東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
そんなこんなで幻想郷に夜が訪れた
紅魔館の影にメンバー全員で張り込み例のイケメンが現れるのを待つといつの間にか紅魔館を眺めるイケメンが現れたのだ
イケメンは紅魔館全体が見えるように少し離れて館を眺めている
表情はナビィの言うとおり切なく悲しげ、月明かりに照らされて輝く瞳と唇、艶のある黒髪と白い肌……
そこで実験、イケメンに目を合わせると消える
を検証してみる事にした
まず女装させたリンクが館の周りをイケメンにバレないように少しずつ移動し目を合わせるのだ
コレがなかなか難しくリンクいわく「異次元を見てる」
実際にピサロも目を合わせに出向いたが「異次元を見てる」
とこちらも回答
リンク「まじヤバイってあの人」
ピサロ「お前の服装の方がヤバイけどな」
リンク「うるさいな」
残破「視線の先に何があるのか行ってみようよ」
治壊「名案っす」
糸蒟「……まさか…」
バレるの覚悟でイケメンの視線の先を探す
あんな顔をして見つめるのだからきっと何かすごい物があるに違いない!
糸蒟「もしかして消えた妖精たちはみんな、あのアホ2人みたいに何を見てるのか探して消えたんじゃない?」
霊夢「なるほどぉ、確かにどんなに頑張っても目が合わないってとこも気になるし、それこそ何か術を使って妖精を選別して消してるのかもしれないわね」
メタナイト「どうするんだ?アイツら頭こそ悪いが実力はかなりのものだぞ?」
「ぎゃああああああああ!!」
静かな夜にけたたましい叫び声が響きわたる
まさか消されたのか?だとしたら僕が女装した意味がなくなる!!
真っ先にリンクが2人の向かった紅魔館の塔のような作りの屋根の上に向かう
塀を登り壁を蹴って屋根を掴み体を大きく揺らして足を前に出し手を離す
するとリンクの体は大きく宙を舞い高い屋根の上に落ちる
そのまま止まることなくその上の屋根を目指し高く高くかけ上がっていく
霊夢「すげぇ…ゴスロリンクすげぇ」
カービィ「なんだろう…この魔法少女系の萌えアニメ見てる気分」
真竜王「どこが!?」
カービィ「ゴスロリのエルフ耳の子が超人的身体能力で絶対領域を酷使した…」
真竜王「わかったわかった、もういい」
諏訪子「私たちも見てないで向かった方が…」
「ぇええええええええええええ!!!?」
次は少し高い少年の声、叫び声と言うよりかなり驚いている感じだ
カービィ「上気になる!」
りゅうちゃん「桃ちゃんいくぞ!」
カービィ「おっけい!!」
メタナイト「桃ちゃん!?」
ピサロ「いつから桃ちゃん!?」
こちらも空を飛んだりリンクのように登ったりして高い屋根の上を目指した
途中ほとんどの奴らは窓からレミリアが呆れた顔してこちらを見ていたのに気づいた
屋根の上に辿り着くとそこには紅魔館を眺めていたあのイケメンが立っていた
メタナイト「これはどういう状況だ?」
残破「紹介するよ、新生禁擲君です」
禁擲「何言ってんの?」
治壊「私の弟よ、なんでこんな変貌してるのかは謎」
禁擲「謎じゃねぇよ、変わってないの多分、いやお前らだけだ」
残破「マジで?」
身長は190cmほどで逆だった黒髪とグレーの瞳の真っ黒なコートに身を包んだ青年、禁擲
明らかに兄にしか見えない
禁擲「故子さんと同じだな、見た目がさほど変わらないところ、なんだ、糸蒟姉さんもか」
糸蒟「そんな数日で変わるかボケ」
禁擲「数日?3年くらいたってるぞ?」
糸蒟「まじで?」
禁擲「ああ、俺が行った世界の時が進むのが早かったからか」
糸蒟「なんだ、驚かせないでよ」
ピサロ「聞きたいことがあるんだが」
禁擲「なんだ?」
ピサロ「お前らの血族って見た目がかなり変わるのか?」
リンク「そっち!?なんかちがくない!?」
霊夢「ピサロどうしちゃったのかしら」
禁擲「まあな、水菜もここに来てるがアイツなんて原型ねぇぞ?」
残破「原型ない…?…まさか魔法の森の化け物って水菜!?」
禁擲「あ、そういえば」
残破「何しに来たのよ!てかどうやってきたのよ!」
禁擲「お前らを探しにだよ、それと俺らはここらで殺りあって流れた血液から体元を構築してあとは実態を写して来ってわけ」
残破「なるほど」
リンク「なるほどじゃないでしょ!!」
治壊「で、なんで探しに?」
禁擲「ん?それがな、前にオヤジが言ってたろ?俺らは駒でしかないって」
治壊「あ〜あ」
禁擲「オヤジの奴、俺らの世界で戦争するみたいだ、従わないやつは喰われるか奴隷わかるか?」
残破「アタシ喰われるな、、」
糸蒟「我輩また奴隷やん」
治壊「で?一致団結してオヤジを殺そうとでも?」
禁擲「いやいや、この世から消してやるんだよ」
治壊「はぁー?どうやって、無理だし」
禁擲「いいかよく聞け、作戦はこうだ、まず俺らの野望を水菜が具現化する、地形、気候、気力、俺らに有利なように」
残破「ぅ〜ん」
禁擲「んで、俺がオヤジの弱点だとか焦りだとか後いろいろ炙り出す、そして純が無に返す、どうだ?」
治壊「それ能力上の問題じゃん無理でしょ」
禁擲「どこが!?そういう能力だろ!」
治壊「それさぁ、チルノが敵の思考回路を凍結させるとか赤蛮奇が敵の頭を飛ばしたり、青娥が男女の壁をすり抜けたりするのと同じだよ?」
禁擲「はぁ!?」
治壊「能力の屁理屈じゃんそんなの、出来たらとっくにやってる、無に返す程度の能力でオヤジを消せるならレミリアの運命操作でも同じことができる」
残破「そうだよ、ナズーリンがオヤジに寿命と治壊に彼氏を探し当てるみたいなもんだよ」
治壊「それどういうこと!!?」
禁擲「俺の作成無理っぽいな…ナズーリンが治壊に彼氏を探し当てるなんて……」
治壊「おいこらてめぇ!」
リンク「何言ってんだあの人たち…」