肉体が最強ならアンゴルモアを生き延びれますか? 作:ハッピーエンド好きの鳩
恋愛ADV『モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?』は、俺の世界で知る人ぞ知る名作だった。
このゲーム独自のシステムとして『座敷童システム』という一風変わったシステムを採用しているらしい。詳しくは知らないが。
俺はこのゲームをそこまでやり込んでいない所謂エンジョイ勢だったが、やり込んでいないせいか、とあるキャラクターのルートにしかいかなかったけどな。とまあこの世界(だと思われる)説明も終わりだ。
転生してから6年と2ヶ月の時が過ぎた。
ここまで時間がたつと今の体にも慣れる。
つまり周りの状況を把握する余裕ができるのだ。
なのでいくつかわかったことがある。
それは、俺の双子の弟がこの世界の主人公だということだ。
名前も同じ、家族の名前も同じとなればほとんど確定だろう。
だからといってなんだという話ではあるが。
この世界では1999年7月7日に突然、迷宮という謎の建物が出現した。
迷宮の内部では、今まで空想の存在だったゴブリンやオーク、ゾンビ、ドラゴンなどが存在しており、そいつらを殺すことで、魔石というもっともクリーンな資源や、そのモンスターのカードをドロップしたりする。
このように、迷宮は今やもっともクリーンな資源といわれる魔石など、人々に大きな恩恵をもたらすのと引き換えに、アンゴルモアと呼ばれる、迷宮にいるモンスターたちが地上にあふれでてきて、人々を蹂躙する大災害を起こしてしまう。
今までで唯一のアンゴルモアが起きたときは、都市は壊滅し、治安は最悪になり、何億人もの人がこの世を去ったらしい。
そしてそのアンゴルモアで、出回っていたモンスターカードをもっていた、人物達の一部が使い方を発見。
カードに応じたモンスターを使役することができることが判明した。
外国では、冒険者というモンスターを使役し、ダンジョンを攻略していく職業ができたらしいがそんなことはどうでもいい(どうせ日本にもできるしな)。1つ問題がある。それは2度目のアンゴルモアが、約1ヶ月後にあることがゲームからわかっているからだ。
まずは、これをどうやって生き延びるか、ゲームでは避難所で収まるまでやり過ごしたとなっていたが、どんなことが起きるかもわからない。
だからそれまでに少し、運動をしようと思う。
1ヶ月で何が変わるのかと思うかもしれないが、よく思い出して欲しい。
そう、転生特典だ。
俺は世界でダントツで強い身体を転生特典で手に入れている(はずだ)。
なら、3ヶ月でも運動するだけで大きな変化があるかもしれない。
てことで3ヶ月間軽く運動しようと思う……
【TIPS】恋愛ADV『モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?』の内容
独自設定ですが、恋愛ADV『モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?』では第3次アンゴルモアが起きなかったということにしています。あとこの世界はもちろん、百均さん作『モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?』です。
まさかの会話一切なし