東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
なんだかんだで飛び級をした残破は中学二年生で本格的に習う異世界についてに興味を持ち
中学一年生にして最近異世界のことで賞をとった学者に負けず劣らずの知識を身に付け中学校の特別進級制度を使ってわずか2ヶ月中学二年生に上り詰めた
妹だの末っ子だの言われるが一応彼女は煮湖海と同年代である
彼女は地下室で過ごし手にすることが出来なかった時間を取り戻そうとしているようで純はそれを微笑ましく思った
そんなある日、何を思ったのか彼女は国語の授業の時間に異界への入口を開き世界を驚愕させる大事件を起こしたのだ
それは二次元の存在
謎の爆発が起こった教室の壊れかけのドローンのメモリーに残る映像を解析したところ
異界の入口から紫色のエネルギーの塊まりが現れそれが爆発をおこしたのだが
問題はそれと同時に出てきた某アニメのキャラクター、孫悟空にそっくりな人物であった
額に赤いハチマキのようなものを巻いたその姿はバーダックではないかと専門家やオタクは言っており
何より問題なのがその謎の人物を残破が慌ててわざわざもう一つ異界への入口を開きそこへ投げ入れてしまったことである
映像に映るもう一つの異界への入口はピンク色のカエルのような生物が住む世界で
また専門家やオタクが騒いだのだ
学校で浮いていた残破はDBファンから絶大な支持を集め学校では人気になり
さらにさらに元々顔立ちもよく毒舌で明るいキャラクターが人気となりテレビ出演のオファーが殺到
オタクのあいだではファンクラブが設立されるなど色々凄いことになった
これが後に世間問題へと繋がる勢力団体へと変わっていった
学校には異能者や人外と普通の人間が通っていて、魔術や魔法、戦闘や剣術の才に恵まれた彼女は学校の生徒を束ねる長となり
それに対抗しようと集まった勢力やそこらへんの異能者集団、便乗した他校の勢力とのぶつかり合いを招いた
残破の率いる安眠部は日本最大にして初の勢力団体で数少ないアジトや本部を持つ団体となった
安眠部本部では新たな魔術や異界への独自研究が進められていて入団希望者が後を立たず
勢力団体を抹消しようとした政府も手を貸すという異例の事態だ
魔術帝国である日本の大都市、東京では様々な国の魔術や魔法の研究が進んでいたのだが
宮城県の中学生団体に遅れをとる形になったが故の政府の援助だ、日本大丈夫か?
彼女の通う宮城黒魔術中学校は入学希望者が増えまくり吹き飛んだ教室の弁償どころかお礼が家に届くようになった
惡殿家のダークホース残破は現実逃避の末に二次元という現実、正確には二次元のキャラが存在する世界を見つけてしまったのだ
そんなこんなで早一年、異界の入口を好きなところに繋げるための研究が成功し残破はDBの世界へ飛び出した
そして後々気づくのだ、この研究は成功しきっていないことを
好きな世界に繋げるようになったのは良かったのだが好きな時間に繋ぐ事が出来なかったのだ
彼女が行きたかったのは魔人ブウ編のあたりだったのだが行き着いたのは惑星ベジータがまだ残っている時代
しかも行った先から帰れなくなり5ヶ月と言う中学三年生の楽しい時間が削られてしまった
しかしその世界での収穫は大きく、安定した異界の入口の開き方とDB世界の必殺技や技術を手にして帰ってきた
そして次の試みはワンピースの世界
中学校を卒業し宮城国際異界魔術高校に入学し異界学と魔術学を磨いた
二次オタが異界進出しそれに遅れをとった彼女の兄弟も勉強や戦闘、それぞれに精を出した
ある日安眠部本部でワンピースの世界へ向かおうと異界の入口を開く際に
ふと「フランちゃん可愛いよな…」と口に出してしまったがためにワンピースの世界ではなく幻想郷にトリップを果たしたのだ
たまたまその時スキマ世界から別世界を眺めていた紫のスキマと入口が何らかの形で接触し博麗大結界とはまた違う境界が歪み
それをいい事異界に目を付けていた者たちが幻想郷へと進出したのだ
橙や藍が別世界に放り出されスキマで招集された者や世界の歪みから幻想郷へ何故か迷い込み幻想となった者
異界に住む者や異界の地を求める者たちが侵略してくるきっかけになってしまった
残破がトリップして間もなく純も姿を消し
厳重保管されてたハズの残破の研究レポートは兄弟の手に渡り
同じく厳重保管されていたハズの残破と治壊のことについて綴られた日記と記憶の欠片が父親の手に渡ってしまった
この一軒が奇跡となるか変えられない運命に喚くことになるのか
今のところは喚きかけているところなのだが
謎の多い幻想郷に迷い込んだメンバーは紫と一緒にいたゴウセルと禁擲が勝手に残破と治壊の頭から得た情報に頭を抱えることになった
過去何十年の記憶を適当に整理しぶち込んだゴウセルと禁擲は疲労し記憶を見た男子諸君とたまたま近くを通ったレミリアは過剰な脳への負担と記憶を見る際に起きる見る側と見られる側の心の結合による心身の負担で鬱になりかけ
それにしてもと途中記憶の編集だいぶ雑になったな、と呑気なゴウセルと罪悪感で転げ回る禁擲
突然部屋に呼ばれたと思ったらいきなり眠くなり
ヤバイ寝てた!と目を覚ましたら目の前で男子諸君頭抱えて地面のたうち回ってるという事態に
残破は野太い声で、治壊は甲高い声で叫んだ
残破治壊「「なんじゃこりゃあああああああああ」」