東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

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察し

 

「ぬぁあぁあああぁあああ!!!」

 

 

身の毛もよだつような叫び声が博麗神社に響きわたった

 

衝撃波、波動、それらに近いものでもあった

 

数十秒後に叫び声が止み博麗神社にいた者は血相を変えて声がしたと思われる博麗神社の賽銭箱に集まった

 

ゾーマ「残破がいない」

 

霊夢「ん?」

 

賽銭箱を開くと人一人やっと入れるくらいのスペースに残破がうずくまっていた

 

霊夢「ちょっと、大丈夫?」

 

残破「サワルナ」

 

声はかすれ聞き取るのが精一杯だ

 

 

 

治壊「残破ぁあーーーーっ!!」

 

鳥居をくぐって治壊が凄い速さで走ってくる

残破の状態を確認すると焦りに焦って周り走り飛び跳ねた

 

ピサロ「なななななんなんだ!?」

治壊「悪魔がぁ!悪魔が消える!!」

ゾーマ「なに?」

ラディッツ「それっていいことなんじゃねぇのか?」

治壊「ちっ、残破のベースは悪魔…」

ゾーマ「名前は?」

治壊「タイタニス」

ピサロ「あ、なんだっけかそれ」

ゾーマ「悪魔系最強と呼ばれたこともあるモンスターだ」

メタナイト「まさか残破がドラクエの世界の生物で出来ていたとはな」

カービィ「もうめちゃくちゃだぁ」

リンク「カービィ、それを言ったらおしまいだよ」

霊夢「話を戻すわよ、ところで悪魔が消えてるってどういうことなの?」

治壊「私にも正直良く分からないけど、一度契約した悪魔が契約に背く事はできない、なにか訳があるということなんだけど」

ゾーマ「だよな、何故今ここで……治壊、悪魔に何故か聞くことは出来ないのか」

治壊「え、えぇ?アンタがやってよ、悪魔みたいな顔してるし」

ゾーマ「おいぃ!」

ピサロ「ふざけてる場合か!?」

治壊「こっちは至って真面目よ!!ルシの名の下我が身に変えても!」※セリフに深い意味はありません

ラディッツ「なんだなんだ生贄の儀式かぁ!?」

治壊「原因を壊す!残破!力を貸して!」

 

残破「……破壊ヲ求ム」

 

霊夢「!?」

ゾーマ「わっ!」

ラディッツ「う、嘘だろ!勘弁してくr…((

 

霊夢、ゾーマ、治壊、ラディッツ、残破の五人が黒い光に包まれて姿を消した

 

糸蒟「明らかにヤバくないあのパーティー」

ピサロ「レベル1とヘタレが……」

 

 

 

 

黒い光がパラパラと舞落ち、自分たちの訪れた場所が目に見えた

 

ゾーマ「こ、こは…」

治壊「なに?」

ゾーマ「オレの城だな」

残破「ん?アレ?」

ラディッツ「何だお前治ったのか!?」

 

 

???「ん、人間?まさか勇者か!」

 

 

ゾーマ「人間ではない、下がれ、バラモスゾンビよ」

 

紫色の骨ドラゴンにゾーマが命じる

 

すると表情は骨だから分からないがバラモスゾンビから明らかに驚きと喜びが溢れた

 

 

バラモスゾンビ「ゾーマ様!!目を覚まされたのですね!!」

ゾーマ「え?オレに何が…?」

バラモスゾンビ「早く部下に知らせなくては!ゾーマ様!!お急ぎください!」

ゾーマ「お、おう」

 

バラモスゾンビの後について城内を走る走る

 

霊夢「あんた、大丈夫なの!?」

ゾーマ「大丈ばねぇ!」

ラディッツ「何がだ!?」

ゾーマ「れ、レベル1だから…さ、」

残破「ねえ」

治壊「どうしたの?」

残破「他のみんなにアタシ見えてないっぽい」

ラディッツ「と、透明化したのか?」

 

 

 

バラモスゾンビ「皆の者!ゾーマ様が…っ!?」

 

バラモスゾンビが勢い良く扉を開くと扉の向こうにはベッドに横たわるゾーマと死にかけた表情のモンスターがいた

 

バラモスゾンビ「なに!?偽物!?」

 

ゾーマ「あ!もしかして!!これは!!」

 

バラモスゾンビ「ま、待て!」

 

レベル1が全力でバラモスゾンビを振り払い横たわるゾーマに接触するとレベル1ゾーマが消滅

 

代わりに倒れていたゾーマが目を覚ました

 

 

ゾーマ「……ぅがっ!」

スライムベホマズン「ゾーマ様!!」

ゾーマ「我が肉体…!」

 

霊夢「おいおいおいゾーマからやばい魔力溢れてきてない!?」

 

スライムベホマズン「心配しましたよ!大魔王ゾーマ様!!流石の四悪魔様とてゾーマ様無しではこの城は…」

 

ゾーマ「四悪魔!?」

 

バラモスゾンビ「は、私とした事が!実は我ら三悪魔にもう一人強力な悪魔が加わっていたのです」

ゾーマ「なんだと?その茶番臭とフラグ雑立てやめろ!」

バラモスゾンビ「す、すみませんでした!!」

治壊「明らかなフラグ感謝する!」

ゾーマ「もしかしてタイタニスとか?」

バラモスゾンビ「その通りでございます」

ゾーマ「今すぐ案内するのだ」

バラモスゾンビ「はっ!」

 

またバラモスゾンビに連れられ城を走る

階段を下り廊下を曲がり巨大な扉を開くと真っ赤な色した艶のある翼を持った羊のような巨大モンスターがずっしりと座っていた

 

ゾーマ「こいつがタイタニスか」

治壊「なんか分かった気がするわ」

ゾーマ「ああ、なんとなく察しがつく」

ラディッツ「察し?」

治壊「茶番よ茶番!ここはアタシと残破にとっての過去でありゾーマの今」

ゾーマ「残破を邪魔だと思った者がタイタニスを治壊が召喚する前に討った、そう考えるのが主流だろう」

霊夢「ただの漫画とアニメの見すぎね…」

残破「それでアタシはここまで存在感を失っているのか!」

ゾーマ「タイタニス」

 

 

 

タイタニス「……我が名を呼ぶものよ、、貴様、名は何と言う」

 

バラモスゾンビ「無礼者め!この物こそが我らの王、大魔王ゾーマ様だぞ!」

 

タイタニス「それは失礼した…ゾーマ王、我が名はタイタニス、以後お見知りおきを」

 

 

ゾーマ「おお、残破の原型ねぇ」

残破「あったあった!」

霊夢「どこが?」

残破「ゾーマ兄とゾーマ王、呼び方が似てる」

ラディッツ「言われてみれば……」

 

 

 

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