東方、竜と桃色玉の英雄伝   作:プルコギ

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銀の弾丸

 

 

ちゃぷん…

 

 

ぼっち辛い…

 

 

 

紅魔館in男風呂

 

 

残破「最悪だ…男とも女とも入れねぇ……」

 

アタシ、いや、今は俺か

俺はいつも家族や友だちとお風呂に入っていた

そのせいで一人でお風呂に入るのはなんかこう…怖くわないけど嫌だなーみたいな

怖くないよ?いやまじで、ホント違うから

怖いとかじゃなくて

 

《ガタンッ》

 

残破「ぎゃああぁぁアァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

 

俺は手元にあった桶を音がした方にぶん投げた

 

いや、別に怖いとかじゃなくて、もしかしたら入浴中を狙う刺客かもしんないし、俺入ってるって知らないで誰か入りに来たのかもしんないし

いやほんと怖いとかじゃないし

 

 

《ガコン!ビタァーーーッン!!!》

 

「いってぇえええええええ!!!!」

 

 

残破「そ、その声は禁擲か!?変態か?」

 

禁擲「いやいや、久しぶりに残破とお風呂入ろうと思っただけだよ、残破がちっちゃい頃良く一緒に入ったじゃん?」

 

と、元女の俺の隣にちゃっかり弟なのか兄なのかよーわからへん奴が入ってきた

バスタオルお互い一応巻いてるけど、なんだろう、この虚しい感じは

 

残破「俺の方が大きかったけどな、成長早かったし」

禁擲「そういえばそうだね」

残破「はぁ…なんかなぁ…」

禁擲「どうしたの?」

残破「お前には世話になったな〜って」

禁擲「俺しか世話できなかったもんな」

残破「まぁそうだけどさ、他にも、お前には救われたよ」

禁擲「え?」

残破「なんでもねーよハゲ」

禁擲「ハゲてねーよふたなり野郎」

残破「バリバリ男だわカス、早く元に戻りたい」

禁擲「なんで男になったんだろうな、雷なんてしょっちゅうあたってたじゃんか」

残破「人を避雷針みたいに言うんじゃねーよ」

 

 

ちゃぷん……

 

 

禁擲「しけたねー」

残破「死ね」

 

 

 

紅魔館廊下

 

 

『ほんとどうしよう』

霊夢「あなた、自分の体の安否はどうなのよ」

『やべ、見てないな』

真竜王「お前バカかよ!!はよいくぞ!」

 

 

と、部屋に飛び込みベッドを確認

 

ピサロ「う〜ん……なにぃ?ちょー寒いんだけどぉ」

『ギャアアアシャァベッタァァァァァァァ!!!』

 

ピサロ(幽体)がピサロの顔面に正拳突き

 

ピサロ「いったっっ!!!なに!?ぇ!?ピサロ急に何!?」

『貴様!見えるのか!』

真竜王「ジョジョ立ちやめろ」

『はいごめんなさい』

ピサロ「誰もファンファーレなんて吹きませんよ?」

真竜王「黙れそして話を聞け」

ピサロ「はいごめんなさい」

真竜王「まず、お前はピサロだ、そしてこいつもピサロだ」

ピサロ「何言ってんの?」

真竜王「私は一つ、思ったことがある、この鏡を覗きたまえ」

ピサロ「あれ?髪伸びた…てか目が赤い…って……んんんん!?」

真竜王「そして、そのままそこのベッドで眠る少年をみたまえ」

ピサロ「……僕やん、え、ってことはそこのピサロは…!?」

真竜王「正体を言おう!それは生霊であって、生霊でないものじゃ!」

ピサロ「なんやて…?」

真竜王「リンク!おまえがピサロだと思っていたのは、生命エネルギーが作り出す、パワーあるヴィジョンなのじゃ!体から飛び立つというところから、そのヴィジョンを名付けて・・・『幽体離脱』!!」

リンク「幽体…離脱」

カービィ「イソップの話にある、寒風では旅人は衣をまとうだけだが、熱は…」

霊夢「お前ら黙れ」

リンク「いい加減にしろ…僕がここを出ないのは、他人に知らず知らずのうちに害を加えられるからだ、同じ被害者とは親しみが…」

霊夢「黙れっつってんのが分からんのかハゲェ!!!」

 

リンク「」

『』

カービィ「」

 

霊夢「リンク、アンタ何かこうなる心当たりは?」

ピサロ「あー…気がついたら幽体離脱しててー、それで体に戻ろうとして自分の体と間違えてピサロの体にダイブした」

霊夢「じゃあリンクが幽体離脱する心当たりは?」

リンク「僕わからない」

『私がぶん殴りました、ワインボトルでうなじのあたりを』

カービィ「ワインボトルでうなじの肉を削ぎにかかったのが原因で中からリンクがでてきたってわけか」

レミリア「女の子たちが外から帰ってくる前にこの件を片付けなくちゃね」

真竜王「まじかよ、女の子たち壁外調査中だってよ」

『貴様のうなじの肉もそいだろうか?』

真竜王「鉄より硬い物質に包んでやろうか?」

『そのまま地下に飾られるんですねわかります』

霊夢「よし、いまからリンクをワインボトルの容量で弾き飛ばしたいと思います」

ピサロ「ままま!待ってよ!!そんなことしたらピサロの首危ないよ!?彼魔族の王だよ!?」

レミリア「アンタ痛いの嫌なだけでしょ、、ほら首出しなさい」

『やだなぁ…』

霊夢「よし、それじゃ力持ちなレミリアにやってもらいましょう」

レミリア「はーい、3、2、1、おら!」

 

《バゴシュ!!!》

 

ワインボトルで思いっきりピサロのうなじをぶん殴る

 

ワインボトルは砕け散り四方八方に飛んでいき真っ赤な液体があたりを染め上げた

 

 

ピサロ「………え?」

『よっしゃ無傷』

霊夢「なんか私たちの方がダメージ受けたわね」

レミリア「ドレスがスカーレットなんだけど、まじ紅い悪魔」

真竜王「目先真っ暗まじ濃霧」

ピサロ「もっと強いのください」

真竜王「ドMかよ、わしに任せろ、バイキルト」

『私からも気持ちバイキルト』

真竜王「よっしゃ元気でた、いっくぞー!」

 

もう一本のワインボトルを手に取り思いっきりピサロをぶん殴る

 

が、うなじではなく頭にクリーンヒット

ワインボトルはさっきと同様辺りに散り、こんどは半透明の液体が宙を舞った

 

 

真竜王「白ワインじゃねーか、あー勿体ない」

ピサロ「痛い、すごいギーンときた」

レミリア「一体どう殴ったらワインボトルで幽体離脱なんてするのかしら」

霊夢「外界人って不思議ね」

 

 

 

カービィ「みんなー!幽体離脱ワインボトル候補持ってきたよー」

 

リンクが幽体離脱した部屋にあった酒のボトルやビンの破片を持ってくるカービィ

だがどう見てもそのうちの2つはドライ・ジンとキュンメルと書かれたラベルが…

 

霊夢「うーん、殴ったワインボトルはふっつーの赤ワインのものね」

レミリア「ねぇカービィ、部屋にレモンジュースかなんか無かった?」

カービィ「なかったけど、レモンがいくつか転がってたね」

レミリア「……あなた、シルバーブレットを飲んだの?」

ピサロ「うん、飲んだよ?魔物ばっかりだし」

『魔族です』

真竜王「魔物通り越して魔王です」

レミリア「う〜ん……」

霊夢「何の話?」

レミリア「もしかしたらシルバーブレットの魔除け効果が本当に現れたのかと思ったのだけど…彼は勇者サイドだし…」

ピサロ「勇者です」

『実は魔の者だったんちゃう?』

ピサロ「その首切り落としたるか?」

カービィ「落ち着け落ち着け」

 

 

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