東方、竜と桃色玉の英雄伝 作:プルコギ
紅魔館エントランスホール
残破「アタシの正体を…」
残破「………まだ誰かいるね」
太刀を構えホールの中央に歩いて行く
???「私の存在に気づいたの?」
残破「ほとんどカンだよカン」
エントランスホールの中央、巨大な魔法陣の真ん中に立つと、自分の肩幅ほどの魔法陣を展開しエントランスホールの巨大魔法陣に重ねる
残破「心眼同調…」
2つの魔法陣が同調し白い光が沸き上がると姿の見えなかった者がはっきりと見えるようになる
残破「さてと…これでアンタの姿が拝め………あ、アンタ……嘘やん?」
特徴的なたらこ唇、黄色い冠、バレリーナのような姿の二足歩行のウサギ……こいつはまさしく………
???「うふふ、わさわざありがとウサギ♪」
残破「ありがとウサギだぁ!!!!??」
ありがとウサギ「おしゃべりはここまでよ、あなたにはさよなライオンしてもらうわ」
くるりと回るとパステルカラーの星が残破に向かっていくつも飛んでくる
残破「なにこれなにこれ!!平和主義じゃないの!?」
全て弾き返し視線を戻すとありがとウサギはもう目の前に迫っている
残破「ギャアアア!!変な顔っ!」
ありがとウサギ「そうよ、変な顔…変な衣装…お前ら糞餓鬼どものために尽くしてきた私の姿よ!」
残破の顔にグー(?)パンチをぶちかまし壁に投げつける
残破「ぅぐっ!!」(あのウサギ強いっ!)
壁に軽くめり込む
ありがとウサギ「ふっ!!」
柱を蹴り崩し残破きぶっかける
残破「ぬぅうううっ!」
どす黒いオーラを出し周囲のものを吹き飛ばす
ありがとウサギ「キャアッ!女の子になんてことすんのよ!」
残破「フッ-!フッー!こっちのセリフだ暴力ウサギ!」
ありがとウサギ「あなたはどっちでもないでしょ!」
残破「………なんだと…?」
目付きが変わり金色の光が強まる
紅魔館レミリアの部屋
治壊「なになになになに…???」
レミリア「カリスマガードッ」
頭を抱え小さくなる
治壊「うわぁあぁあ!?」
レミリアの後ろに隠れると同時に壁を突き破ってありがとウサギが吹っ飛んでくる
ありがとウサギ「くっっ、こんのぉ!」
治壊「あ、ありがとウサギ!?」
レミリア「何それ!!」
残破「クゥーーー…」
左翼だけ生やしフラフラと穴から部屋に入って来る
治壊「残破!どうしたの!」
レミリア「え?何この状況」
ありがとウサギ「やっと本性を現したわね…悪魔め」
治壊「悪魔?ふざけてんの?」
こっちも目付きが変わり銀色の鋭い眼光がありがとウサギを射貫く
ありがとウサギ「きゃー怖い、ペットは主に似るものね」
治壊「いい加減にしなこのチンカス野郎」
レミリア「普通に下ネタ言ってるわよね?」
ありがとウサギ「チンカスって何よ!!」
治壊「どうせならマンカスババアにでも言い直してあげてもいいわよ?貧乳!」
拳銃を撃つと音だけが鳴り響く
レミリア「????」
ありがとウサギ「うふふふふ、2人ともぶっ殺っ…ぅぁあぁ!!」
突然ありがとウサギの腹が開き内臓が出てくると手や足の骨がボキボキと折れ傷口にズブズブ入り込み、首も後ろに折れ出てきた内臓と共に傷口に入り込みまた入り込んだ物が外に出てきては入り込み…
グチャグチャにねじれていく
レミリア「うわぁ」
治壊「汚い有様ね」
残破「ぅう」
治壊「抑えてた力が漏れ出してきてる…でもどうして…」
レミリア「抑えてた?」
治壊「……ええ」
スラリン「いやぁ凄い凄い、その力を是非とも貸して欲しいスラね」
治壊「……残破に何をした」
スラリン「残破ちゃんには何もしてないスラよ、僕が欲しいのはその太刀スラ」
治壊「殺す…もっと酷いめに合わせてやる」
スラリン「怖いなぁ、太刀を渡してもらうスラよ」
治壊「残破は誰にも渡さない!」
レミリア「え?」
スラリン「ふふふ、察しちゃった?レミリアちゃん」
治壊「残破!残破!」
残破は座り込んだまま虚ろな目をしている
スラリン「ドルモーア!」
黒と紫の地獄の炎が広範囲に広がる
治壊「残破!」
レミリア「2人ともしっかり!」
壁を強行突破し隣の部屋へうつる
治壊「ちょっと、ねえ!」
レミリア「治壊、これ」
太刀を渡す
治壊「ありがとう」
スラリン「うふふふ、いいねその感じ!ザラキーマ!」
治壊「くっ!」
レミリア「このっ、」
咲夜「お嬢様!」
3人を抱きまた隣の部屋へ強行突破
レミリア「咲夜!」
咲夜「ここは任せてください」
レミリア「わかった、おねがいね!」
治壊「くぅうっ!!」
治壊は太刀と残破を抱きレミリアに連れられて地下牢へ繋がる扉へ走る
咲夜「私が相手よ」
スラリン「う〜ん、君じゃ相手にならないスラ」
咲夜「何を言っているの」
スラリン「マジシャンが本物の魔法(マジック)に太刀打ち出来るとでも?」
咲夜「種も仕掛けも無いマジックは魔法と変わらないと思うけど」