東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

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ポケットモンスター金剛石〜The Crazys〜6

 

 

ワープパネルに乗り何やら危険な感じの研究室的なところについた

何か透明のガラスケースの中に緑色の液体と気持ちの悪い物体が浮いたものがいくつか並べられた広い廊下を進むと

エムリット、アグノム、ユクシーの3匹のポケモンが機械の中に閉じ込められている場所にたどり着いた

 

 

サターン「お前………ポケモンを助けるためにわざわざここまで?」

 

ヒカリ「まあね」

 

サターン「……いつものことながら、ボスの考えはわからない、なぜこんな子供を自由にさせておくのか…」

 

ヒカリ「確かに、私にもあの人の考えは分からないわ 、それよりあなたはいいの?ボスの元に向かわなくて」

 

サターン「なんの話だ?」

 

ヒカリ「やりのはしら」

 

サターン「……知っているのか」

 

ヒカリ「あたしの友だちにまるで預言者みたいに次起こることを当てるポケモンがいるの、あなた、ここで時間食ったらボスの最後を見届ける事ができないわよ?」

 

機械の前にたつサターンのとなりに歩いていき3匹のポケモンを開放するボタンを押す

3匹のポケモンは機械から離れた私の前に飛んでくるとお礼のようなことをして飛びさっていった

 

ポケモンを逃がされたのにギンガ団は特に気にしていないようだ

 

サターン「あの人の最後?何を言っている」

 

 

???「その子どもの言ってること、間違ってないと思うよ〜?ふひゃひゃひゃ………」

 

 

ダイナミックハゲメガネの如何にもマッドサイエンティストで〜すな白衣のじいさんが話に割って入ってきた

 

ヒカリ「あなたは?」

 

 

???「プルート、ここの科学者…で、サターンは行くのか?ここでバトルしてたら作戦は終わっちゃうぞ?」

 

 

サターン「まさか…」

 

 

 

 

《ドゴォオオオオオオン》

 

 

 

またまた壁が壊された、壁の穴からこちらをのぞき込む大きな目

 

 

ヒカリ「ドラゴン!?」

 

 

壁を破壊しながらこちらへ向かってきた紫色のドラゴンの口にはジュンがくわえられている

 

ヒカリ「まちなさい!ジュンを返して!」

 

サターン「まて!まだ話は…ぅああっ!!」

 

 

紫色ドラゴンは長い尻尾をヒカリとジュンを叩き飛ばそうとふるってきた

ヒカリはドラゴンの尾にしがみつき、サターンは運悪くしっぽの先に服が引っかかり

天井を破壊して空をドラゴンと共に舞った

 

 

サターン「くっ…!落ちるっ」

 

ヒカリ「つかまって!」

 

サターン「すまない………」

 

尾にしっかりとまたがったヒカリは風に揺られるサターンの手を掴み尾に引き上げた

 

 

 

リュウオウ「シッカリ掴マッテオレ」

 

 

ヒカリ「今…なんて……」

サターン「聞こえなかったのか?コイツはどこかへ俺たちを連れていくつもりだ」

ヒカリ「……こっちはテンガン山の方向よね…そうだ!ジュンは!?」

 

 

リュウオウ「黙レ小娘、竜ヲ統ベル王ガ、人間風情ヲ喰ウトデモ思ッタカ?ソレトモウ一ツ」

 

ヒカリ「何?」

 

リュウオウ「背ニ乗ラヌカ?普通」

 

ヒカリ「あ、はい…」

サターン「……ちょっとすまない…」

ヒカリ「ちょっとあんたくっつき過ぎよ!?」

サターン「だから先に謝っただろう」

ヒカリ「もぉーーはやくぅーーっ!」

 

 

私たちは竜を統べる王とか言うなんかすごいポケモンの背に乗りテンガン山に向かった

 

いつものようにテンガン山に入り

水の上を渡らされ岩を上り何やら木片が散らばったところへ辿りいた

 

 

ヒカリ「ハンサム!」

 

 

ハンサム「ヒカリちゃん!それにギンガ団!?」

 

リュウオウ「黙ってついてくるのじゃ」

 

ヒカリ「だ、誰あなた!ってジュン!!」

 

リュウオウ「誰って…我が名は王の中の王、竜王(のひ孫)じゃ!ったく、ここまでお荷物背負って連れてきてやったと言うのになんなのじゃ」

 

サターン「くわえてただろ?」

 

竜化をといたりゅうちゃんはジュンをヒカリに渡す

竜化を解けたということはいわばフォルムチェンジの類に入ってしまうのだろうか……

 

 

リュウオウ「黙れ食うぞくそガキ」

サターン「ガキはお前じゃないのか?」

リュウオウ「20前後の人間が何言っておる…話にならんな……」

 

ヒカリ「ジュン?ジュン?」

ジュン「……ぅ…ヒカリ……?」

ハンサム「無事なようだね、それより何があったんだ?」

ヒカリ「話は後よ、ジュン、立てる?」

ジュン「ああ、りゅうちゃんにたっぷり休ませてもらったからね」

 

リュウオウ「ジュンちゃんは情けない奴じゃ、ほら行くぞ!シャキッとせい」

 

ヒカリ「ジュンちゃん!?」

ジュン「いくぜぇー!」

サターン「ま、待て!!」

 

 

3人はりゅうちゃんの後を急いでで追っていった

 

 

ハンサム「話……後でしてくれるかなぁ…………」

 

 

りゅうちゃんの後を追って行くと白いレンガでできた折れた柱が立ち並ぶ不思議な場所に出た

 

なんだかイラついた感じのマーズとジュピターとギンガ団が数名いる

どうせバトルに負けたんだろう

 

 

その奥にはアカギと隣にバトルをしたことがあるガタイのいい男と変わったポケモンたち、中には隣にいる竜王とそっくりの見た目をしたポケモンもいる

 

アカギたちの前にはリンクたちがいる

私たちはそれぞれ彼らに駆け寄った

 

 

ヒカリ「リンク君…これは…!」

リンク「ヒカリちゃん!」

 

ラディッツ「遅かったじゃねぇか、りゅうちゃん」

リュウオウ「わしのこと忘れやがってぇ…」

 

サターン「アカギ様…」

 

アカギ「……………………新しい宇宙を作る用意は全て整った、今全てが終わり、そして全てが始まる、湖の3匹の結晶から作りだした紅い鎖と!わたしがそれをもとに科学機械で作りだしたもう1本の紅い鎖で異次元の扉を開いてやる」

 

 

何するかと思ったらアカギの周りを紅い鎖が回りだしたではないか

 

そして目の前には青いドラゴンと白いドラゴンが姿を現した

だが2匹のドラゴンに見向きもせず

諏訪子、霊夢、残破は叫んだ

 

 

3人「「「ミゼラブルフェイト!!!」」」

 

紅い鎖がグルグル出てきたらもうこれしかない

3人はドヤ顔で目配せをした

 

アカギは何か決めセリフ的なことを言ったがコイツらの声に潰された

しかしアカギは何も気にすることなく続ける

 

 

アカギ「時間を操る神話のポケモンディアルガ……そしてもう1匹、空間を司る神話のポケモンパルキアよ、この時を待っていたぞ、この世界を形作るのは時間と空間の二重らせん、ならばわたしはお前たちの持つ能力をわたし自身の力として、新しいギンガを! 宇宙を誕生させる!今の不完全で醜い世界は消えるがいい、一度全てをリセットする、 究極の世界、完全な世界を作るため、心といった曖昧で不完全なものなどなくなれ」

 

 

メタナイト「ちょっといいか?ギンガは宇宙じゃないぞ?」

 

サターン「しっ!」

 

辺りを見回すとギンガ団メンバーは視線を落とした

みんな同じことを思っていたのか……

 

ここで残破は異変に気付いた

 

ざんは「ここはダイヤモンド…何故パルキアが……!まさか!」

 

 

アカギ「……やはりな、知識の神ユクシー、意志の神アグノム、そして感情の神エムリット……」

 

残破が何かを言おうとした矢先にヒカリが助けた3匹のポケモンが現れた

 

アカギ「シンオウを護るため、哀れなポケモンたちが来たか、精神のシンボルとされる湖の3匹がそろってこそ、時間、空間のポケモンどちらか1匹とバランスが保たれる、だがディアルガとパルキアの2匹が同時に現れてはどうすることもできないだろう」

 

ヒカリ「……もしかして」

 

アカギ「さて、今までわたしのやることに楯ついてきたがそれも許そう、何しろ今から全ての心が消えるのだから、キミから!キミのポケモンから!キミの大事な人たちから……ようやくわたしの夢が叶う時がやってきたのだ!」

 

リンク「…?」

 

ヒカリとリンクが2人そろってバッグの中のものを気にし始めた

 

ピサロ「なんだ…?」

カービィ「この感じ…やばいよね」

ざんは「これは…やっぱりここは白金の世界だ…金剛石じゃない!」

ラディッツ「ぁーー…つまりなんだ?」

 

アカギ「何だこの気配……何者かが怒り狂っている?」

 

 

ディアルガとパルキアに背を向けたアカギの背後に赤い目を光らせる巨大な影が現れた

 

アカギ「面白い影でしか出てこられないポケモンがいるのか」

 

ざんは「アカギ様!逃げてーー!!」

サターン「アカギ様ぁ!」

 

アカギ「それにしても愚かな……ディアルガ、パルキア2匹の力を操るこのわたしに……」

 

ざんは「アカギ様ァーーーーー!!」

ラディッツ「お前助けられるだろ」

ざんは「しぃー…」

なおか「お前ら……」

 

アカギ「このアカギにさかららららららららら……!!」

 

 

 

巨大な影の大きな翼のような手のような何かがアカギを飲み込み黒い時空の歪み、いわゆるスキマのようなモノを残して姿を消した

 

 

 

???「なんてこと……」

 

ヒカリ「シロナさん!」

 

金髪ロングで黒いコートに黒ズボン、胸元はガッツリ空いたナイスな女性が走ってきた

 

 

シロナ「ごめんなさい、遅くなって」

 

ヒカリ「別にそんな…」

 

ラディッツ「おせぇよカス」

ざんは「アカギ様あーーーー!」

ラディッツと残破は迷わずスキマの中へ姿を消した

 

シロナ「………、神話を調べていてわかったの、この世界を作る時生み出されたディアルガとパルキア、実はその時もう一匹ポケモンが生まれていたらしいの、ディアルガにもパルキアにも負けないぐらいの力を持ちつつ、語られることのなかったポケモンそれが…」

 

リンク「ギラティナ久しぶりじゃーん!」

カービィ「大乱闘ぶりだね!」

メタナイト「アカギが心配だ、行くぞ!」

 

シロナ「…………………でね、もうひとつの世界というか、私たちの世界の裏側……そこに潜んでいるんですって!」

 

ヒカリ「は、はい…」

 

シロナ「さっきの影……あれがギラティナだと思うの、柱が歪んでいる……あの穴が出来て、もうひとつの世界とつながったせいね、このままでは歪みはシンオウ全体に広がり……世界は壊れていく……」

 

ヒカリ「そんな!」

 

シロナ「さあ、アカギを追いかけましょう!」

 

ジュン「待った!」

ヒカリ「ジュン?」

ジュン「お前のポケモンきずついてるだろ?今直してやるよ、オレにはこれくらいしかできないから」

コウキ「よし行こう」

 

マーズ「アカギ様!」

サターン「……」

マーズ「!?何するのよ!」

サターン「……」

マーズ「ぅ…」

 

あのスキマの中に行こうとしたマーズをサターンが止めた

 

なおか「私たちどうする?」

れいむ「正直興味無いんだけど…」

諏訪子「行ってみようよ〜、トレーナーいっちゃったよ?」

れいむ「そうねー…」

 

3人もスキマの中には入りようやくラディッツとリンクとそのポケモンたち全員がやりのはしらから居なくなった

 

 

ヒカリ「大変!穴が閉じちゃう!」

シロナ「急いで!」

 

コウキを置いて穴は閉じてしまった…

 

コウキ「ま、まって…あ、」

ジュン「……下で待ってよう?」

コウキ「でも…」

ジュン「もうここにはあの穴は開かない、そんな気がするんだ」

コウキ「…………」

 

 

 

 

「ここは……ポケモンのいる気配もなく、時間は流れず空間も安定していない、掟破りの世界……やぶれたせかいと呼ぶべき空間……」

シロナにやぶれたせかいと名付けられた穴の向こう側の世界

シロナの言ったとうり、重力も不安定で先に穴に入ったピサロは壁を垂直に歩いている、しかもあの長い髪も壁に向かって垂れている

 

さらにわたし達の真上を歩く治壊はもうひっくり返って天井を走っているのに髪もスカートもめくれていない

 

さらにラディッツとか言う男は空を飛んでいる

 

 

ヒカリ「なんて世界なの…?」

 

 

とんでもない世界を目にして立ち尽くしているとあの影のポケモンだと思われる触手のような翼をもった体の長い黒いドラゴンが私たちの後ろから奥へ飛びさっていった

 

 

シロナ「わずかに伝わるギラティナの神話……そこで語られていたこの世の裏側……それがこの世界のこと、この世界の役割……そしてギラティナはただ1匹でなぜここにいるの?」

 

ざんは「ギラティナはその昔、人間にあんたらの世界、いわば表の世界を追い出されたのさ」

 

シロナ「………………わからないことばかりだけど今はやることがあるわね、一緒に行くよりも手分けして正しい道を探しましょう」

 

ヒカリ「はい!」

 

 

ざんは「シカトかよ……」

 

 

こうしてやぶれたせかいに足を踏み入れた者たちはそれぞれ(暇つぶしを)ギラティナを、アカギを目指して迷いに迷うのであった

 

 

 

 

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