東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

187 / 210
ポケットモンスター金剛石〜The Crazys〜7

 

 

 

特定の場所に行くと出現する足場、のると動く足場、壁かと思ったら地面の足場、下から上へ流れる滝、やぶれたせかいは忙しいところだ

 

そんなこんなで進んでいくとアカギが道の途中で立っていた

 

アカギ「……あの影のポケモンはここにはいない、わたしを置き去りにし、更に奥へと去って行った……」

 

突然何を言い出すかと思ったら…かわいそうなやつだ

 

アカギ「わたしの計画を邪魔出来て満足だというのか……」

 

ヒカリ「それはないでしょ、考え過ぎよ」

 

アカギ「ところでお前……遺伝子について知ってるか?」

 

ヒカリ「一応ね」

 

アカギ「……本当なら大したものだ」

 

ヒカリ「学校で習う範囲内だけどね!?」

 

アカギ「……まあそうだろうな、遺伝子というのは人間やポケモンといった生き物の設計図と言えるもの、その本体であるDNAは、正反対の性質をもつ2本の鎖が絡み合っている、その設計図の鎖は片方が壊れたとしても、もう片方をコピーし元の姿に戻せるのだ」

 

ヒカリ「へ〜、初めて知ったわ」

 

アカギ「何が言いたいのかわかるだろう」

 

ヒカリ「あ〜〜……ん?」

 

アカギ「時間も流れず、空間も安定せず、影のポケモンだけしかいないこのおかしな世界と、私が変えたい世界……ふたつの世界は遺伝子のように、お互いの世界が消えないよう支えあっているのだろう」

 

ヒカリ「そうね」

 

アカギ「だが、支えあう時に影のポケモンにも何かしらの影響があるとみた、そしてあの影のポケモンはそれを嫌い、わたしを飲みこんだ、きっとこのおかしな世界はあの影のポケモンが生み出した、だから世界に何かあると、影のポケモンにも影響がある」

 

ヒカリ「そうかしら…」

 

アカギ「まあそんなことはどうでもいい大事なのはあいつを倒し、この世界そのものも消すこと」

 

ヒカリ「それは無理よ!」

 

アカギ「もう二度とわたしの邪魔ができないように……世界を元に戻せないように」

 

ヒカリ「だってさっきのDNAの話で片方が壊れてもコピーして元に戻るって…!この世界係に消えても元に戻るじゃないの!?あなたさっきから何がいいたいの……」

 

 

ヒカリの言葉は先に進んでいく彼には届かなかった

いや、聞こえていたら聞こえていたで気まずいけど

 

 

そんなことを一人考えながらまた上がったり下がったりする足場に乗っていたらシロナさんに出会った

助けた3匹のポケモンに導かれて自分のポケモンに手伝ってもらい重い岩を謎のくぼみに落としたりそしてまた上がったり下がったりしていたら先に進んでいったアカギに追いついた

 

 

シロナ「……先に来てたのね」

ヒカリ(一体どうやってきたっていうのよ…)

 

シロナ「どうして世界を変えようとするの?この世界が憎いなら、自分ひとり誰もいないところに行けばいいだけでしょう」

ヒカリ(それな)

 

アカギ「なぜこのわたしが世界から逃げるように息をひそめて生きるのだ?わたしはこの世界から、心という不完全で曖昧なものを消し去り、完全な世界を生み出す、それがわたしの正義!誰にも邪魔はさせない」

 

シロナ「そんな……そんな正義ってありえない!」

アカギ「わたしは負けぬ!あの影のポケモンにも!くだらない世界にも!」

 

 

ヒカリ「かかってきなさい…」

 

 

 

 

アカギとヒカリがまたポケモンバトルをし始めたあたりに

リンクたちとラディッツたちがみんな揃ってアカギの元へゆっくり進んでいた

 

彼らと近いところにいるのか彼らの会話は筒抜けであるためアカギをネタにして会話は弾んでいた

 

 

ざんは「こうしているあいだにも美味しいシーンは取られていくばかり…」

ラディッツ「別にいいじゃねーかめんどくせぇ」

リンク「美味しいシーンはここの主人公に譲ろうよ」

れいむ「そうよそうよ」

なおか「あら、ここからバトルが見学できるわよ?」

 

 

足場に空いた穴から下を覗くとヒカリとアカギのバトルを見るとこができた

アカギのポケモンはヘルガー、ギャラドス、マニューラ、ドンカラス、クロバット

 

ヒカリはバトルをしながら深い疑問を抱いていた

 

(ポケモン進化してる……)

 

アカギのポケモンが進化しているのだ、先ほどのバトルで絆MAXになって進化でもしたのだろうか…

それともやりのはしらへ向かう途中にポケモン倒しまくって進化させたのか…

 

そんなこんなで無事ポケモンバトルにはヒカリが勝利した

 

 

アカギ「……貴様にあのポケモンを倒したり捕まえたりなぞ出来るものか」

 

ヒカリ「何よ急に」

 

アカギ「わたしが考えるに、このおかしな世界はあの影のポケモンそのもの!捕まえたり倒したりすればこの世界も消えるはず!」

 

ヒカリ(まじで?)

 

アカギ「なるほど!貴様はわたしのかわりに世界を作り直すのではなく、世界を壊すというのだな」

 

ヒカリ「はぁ!?なんてポジティブなの!?」

 

アカギ「では後は任せてやる」

 

ヒカリ「ちょ、待ちなさいよ!」

 

シロナ「大丈夫、ポケモンが世界を消すだなんてそんなことはあり得ない、だって……世界は君が生まれるのを待っていた、君と一緒にいるポケモンも、君の親しい人たちも、更に繋がる人もポケモンもみんな世界に望まれて生まれてきたとあたしは思う」

ヒカリ「いやいやシロナさん??展開が急過ぎて…」

シロナ「だからギラティナは消えない、私たちの世界も!このやぶれたせかいも消えたりしない!」

ヒカリ「は、はい」

シロナ「さあ、ギラティナに会いに……って、その前に頑張ったポケモンを元気にしてあげなきゃ」

 

\テンテンテテテン/※回復音

 

シロナ「でも心配いらない、ギラティナに勝つことで君とポケモンが持っている強いきずなを見せるか、あるいは仲間に勝ってほしいと強い気持ちを見せるかすれば、ギラティナも分かってくれるし世界の歪みも止まるから!」

ヒカリ「そ、そうかなぁ…」

 

 

そしてギラティナの前立つ

 

ギラティナ「ギゴガゴゴォ!」

 

ヒカリ「いくわよ!」

 

 

と、ヒカリとギラティナのバトルが始まった

 

そしてのろのろとアカギの前にリンクとラディッツが立つのであった

 

 

 

アカギ「……お前、ギンガ団のスパイだったのか?」

 

 

ラディッツ「スパイだぁ?んなわけねぇだろ」

ざんは「そうよそうよ」

 

 

アカギ「ふざけるな、そこに立っている少年はギンガ団を潰した子どもたちの仲間だろう」

 

 

ラディッツ「だにぃ!?」

ざんは「なんですとぉ!?」

リュウオウ「きさまぁーっ!」

りゅうおう「やはりそうか!ぬっ殺してやるわぁ!」

れいむ「覚悟しなさい裏切り者ー!」

 

リンク「だって悪者じゃん!」

糸蒟「裏切り者は貴女たちのほうよ!」

 

ざんは「メタナイト…カービィ…信じてたのに!」

 

メタナイト「残破…!これには深い…」

 

 

アカギ「見ろこのザマを!ひどく醜い不完全な心が!」

 

 

カービィ「うるさいよおじさん!心があっても無くてもこの世は不完全でしょう!」

メタナイト「貴様にとっての心というマイナスが存在する…つまりプラスされていると言うことはプラマイゼロ、つまり無、既に完全であり不完全なのだ」

カービィ「それにこの世界を消しても元の世界をコピーして元に戻るでしょ!DNAの話思い出してよ!」

メタナイト「それとギンガは宇宙じゃないぞ!」

カービィ「てゆーか言ってることと考えてる事一致してないよキミ!」

メタナイト「ちゃんと学校には行っていたのか!?」

カービィ「理由があって行けなかったの!?イジメ!?なんなら相談に乗るよボク!」

 

 

\カチャッ!/

 

ヒカリ「アカギ!ギラティナ、ゲットしたわよ!」

 

 

 

 

アカギ「あのポケモンを……影のポケモンを捕まえただと!?」

 

メタナイトカービィ「「話そらされたー」」

 

アカギ「そうすることでこのおかしな世界を残した!ということはもう一度あかいくさりを使っても新しい世界を生み出すことなどできないのか!?」

 

ヒカリ「多分そうよ!」

 

アカギ「なぜだ!この世界を守る理由は何なのだ!?そんなに不完全で曖昧な心とやらが大事か!」

 

シロナ「……生まれた場所、生まれたから過ごした時間、話す言葉、みんな違う……だけど隣にポケモンがいてくれたから、ポケモンがいることが嬉しいから、知らない人ともポケモン同士を戦わせたり、交換できる……」

 

アカギ「だまれっ!!もういい、たくさんだ!だから心が大事だと言いたいのか!そんなもの、今まで幸せに生きてきたと思いこんでいる人間の戯言だ!今私が感じている怒り、憎しみ、憤り……この醜い感情は不完全な心のせいだ!」

 

ヒカリ「あなた…」

 

アカギ「……まあいいお前たちとは分かりあえない!」

 

リンク「ん……?」

 

アカギ「いいか? わたしは世界の謎を解き明かし、必ず完全な世界を作り出す、いつの日か気付けばお前は!わたしが作り出した心のない世界に生きている」

 

 

シロナ「………………………………悲しみがあるから喜びをうれしく思い、怒りがあるから優しさが生まれるのに……元の世界に戻りま…」

 

 

 

ヒカリリンク「「待って!!!」」

 

 

ヒカリ「あなた言ったわよね!湖の3匹のポケモンが支えられるのはディアルガかパルキア一匹って!」

 

 

アカギ「それがどうしたというのだ!」

 

 

ヒカリ「マスターボール!あなたがくれた!これを使えば残り一匹は湖の3匹のポケモンでバランスがとれる!あなた、本当は止めて欲しかったのよ!こんな馬鹿みたいな…」

 

アカギ「だまれ!!何を言うかと思ったらそんな…」

 

ヒカリ「だまらない!あなたがそう思っていなくてもあなたの心の底がそう思っているのよ!」

 

リンク「それとこのポケモン…!君と初めてあった時から君を見る度にモンスターボールから出ようとするんだ」

 

リンクがモンスターボールからロトムをだすとロトムは機械音のような声をあげてアカギへ飛びついた

 

ざんは「あなたは可哀想な人だ、大切な友だちを連れていかれて、その怒り、悲しみ、憎しみの記憶は失われ、不完全になってしまった心から生まれた心の無い世界の計画…!」

 

 

シロナ「アカギ…あなたは一体……」

 

 

アカギ「……………」

 

 

ざんは「あなたが消したかったのは世界なんかじゃない!あなたが消したかったのは心なんかじゃない!あなたは心が欲しかっただけだ!」

 

 

アカギ「黙って聞いていればゴチャゴチャと…!そんなこ!いつ!何処で!誰が言った!!」

 

 

 

リンク「じゃあアンタから流れるその涙は何だっていうんだよ!論破されたのがそんなに悔しかったって言うのか!?そんなわけ無いだろう!!」

 

 

アカギ「だまれ…だまれだまれだまれ……」

 

 

シロナ「そんな……そんな悲しい事を、たった独りで背負っていたの?」

 

ヒカリ「帰りましょう?私たちの世界へ」

 

ロトム「きゅぴきゅぴ」

アカギ「………」

 

 

リンク「もちろんロトムは返すよ?ほら早く!」

 

 

 

 

そしてわれら世界の救世主組+αはギラティナが元いた場所にできた穴を通って元の世界へ戻ったのだった

 

 

だが…出た場所は謎の泉!どこだよここは!!

シロナさんいわく おくりのいずみ らしい

そんなこんなで謎い洞窟にはいると迷子迷子のオンパレード

と言ってもみんな元の場所へ戻って来てしまうので

居なくなった=出口に迎えてるからむしろ無事

こちらはシロナさんいわく もどりのどうくつ

 

やっとの思いで外に出ると今度は森の中

森を抜けるとあらビックリ、ここ何度も通ったのにどうして気づかなかったのかしら!!

ヒカリちゃんとシロナさん発狂!

 

もちろんお尋ね者の私たちはまずここ知らん!多分!

 

 

ヒカリ「アナタたち、これからどうするの?」

 

アカギ「………」

 

ざんは「あ!アタシら一番大事な事忘れてない!?」

ラディッツ「なんかあったか?」

リンク「あったよ!ディアルガの捕獲!」

ラディッツ「あ〜そういやんな事言ってたような…」

糸蒟「ちょっとー!我輩の命かかってんのよー!」

諏訪子「よーし!張り切っていこー!」

ざんは「ほら!ラディッツ空を飛ぶ!」

ラディッツ「俺がァ!?」

リュウオウ「マスターが連れてってくれるのならモンスターボールの中で大人しくしてマース」

りゅうおう「わしも大人しくしてマース」

れいむ「私も大人しくしてマース」

なおか「私も大人しくしてマース」

ざんは「アタシは案内役だから背中に乗せてー」

ラディッツ「はぁー!?」

 

リンク「僕どうしよう」

メタナイト「流石にリンクはちょっとなぁ…」

カービィ「この人乗せたら100%事故る」

リンク「ひどくない!?ボク鳥の背に乗ったりとか結構したよ!?ニワトリ使って軽く空飛んだりもしたよ!?」

メタナイト「……」

カービィ「……」

諏訪子「……」

糸蒟「……」

ピサロ「……」

 

五人はモンスターボールに戻った

 

リンク「えぇ!?ちょっとみんな!?ってあれ!?」

 

 

辺りを見渡すとシロナもヒカリもアカギもラディッツたちもいない

 

リンクはぼっちになった

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。