我水底に溺れるも浮上セズ!   作:蛙カジカ

25 / 88
こう?_鉱物話的な?

気まぐれ投稿!



鉱山村にて、お客さんナニカ持ってますね?

 

そしてようやくヴァン領に到達!領都目指してもう少し!

 

途中の古い鉱山村に寄り道~この辺になるとヴァン領軍の騎士と兵士の姿を見かけるようになる、この時期にはボチボチ国内からトーナメントで早めに来る人が居るのでその警戒もあるんだろうな?・・メインの街道を外れて来てるので呼び止められる、いわゆる職務質問だけどw

 

師匠が素直に教導騎士として弟子を連れトーナメント巡って修行の旅だが期間に余裕があるので物見遊山で来たと説明、身分証を見せろと言うので師匠は国軍騎士証を出し僕はナイトスルツ所持許可のタグをミランダちゃんは東方ウィン領の市民証を提示する・・アリアのは無くても大丈夫。

 

行って良しとのことで鉱山村に入り宿営地を探すと、看板が立ててあるので馬車と荷車を止める。

 

師匠が北方領といえば地下資源とその加工業が有名なのでまあ一般的な例としてお勉強としてみよう!とこの村に立ち寄った感じ。

 

「比較小さい鉱脈でも長く採掘できる豊かな地下鉱脈と露天~坑道といろんなタイプがあるな?こういう村だと採掘量も多くないので俺らみたいなやつに採掘体験を有料でやらせてくれたりする、武器・道具の保守管理だけでなく、基本的な採掘・精練・鍛冶なども出来る方が騎士としても価値が高いからな?これは平民だろうが領主だろうが持ってて損はしない技術と知識になる」・・ほうほう・・

 

村長さんの家を訪ねると・・そういう事でしたら問題ないですそちらのお弟子さん2人に体験してもらいましょうと幾ばくかの硬貨を渡すと諒解してくれる。

 

師匠は宿営で留守番しているから行ってこいとのことで。

 

村長さんが使用人を呼びにやりしばらくすると工夫の人が来たので、この工夫のボブについて実際に鉱物を採掘してみましょう!ボブさんに何も知らないので色々初歩から教えてくださいね?とミランダちゃんと頭を下げる。

 

若様お嬢様任せてくだせえ!と鉱山の見つけ方から鉱物についてのいくつかの基礎知識を披露してくれる・・勉強になるな~!

 

ナルホドとメモをとる、そしてココが選鉱場ですが最初はコレですね?と木の大きなお皿・・内側に筋が彫りこまれている、パンニングという手法ですね?先ほどの選鉱場から零れ落ちた鉱物と川にあるのを狙います・・と川の傍に来て・・

 

「ココラを見て下せえ・・大方の欲しい鉱物って普通の石や砂より重いことが多いです金銀銅鉄錫水銀に貴石も、ここに零れ落ちた鉱物が溜まりそうなソコ(流れが急な川床)とソコ(堆積しやすそうな曲がった流れ)とソコ(川床の岩の隙間)の土砂をこの皿に入れます・・と小さい鍬でかき集め皿に盛り・・こう揺らしながら水の流れで軽いものから落としていきます・・」

 

最期くらいに・・ホラと砂?みたいなのがよく見ると金属?赤いのも黒いのも混ざってるし?ホンの少しだけ金色のも。

 

「黒っぽい砂の細かいのがココのは砂鉄ですコレも割と大事なものですが、赤いのがガーネットですねコレは主に研磨剤とかに喜ばれます、それとこの金色のはアタリですね砂金になりやす^^」

 

へ~~と二人で眺めてからやってみましょうと皿を二つ持ってきて渡されたので聞きながらミランダちゃんは曲がった辺りの土砂を乗せる。

 

僕は川床の隙間狙いで・・うお?!

 

「どういたしやした?」・・この段階で色々採れてるみたい;と皿を見せる・・

 

黒水晶やらブルートパーズやらの小石がw若様運がいい袋に入れましょうと摘まみだして後は揺すって流して見て下せえ~と勧められる。

 

ミランダちゃんも真剣にやってるな~と続いてやってると・・おおお?ボブ先生!

 

また何か?という顔でボブさんが現れ皿をのぞき込む・・

 

「若様ナニカ持ってる人ですね?」とザラリと金色の小石がw

 

「ナゲットって言われる金塊ですね?いい値段しますよ?コレもとっておきましょうね」と砂金も含めたのを小瓶に入れてくれる。

 

ミランダちゃんの方も砂金が取れてご満悦ですね^^

 

「次は鉱山の方に行きましょうこの村のは地下から大きな岩が露出しててその岩に色んな鉱脈が入り込んでます」とこんもり盛り上がる様にせり出した露頭があり側面に連れて行く。

 

「ここ見てくだせえ」と指し示す先見ると岩に隙間といろんな色の岩が脈状に走っている・・

 

「こういうふうに鉱物が層や線状や結晶になって岩の中に走ってるのを削り取って選鉱場に運び砕いて水槽で選別する感じですね?まあ最初にこういうのを目当てに試していく感じです・・アタリハズレはありますよ?」・・と坑道に案内される。

 

「こういう脈の太い所で有望な鉱物が見つかったらその脈を層を追いかけて穴を掘るというか鉱物入りの石をほりだしていきやす・・結果として複雑で長い坑道ができる訳です」

 

カンテラを渡され進んでいく

 

「偶々それほど深くない範囲で脈が伸びてるので天井に竪穴を空けて新鮮な空気を入れておりやす・・これが下の方に深いと空気を送り込む風車や水車が必要になりやすね?」

 

「・・それとなにより大事なのが・・こういう岩で坑道を掘っていくときは丸太で穴を補強していく必要がありやすし、偶に熱い水や悪い空気に埃の問題もあるので産業にはなるんですが苦労も多いです。」

 

「岩が崩れて大勢の人が埋ってしまうということも稀に起きるので鉱山も大変ですぜ」

 

とほどなく脈を掘り進んでる先端位置に・・ボブさんが埃酷いのでこのマスクつけてくだせえとゴーグルと口鼻耳を布でカバーするマスクを出してくる。

 

・・なるほどな~と着け・・工夫達の動きを見る小さいツルハシやタガネやハンマーで掘り進み崩した岩を籠に入れ後ろの人に渡すとリレーで荷車に乗せていき荷車からは丸木を運びおろし途中の人がドンドン穴を補強していく。

 

・・なるほどなるほど・・と急にヘドロ?ドブ臭い臭いが?ボブさんが焦って引きやしょう!と声を掛けてくる・・他の工夫も慌てて入口に向かうが・・バキン・・ゴロドカベキと凄い音がして土埃で何も見えなくなる;

 

一応話しかけるとミランダちゃん・ボブさん・他の工夫さん全員無事、ただどこかで落盤・・坑道が崩れたらしく閉じ込められたかも?とのこと選鉱場の人がその内気が付いてくれるハズだが・・落盤掘り通せるかは微妙とのこと。

 

いっそ空気穴を掘り広げた方が良いかも?と工夫の幾人かが言う。

 

・・なるほどな?・・とりあえず空気穴の傍まで移動しよう、埃が酷過ぎるのでwみんなで手を繋いで移動していく・・天井に光が見えたのでここだな?といことで・・師匠気が付いてくれるといいけど?と思ってると。

 

アリアが空気穴から飛んできた!・・なんかすごい音がして鉱山のほうで煙がふきあがったのでチャンドラを探してた!との事、ミランダちゃんの無事も確認できたようなのでナンカ抱きつき合ってるw

 

アリアに全員の無事と師匠をこの上に呼んできてくれる?とお願いすると任せて!と飛んでいく・・

 

大分埃も落ち着いてきたころ村長さん師匠とアリアが来る・・おおよそ10mくらい?師匠!この穴広げられませんか?と聞くとふむ…坑道避けてナイトスルツ連れてくれば掘れるかな?と言うが外からだと坑道の位置が読めないかも?・・じゃあ僕が遠隔で操作するので近くまで連れて来てくれますか?というとまあソレで良いか?と

 

ファルクマン連れて来てくれたみたいね道具は鉱山用のを村長さんが使ってくれと提供してくれた、崩れるとアレなのでみんなで奥の方に移動、ファルクマンにソコの空気穴壊さないように人間が通れる程度広げてくれる?というと承知との返答、ゴリゴリガツガツゴンゴンと作業開始~おおよそ30分ほどで掘れたので後は人海戦術で砕いた岩を排除していくと程なく無事脱出・・

 

師匠に「幸運持ってるのに事故事件に巻き込まれてるよなw」と笑われる・・確かに;

 

「まあ結果的には幸運にまとめるから、この落盤ももしかしたらナニカのラッキーかもな」と師匠が言うのを聞いていたボブさんが目を見開き村長と何か話す・・二人で慌てて落盤箇所の辺りまで来て見回してると・・おおおお!との歓喜と驚きの声がw

 

みんなでゾロゾロ向かうと露頭の岩の一部が陥没し・・岩の中の空間が見える・・水晶とか他の鉱物の結晶にビッシリ覆われた洞窟が現れており、アリアが中に入り燐光を発するとキラキラ綺麗に反射する・・

 

「これはまた自然の奇跡というか驚異というか・・村長さんに良い観光ネタが出来ましたね!」というと目を見開く!ボブさんも村長も工夫さんたちもソレダッ!!!と叫ぶ。

 

・・のちの遍歴の騎士の洞窟とか騎士のポケットとか言われる観光名所の発見だった。

軽い採鉱体験と絶景の観光で村は長く潤ったそうな・・。

 

村長さんからお詫びとお礼としてデッカイアクアマリンと水晶のクラスターを貰い歓待される・・旅の話をきかせてくださいと言われ故郷から出てくるところからの話をすると

 

「おお・・貴方が近頃有名な遍歴の騎士様でしたか!」

 

「ナルホドこういう事も必然でしたか!」いや偶然だと思うよ?

 

・・そうそうとボブさんが自主採取した鉱物を入れたモノを持ってくる、コッチがお嬢様のガーネット(砂)と砂金ですそして遍歴の騎士様のが黒水晶とブルートパーズと金のナゲットと砂金です。

 

横で見てた師匠が「ほらナンカ持ってるんじゃねえかw」

 

ミランダちゃんとアリアがいいなあ~と張り付いてるので二人にブルートパーズの結晶を1個ずつ記念にあげる事に・・めっちゃテンション上がってるなw

 

いい思い出になるといいね?

 

凄く感謝されながら出立していく・・後にこの時の旅の話が観光パンフレットに由来としてイイ感じに描かれることに;

 

いや今回は濃い寄り道だったな?と師匠・・次は軽くでお願いする!とオーダーされるがそれは誰にもわからないw

 

もう一つ村を経由したらヴァン領の領都となる予定ね?




掘り下げればこういう石話って色々書けるだろうけど;まあ
そんな話でも無しw

あと運のいいヤツって確かに居るよねw
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。