東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

160 / 210
死者の記憶

 

 

真竜王「そ〜いや何故ゾーマの復活を?」

ゾーマズデビル「さぁな、当の本人は復活する気はないようだが、幻想郷で死んでも死ねぬのだ、今頃本体は植物状態だろうな」

真竜王「植物状態か…」

ゾーマズデビル「幻想郷に滞在する時間が長くなればなるほど本体との結び付きが緩むのだ、ハーゴンとやらのストレス幻想は幻想郷で死ぬ事によってピンピン仕事に励んでいるがな」

真竜王「ストレス幻想!?てかんんん!???」

ゾーマズデビル「オレさまが思うにシドーが召喚出来ないのは幻想郷に繋がれているからだろう」

真竜王「そうなんだ…」

ゾーマズデビル「ところで竜王、あの建物はなんだ?」

真竜王「白玉楼だったっけか、危ないところだって」

ゾーマズデビル「ふむ、記憶にあるな、妖夢という半霊の娘が手当たり次第に切りつけて来るとな」

真竜王「幻想郷の女は怖いな」

ゾーマズデビル「桜が美しいな、ちょっと寄ってみようぞ」

真竜王「ホントに言ってんのか!?」

 

好奇心で2人は白玉楼目指して歩いた

広大な土地と絶え間なく散る桜の花びら

 

真竜王「観光スポットじゃな」

 

和風は門をくぐると妖夢が剣を振りかざしてきた

 

妖夢「かくごーーーっ!」

 

ゾーマズデビル「変わっておらぬな」

 

妖夢「ん?だれ……ぇええええ!?ゾーマの子ども!?」

ゾーマズデビル「あああ!だから触るな!どいつもこいつも、訳あってこの姿なのだ!」

妖夢「可愛いじゃないの…」

 

真竜王(助かった……)

 

危うく面倒な戦闘に持ち込まれると思っていたがゾーマズデビルの見た目問題のおかげで剣は振りかざされるだけですんだ

 

妖夢「幽々子様〜ゾーマが小さく〜!」

 

 

 

幽々子「聞こえているわよ、なになに?あのゾーマが……っ!かわいい……」

 

ゾーマズデビル「でた、オバキューム女」

幽々子「誰がオバキューム女よ、」

ゾーマズデビル「あーーもう!!触るな!触るな!」

妖夢「ほっぺつつきたい」

幽々子「頭をなでたい」

 

真竜王「ゾーマズデビル〜、」

 

ゾーマズデビル「くそぉっ!最終手段だ!竜王!オレさまをおぶるのだ!」

真竜王「は、はいぃ!?」

 

幽々子「親子っぽい」

妖夢「手がちっちゃくて可愛いわね」

 

ゾーマズデビル「キメラの翼」

真竜王「おお」

 

白い翼を頭上に放り投げるとゾーマズデビルと真竜王は青い光とともに姿を消した

 

妖夢「なかなか美味しい絵でしたね」

幽々子「そうね」

 

 

 

 

博麗神社

 

《ピューンピューンピューン》

 

 

真竜王「たっだいま〜」

 

ピサロ「おかぇ、えええ!?んん!?ぞぞぞぞぞ!?」

ロザリー「かわいい…!」

リンク「縮んだ!?」

メタナイト「ゾーマのお子さんか?」

カービィ「僕たちみたいな年の差兄弟かもよ?」

シャドーカービィ「ぬいぐるみじゃね?」

 

ゾーマズデビル「誰がぬいぐるみだコラ!」

 

ダークメタナイト「喋ったァ!?」

ゾーマズデビル「貴様何様のつもりだ、誰だか知らぬが、魔王に対する口の利き方がなってないようだな」

ダークメタナイト「何だこのガキ」

 

真竜王「そいつはゾーマズデビル、ゾーマ復活に必要なのじゃ」

ピサロ「復活するのか!」

ロザリー「また楽しくなりますね」

 

ゾーマズデビル「ハッハッハ、いい反応だな、一応自己紹介としよう、オレさまは魔王ゾーマズデビル、ゾーマの記憶そのものでもある」

 

リンク「ゾーマの記憶…?」

 

ゾーマズデビル「まあ細かい所は気にするな、実力は劣るがオレさまはゾーマと何ら変わらぬ、オレさまゾーマズデビルの記憶はゾーマにちゃんと受け継がれる、本人だと思って接するが良い」

 

ロザリー「かわいい……」

ゼルダ「かわいい…けど、これはゾーマよ、変態ゾーマよ、ロザリー」

ロザリー「でも……やっぱりかわいい…」

 

ゾーマズデビル「いま変態と聞こえたが、それにも訳があるのだ、この際教えてやろう」

 

リンク「なんか気になる」

残破「ゾーマ兄が弟みたいで可愛いなぁ、」

糸蒟「わかったから話聞いてやろうよ」

 

ゾーマズデビル「ゾーマは本来とても厳格でお堅い魔王であった、それこそ絶望と涙に喜ぶような者であった、だが幻想入りをしてそのプライドのせいでダークマターを倒すものの他の仲間を失ってしまうのだ」

 

ゼルダ「お気の毒に」

シャドーカービィ「随分と人事だなおい」

 

ゾーマズデビル「そこでメドゥーサの末裔がいる世界へと渡り、時を巻き戻してもらうことに成功するのだ、それも大体小学2年生くらいまでな」

 

残破「そこまでいくか!」

 

ゾーマズデビル「これが吉か否か、エリートゾーマはいわゆる不良とかヤンキーとか、ゲーセンに行ったりとかそういうのに心の片隅で憧れていた頃を思い出し、思いっきりはじけたのだ」

 

ゼルダ「そして変態ゾーマへと…」

 

ゾーマズデビル「まあそうだな」

 

糸蒟「てかそれならダークマターの奇襲も分かったんじゃないの!?」

 

ゾーマズデビル「歴史が変わったのだ、本来乗っ取られるのはカービィと霊夢なのだから」

 

カービィ「わ、」

霊夢「う、」

 

ゾーマズデビル「ゾーマは冷酷残忍、2人が助けられずみな死にかけていたところですかさずトドメを刺したのだ、何の罪悪感も抱かぬ 全てを滅ぼす者 であった」

 

霊夢(殺されたのか、私は)

カービィ(ゾーマおい、)

 

ゾーマズデビル「な〜んてな、」

 

霊夢「へ?」

カービィ「死んでないの!?」

 

ゾーマズデビル「いや死んだ」

 

霊夢「おうふ」

カービィ「ぺゆっ、」

 

ゾーマズデビル「ゾーマは心の底から自分を恨んだぞ?なんせ友だちいなかったからな、怖すぎて」

 

霊夢「おい」

 

ゾーマズデビル「そして次にピサロが殺されてしまうのだ、乗っ取られたメタナイトに」

 

メタナイト「………」

ピサロ「め、メタにか」

 

ゾーマズデビル「2回も殺されてお気の毒にな」

 

ピサロ「へ?2回?」

メタナイト「何のことだ?」※ガチで覚えてない

 

ゾーマズデビル「ちなみにゾーマが料理上手になったのは第二の生からだ、結局城内の者たちとはあまり友だち出来んかったがなかなかの物だっただろう」

 

霊夢「そうねぇ」

ロザリー「尊敬します」

ピサロ「色々あるんだなぁ、」

メタナイト「良く分からないが、二度も殺して済まなかったな」

ピサロ「いやいや、殺される私が悪いのだ」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。