「校舎より南15km地点で大規模な兵力を確認!」
「まさか、ヘルメット団が?」
「ち、違います!ヘルメット団ではありません!」
ふぅ、やっと来たか。待ちくたびれたぞ。さて、準備して撃退しに行きますか。隣に置いてあるショットガンを手に持ち、立ち上がる
「なんにせよ、こっちに近づいてきてんならやるしかないだろ?」
「ん、リュウセイの言う通り。相手が誰であろうと学校を襲うなら容赦しない」
「そうだね〜。じゃあ先生、出撃命令お願いね〜」
"よし!出動だー!あ、リュウセイは怪我しないように気をつけてね。もしリュウセイが傷つくなんてことがあれば私はこの"大人のカード"を使うことも辞さない"
「待て待て待て、そこまですんな。心配しなくても怪我なんかしねえよ」
なんだコイツ、分かってはいたが俺のこと好きすぎるだろ。大人のカードって先生の寿命?を削るんだっけか。気軽に使うとか言うなよそんなもん。まあいいやとりあえず出ようか
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『前方に傭兵を率いている集団を確認!』
「あれ、ラーメン屋さんの……」
"ぐ、ぐぐっ……"
「誰かと思えばあんたたちだったのね!ラーメンも無料でとくもりにしてあげたのに、この恩知らず!」
「あははは、その件はありがと。それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさ」
「残念だけど、公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はきっちりこなす」
確かカイザーからアビドスを襲撃しろって言われてるんだっけか。まあ、来るからには撃退させてもらうが……このホモは何睨んでんだよ。俺がホモの目線の先を見てみると、カヨコがいた。こいつ俺がカヨコと連絡先交換したりしたしそうに話したりしてたことまだ根に持ってんのかよ!?
「ねえ、そんなに睨まれるようなことした覚えはないんだけど……」
「あのホモは気にすんな。俺とお前が話しているのを見て嫉妬してるだけだ」
「ホモ……」
「でもまあ、襲撃しに来たからにはそれ相応の対応はさせてもらうぜ。覚悟しな」
"ヒュー!リュウセイかっこいいよー!結婚してー!"
「黙ってろホモ」
「ちょ、調子狂うわね……」
すまんアル。全部このホモが悪いから文句ならホモに言ってくれ。しかし、俺は誰を相手しようか。便利屋連中はアビドスの奴らに任せて俺は傭兵共を蹴散らすか
「俺は傭兵共をやる。お前達は先生の指揮に従って戦え。ホモだがあいつの指揮は的確だからな。それはこれまでの戦闘でも分かってるはずだ」
"リュウセイ、やっぱり私のことが……!"
「……じゃあ始めるぞ!」
これ以上ホモと会話してたらやる気が削がれそうだからあいつのセリフは無視して俺は傭兵集団に突っ込んでいく。飛んでくる銃弾を避けながら1人1人蹴散らしていく
「な、なんなんだこいつ!?至近距離で撃った銃弾を何で躱せるんだ!」
「くっ、爆弾を使え!あんな奴相手に、手段なんて選んでられない!」
「ハハハ!!させねえよぉ!!」
懐に忍ばせておいた閃光弾を使い、相手の視界を奪う。そして回復する前に周囲の傭兵達を気絶させた。やはり戦闘中は気分が高揚してしまう。冷静にいかなくちゃな
「ふぅ……さて、まだやるか?」
「くっ……」
狼狽えながらも銃を構えてくる。まだ戦意はあるみたいだな……ならその意志を、へし折る。再び戦闘を開始しようとしたその瞬間、チャイムが鳴り始めた
「……あ、定時だ」
「今日の日当だとここまでだね。もうこんな奴相手にしたくないから後は自分たちで何とかしてね。みんな、帰るわよ」
「は、はあ!?ちょ、ちょっと待ってよ!」
「うっそ〜、まさかあの人1人に傭兵の子たちをほとんど抑えられるなんて」
「あの人数を相手にしてほとんど傷がない、相当な手練だね……」
傭兵たちは帰って後は便利屋の連中だけだが……まあ撤退だよな。正直立場が逆だったら逃げる。誰だってそうする、俺だってそうする
"リュウセイ、怪我してないかい!?"
「してねえから体触ろうとすんな。手つきがキモいんだよ。その動きやめろ」
触ろうとする時に指クネクネさせんな。イケメンな大人が男子生徒に興奮しながら迫ってきてるの絵面がだいぶ酷いから。
「ん、やっぱり先生は先生。どんな状況でもブレない」
「はぁ……まあいい。それでどうすんだ?まだやるのか?このまま逃げるなら見逃すが」
「うっ……こ、これで終わったと思わないことね!アビドス!」
なんて、三下の言いそうなセリフを吐きながら便利屋たちは逃げていった。ふぅ、とりあえず一件落着か。よし、帰って我が家の愛猫達の写真撮ってカヨコに送ろーっと
───便利屋Side
「あ、リュウセイから連絡だ」
「リュウセイって、アビドスにいたあの男の子?」
「そう。彼が家で飼ってる猫の写真を送ってくれるって言ったから連絡先を交換したの」
「これがその写真?なかなか可愛いわね……」
「ふへへ、癒されますね……」
「ふふ……」
便利屋はリュウセイから送られてきた写真を見てほのぼのとしていた
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昨日カヨコに写真を送ったら、可愛かった、また送って欲しい。と返信が来たからもちろんだと返しておいた。次はどんな写真を撮ろうかなと考えながらアビドス高校に向かっていると、見覚えのある奴と出会った
「お前は……」
「あ、確かリュウセイ君だよね?私は浅黄ムツキ。よろしくね〜!」
「もう知ってるならいらないと思うが一応俺も自己紹介をしておくか。俺は星空リュウセイ。連邦捜査部シャーレ所属のしがない男子生徒だ」
「あの強さでしがないはないと思うなー?それでね、1つ聞きたいことがあるんだ!」
……なんか嫌な予感するな。まあ一応聞いてはみるが、変な質問だったら答えずにそのまま去ろう
「先生とリュウセイ君って恋人なんだよね?」
「じゃあな」
「え!?待ってよ!」
「なんだ。くだらない質問なら受けないぞ。ていうか誰から聞いたそれ」
「リュウセイ君とここで会う前に先生と会ってるんだ〜。その時に君のことを聞いてみたらね、"リュウセイは私の恋人だよ。照れ隠しで私に辛辣なことを言うけど、そこも可愛いんだよね!"て言ってたからリュウセイ君にも聞いてみようかなーって」
「前言撤回だ、貴重な情報提供に感謝する。ふざけたこと抜かしやがったアイツはとりあえずブチのめす。明日の朝日を拝めないようにしてやるよ」
「やりすぎじゃない?」
「やりすぎじゃない」
「そっか」
「そうだ」
とりあえず学校に到着したら真っ先にホモをぶん殴りに行こう。とんでもねえデマを流しやがって。こんな事他の場所でもされたら俺とあのホモが付き合ってるとか思われるだろうが。嫌だよ俺行く先々で先生同様ホモ扱いされんの
「まあ、私個人としては君のことは嫌いじゃないからさ、いつかうちの便利屋に遊びに来なよ。特にカヨコちゃんなんかは喜ぶと思うよ?」
「ああ、いつかな。じゃあ俺は行くぞ。またどこかで会おう」
「うん、またね〜!」
俺はムツキと別れてアビドス高校へ向かう。そして到着してすぐにホモのもとへダッシュする。ホモは俺を見つけて両腕を開いているが、こちらとしては好都合だ。そのまま飛び蹴りをかましてやった
「テメェ俺が自分の恋人だって嘘ついたらしいな?とんでもねえデマ流してんじゃねえぞ」
"馬乗りになるなんて、そんなに私を襲いたいのかい?溜まっているんだね。じゃあ私が処理して……"
「無敵かコイツ」
「朝っぱらから何してんのよアンタたちは……」
すまんセリカ。でも仕方のないことなんだよ。だって付き合ってるとかとんでもねえデマ流されて、俺までホモ扱いされるようになったら俺は引きこもりになってしまいそうだからな
そういやなんかトラックいたな……ああ、現金輸送車か。確か今月の返済分を回収しに来てたんだったな。途方もねえなぁ……
多分一部の界隈でリュウセイ×先生の同人誌が出回ると思われます。まあリュウセイ君がそれを見つけたら燃やすと思いますが
リュウセイの関係について
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先生を躱しつつハーレムを作る
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リュウセイホモ化。先生と付き合う
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誰か一人と付き合って先生を遠ざける