東方先史時代 〜 Impurity created by the moon.   作:イフカ

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4面

 

 

 

 

 

 

少女祈祷中(NowLoading⋯)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにやらかなり生い茂っている山で目が覚める。

 

 

 

 

 

 

 

「なに?今度は縄文時代まで来たってわけ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

周りを見渡すと、山道があり、遠くには大きな館が見えた。

 

 

 

 

 

 

 

「少なくとも、縄文時代では無さそうね」

 

 

 

 

 

 

 

肩に刺さっていた矢も怪我も何故か消えており、ともかく館を目指して飛ぶことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

STAGE4 今際の国のイデア

魔界神開戰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くに寄ると、その大きさがよく分かる。

 

 

 

 

「立派な屋敷ねぇ、誰も住んでないなら私のものにしちゃおっかな」

 

 

 

 

 

 

 

門をくぐろうとしたその瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、人間がこんなとこ来ちゃダメじゃない」

 

 

 

 

 

 

 

鎌を持った金髪の妖怪が現れた。

 

 

 

 

 

 

「って、博麗靈夢!?また来たのね!夢幻館(ここ)になんの用?」

 

 

 

 

心なしかその妖怪は少し怯えている様子。霊夢は初対面のつもりだし、過去にこの館に訪れたことは無い。

 

 

 

 

人違いとも考えたが、この妖怪は確かに“はくれい れいむ”と言っている。

 

 

 

 

 

 

 

「まぁそんなことどうでもいいか」

 

 

 

 

 

 

 

「なんの話よ。まあそれはともかく、私はあれから修行をしてしたのよ!さあかかってきなさ」

 

 

 

 

 

 

 

霊夢は弾幕を飛ばし、エリーを退治する。腐っても霊夢は妖怪退治専門家なのである。

 

 

 

 

 

「妖怪...まさか、幻想郷に戻ってきちゃった?でもこんな建物見たことも聞いた事もないわ、幻想郷の一昔前って感じかしら?」

 

 

 

 

 

夢幻館の中に入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると突如、霊夢の目の前に見慣れた“ドア”が現れた。

 

 

 

 

 

 

「ん?ドア?」

 

 

 

 

 

 

 

すると、扉が開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっほー、後戸が開いてたから来たよレイムッチ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんたは...菫子!?紫は!?隠岐奈は!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「冬眠中」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんの無能賢者共...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菫子が話すには、異変の首謀者は先史時代に居り、完成したばっかの地球を破壊することで世界を破壊しようと試みているそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ!?なんでそんなことを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんか恨みでもあるんじゃないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それはそうと、これで目的と異変の原因がはっきりしたわ!ありがとう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの異変の時見逃してくれた恩返しよ。それと、これを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

菫子は懐から方位磁針のようなものを取り出し、霊夢に手渡す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに?これ」

 

 

 

 

 

 

 

「それは“サーチクロック”。近くに時計があれば光って反応してくれる優れものよ。

ってパチュリーが言ってたわ。その範囲なんと半径50m以内!」

 

 

 

 

 

霊夢は試しにサーチクロックを館の方に向けてみる、反応は無い。

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどね。じゃあここに用は無いわ」

 

 

 

 

 

 

 

「えっなんで?面白そうなのに」

 

 

 

 

 

 

 

「私は観光じゃなくて異変解決をしに来たの、1秒でも早く主犯格を倒さないと世界が壊滅しちゃうわ」

 

 

 

 

 

 

 

「まっそうね、じゃあ頑張ってね〜」

 

 

 

 

 

菫子は再び後戸の国へと帰っていき、扉は消える。

 

 

 

 

 

 

 

 

菫子が居なくなったのを確認し、一緒についていた安全ピンでサーチクロックを腰らへんにつけ、館と真反対の方向に飛んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビビビビビッビビビビビ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

洞窟の前を横切った瞬間、サーチクロックが振動をあげて鳴り始める。

 

 

 

 

 

 

「!反応!」

 

 

 

 

 

 

霊夢は横切ったところを探り、洞窟に向けると強く反応することに気づく。

 

 

 

 

 

「......ここね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洞窟に入ると、そこには門があり、中は別の世界に通じっているようだった。

 

 

 

 

 

サーチクロックの音が洞窟内に鳴り響く。

 

 

 

 

 

「途中、誰かの声がした気がするけど、気にしない気にしない」

 

 

 

 

 

 

霊夢はそんな気軽な気分で、門の中、“魔界”へと足を踏み入れた────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待ちなさーい!!」

 

門番の声が虚しく響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲートを抜けると、近代的な大都会が見えてくる、ビルも乱立しており、魔界とは思えない風景が広がっていた。

 

 

 

 

 

「外の世界と似てるわね、ここが魔界...」

 

 

 

 

 

道中の敵たちを倒しながら、サーチクロックが反応する方向、魔界の奥へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

BGM.天動のアリストテレス

 

 

 

 

 

 

 

 

進んで間もない時、前に小さな影が現れ、青いリボンをつけた少女が現れる。

 

 

 

 

 

 

 

「アナタね!!魔界で暴れてるっていうのは!!」

 

 

 

 

 

 

 

「懲りもせずまた暴れに魔界に来るなんて、とんだ大馬鹿者ね、博麗靈夢!!」

 

 

 

 

 

 

御伽の国の「アリス」Alice

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさいね。迷子を案内してる暇は無いの」

 

 

 

 

 

 

アリスは魔理沙から奪い返した“Grimoire_of_Alice”を開く。

 

 

 

 

 

「ふん、人間のくせに生意気な!」

 

 

 

 

「あれからもーっとたくさんの魔法を覚えてきたんだから、今度こそ究極の魔法で倒してやるわ!」

 

 

 

 

 

 

「あ、そう、頑張ってね(声が大きい...)」

 

 

 

 

余裕に見える霊夢だったが、かなり魔力の精度が高い相手に警戒していた。

 

 

 

 

それも、ここは魔界、魔法使いは魔法が強化されるが、人間は瘴気で弱体化してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「そうしていられるのも今のうちよ」

 

 

 

 

 

アリスは2体の人形を召喚し、子供とは思えない密度の赤い弾幕を人形と同時に放ち出す。

 

 

 

相当な手練れ、霊夢は手加減せず容赦なく倒しに行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく弾幕を撃ち合っていると、弾幕の色が青や紫、緑・黄に変わっていき、ついにアリスがのびる。

 

 

 

 

 

「ひぐ、そこまでしなくてもいいじゃな〜い...。

なんて悲しきグランギニョル」

 

 

 

 

 

 

「目には目を、歯には歯を、念には念をっていうでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ〜(威嚇)」

 

 

 

 

 

 

 

 

睨んでくるアリスを無視し、魔界の奥を目指し飛び立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビビビビビッビビビビビッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...さあ。出てきなさい、居るんでしょ?“魔界の神”」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「“魔界の神”だなんて、よそよそしいわね」

 

 

 

 

 

 

 

「前みたいにちゃんと“神綺”って呼んでくれないかしら?」

 

 

 

 

 

魔神「神綺」Shinki

 

 

 

 

 

時計を探しているうちに、なんと魔界の果てに着いてしまった。それでもまだサーチクロックは鳴り止まない。

 

 

 

 

 

「ずっとおかしいと思ってたのよ」

 

 

 

 

 

 

「?なにが?」

 

 

 

 

 

 

「私は、初めてあなた達に会ったつもりなのに、何故か全員、まるで知り合いのように接してくる...」

 

 

 

 

 

 

「大丈夫?頭の病院に行った方がいいんじゃないかしら」

 

 

 

 

 

 

「うるさい!とにかく、時計を渡してもらうわよ」

 

 

 

 

 

 

「なんであなたは私が時計を持っていることを知っているの?」

 

 

 

 

 

 

 

「勘よ」

 

 

 

 

 

 

 

BGM.魔神伝説 〜 世界の果て

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、あなたらしいわね。でも、この時計はデザインが良いから渡したくないのよ」

 

 

 

 

 

 

「落し物は届けるのが常識でしょ」

 

 

 

 

 

 

「魔界を荒らす方が非常識だと思わない?だから、この時計が欲しければ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私を倒してからにしなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、時計を巡った神と巫女のつまらない争奪戦が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弾幕を交えていく度に、霊夢は気づく。

 

 

 

 

 

「アンタの弾幕、白蓮とよく似てるのね」

 

 

 

 

 

 

「あら?聖白蓮を知っているの?」

 

 

 

 

 

 

「一度弾幕を交えたことがあるからね、知ってるのよ」

 

 

 

 

交差する鱗弾と、赤い大型弾が混ざった弾幕は白蓮とよく似ている。

 

 

 

 

 

 

「あんなのと一緒にしないでほしいわね。私が似ているんじゃなくて、聖白蓮が私に似せたのよ

 

 

 

 

神綺の背中から悪魔のシルエットの天使のような白い6つの羽が生え、弾幕の構成が急激に変わる。霊夢は動揺して被弾しそうになり、咄嗟にスペルカードを使い弾幕を打ち消す。

 

 

 

 

 

 

 

神技「八方龍殺陣」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと、スペルカード使うなら宣言しなさいよ」

 

 

 

 

 

 

「“スペルカード”⋯?“宣言”⋯?」

 

 

 

 

 

 

だが、霊夢は幽々子から譲られた時計を使ったことで再びいつもの幻想郷に戻ったと思い込んでいたが、この頃、“幻想郷にスペルカードルールは存在しない”。

 

 

 

 

 

 

その瞬間、背中の翼が黒く禍々しく変化し、弾幕が更に激しくなる。

 

 

 

 

 

「だから宣言しろって言ってるでしょ!」

 

 

 

 

 

 

「あなたが何を言っているのかは判らないけれど。戦闘中のお喋りは禁物よ?」

 

 

 

 

 

 

「あなたがその気なら、こっちも反則させてもらうわ!」

 

 

 

 

 

 

霊夢は無詠唱の“夢想封印”を発動する。案の定、神綺は避け切ることが出来ず、被弾しやられてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「魔界の神の割にはあんま強くなかったわね」

 

 

 

 

 

 

「仕方ないじゃない、魔界を創るのにほとんどの力を使っちゃったんだから」

 

 

 

 

 

 

「負け惜しみは聞くに堪えないねぇ。さあ、約束通り時計を渡してもらうわよ」

 

 

 

 

 

 

「はいはい、分かったわよ。早く帰ってくれないかしら」

 

 

 

神綺は時計を取り出して、霊夢の手のひらに置く。

 

 

 

 

 

 

「えぇ、弾指のうちに帰ってあげるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

時計の竜頭を押し、再び次の時代へと遡るのだった────。

 




win版と旧作を複雑にクロスさせたら滅茶苦茶になるので、今回は単調です

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