競技が多いのでトーナメントは前中後の3編ね、無双回か?
読むのダルい人は流し読みで~東方領都春のトーナメント編は話数自体は少ないけど。
午前午後競技と言う感じでしたがそれでも文字数が多くなる;
3日間6競技多いような少ないような?
◆◆東方領都 春のトーナメント編
◆春のトーナメント! 前編
ということでやってきました隣領ウィンの春のトーナメント
参加者のほとんどが騎士or従士or平民となる、一応伝統として初心従士はスルツに乗らずその身の武芸のみで戦う必要があるのでまだチャンドラ君はスルツ騎乗DTといえるw
スルツ戦以外の競技も色々あるのだが個人戦(当然集団戦もあるが中級者向け)だと剣・弓・槍とフリースタイルの徒歩・騎馬障害物と騎射がある。
チャンドラ君は初心参加となりスケジュール最大参加で剣(歩)・弓(騎・歩)・槍(歩)・フリースタイル(歩)・障害物(騎)になる、ちょうど合わせて領都で良い馬(メイア)を入手したのでどうなるか楽しみなところね?
アーヴィン師匠も教導騎士としてナイトスルツ戦の模範試合を依頼されているのでソレを観るのも楽しみにしている。
運営の天幕で抜けなく申し込みをしアーヴィン師匠のほうも大会運営と打ち合わせの間に宿営の設営と簡易ケージの設営に精を出す・・といっても人用の天幕とナイトスルツ・馬用の天幕なんだけどね?宿?こんな超大規模イベントでフラりと来て取れる訳ないのでトーナメントとなればロックフェスとおなじくテント村よね?
スバスに声を掛け手伝ってもらうとすぐ準備も整うこれ従士1人だけだと途方に暮れるところ、なので仲の良い参加者とかで組んでこういう設営することもあるそうな?
容易くスバスと意思疎通し遠隔で作業進めてる成人したばかりのルーキーの異常さに周りの先輩従士・騎士達がビビってたのは内緒である。
そして天幕のなかでアリアがどや顔で胸を張っていたのもw
打合せからアーヴィン師匠が戻りスケジュール通りナイトスルツ戦を観ることも出来そうなので今からドキドキである。
その前に新人従士戦だけどね?メイア一緒に頑張ろうね!っと言うと判ったのか目に闘志が宿り嘶く・・やる気充分だ^^
アーヴィン師匠曰く「まあ騎馬障害物は気を付けてな?毎年死傷者が出る過酷な競争だからな~汚い手を使うやつもいるからそういうのの対応も想定しておくんだぞ?接近させずが一番無難だからな?あと馬の顔を鞭打ってくるバカも居るから馬用のマスクつけとくんだぞ?皮革製のが在ったろ?一応馴らしておくといい」
ということでメイアおねがいね?と革マスクを被せると・・案外大丈夫らしい?
最初が槍(歩)競技・・降参or戦闘不能or場外でお相撲の土俵みたいな台の上で突き合う感じ?
愛用の手槍2.5mの鍵付きで参加相手は大柄のゴツイオッサンだな・・・槍は5mの大槍・・ステージの台が1辺15mの正方形なんで余裕はあるかな?
名乗りを審判からお願いされたので。
「ロック領が嫡子チャンドラと申します!この春従士として修行に入りました先輩の方々ヨロシクご指導お願いいたします!」というと・・ああ~あの子が~とか鉄壁の嫡子だと?!との声も沸き起こる。
ルーキーの伝統ね?で審判の人が中心で開始!と白旗を上げてステージから降りる。
ジワリジワリと間合いを互いに詰めて行き・・攻防の距離に入るや否やオッサンが猛攻してくる突きに突いてくるのを鍵槍で弾きながら突きがゆるんだ瞬間飛び込んで相手の槍を跳ね上げるがそうはさせじと上から体重をかけて抑え込むのを待ってましたと槍に飛び乗って首に槍先を添える。
審判が「勝負あり!勝者チャンドラ!」と宣言する。
特筆することもなく勝ち続け決勝戦・・ルーキーvsチャンピオンの構図。
相手はここ3年の槍優勝者でなかなかの業師との事しかし我に秘策あり、相手の槍も3m弱クラスなのでお互いに突き削り合う戦いになると予想できる、どこまで練りあげた突きが速く粘り強いか?の勝負といえる。
開始と同時にお互いの似た間合いまで詰め寄り突き合いとなる攻撃こそ最大の防御とばかりに突きのピッチが高まっていくが・・しばらくするとチャンピオンのペースが遅れ始める、粘っていたがついに突きのピッチがガクリと落ち瞬間そ槍を弾き飛ばす勢いで突き込み頭に穂先を突きつける。
「勝負あり!優勝チャンドラ!」
おお~~ルーキーホントに勝っちまったな!流石鉄壁の子だな!スゲーと歓声が沸く。
・・アーヴィン師匠のところに戻ると・・
「やっぱりなw優勝すると思ってお前に一点賭けしといて正解だなw儲かったから夕飯は期待していいぞ?」
「え~でもチャンピオンさんナカナカ手ごわかったですよ?」
「オマエの方のスタミナと練度に負けてたじゃねえかw」
「あれは初見のアレですよ・・」
「どういう事だ・・こっちに来て内緒で教えろよ」
「耳打ちで管槍ってのがありまして・・扱く方の手に固い筒を持つするとですね、槍が高速で走るんですよ、今回はグローブの手のひら側に堅い小板を縫い付けてたのでその筒の代わりです」
「ナルホド・・お前の初見のはエゲツナイな;ばらされなければ誰にもわからんとか;」
今日はもう一つ弓(騎)だね!
騎射競技での命中数と精度を競う競技で1周1000mトラックを馬で一周する間にトラック中央側にある的にどれだけ中てれるかの数と同数なら的の中心に近い方が高得点になるので速度基準の旗馬が先導するのに遅れないように並走しながら矢数を重ねる・・弓騎兵の運用に近い状況での競技となる。
ドンドン参加者が試技していく、3走して最高得点を評価するので1・2走は周りと変わらないように調整する、モチロン弓矢はそこらで売ってる曲木短弓と売り物の矢。
そして最終走で本気だす!走る順番を希望できたので最後にしたw初見殺しの本気見せて上げますよ!ここで自慢の馬弓取り出し矢筒から一掴み自作矢の矢束を掴みだし弓手に保持、山ほどの矢を満載してw
スタートと同時にその束から矢を引き出し番えては放つ、恐らく2秒足らずで1射しつつトラックの手前と反対側の的まで狙う・・一方だけだと的の中心部が抜けて輪になっちゃうしね?的が壊れるぎりぎりまで射込んではコース反対側の的も狙い撃つ矢が尽きれば束をとりだし弓手に保持する、会場が騒然とする中でケタ違いの命中数を叩き出し、恐らくトラック一周で3桁くらいは命中したハズ?矢の損耗覚悟ならこれくらいは出来る。
「優勝者チャンドラ!!命中数は今集計中です・・的中142本?!前国内記録だと26本ですから5倍以上!!国内新記録だ!」
・・アーヴィン師匠のところに戻ると・・「オマエゲツナイなwww最後に引っ張って初見かよwあんな速射方法があったんだな~ビックリ箱だなチャンドラはw」
「いやまあ的の的中数だけなら表からでも裏からでも大丈夫だろうとwまだ実践的だったので敵の胸から狙おうが背中から狙おうが差はないと思われるだろうな~と、あと弓も矢もそっち向けですよ?矢も短いし軽いので矢速は早くて外れにくいし引き幅も短くて連射に向くというのも?」
「なるほどな~・・合理ではあるよな?解ってる状況で選べる道具あるならそうするのも良い騎士の嗜みだしな?」
「次は明日かひと財産稼がせてもらったから一番飯の美味い所にいこうぜ!」
「それは楽しみです^^」
アリアも儲けた♪と喜んでる・・え?アールヴも賭け出来るの!!
領都ウィンの中心に近い高級店舗の並ぶ辺りのレストランに突入!ホントは予約制だったらしいんだけど店長さんが試合見てくれてたらしく前途ある有望なルーキー君にゼヒともと席を用意してくれた^^
「まあ明日から凄くマークされるから用心しろよ?」
「ありがとうございます、モチロン最大限気をつけますとも!」とアーヴィン師匠のおごりで豪華な食事になった訳だが・・実は自分で自分に賭けてたので僕も大儲けしてたりするw
宿営のテントに戻りスバスの世話とメイアと師匠の馬たちも世話をしてから早々に眠る。
※トーナメント=王国の政策でもあるが、余裕のある大領主が戦力維持と騎士育成とスカウトを目的に開かれる武術トーナメント・・基本的に3クラスありナイトスルツクラス・ポーンスルツクラス・個人クラスがあって騎士・従士・平民の参加できる広く開かれた大会ではあるがナイト/ポーンのスルツ戦はスルツを自弁しないとダメな感じ。
※まだ出てきていないポーンスルツ=ナイトスルツの雛型みたいな身長3mのいわばパワードスーツクラスね?基本的にはナイトスルツを得る前の騎士の養成用だが主として荷役や設営や軍や陣地構築など歩兵的な補助的に使われるクラス、主に従士やら騎士候補などが運用する。
現代的に言えば・・ナイトスルツが主力戦闘機とすればポーンスルツは人員輸送や多目的な使われ方をするヘリや小型輸送機にあたるがイブラシム王国では地味なので評価は低い。