東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
柱の影をめぐる争いは激化していく一方だ
三人が本格的な殴り合いを始めた
残破と治壊は素で殴っているのであまり戦闘力も出ていないためラディッツも殴り合いに参加できた
残破「いやぁあーーっ!!目に目に目にかみくわぁっーっ!」
残破の目にラディッツの髪がクリーンヒットした
目をしばらく押さえ暴れ回ると背中の太刀に手を伸ばした
残破「毛狩りじゃぁーーっ!」
ラディッツ「や、やめろぉーーっ!!」
ラディッツに向かって踏み込み太刀を抜くとヒュルリと不思議な音をたてて怪しげに赤黒く輝いた
目から鋭い光を漏らしながら逃げ惑うラディッツに太刀を振り回す
霊夢「さっき戻ってこないって言ってなかった!?」
残破「大丈夫!髪型が変わらないだけで生えることは生える!GTのベジータクソかっこよかった!」
ラディッツ「落ち着け残破ぁーっ!すまなかったぁーっ!」
残破「その髪邪魔じゃぁー!せめてブロリーくらいまでに削ぎ落としてくれるわぁーっ!」
ラディッツ「あーーっちょっと待て愛してるからストップ!」
残破「え?今なんて…」
ゾーマ「ぶふぉっクソワロタッヘヘヘハハハハ」
残破が失神した
治壊が静かに残破を回収、床を四角く切り取り彼女を寝かせた
ゾーマ「いやこれはまじワロタ」
ラディッツ「す、すげぇ、お前の言った通りだ」
ゾーマ「あいつちょっと喜怒哀楽が激し過ぎるから、そこをマスターして立派なモンスターマスターになれよ?」
ラディッツ「おう」
霊夢「あら、モンスターマスターになるなら私がコーチしてあげるわよ」
ゾーマ「そういや霊夢お前モンスターマスター経験済だったな」
治壊「アンタら……」
ラディッツ「そうだお前、レベル1なんだろ?俺の修行にでもつき合えよ」
ゾーマ「そうしたいところだが…今はレベル70なんだ」
ラディッツ「」
残破「そう言う事ならアタシがっ!!」ガバッ
ラディッツ「起きちゃった」
ゾーマ「バカァー」
残破「よーし!格闘技練習は霊夢に任せて私は気弾系の技を教えてやろう!」
ラディッツ「それなら」
霊夢「まてまてまて!何故私」
ゾーマ「城壊すなよ〜?」
壁の出っ張りを押すようにゾーマに軽いジェスチャーで言われ押してみると壁がパカッと開き無駄に広い部屋に出た
部屋と言ってもどっちかって言うとレンガが高く高く積まれた牢屋みたいなところだ
「そこなら壊してもいいぞ〜」
ゾーマの声が部屋に響く
壊してもいい、この言葉を聞いた残破は鋭い牙をチラつかせニヤニヤと笑い始めた
ラディッツ「こ、怖」
残破「よーし!今からパーフェクトビッククランチという技を教えてやろう!」
霊夢「魔理沙のパクリだわ!」
残破「ちゃうわ!ビックバンアタックの対義技的な感じで作ったのよ!」
ラディッツ「アタックとパーフェクトって対義するのか!?」
残破「はいまず気を高めて!」
ラディッツ「ぅおおおああああああああ!!」
残破「少ない!まだまだ!」
ラディッツ「らぁああああああああ!!」
残破「うん、無理っぽいな、基礎から鍛えなおそう」
ラディッツ「だろうな」
残破「ん〜、この部屋は天井がハチャメチャ高いから空中戦でもしますか、アタシは空飛べないからちょうどいいでしょ?」
ラディッツ「わ、わかった」
とりあえず50メートルくらい壁を上りまだまだ上はあるがそこで止まった
残破「力の手加減はするけど速さの手加減はしないよ?アタシ壁キックしまくるから」
ラディッツ「よし、こいっ!」
残破の超人的脚力でかなり幅のある壁と壁を行き来してラディッツの気弾の命中率と回避力を鍛えることにした
最初はかなりのスピードで壁を飛び交う残破に目が回ったがそれもだんだんとなれてきて
気弾もほとんど命中するようになった
残破「お〜!だいたい10発中7発ってところ?」
壁に張り付き髪を整えながら話す
ラディッツ「まあそんなもんだな」
残破「そんじゃ殴り合いますか!!」
ラディッツ「おう!!」
お互いなんの躊躇もなく空中で殴り合う
空を飛ぶ事ができるラディッツにはかなり有利なハズだが消耗は彼の方が早いようだ
殴られたら吹っ飛んで壁にぶつかり体勢を整えるのが難しくなる残破は避ける事を第一に考え殴れそうだったら殴ろっかなって感じで残破はやっている
霊夢「気持ち悪、ドMだわ…」
治壊「ほんとそう思う」
下から眺める二人は殴り合ってニヤけ合う二人を見てかなり引いていた
さらにスカートの残破はかなりパンチラパンモロしているのにお互い全く気にしていないところがすごく気になってきまう
下心無さすぎてこんなにも残念な事になってしまったのか、、
治壊「淡いピンクのパンツが……」
霊夢「よく見るとレース付きで白のボーダー入りね」
治壊「おーっと!パンツが顔面スレスレに来たのに全く表情は変わりません!」
霊夢「何故か殴られたときの方がニヤニヤといい笑顔しています!」
バラモスゾンビ「ゾーマ様ぁ!」
ゾーマ「何事だ?」
バラモスゾンビ「勇者です!勇者どもがやって来ました!」
ゾーマ「はえーよ勇者空気読めっつの、」
ゾーマ「残破ぁー?」
だる〜んと席を立ち元壁があったところに向かい
勇者がきたことを伝えた
すると思ったとおりの返事が返ってきた
残破「じゃあ帰るわ」
ラディッツ「!?帰るのか!?」
残破「え〜だって勇者と魔王の全面対決だよ〜?」
治壊「魔王はどうせ負ける運命だしね」
ゾーマ「おいてめぇこら」
霊夢「でも勇者も卑怯よね〜、一対何で挑んでくるのかしら」
残破「一人で来る奴もいるよ?」
霊夢「あらそうなの、」
ラディッツ「じゃあこうしよう、勇者が複数人出来たら俺らも参戦する」
残破「あ、楽しそうそれ」
ゾーマ「いやいや帰れよ」
バラモスゾンビ「そ、それでは私は配置に戻ります!」
我々のいる部屋のからバラモスゾンビが飛び出し
部屋は生ぬるい勇者には開けられない丈夫で重たい扉に閉ざされた
ゾーマ「お前らまじ帰れ〜」
残破「や〜だ〜」
治壊「つーかラディッツお前死ぬだろ」
ラディッツ「残破がついてる☆」
霊夢「虎の威を借るロンゲ」
残破「どんどん借りなさい!お〜っほっほっほっ!」
ラディッツ「借ります借ります」
霊夢「残破の気に当てられてラディッツの頭とテンションが壊れてしまったのね…」
治壊「私もそう思うわ」
紫「私は参加しないから安心なさいな」
ゾーマ「あ、紫隠れてたのか」
部下に見つかったらマズイのでスキマに身を潜めていたようだ
しばらくすると扉の向こう側から激しい爆発音やモノが崩れ落ちる音がしてきたので全員元壁があったところに入り壁を出して隠れた
壁の中(多分)
残破「勝てるかな〜、今回はいつもと違う出方するって言ってたけど」
治壊「何するつもりなのかなぁ」
ラディッツ「とりあえず隙間から見てようぜ」
扉を勢い良く開けて入ってきた今回のパーティはなんと
勇者武闘家武闘家武闘家、偏りすぎだこら
本来ならゾーマとの戦闘が始まるのだがなんと部屋にはゾーマはいない
武闘家A「おい、どうなってるんだ」
勇者「油断するな!何かがおかしい」
ゾーマ「アレルよ!我が生贄の祭壇へよくぞ来た!我こそは全てを滅ぼす者!全ての命を我が生贄とし 絶望で世界を覆い尽くしてやろう!アレルよ!我が生贄となれい!出でよ我が下部達 こやつらを滅ぼし その苦しみをわしに捧げよ!」
なんとゾーマは後ろからやって来た
勇者「なに!?俺たちが来た時はいなかったのに!!」
武闘家B「待ち伏せかぁ!?」
ゾーマは四人まとめてゾーマの玉座の前あたりまで蹴りとばすとパチンと指を鳴らした
《ゴゴゴゴゴゴゴゴ…》
残破「え?」
治壊「え?」
ラディッツ「え?」
霊夢「え?」
ゾーマ「さあ行け」
壁が崩れさり中の四人が出てくる
派手な演出に勇者たちが釘付けになっているあいだにゾーマはゆうゆうと玉座についた
勇者「ふざけやがって!」
武闘家C「バカやめろ!」
勇者がゾーマに剣を振りかざすと今の今まで元壁のところにいた残破が目の前にいて勇者の剣を太刀で振り払った
武闘家B「女の子じゃないか!」
ラディッツ「俺は男だけどな」
武闘家A「オネェかと思った」
ラディッツ「死ねこら!!」
武闘家A「ぐはぁぅ!!」
治壊「大魔王ゾーマ様の忠実な下僕、、傷を治すこの手で人を壊す、生死の女戦士治壊、参る!」
武闘家B「早いっ!」
残破「嘆き、苦しみ、恐怖を残し無駄な感情は全て破す!勇者アレル、貴様の叫びをあの方に捧げるのだ!」
アレル「俺は絶対に叫ばないからな!」
霊夢「妖怪じゃないのが残念だわ?でも顔は充分それっぽいし、永遠の闇に封じてあげる!」
武闘家C「すごくショックだ!!」
ゾーマ「懲りない奴らだ……アレルよ、この城で朽ちるのは何度目になるかな……」