我水底に溺れるも浮上セズ!   作:蛙カジカ

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教導騎士とか先人が指導につかない場合の騎士修行がどうなっちゃうのか?


気まぐれ投稿w


困りものの修行者

 

更に西へと小さな街道を進み・・ある橋に差し掛かったとき・・ソコな騎士修行のモノよ我と勝負しないか?と唐突に声をかけられる。

 

んん?・・と見ると橋の下の河原ににポーンスルツに乗ったムサイオッサンが?仁王立ちしている。

 

勝負ね?どうする?とみんなの目を見ると・・ハイハイ~ボクの出番ね;

 

・・ということでオジサン誰?と聞くと

 

「我こそは巷の従士と言われるベンと申す、騎士修行の旅に出て幾星霜・・ちっとばかり相手の数に難儀しておる・・西方トーナメント目指し徒歩にて旅してきたが・・ややはずれの道に入り込んでしもうたらしい?」

 

・・経緯までありがとう;

 

「ベンオジサンは西方領都のトーナメントに参加する途中なのね?・・でもここから歩きだとケッコウギリギリのような?まあなんにせよ辻試合なんかやってる場合じゃないと思うよ?」・・と言うとオロオロし始める。

 

「・・いやしかし路銀が心もとないので賭け試合でもせんと無理じゃ」

 

・・ふむうとはいえ?ここでノしてあげてもいいけど折れちゃう可能性大だしな?・・

 

「じゃあボクと試合して負けたら僕たちの下僕を領都までやるというのはどう?ボクらも東・北のトーナメントからコッチを目指してきたから間に合う予定だけど?」・・勝ってもそれで!と言い出す;いや勝てればお金いくらかあげるから自分でなんとかしなよ?馬借りたり?その手があった!と手を叩く・・;

 

もうヤダこの人;少し嫌気が射すが仕方なし;

 

どうする?生身でやる?と聞くとポーンスルツで!との希望なのでアッシュ君!と呼ぶキュイッ!とやる気に満ちたお返事・・ミランダちゃんも頷いたので・・

 

「では3本勝負で急所に寸止めで勝敗ということで」というと承知と騎乗し準備する河原の広い所に出て試合になる合図と審判は師匠に・・ということで始め!

 

長い鉄砕棒を高速に振り回し迫ってくる・・コッチは双剣を構え待受ける・・ついに間合いに入り鉄砕き棒がアッシュの頭に振り下ろされた瞬間・・トンッとばかりに地面を足で押し空中に浮く・・鉄砕棒の動きに合わせて回転しながら片方の剣でその動き

を回転運動に取り入れ空中でクルリと回転し背後に・・反対側の剣を伸ばして喉元に突きつけ着地する・・勝負あり!勝者チャンドラ!

 

タラリとベンオジサンが脂汗をかく、両者元の位置に・・始め!

 

次はボクから攻める・・一瞬で距離を詰めたので棒を前に突き出すのが精いっぱいなので・・スルリと棒の下をくぐり脇腹に双剣を突き立てる・・勝負あり!勝者チャンドラ!

 

そして3戦目仕切り直しということで始めの声で両者とも前に進んでいく・・流石にベンオジサンもそれなりに棒術で対応しようと細かく刻んで動かしてくるが・・全部をヌルりと避け続けるそして触れ合うほどの距離に入り込み延髄辺りに剣を突き立てる

 

勝負あり勝者チャンドラ!・・ぐぬぬとベンオジサンが唸り頽れる

 

まあ役者が違うよ!とアリアが二ヤる

 

ミランダちゃんには攻めてる時の色々を教える・・長物相手は普通だと天敵になるから最初のは威力を殺すやり方・2つ目は速度で相手に長物を使わせないやり方・3つ目はどうしてもお互いの間合いで戦わなければならないやり方ね?と説明すると凄く判りやすいです!と喜ぶ

 

後でアッシュ君に乗って想定内で独習してみると良いよ?多分スグ出来るようになるというと嬉しそうにアッシュにカロリーバーを持って行って機嫌を取っている・・仲がいいなあ^^・・さてベンオジサン下僕労働よろしく!・・トホホと肩を落とすオジサン。

 

ベンオジサンの荷物とポーンスルツをファルクマンの荷車に乗せるベンオジサンは馬車の御者お願いね?とみんな馬車のなかに引き揚げトランプでゲームをする・・しばらく道なりだと思ったら・・完全に見知らぬ道に迷い込む御者;

 

仕方ないのでスバスに先導してもらう・・地図読める?と聞くとナントナク土地勘あるので大丈夫!というので念のため地図が見れるよう板に地図を張り付けて渡すと”ありがとう”と言ってくる・・エエ子や!ソレに比べ・・ベンオジサン;とみんなに白い目で見られる

 

・・スバスというアッチのナイトスルツについていけばいいよ!とまた馬車に籠りゴソゴソ手仕事などを?・・いい時間になったので野営ね?ベンオジサンはテント持ってるというので馬車の近くに設営すると保存食に齧りつく・・

 

ああ;・・見てられない・・と止めてこっちにと呼び。

 

料理とか経験ないよね?と聞くとそうだと頷く・・

 

「もしだけど従士のまま軍に入るにしても・・新兵だと雑用の一つとして糧食の調理は付き物になる・・コレも修行だよ?」といい簡単なゆで卵とかサラダとかシチューとか教え込んでいく・・最終的に味を調整し確認させると・・こんなちょっとの差でこんなに変わるんだなと驚いている;

 

「行軍で辛い時でもこんな楽しみが1つでもあれば頑張れるし?全部辛いと軍隊ですら崩壊するからね?」と言うと確かに・・と色々聞いてくる

 

平民枠で教導騎士が付かないとこういう風になるんだな・・と師匠を見ると・・苦い顔をする色々苦労したのね;ミランダちゃんは運が良かったんだね~と思う。

 

そして朝ルーチンにベンオジサンを叩き起こす・・何より体力何が無くても走る体力!と言いつつ追い込んでやる・・スタミナが足りない;・・ストレッチしてると・・身体が硬い・・朝ルーチンだけ欠かさず移動をしていく。

 

聞くともなしに?「ベンオジサンは長く修行してるんだろうけど・・資金はどうやって稼いでるの?」と聞くと・・

 

「簡単な薬を作れるので暇を見つけては色々作って村やトーナメントで売っている、ソコソコ評判がいいんだぞ」とのこと・・どんなのか見せて貰うと。

 

・・薬草を使った軟膏とか割とマトモな感じね?ボクでも知ってる薬草だから間違いないハズ?打ち身に外傷に皮膚炎や虫刺されに肌荒れのやと割と色々な軟膏を二枚貝に詰めて封をし売ってる・・ややミスボラシイ感もあるが・・庶民的ならこんな方がいいのか?

 

コッチで頑張れば資金難にもならないのにね~と言うと・・スマヌ不徳のいたすところだ・・わかってるんか~~いw

 

因みに後のベンオジサン・・薬師の従士としてそれなりに有名になるのであった・・




考えたらそれなりに腕っぷしは強いベンオジサン(ポーンスルツを下賜された訳だから)
でもこんな感じだと・・軍人にも騎士団にも雇われにも向かないよね;
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