「来るんじゃねぇぇぇぇぇ!!」
"待ってよー!!"
俺は今、キヴォトスに先生としてやってきた男に追いかけ回されている。本来ならここまで必死になって逃げる必要はない。しかしそうせざるを得ない理由がある。それは──
「このままでは掘られてしまう……!!」
そう、なんとキヴォトスにやってきた先生がホモだったのだ。ちなみに俺はキヴォトスに転生してきたヘイロー持ちの男子生徒だ。まぁモブに徹してたからネームド生徒との関わりはあまりない。が、なぜ俺はイケメンの大人に追われているのだろうか?それにはまず俺と先生の出会いを話す必要がある
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「へえ、サンクトゥムタワー周辺で脱獄した生徒が暴動を起こしている、ねぇ……」
「原作開始地点じゃねえか!?」
俺はニュースを見て叫びながら立ち上がった。なんとブルーアーカイブの始まりである先生がキヴォトスにくる日がやってきた。キヴォトスに転生して数年待ち続けたがやっとか……俺はシャーレに入部して色んな学園のキャラ達と交流したいと思っているため、どこの学園にも所属していない。しかしバイトなどで稼いでいたから生活はできている。とまあこんな話は置いといて、早速先生に会いに行こう!
この時俺は先生と出会うべきではなかったとは、まだ微塵も思っていなかった。こうしてこの後起こる悲劇も知らずに俺は先生と生徒のイチャイチャ見てえなぁとか思いながら会いに行った
───DU地区郊外・シャーレの部室付近
「この世界のキヴォトスは男先生か、まぁ好都合だ。女先生と生徒達の百合を眺めるのも良かったがやっぱ見るなら男先生と生徒達のイチャイチャだ」
ビルの上で俺は語る。前世では様々な二次創作があった。生徒とオリ主が付き合ったりする話や多方面からおっもい矢印を向けられる話とか。でも俺はそんな事するつもりはない。なぜなら先生と生徒のイチャイチャが見たいから!だからこそ先生と関わりの多くなるネームド生徒とは今までほぼ関わりを持っていなかった。まぁ何を血迷ったのか、連邦生徒会長とは何度か交流したのだ。その伝手でリンちゃんやその他連邦生徒会役員とはちょっとだけ面識がある
「でもまぁ、ドンパチやってるみたいだし俺も参戦しちゃおうかな!」
こうして俺はビルを飛び降り、ヘルメット団と先生の指揮する生徒達の間に着地した。俺の肉体は耐久力、攻撃力共にキヴォトスでも上澄みだった。それ故に、ビルから飛び降りようがちょっと足がしびれる程度で済む
「どうも、星空リュウセイです。皆さんはじめまして。そしてヘルメット団諸君にはここで壊滅してもらう」
そう言って背中にあるショットガンを手に取り、ヘルメット団に突撃していった。そして俺の急な参戦に困惑しているものの、戦っていた生徒達も動き出した
───数分後
「ふぅ、これで全員かな」
"ちょっといいかな?"
「ええ、いいですよ」
"確かリュウセイ……って言ったよね?"
「はい」
"ああ、無理に敬語で話そうとしなくてもいいよ。リュウセイの自然な喋り方でいい"
「そう?じゃあそうさせてもらおう」
さすが先生。これが大人のコミュ力か……俺も前世では大人だったけどここまでコミュ力は無かったなぁ……とまあ俺のどうでもいい前世の話は置いといて……なんか先生の顔赤くね?
「あの、先生?」
"その、言いにくいんだけどね……"
「……ん?」
"君に一目惚れしたから私と付き合ってくれないかな?"
「────は?」
「「「「『はあああああああッ!?』」」」」
俺は先生の一言で完全に思考が停止してしまった。そして周囲もあまりの出来事に大声で叫んでしまった。え、なんで……?先生男だよな?そして俺も男……あるぇ?なんかおかしいなぁ……ここで俺の脳内に最悪な可能性が浮かび上がる
(もしかしたら先生はホモなんじゃないか)
いやいやいや、あり得ないでしょ。だってあの先生だぜ?俺の目の前にいるのは爽やかイケメンな大人なんだぞ??それが俺の目の前で頬を赤らめながらモジモジしている。気持ち悪!?さすがにイケメンでも見たくねえよ!そんな行動するなら女になって出直してこいよ!!
「ちょっと待ってくれ。聞き間違いかな?もう1回言ってくれ」
"何度でも言うよ。君の戦う姿を見て一目惚れしてしまったから私と付き合ってほしい"
「聞き間違いじゃなかったかぁ……」
「せ、せせせ、先生!?一体何を言っているんですか!?」
「あまりの出来事に理解が追いつきません……」
「まさか先生にそのような趣味が……」
「閃光弾で目を眩ませたい気分です」
なんでかなぁ。先生がホモと分かった瞬間に生徒達がすげー可愛く見えてきた。今までは先生×生徒を見たいがためにネームド生徒との交流は避けてたけど先生がホモならいいんじゃないかと思うようになってきた。あ、先生と付き合う気は一切ないから。当たり前だろ俺はノーマルなんだよ。いくらイケメンでも性別の壁は越えられねえ
"それで、どうかな……?
「丁重にお断りする」
"な……!?"
「なんで驚いてんだ当たり前だろ。俺は普通に女の子が好きなノーマルなんだよ。ホモと付き合う気なんざねえよ」
"なんで!私はこんなにリュウセイのことが好きなのに!"
「黙ってろホモ」
なんでこんな話生徒達がいる前でしなきゃならねえんだよ。ていうかさっきから先生が俺の胸やら股間やら尻を舐め回すように見てるんだが。貞操の危機感じたわ。ていうか連邦生徒会長さんよぉ。なんでこのホモ連れてきちゃったの?貴方俺のこと知ってるよね?ならいずれ俺がこのホモと出会う事も予想できたよね?
ハッ……!?もしや連邦生徒会長が俺と先生がねっとり絡み合うシーンを見たい腐女子だったのか!?それなら辻褄が合う……いやあの顔で腐女子はギャップありすぎだろ!いやもう失踪してるから見ることはできないんですが……って
「このホモ野郎!何どさくさに紛れてケツ触ろうとしてやがる!触った瞬間腕へし折るぞ!?」
"くっ、あと少しだったのに……"
「くっそ油断も隙もねぇ……俺は帰るぞ!」
"あっ待って!"
『リュウセイさん……』
俺は先生……いや、ホモの制止を聞くことなくその場を去った。あ、最後にリンちゃんの声聞こえたな。ちょっとぐらい話せばよかったかな
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とまあこんな感じで先生に遭遇しないように生活していたのだが……運悪くまた見つかり、冒頭のシーンのような状況になってしまった
"ねえ!リュウセイはどこの学園にも所属してないんでしょ!?ユウカやチナツやハスミ達に聞いたけど見たことないって言ってたよ!"
「だったらなんだよぉぉぉ!!」
"シャーレに入部して!そして私と一緒に○○○○したりしながら仕事しようよ!!"
「するかボケェ!!そういう事するなら"女子"生徒達とやれやぁ!」
"私の眼中にはもうリュウセイしかいないんだ!それに彼女達は生徒だ!先生である私が彼女達に手を出すはずがない!"
「俺も生徒じゃワレェ!!」
"リュウセイが入らないって言うならこっちにも手はあるよ!"
「なんだと……?」
"私の権限でリュウセイをシャーレに入部させる!"
「職権乱用じゃねえかよぉ!!!!」
俺の抵抗虚しく、強制的にシャーレに入部することになってしまった。くそ……これならどっかの学園のなんかの部活に入っとけばよかった……
こうして俺はホモと書類仕事などをする事になってしまった。逃げても良かったが給料は出るらしいし、様々な学園にシャーレの権限で自由に出入りできる権利を手に入れられるのはかなり美味しい条件だったため、やむを得なくホモの提案を受けた
イケメンホモ先生と転生男子生徒の禁断のラブストーリー……なわけねえだろ。
リュウセイの関係について
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先生を躱しつつハーレムを作る
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リュウセイホモ化。先生と付き合う
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誰か一人と付き合って先生を遠ざける