い両腕、何者も掴み潰す両手

山を砕き地を割る尾と2本の足

 

可愛くて強いりゅうおうが

今では怒りに真の力を解き放ったしん・りゅうおう

 

真竜王「泣きタクなッて来タ……こェエよ自分……」

 

空を飛んでいる途中、何人か空飛ぶ少女に会った

皆みんな泣き叫ぶなり攻撃を加えるなりしてきた

 

ここで反撃しても、フレンドリーに話しかけても

前は「わぁ、ドラゴンだぁ」で済んだかも知れない

今では「いやぁあああ!!」「化け物めぇ!!」「きゃあぁああ!!?」

見た目のインパクトを後押しするデスボ、申し分無い化け物要素

 

真竜王「グゥウウ……どう、スっかナぁ……」

 

浮遊する少女「きやぁあ!!おっかしやぁあああん!!」

 

また妖怪の族の少女か、はたまた空飛ぶ人間か

 

真竜王「また泣かれた……」

 

また泣かれた、この言葉がとても綺麗に発音出来るようになってしまった

 

 

 

 

いろいろ飛び越え白玉楼階段

 

 

真竜王「ふう…」

 

ここの住人に襲われても困るので一目につかないところを探し、そこに着陸し竜化を解いて白玉楼階段の一番上で挑戦者を待つことにした

 

真竜王「早く来すぎた……」

 

 

真竜王「………挑戦者の魔力が近づくまで昼寝するか………」

 

 

 

 

博麗神社

 

 

リンク「あ〜あ〜あ〜あ〜」

ゼルダ「どうしたの?」

リンク「暇だな〜って、」

 

カービィ「何だか胸騒ぎがする」

メタナイト「そう言われると不安になるな…」

 

ピサロ「そうだなぁ」

 

糸蒟「……何だろうこの感じ、残破、この手紙の残留魔力とか読める?」

残破「残留魔力?う〜ん………これは…」

糸蒟「どう?」

残破「残留魔力を読まれるのを知ってたのかなぁ、指紋どころか魔力痕や残留思念、執筆に要する魂、全てが拭き取られてる」

糸蒟「何それ怖っ」

残破「でもな〜んとな〜く、闇とか存在感とか、あと懐かしさが読める」

 

リンク「なんだそれ」

 

ピサロ「懐かしさ?竜王を知っていてお前たちに懐かしい人物か?」

ロザリー「誰なんでしょうね」

 

 

 

 

白玉楼階段

 

 

真竜王(……魔力?こっちに近付いてくるな………)

 

階段に背を向け杖を構えて真竜王は仁王立ちした

 

 

真竜王(この静かで強大な魔力を思わせる落ち着いた感じ……どことなくアイツに似ているな……もしかして挑戦者か?いやいや早すぎる、まだ10時にもなってない……だがもし挑戦者がわしと同じ考えを持つ者だったら、もう来てもおかしくないか?)

 

 

???「待たせたな竜王、そろそろ来る頃かと思っていた」

 

 

真竜王「お前は!!」

 

二つの大きな角を生やした黒い兜?に黄色いローブ

骸骨のネックレス、ピンクっぽいマント

 

威厳のある低く強い声……

 

いや、割と高めでちょっと滑舌が悪く…

 

そしてあの鋭い牙……

 

ニコニコ八重歯で

 

鋭い瞳の……す、鋭い………

 

………ドヤっとした大きな目

 

あの姿は間違いなく

 

真竜王「ゾーマの隠し子か!!!」

 

 

???「なにぃ!?」

 

真竜王「おお、かわゆいのぉ、カービィより少し大きいかのぉ、60cmくらいじゃなぁ、おおよしよし」

???「さ、触るな!無礼者め!」

 

真竜王「威勢がいいのう、さてこの竜王に何のようじゃ?さては暇を持て余しているのか?このわしが遊びにつきやってやろう」

 

???「遊びだと?ハッハッハ、おもしろい、この魔王ゾーマズデビル様と遊びたいのか!いいだろう、このオレさまに勝てたらな!」

 

真竜王「どこからでもかかってくるが良い」

 

ゾーマズデビル「お言葉に甘えようぞ、スゥッ…ファーーーーっ!」

 

ゾーマズデビルの口から吐き出された息は黒く、あたりを包み込み生き物にダメージを与える

 

真竜王「ダークブレスか、攻撃だけではなく広範囲に広げ視界と行動範囲を縛る、なかなか良いではないか」

 

あたりが黒い霧のようなもので包まれている中、真竜王に向かって巨大なドス紫の弾が飛んで来る

 

真竜王「ほう、サイコキャノンが、さすがはゾーマの子じゃな」

 

 

ゾーマズデビル「よけるだけでは勝てぬぞ、それとオレさまはアイツの息子ではない」

 

 

真竜王「なに、それでは兄弟か?」

 

ゾーマズデビル「ハズレだ」

 

真竜王「おっと、」

 

体格の割には以外にも力が強く、すばしっこくふところに潜り込んでは様々なパンチや蹴りを入れてくる

 

無論真竜王は難なくその攻撃に対処をする

 

真竜王「それで、何のようなのじゃ?」

 

ゾーマズデビル「聞きたいか?」

 

真竜王の問いかけに戦いの手を止め、腕を組んでドヤ顔をするゾーマズデビル

 

真竜王「是非とも聞かせてくれ」

 

ゾーマズデビル「そこまで言うなら教えてやろう、オレさまは冥界に堕ちる際に元が強大だったために存在を保てなくなり分裂したゾーマの一部、記憶のゾーマズデビルだ」

 

真竜王「記憶のゾーマズデビル?ということは他に感情や肉体のゾーマズデビルが?」

 

ゾーマズデビル「いや、そういうわけではない肉体はHP、精神はMP、それぞれの役目を終え、何にも変化されず、それどころか容量を遥かに超えパンクした記憶がはじかれたのだ」

 

真竜王「そんなに記憶をしていたのか?」

 

ゾーマズデビル「ゾーマは一度生をまるまるやり直しているからな、記憶は二つの生の分だけある」

 

真竜王「やり直す?どういう事なのじゃ?」

 

ゾーマズデビル「世の中には時を巻き戻すメドゥーサが居るそうだ、その末裔の力らしい」

 

真竜王「そうなのか…人生をまるまるとはどれほどのものなのだ?」

 

ゾーマズデビル「ゾーマは第一の生で己のプライドのせいで貴様らを失う、そして第二の生で己の生を失ってしまったのだ」

 

真竜王「なんと………血の運命は避けられぬか」

 

ゾーマズデビル「難しいのだ、生と言うものは」

 

真竜王「ふむ、」

 

ゾーマズデビル「では本題に入る、デュラハーンかワイトキングをオレさまと配合するのだ」

 

真竜王「そ、それは、ゾーマを作り直すということか!?」

 

ゾーマズデビル「そうだ!蘇らぬなら作れば良いのだ」

 

真竜王「なんか気持ち悪いのじゃ」

 

ゾーマズデビル「何故だ?」

 

真竜王「だってゾーマ作り直すってなんかなぁ、卵からゾーマってなんか…」

 

ゾーマズデビル「安心しろ、オレさまにあるゾーマの記憶は確実に受け継がれる、強さは保証できぬが正真正銘、貴様らの知るゾーマだ」

 

真竜王「いやいや、卵から帰ったらいわゆる産まれたてのモンスターがいきなり「竜王久しぶり」とか言い出したりとかするんじゃろ!?産まれた時の第一声が久しぶりとか強すぎんだろ!」

 

ゾーマズデビル「そ、そうか……なら受け継がれる記憶に第一声はオギャーかバブーにしておくように……」

 

真竜王「それはそれで嫌だ!!」

 

 

 

 

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